アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜


 11月7日(土)

「もういいよ、このアニメ('A`)」
「……芳乃さくら、役に立たない……」
「今回もまた、((((((;゚Д゚))))))ガクブルな展開ですか?」
「いや、今日は……」
「……始まった、けど、あれ、これ……?」
「似てるようで違うのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
吉田玲子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『Canvas2』に見えるんですが……」
「まあ、元絵が同じ人のよしみというか……気分転換?」
「DCSSの構成が、吉田玲子だったなら_| ̄|○」
「女性視点の恋愛モノなら、女性脚本にすべきですよね♪」
「つ嫁」「腐女子は(゚听)イラネ」
「OPは、DCSSの方が良いというか、傑作ともいえる出来だが」
「音夢もいませんしね」
「さりげに……」「( ゚∀゚)o彡゚ エリス!朋子!菫!副部長!」
「霧さんや、部長さんも、素敵な人ですよ♪」
「いきなり水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これは、すばらしく、エロいアニメですね(・∀・)」
 ――研修旅行の引率をすることになった、浩樹。
「すくみず菫たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ツンデレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「サービス回は、サービスに徹してるのも、良いところかな」
「DCSSの水着回なんて、もう_| ̄|○」
「これも、後半は欝展開かもしれないが……」
「スク水フェチ(・∀・)」「主人公は、我らの味方ですぞ(*´Д`)ノ」
「DCSSの主人公なんて……」
「ていうか、今回は、『DCSS禁止!』――の方向で」
「そういえば、『ARIA』も吉田玲子さんなんですよね……いいなぁー」
 浩樹の前で、水着姿を披露する、エリスだが――。
 その大胆な水着姿に、もっと地味なのにしろと、彼は命じた。
「ワンピース……ばばくさい、ですか?」
「ババクサイ人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「霧さん……」「この脚本(ノ∀`)」「美味いギャグだな」
 ――意気揚々と、研修旅行に出発する、撫子学園御一行様。
「霧さんは、お化けが怖いんですね、かわいいかも♪」
「高所恐怖症の菫たん(*´Д`)ハァハァ」
「エリスと霧の、腹の探りあい会話が、良い感じだな」
「悉く、エリスさんを隠すように登場する女性キャラとか面白い♪」
「コメディー系の演出だね」
 恐怖を紛らわせるために、歌をうたう、菫だったが……。
「(ノ∀`)アチャー」「菫たん(*´Д`)ハァハァ」
「菫をダシにして、エリスの嫉妬心を演出するのは、上手い方法」
「ですね。萌え演出と、今後の伏線を上手く絡めてます」
「それが完全に分断してるのが、D
「禁止!」「あらあら……」「あらあらも禁止で」「うふふ♪」
「というか、この雰囲気の良さは、いったい……」
「修羅場になっても、双方に感情移入できそうなんだよね、これ」
「そうですね。霧さんも、エリスさんも、魅力的ですから♪」
「菫エンドは……」「ないから。ゲームでも買いなさい」
「しかし、ゲーム版のシナリオが、ダメポという噂な罠(・∀・)」
「脇役でも、意味のある役で登場してるだけ、よいのじゃないかな」
「ですよね_| ̄|○」「_| ̄|○」
 浩樹と霧の様子に嫉妬した、エリスは……同級生の男子を誘う。
 彼と一緒に、美術館を回ることになるのだが――。
「地味に、特徴のある男子ですね」「ヲタですね(・∀・)」
「専門家っていうのは、言ってみれば、一種のオタクなわけだしさ」
「陶器マニア……渋いなあ」「(ノ∀`)アチャー」
 ……やはり楽しくなかったのか、エリスは、どこかへ行ってしまった。
「自己厨氏ね(・∀・)」「その言葉を、どこかの誰かに、お返しします」
「だーかーらー、某作品との比較禁止!」
 菫の件も片付き、ますます良い雰囲気になってくる、浩樹と霧。
「もともと、仲の良い2人ですから……エリスさん、厳しいよね」
「そこに逆に、物語としての期待が持てるとも、言える」
「なんといっても、吉田玲子さん! もう楽しみで仕方ないッス」
「やはり、劣勢からの逆転大勝利は、燃えますからねえ」
 ――そんな2人の様子を覗き見て、憂鬱になる、エリスだが。
「部長ワロス(・∀・)」
「上手く、暗くなりかけた空気を切り替えてますね」
「伏線パートは、ここまでって感じかな」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「水着(*´Д`)ハァハァ」
「止め絵演出……まあ、悪くないかな」「楽しそうですしね」
「シャッターを切っているのは、どこのタシーロの人ですか(・∀・)?」
「写真部とかじゃないの?」「盗撮(*´Д`)ハァハァ」
「1人だけ別行動の陶芸ヲタが、とてもぁゃιぃですね(・∀・)」
「橋爪くん、だっけ?」「まあ、疑われても仕方ないところだが……」
「ツンデレ(*´Д`)ハァハァ」
「激しく百合の予感がしてまいりました(*´Д`)」
「朋子さんは……うーん、そっちに転んでも、おかしくないのかな」
「エリスは、少し男まさりな部分もあるからな」
 ――肝試しの計画を立てるために、神社にきた、浩樹と霧。
 お化け嫌いをネタにしての、思い出話に盛り上がる、2人。
「キタ!」
 一方、暗くなってきた山道に、水着姿で迷い込んだ、エリス。
「変質者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「レイープ(・∀・)」
「……神社の裏手というところか。かなり暗くなっているな」
「表側の、浩樹さんたちのいる方は、まだ明るいんですけどね」
 ――だが、そこに現れたのは、同級生の、橋爪であった。
「変質者ですね(・∀・)」「まぎれもなく変質者だ(*´Д`)」
 彼は、陶芸のための粘土を、集めていたのだと言う。
「粘土プレイとは、まさしく変態です(・∀・)」「(*´Д`)ハァハァ」
「お前らは……どうして、こうも馬鹿なんだ」
「でも、やっぱり変わり者では、あるよね……橋爪くんも」
「また放置プレイか……憐れなやつだな、この男も」
 橋爪を放置し、浩樹と霧のもとへ向かう、エリス。
「若いんですよ。それしか見えてないっていうか……ね」
「ベテランの意見キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「連戦連敗な罠。・゚・(ノД`)・゚・。」
「どうせ_| ̄|○」「はいはい、作品に集中しましょうね!」
 自分の前で見せたこともない、浩樹の笑顔に、エリスは心が苦しい。
 崩れ落ちて涙ぐむ、エリスに――駆け寄る、橋爪だったが……。
「オワタ(・∀・)」「悪くない、引きだ……」
「予告も、毎回、面白いんですよね♪」
「名塚(*´Д`)ハァハァ」「微妙に下手なのが、妙に合う感じかな」
「主人公に、演技の上手い櫻井さんを使ったのも、正解ですよね♪」
「なまてんもくも、(・∀・)イイ」「平野綾たんが(*´Д`)」

「さて、次からは、また、DCSSに戻るわけだけど――」
「――イヤ。って言ったら、ダメですか?」
「いや、でもほら、今回は、ただの気分転換だから……」
「あんな終わっている世界に、もう戻るのは、イヤなのっ!!」
「……たぶん、もう、最終回くらいしか、書かないし」
「うー、それならいい。がんばる」
「こんな展開になろうとは、つゆぞ、思いませんでした_| ̄|○」




 10月8日(土)

「前人未到、世紀の超名作アニメ、ハジマタ_| ̄|○」
 ――ついに、正気を失い、妄想に取りつかれてしまった、ことり。
「ちがいます_| ̄|○」
「騎乗位キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 純一と、音夢は、家に帰っても、いちゃいちゃいちゃいちゃ……。
「言わないで_| ̄|○」
「これは、もう、ダカーポデイズ以外には、ありえませんね(・∀・)」
 ことりの想いを知る、アイシアもまた、浮かない顔である。
 彼女は、音夢に、純一が好きかと問うのだが……。
「なにが、『変な意味じゃない』んだか……」
「ことりたんが怖いよ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 純一を前にして、正直な言葉を、アイシアに伝えられない、音夢。
「そうやって――」「どうどう」「馬じゃないっ!!」
「もうダメポ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 深い悩みを抱えたまま、アイシアは、外へ出て行く。
「美咲キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ど、どこから出た!?」「……瞬間移動?」
「そうか解ったぞ。美咲こそが、真の『魔法使い』だったんだよ!!」
「……誰かが、いえ、何かが、彼女の姿を借りて、現れて――?」
「そう。それこそが、この初音島の――桜の木の、想いそのもの!」
「それこそが、アイシアの捜し求めた、『魔法使い』なのですね」
「枯れずの桜は、さくらの祖母の思いを継いだものでも、あるか……」
「なぜ、彼女が、こうも『世界』のことを知っているのか――」
「謎は、すべて解けた!」「いや、どうかなあ……」
「――それは、とても素晴らしい、超シナリオの誕生ですね(・∀・)」
 『みんなの幸せのために』――ことりは、口をつぐむのだ。
 美咲の言葉に、アイシアは、それは間違っていると反論する。
 1人を犠牲にして、みんなが幸せになるなんて――と。
「アイシア。・゚・(ノД`)・゚・。」「その言葉だけで、うれしい……」
「ところで、美春の出番は、まだなんでしょうか」「ないんじゃない?」
「環たちの姿も、まるで見えないんですが……」
「上手い脚本家なら、なんだかんだで出してこられるのだがな」
 アイシアは、『純一が困っている』からと言って――
 ことりを、朝倉家に呼び込もうとする。
「嘘をつくのは、よくない……けど、彼女なりに考えて……か」
 留守中の、音夢の代わりに、料理を作ってほしい――と、アイシア。
「しかし、すぐにばれるぞ、その嘘は」
「そこで、魔法で拉致監禁ですよ(・∀・)」
「ことりもさ、そろそろ諦めて、吹っ切れた方がいいんじゃない?」
「そうは、思うのですが……脚本が、そうさせてくれないし」
「負けるのが解っても戦い続けるなんて、旧日本軍でも、あるまいし」
「神風ですか? 大和のように、なにも出来ないまま撃沈ですか!?」
「いっそ、アイシアに原爆を投下してもらいましょう_| ̄|○」
「核搭載の、美春ロボが帰ってくるまでの辛抱ですよ、きっと(・∀・)」
「ていうか、アメリカから、さくらが持ってくるんじゃないの?」
「ソレダ(・∀・)!」
「すべてを、なかったことにできれば……」
タイムマシーンを発明しましょう」
「そのフラグを立てるためには、美春火葬イベントが必要です_| ̄|○」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「そろそろ現実逃避は、やめよう。この『D.C.S.S.』は、ただの駄作だよ」
「ああ、言っては、ならないことを……言ってしまった_| ̄|○」
 久しぶりに、朝倉家での料理をする、ことり。
 けれど、自分が以前使っていたときとは、まるで違っていて……。
「わざわざ変えやがったんだ、音夢がヽ(`Д´)ノ」
「他の女の使っていたままの状態じゃ、イヤってこと――ね」
「ほ、包丁が、白河さんの手に((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「料理をするには、必要でしょう……」
「りょ、両手で握って、料理はしないっ!?」
「キャベツの芯が硬くって……力を入れないといけないんですよ……」
「キャ、キャベツを――音夢の頭蓋に見立てておるのでは?」
「まさか、そんなこと……フフフ……」
「こ、この話の結末次第では――世にも恐ろしい顛末に……」
 ――しかし、冷蔵庫の中には、音夢の作った、まったく同じ料――
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「ぎゃーっ!?」「殺人事件キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あ、あ、あ、あ、暴れるなぁーっ!?」
「ぜ、全滅エンドですか? こんなオチですか、このわれわ――」
「みんな氏んじゃえー!!」
「こ、このアニメは……モウダ……メ……ポ……」
「責任とれ、名和ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「どうみても打ち切りです。本当にありがとうございますた_| ̄|○」
「……見るよ。私は、最後まで見てやる。どんなに死人がでようとも」
「つ、次は、次のとばっちりは、美春ですか!?」
「あはは、お祭りですね。楽しそうで結構なことです、本当に」
 ――神社の祭を楽しむ純一たちだが、ことりだけは不参加。
「ヒキーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ま、まあ、そりゃあんなことがあれば、来られないだろうけど」
「眞子さんは、気楽で、羨ましい……」
「(゚Д゚;)」
「言葉もないか、もう」
「こんな感じですか('A`)」
「これはもう、立派なニートの誕生ですね(・∀・)」
「純一、最悪だろこれ。相手がいなくなったから、ことりでいいって……」
「なんか、こんな作品に出るの、嫌になっちゃいます」
「じゃあ別人ってことで。これに出てるのは、ことり2号だよ」
「あー、そっかー、メソウサなんだー、これー、そっかー」
「そうだよ都ちゃん! おデコ光らせてみなよ(・∀・)マホー」
「あはははは! 私は上原都だったんだー、なわけわるかーっ!!」
「くるみ、かわいいよ、くるみ(*´Д`)」
「……やめようかな、もう……」
「崩壊ですね。崩壊ですか(・∀・)?」
「こんな、クソアニメオブジイヤー、もう見てられないよ_| ̄|○」
「ダメ。見るの。見て、あなたたちは、音夢を叩き続けるの」
「貴方は、カテジナさんですか? それとも、フレイ様ですか?」
「戦いなさい、音夢、さくら……この作品に終止符を打つために!!」
「……まあ、それ以外に、もはや盛り上げようもないんだけどね」
「歌キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「幸せかあ……幸せなのかあ……つらいよね、幸せって……」
「つらかったら、幸せじゃないだろう。そう思おうとしているだけで」
「『辛』と『幸』は、よく似た字です。紙一重の違いなのでしょう」
「美春は、バナナがあれば、それだけで幸せですよ(・∀・)」
「では、からしを塗りたくったバナナは、どうでしょう?」
「う……辛(から)いけど、幸せかも……」
「ていうか、それ、音夢の料理なみに危険な代物に思えるが……」
「しまった! これは巧妙な罠だったのですねΣ(゚Д゚;)」
「何度も何度もフラれる辛さ、思い知るがいい!」
「ネタも、つらくなって参りました('A`)」
「終わろう……」




 9月17日(土)

「アリスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「アリスとくれば、美春の出番ですね(・∀・)」
「なんと――この、アイシアと、アリスのコンビが萌える(*´Д`)」
「Wスターというのは、つまり、この2人のことでいいのか?」
「いえいえ、それは美春のことに決まってますよ(・∀・)」
「アイシアとのほうが、バランスいいような……」
「そんな、愚かなことが……あってたまるものかと_| ̄|○」
「アリス、かわいいよ、アリス(*´Д`)」
 ――遅刻しそうな純一たちは、通学途中で、月城アリスと出会う。
 彼らは、そのまま執事の車で、学校まで送ってもらうことに――。
「音夢先輩キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「病院勤務?」
「音夢に関しては、年齢設定とのバランスが、悪いような……」
「若すぎるんだよね。少し、無理があるように思う」
「見えた(・∀・)」「見えませんが」「見えなくて、いいよね?」
「アイシアなら、たぶん、見せていたのだろうけど……」
「萌先輩キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――水越病院で、手伝いをしているという、音夢。
「子供大好き? 音夢が?」
「棘があるな……。まあ、裏モードということで、なんとか」
「アイシアへの態度から見ても、とても子供好きだとは……」
「というより、彼女は同性に対して、冷たいところがあるのじゃないか」
「つまり、……音夢先輩は、ショタだと言いたいのですか_| ̄|○」
「どちらかといえば、その傾向は、あるのじゃないかと」
「美春にしても、潜在的には、敵だと見てますからな(;´Д`)」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「萌先輩、役立たずだな……」
「セックルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「また、こんな釣りで……」
「私も、1日中、勃ちっぱなしだったりするのですが(*´Д`)ノ」
「はいはい、変態は、EDまで黙ってろよ」
「それは、すばらしい、勃起障害ですね(・∀・)」
 ――アリスの家に、ケーキを食べにいくことになる、純一たち。
「眞子もキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これは、とてもツンデレな、ょぅι゛ょの登場ですね(・∀・)」
「円たん(*´Д`)ハァハァ」
 病院に、音夢を迎えに行った、純一たちだったが……。
 彼らは、そこで、病院に反抗的な少女の姿を見ることになる。
 両親が、彼女に会いにこられないせいだと、眞子は言うが……。
「両親は、サーカスに参加してるって、ことなのかな」
「伏線的に見れば、そうなのだと思うけど」
 ――アリスが、以前サーカスにいたことを知る、アイシア。
 彼女は、少女に、サーカスを見せてあげようと、考える。
「美春は……美春の出番は、まだですか_| ̄|○」
「どうやら、蚊帳の外みたいですね――お互いに_| ̄|○」
「……いきろ」
 けれども、アリスは、その提案に戸惑いを覚えるのだった……。
「なにか、トラウマとか、あったかな?」
「そのあたりは、解決済みだと、思うのだが……」
「円ちゃん(?)が、それを望んでないのを、感じちゃったかな?」
「サーカスに対して、憧れと恨みを、共に感じていそうだからね」
究極の大技を出せば、感動して大団円ですよ(*´Д`)」
「美春には……パートナーは、務まらないと言うのですか_| ̄|○」
「妖精が見えるようなら、大丈夫ですよ(*´Д`)」
「妖精って……瓶詰妖精か?」「あ、さっき、CMで見ましたよ♪」
「いいえ、子安でなければ、意味がないのです_| ̄|○」
 ……というわけで、サーカスの練習を始める、アイシア。
「ブルマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「エロアングルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「M字開脚(*´Д`)ハァハァ」
「アリスさんは、浮かない顔ですね……」
「素人には、やってもらいたくないという思いも、あるかもね」
「事故とか……あるからね。うーん、なんか、新体操かな?」
「むむ、新体操といえば、まき絵の出番です(・∀・)」
「え、いえ、あの私は……貧乳キャラじゃ、ないから……」
「とにかくエロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「アイシア……完全に、エロ担当だな」
「……エロ担当からも、降ろされたわけですが_| ̄|○」
「同じく_| ̄|○」

 『なぜ、そんなに一生懸命なのか』――問う、アリス。
 『幼い頃に、両親を亡くして……』――答える、アイシア。
「その設定は、初めて出てきたな」
「両親は、やっぱり、魔法使いさんだったのかな」
 ……アイシアの言葉は、同じ境遇の、アリスにも共感を与える。
 彼女は、アイシアの練習に、本気で付き合うことになった。
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「美春から……百合までも、奪おうというのですか_| ̄|○」
「あ、ほら、美春っぽいのきたぞ」
「背景の上に、判別すら、よく付かないわけですが_| ̄|○」
「同じく……」
 ――子供たちの前で、小さなステージを開く、アリスたち。
「レオタード(*´Д`)ハァハァ」
 催し自体は、大盛況で、あったけれど……。
 両親のことを考えてしまい、まどかは、外へ飛び出してしまう。
「音夢……監督不行き届きです」
「音夢の作画が、やばいな」
「アリスと、アイシア以外は、今回作画が死んでます_| ̄|○」
 ――事故で、船とともに、海に乗り出してしまった、まどか。
「このまま乗っていれば、両親に会えますね(・∀・)」
 アイシアが魔法で出したリボンを手に、崖から降り立つ、アリス。
「アリス、カコ(*´Д`)イイ」
 まどかを背負いながら、アリスは、細いリボンを駆け上がる。
「すごいです♪」「超人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……危ういところを、彼女たちは、純一に助けられるのだった。
「主人公特権だな」「朝倉くん、ナイス!」
 『最高のサーカスだった』――まどかも、満足したようである。
「めでたし、めでたし♪」
「もう一歩、なにかが、ほしいところなのだが」
「美春の出番を_| ̄|○」
「作画に引き摺られて、演出も、思い通りにいってないような……」
「『ネギま!』も、そうだったけどね……アニメは、難しいな」
「止め絵が多くなると、苦しいですね……」




 9月10日(土)

 ――『魔法少女』モノのマンガに夢中になる、アイシア。
「おのれ、音夢(*´Д`)」
「な、なんだか、萌えてるように見えるのは……気のせい?」
「バ、バカな!? 私は、ことりたんの味方ですぞ(;´Д`)」
「ようやく、音夢先輩の素晴らしさが、わかってきたようですね(・∀・)」
「まあ、作画が良ければ、美少女には変わりないからな」
「ヤギキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……ということで、ななこの話なのは、確定か」
 ――原稿を盗んだ、ヤギを追いかけてくる、彩珠ななこ。
「見えた(*´Д`)」「アイシアと、ななこか」
「メガネ、メガネ_| ̄|○」
 原稿を取り戻そうとする、アイシアだが……逃げられてしまう。
「エロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「やはり、このアニメは素晴らしかった(*´Д`)ハァハァ」
 ――ななこと仲良くなろうとする、アイシア。
 集中できなくて、原稿が進まないのだと、ななこは言った。
 ――杉並によって、ななこのアシスタントにされてしまう、アイシア。
「いいツッコミです、アイシア♪」
 彼女によって、杉並が、ななこのマンガのファンだとばれてしまう。
 一方、杉並と、アイシアがいないことを心配する、眞子たち。
 工藤は、2人の関係を、邪推したりもするのだが……。
「つまり、杉並には、ロリの疑いがあるのですね(・∀・)」
「……ありえなーい」
 ――それでも、まるで原稿の進まない、ななこ。
「後ろにいる、アイシアが、プレッシャーになってないか?」
「それも、あるとは思いますが。スランプですね、普通に……」
 結局、『先生の邪魔だ!』と、アイシアは、追い出されてしまう。
 ――買い物に出た、アイシアは、編集者らしき人物と、遭遇する。
「ちょっと、渋い、お兄様って感じでいいですね♪」
「男キャラは、けっこう、いい感じのやつが多いよな、このアニメ」
「魔法少女アイシア(*´Д`)ハァハァ」
「アイキャッチを、毎回変えているのは、頑張ってると思います」
 原稿が進んでいないことを知られ、怒られる、ななこ。
 彼の描かせようとする話に、納得のいかない様子の、彼女。
 『魔法を捨てる魔法少女』の話に、アイシアは、激高してしまう。
「それまでのファンを、切り捨てることに、なるかもしれないし……」
「それは、つまり、怒涛の打ち切り展開ですね(・∀・)」
 ――『魔法の素晴らしさを、見せてあげます!』――
 アイシアは、現実路線を求める編集者に向けて、言い放つ。
 『1日だけ、待ってほしい』――ななこは、彼に、そう頼むのだった。
「音夢先輩の殺人料理キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「見た目だけは、いい……のは、ゲーム設定なんだよな」
「宮崎版アニメとは、やっぱり、あまり繋がってないかも」
 ――生徒たちを魔法で幸せにする様を見せようとする、アイシア。
 けれども、やはり……上手くは、いかなくて……。
 様子を見ていた編集者と、ななこも、怒ったり、呆れたり――。
「ことりキター♪」
「みっくん、ともちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「みっくんの方は、少し、イメージが変わってるかな?」
「デザイン的に、PS版寄りなのは、確かですけどね♪」
「佐伯加奈子と、森川智子――だっけ、本当は?」
「魔法があれば、どんなバカでも大丈夫(・∀・)」
「『バカ』に、妙に力が入ってるな……」
 テストの点が悪かった、智子を、幸せにしようとする、アイシア。
「だめだ……」
「コスプレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「魔法少女アイシア(*´Д`)ハァハァ」
「アイキャッチのか……」「な、なかなか、大胆な衣装で……」
「なんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「美春……_| ̄|○」
「バカがきた……」
 アイシアの呼びかけで集合した、怪しいコスプレ集団……。
「( ゚∀゚)o彡゚ おっぱい!おっぱい!」
「眞子まで……なにをやってるんだ(;´Д`)」
「……美春、こういうの一度やってみたかったんです_| ̄|○」
「かわいいと、思いますよ♪」
「ことりたんも、やればよかったのに(*´Д`)」「え、いえ、私は……」
「手作業かよ……」
 壊れた砂の城を、元に戻そうとする、アイシアたち魔法少女軍団。
「しゃちほこキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……だが、失敗して……子供たちは、怒って帰ってしまうのだった。
 落胆した、ななこは、魔法のないマンガを描こうと考える。
 それでも、頑張り続ける、アイシアだったが……。
 戻ってきた少年とのやりとりで、ななこも、何かを掴んだようである。
 そして――。
 結局、彼女のマンガから、魔法が消えることは、なかった。
「よい、お話でした♪」「普通だな」
「音夢が脇に行くだけで、マトモな話になるものですな(;´Д`)」
「美春が……池沼なんですが_| ̄|○」
「まあ、こんなものじゃないか?」
「そうそう。物事を、常にポジティブに考えられるって、いいですよ♪」
「それを、バカとも言うわけだけどな……」
「バカといっても、良い意味で使われる、バカというのもありますし」
「愛される、バカというやつだな」「バカだ、バカだと_| ̄|○」
「まあ、あれだ。バカと天災は、紙一重?」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「よしよし……」




 8月27日(土)

 ――昭島から、音夢の本当の想いを聞かされた、純一。
 純一は、彼女に謝ろうと、校門の前で待っていたのだが……。
 家に帰っても、ぎくしゃくしたままの2人に、アイシアも困り顔である。
「音夢ウゼー氏ね('A`)」
「これは、また、音夢先輩の深謀遠慮も解らない愚か者ですね」
「うーん、あまり、言いたくは、ないのですけれど」
「いいんじゃない、言っちゃえば」
「アイシアちゃんへの態度、悪いよね。これで、メインヒロイン?」
「負け犬の遠吠えですかね(・∀・)ニヤニヤ」
「――!!」
「まあ、しかし、ヒロインらしからぬ態度なのは、確かだからな」
 ――『アイシアの世話になど、ならない』と言い放つ、音夢。
「じゃあ出てけよ('A`)」
「存在感が、大きすぎるんだよね、音夢っていうのはさ」
「まさに、種死の悲劇再びです_| ̄|○」
「あんたって人はァァァァァ!!――って感じかなあ_| ̄|○」
「キラきゅんが正義であるなら、音夢先輩も、また正義ですね(・∀・)」
「長谷川め……嫁と同レベルなど……情けない_| ̄|○」
「音夢がいると、誰も朝倉家に近づけないよ……」
「アイシアがんがれ! 腹黒性悪女を魔法で倒すんだヽ(`Д´)ノ」
 ――『私のせいで、こうなったのか』と、自身を責める、アイシア。
 純一は、音夢に謝りながら、アイシアのことを説明する。
「自分さえ良ければ、いいんだよね、彼女は……」
「恨みゲージが((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「ところで、『スクールデイズ』という世にも恐ろしきゲームの話を……」
「ダカーポデイズ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「ノコギリ……刑罰みたいだね」
「うつろな目で、刃物を見つめるのは、やめてください((((((;゚Д゚))))))」
「出番が、なかなかこなくて、ヒマなんですよ♪」
「所詮は、シンと同じ、カマセだったということですね(・∀・)」
「私は、負けない。――私は、この力で、すべてを薙ぎ払う!!」
「――にょわっ!?」「た、たわけ!! の、鋸を振り回すでないっ!?」
「こ、こここの、デスティニーのアロンダイトで、貫いてはぁはぁ……」
「ことりたんが壊れた。・゚・(ノД`)・゚・。」
「落ち着け。もうすぐ、さくらが来る。一気に逆転もできようて、な?」
「芳乃さんは、でも……そう、敵の敵は味方――なら、私は」
「ことり、アイシア、さくら連合で、悪しき朝倉音夢を討ちましょうぞ(;´Д`)」
「おやおや、無敵の音夢先輩に、脇役どもが勝てるとでも?」
「やめてよね。本気になった音夢に、ことりが勝てると――_| ̄|○」
 ――『せめて、アイシアとは普通に接してやってほしい』と、純一は言う。
 けれど、『自分には関係ない!』と、音夢は、それを拒絶するのだった。
「もう追い出せよ、そんな奴('A`)」
「なんか、前作よりも性格悪くなってるよな、どうみても……」
「かわいげがない。……これに萌えられる人って、スゴイと思う」
「むむむ、反音夢組織の力が、強くなっているじゃないですか……」
「音夢は、別に嫌いじゃなかったんだけどなあ_| ̄|○」
「つまり、脚本家氏ねということで、FAですね」
「……それは、私だって、音夢を憎むような真似は、したくないよ……」
「これが終盤の話なら、まだ盛り上がったと思うのだけど」
 ――朝、早くに、家を出て行った、アイシア。
 彼女は、公園で、不思議な少女と出会うことになる。
「さくら……じゃないじゃん」「予告に、……騙されましたかね」
「頼子さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ていうか、美咲だ」
 ――純一と、音夢について、アイシアに助言をする、美咲。
「しかし、原作を知らない視聴者には、『誰これ?』状態だろうな」
「『前作』じゃなくて、『原作』というのが、ミソでしょうか」
「せめて、名乗らせてやらないとな」
「『謎の少女』を強調したいのでしょう。いずれ、説明もあるかと」
「美咲の出番は、これで終わりですよ?」
「いや、さすがにそれは……ないと信じたいのだが」
「美春キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――翌朝、音夢のもとを訪れた、美春。
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これは、とても素晴らしい、シナリオですね(*´Д`)」
 美春と一緒に、朝早くから出かけていった、音夢。
 ――アイシアは、『一緒にピクニックに行こう』と、純一を誘う。
 彼女が、彼を誘った先は、あの『枯れずの桜』の場所であった……。
 そして、そこには、美春に誘われた、音夢も現れる。
「そういう、計画だったんだ」
「これは、とても素晴らしく上手い、棒読みセリフですね(・∀・)」
 ――さくらの祖母が、いかに音夢を気にかけていたかを語る、純一。
 その言葉に、頑なな音夢の心も、ほだされていく。
 そして、純一は、桜の下で、改めて宣言する。
 『これからも、音夢を守り続ける』――と。
恋人として_| ̄|○」
「死刑宣告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ことりうあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「のこぎり……のこぎりを……」
「しかし、こんなにあっさりとまあ……何がしたかったんだか」
「ブザマな女を笑いものにするためですね(・∀・)」
「あんな桜……切り倒す。もう必要ない。燃やしてやるんだからっ!!」
「これは、とてもいい、最終回ですね(・∀・)」
「最終回なら、いいんだけどね……あと、1クール以上あるのに」
「では、話数が不足しそうな種死に、分け与えましょう(・∀・)」
「……結局、『総集編』に使われるだけで_| ̄|○」
「というか、種死で不足するというのが、どうしようもない感じだが」
「いっそ、ドタバタギャグだけやっていてくれれば、良かったのに……」
「下手に恋愛要素入れたせいで、傷つくキャラが、出ちゃったね……」
「_| ̄|○」
「まあ、今までの話は、なかったことにして……仕切りなおそうか」
「次回は、環かわいいよ環ですな(*´Д`)ハァハァ」
「ようやく、PSのキャラの話だし……欝な展開には、ならんだろうしな」
「欝ですが、何か_| ̄|○」
「なんかほら、記憶を消す魔法とか、あるんじゃないカナ?」
「ベッキー、じゃなくて――さくら先生に、頼んでみましょう(;´Д`)」
「しばらく、出てきそうもないけどな、さくらも」
「周りが楽しそうなのに、1人だけ、蚊帳の外だなんて_| ̄|○」




 7月23日(土)

「今世紀最高最後の無敵作品ハジマタ(・∀・)!」
「じ、実は……最近は、ぱにぽにだっ――」
「そうそう! 上原都さんの、おでことか、すごく素敵ですよね♪」
「お――オンドゥル……本当に裏切ったんですかッ!?」
「い、いえ、別にその、ちょっと、出番が減ってるからとか……」
「宮田晶たんや、6号さんのエロかわいさに、ノックダウンですよ(*´Д`)」
「1話では、負けてなかったんですが……」
「新房監督の、ありあまるセンスが勝った……というところかの」
「良くも悪くも、普通の作品になっているので、これは……」
「では、最強対決は、『ぱにぽにだっしゅ!』と『涼風』ということで」
「その2つを比べるなよ……」
「でも、私は信じていますよ。ここからの――逆転優勝を!!」
「演出等では負けていても、ストーリーで巻き返せるからね」
「そうですよ。彼らには、恒例の『死のロード』がありますからね(・∀・)」
「……なんの話をしてるんだ?」
「CD(中日ドラゴンズ)の、逆転優勝を_| ̄|○」
「『SHAFT』も『feel』も、そう体力的に強い製作会社では、なかろうが」
「息切れしないで頑張ってほしいですね……ていうか、切磋琢磨?」
「能登の出ている『苺ましまろ』が優勝と、言ってみるテスツ(・∀・)」
「いや、あれは、ちょっと……微妙」「……ですね」
 ――アイシアと一緒に暮らすことになった、純一。
 彼から、『学校』の話を聞き、様々な想像をする、アイシア。
「妄想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 朝になると、彼女は、1人だけで勝手に家を出て行ってしまう。
 彼女の向かった先にあったのは……風見学園。
「環キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「工藤キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――学園内を、私服のままで徘徊する、アイシア。
 環や、工藤は、そんな彼女の存在に、不審を抱くものの……。
「アイシア、かわいいよ、アイシア(*´Д`)」
「美春キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「バナナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「美春は……元気だな」
「前作や、ゲーム版よりも、さらに、声に張りがある印象ですね」
 ――アイシアたちより、少し遅れて登校してくる、眞子や、美春。
 『朝倉は、どうしたのか』と、彼女に問う――眞子。
 『アイシアがいるから大丈夫』と、美春は答えるものの……。
「杉並キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 アイシアを信用していない、眞子は、純一のことを心配するのだった。
 ――その頃。
 朝倉家では、当然のように起きられない、純一の姿が――。
 一方、アイシアは、生徒たちのいる中、学園内の徘徊を続ける。
「ことりたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キター♪」
 授業風景を覗き見て、『魔法の授業』だと勘違いする、アイシア。
「サイタマ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「アリスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うわ、凄い……って、そっか、サーカス出身でしたっけ……」
「これは凄まじい、曲芸っぷりですね(・∀・)」
「見えた(*´Д`)ハァハァ」「あはは、見えますね……」
 それらの様子から、ここが『魔法の学校』だと確信する、アイシア。
 アイシアは魔法を使って、学園内に様々な混乱を引き起こしてしまう。
「すべて、良かれと思っての、行為では、あるのだろうが……」
「モブの女の子が、萌えすぎですな(*´Д`)ハァハァ」
「名前のないようなキャラも、丁寧だよね」
 ――ようやく、目を覚ました、純一。時刻は、11時半……遅刻である。
 大急ぎで、彼は、家を飛び出していくことに。
 学園に着くと、そこでは、奇妙な『超常現象』の噂で持ちきりであった。
「巫女装束な環たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「おお、変身だぁー」
「これは素晴らしい、『朝霧の巫女』のアニメ版ですね(・∀・)」
「まあ、いたけどさ、似てるの。変な必殺技の演出とか……」
「そんな記憶は封印しました_| ̄|○」
 眞子の言葉で、純一は、それが、アイシアのせいであると気付く。
「美春キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「美春空気嫁!」「逝ってよし?」「まあ、とりあえず、厨房氏ねと……」
「しかし、残念ながら――美春は、もはや厨房では、ないのです!」
 ――美春を連れて、アイシアを捜しにいく、純一。
「ことりキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」「本命、きまシタ!」
 途中で遭遇した、ことりも、アイシア探しを手伝うことに……。
女子更衣室キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「サービスシーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 環や、工藤たちも、少女を捜して、学内を走り回ることに……。
 ――そして、その頃……アイシアは、保健室で眠っていた。
「変態ロリコン教師キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「ヤバイ、アイシアがヤバイ、マジヤバイ(*´Д`)ハァハァ」
「お前らは……変なマンガの読みすぎじゃないのか」
「ごきげんよう(・∀・)」
「なかなか、礼儀正しくていいですね、アイシアさんは♪」
 ……ベッドを借りた礼を、保険医に対して言うと、アイシアは出て行く。
「朝倉純一の名に、妙な反応をしたな、この男。伏線か……・」
「走り疲れて死にそうな、美春にワロス(・∀・)」
「_| ̄|○モウダメポ」
「ロボットじゃないから、体力的に厳しいのか、美春は……」
「バ、バナナンパワーで、脅威の運動能力を手に入れた無敵の……」
 ――眞子たちにも追いかけられながらも、ようやく、アイシアを発見。
 つまづいて倒れた彼女を、抱きとめる、純一。だが……。
「(゚∀゚)ハグハグハグ!」
 その様子を見つめる、生徒たちの視線には、恐ろしいものがあった。
「演出ワロス(・∀・)」「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 少女に、『御主人様』と呼ばせる、純一は、彼らの不興を買い……。
 彼には、恐ろしい蹴りの嵐が、見舞われることになるのであった。
「『御主人様』は、なあ……。アレな犯罪も、あったことだしな」
「つまり、『これが私の御主人様』は、最悪なアニメなのですね(・∀・)」
「いや、別にそんなことは言ってないし……見たことないし……」
 ――杉並の協力を得て、なんとか逃れることに成功する、純一たち。
 アイシアの秘密に迫ろうとする、杉並だが……ここでは、引き下がる。
 帰り道――。
 アイシアは、『学校に通うのが楽しみで待ちきれなかった』と言った。
 今まで、ちゃんと通ったことが、なかったからと……。
 純一を、『偉大な魔法使い』と勘違いしたままの、アイシア。
 みんなを幸せにするために、自分も頑張ると――彼女は、宣言する。
 彼女の天然な勘違いっぷりに、困惑するばかりの、純一であった。
「ところどころの、コミカルな演出が、とても良いと思うぞ」
「『ぱにぽに』にだって負けてないっ!」
「いや、それは、どうかなあ……」
「わ、我々が、この作品をサポートしなくて、どうするんですか!!」
「い、いや、別にしちゃだめとか、そういうわけじゃないし……」
「なんか、ベッキーぽいカナ(・∀・)?」
「……どっちかっていうと、原作ノリなんですけどね、ここは_| ̄|○」
「そ、そうなんだ……」「マホ(・∀・)?」




 7月2日(土)

 ――新番組
「全世界最強最大の超傑作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」「キター♪」
「……うん。ところで、今度の監督は、『宮崎なぎさ』じゃないわけね」
「なぎさ(゚听)イラネ」「なぎさ氏ね(・∀・)」
「『ネギま!』のうらみが……」
「あの作品はね、とにかく、向いてなかった。それが不幸であったな」
 ――ともかく、本編。
 砂浜で遊ぶ、少年。母親に呼ばれて、彼が去った後には……。
「冒頭の場面だが、微妙に『Air』を意識しているか?」
「微妙に、ですね。『ケンちゃん』って、誰だろう?」
「これは、凄まじく、伏線の予感(・∀・)!」
「そうかなあ……?」「ただの、三日月を表現する、演出と思うが」
「ついに、杉並の本名が明かされる日がΣ(゚Д゚;)」
「杉並君が、『ケンちゃん』?」「……違うんじゃない」
 ――音夢からの、手紙。
 彼女の声をBGMに、今の、初音島の様子が描かれる。
「……桜が、枯れているな」
「うん。前作から、2年くらいたってるって話」
「つまり、我々は、高こ……もとい、本校に通っているのです(・∀・)」
「音夢は、どうやら、看護学校へ通っているようですな」
「むむ、それは、一大事ですね……」
チャンス……かも
「何か?」
「いいえ。他の人たちに、その分、出番を与えられますかな〜って」
「つまり、これは、音夢が自分だけで決めて、出て行ってしまったと……」
「おそらく。死亡説もあるようですが……私は、ないと思います」
「……残念ながら?」
「えっ!? ま、まさか、そんなっ、帰ってこなくてもいいだなんてっ!?」
 ――朝。朝倉家。
 相変わらず、寝坊気味な、純一を――優しく起こす、少女の声……。
「あれ? 音夢か?」
「いえいえ。これは……美春キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「な、生……?」
「桜が枯れているので、ロボの、ミハルでは、ないのです」
 ……音夢の声真似をして、純一を起こしたのは、天枷美春であった。
「見えた(*´Д`)」「美春にも、見えました(・∀・)」「見えない……」
「前作よりも、エロ成分は、上がっているのかな……」
「バナナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「バ、バ……バナナ!?」「ま、待て、美春、それはッ――!!」
「これは、とても素晴らしく立派な、皮のついたバナナですね(・∀・)」
「皮なんて、皮なんて_| ̄|○」「いきなり、下ネタですか……」
「いや、しかし……なぎさには、これは無理だ……」
「『ネギま!』でも、それ系のネタは、すっ飛ばしてましたからね」
「やはり、この作品は、全世界最大最強のようですね(・∀・)」
「しかし……美春は……本当に、馬鹿だったんだな……」
「ギャガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「ギャ、ギャグですから。本気にしないで、あげてくださいね?」
 ――朝倉家の朝は、騒がしかった。
「OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うん?」「……前奏だけで、オワタ_| ̄|○」
「次回を楽しみにしておこう。よもや、未完成というわけでも、なかろう」
「まさか、そんな、『ステルヴィア』じゃあるまいし'`,、(´∀`) '`,、」
「シリーズ構成は、長谷川勝巳か」
「『φなる・あぷろーち』『W Wish』の人ですね。期待しておりマス♪」
「眞子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――登校風景。
 純一と、美春に、元気に声をかけるのは……友人の、水越眞子。
「眞子の肩がエロい(*´Д`)ハァハァ」
「袖が、非常に短いわけだな。美春のものと比べても」

「見えた(*´Д`)」「見えました(・∀・)」「見えない……」
 眞子は、純一を起こした褒美にと、美春にバナナを差し出すが……。
「私も、お前に、バナナをやろう(*´Д`)」
「これはまた、フニャフニャな、腐ったバナナですね(・∀・)」
「_| ̄|○」「あの、自虐系の下ネタは、もう、そのくらいで……」
「いや、否定してやれよ……」
「あー、えー、そうだ! 冷凍庫に入れれば、釘だって打てますよ!」
「もういいです。・゚・(ノД`)・゚・。」
 しかし……『バナナは嫌』だと、美春は、逃げてしまうのだった……。
「工藤キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「杉並くんもきたー」
 友人たちと朝の挨拶を交わしつつ、教室に向かう、純一たち。
「サイタマサイタマー(・∀・)」「ななこも見えた(*´Д`)」「見え……」
「際どい描写が、多いな」
「アリスさんも♪」
「キャラ紹介だね、このあたりは」
「『D.C.P.S.』の設定を、挟んでますね。当然だとは、思いますけど」
「前作の『なぎさ版』というより、ゲームの続きという感じかもね」
「クマー(・∀・)」
「環キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「胡ノ宮さんは、ちょっと、ゲームと印象が違うかな?」
「造形が、すっきりした感じは、するね。これは、これで、良いのかも」
「髪の量を、減らしてるみたいだけど」
 ――昼休み。
 眞子から、特製の弁当をもらう、純一。
「鍋コネー」「んー、というか、萌さんは?」「ニートになりますた(・∀・)」
「家事手伝いと、いうことらしいが……」
「卒業したんだ……じゃあ、わた――朝倉くんたちは、3年生?」
「そう、なんじゃないかなあ」
 憎まれ口をきく、杉並と――屋上で喧嘩をはじめる、眞子。
「やきもちっぽい……かも」
「後ろで、眞子に、グローブをはめてやっている、アリスが良い感じ」
「眞子まで見えるとは、すばらしい(*´Д`)」「う、うーん……」
「コマ送りで、確かめるなよ……」
「あーっ! ホントに、なんか、それっぽいのが見えてるーっ!?」
「だから、言ったじゃあないですか(*´Д`)」
 ――自分も、何か、『朝倉様の力になりたい』と言う、環。
 美春や、眞子は、自分たち『サポート部隊』に任せろと言うけれど。
「サポート部隊ねえ」
「音夢さんが、突然いなくなって……朝倉くんも、落ち込んだだろうし」
「朝倉先輩を更正させれば、音夢先輩も喜びますので!!」
「それより、後ろで、がたがたやってる、眞子たちが面白いな」
「んー、どれどれ……」
「スロー再生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「謀ったな、美春ーっ!?」
「……とか言ってますね、杉並先輩は」
「バナナにつまづいて、その隙に、殴られたようです……」
「うーむ。こういうのも、『ネギま!』でやってほしかった演出だよな」
「つまり、『ネギま!』2期は、このスターフでケテーイですね(・∀・)」
「できるのなら、ね……それでも、良いと思う」
 ――美春たちのサポートで、『できる』人物になってきた、純一。
「カッコイイッス♪」
「ことりたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ん♪ ちわッス!」
「最初の提供場面といい、今回は、ことりがメインのようだが」
「そうみたいですね♪ なんか、ようやく春がきたーって感じ?」
「まあ、それも、音夢先輩が帰ってくるまでの、当て馬ですけどね(・∀・)」
「……遅かったな、と言ってあげますよ」
「こんなとこで、修羅場るな、お前たち」
「ことりたんも、見えた(*´Д`)」「ハァハァ」「おさばらだ(・∀・)」
「やっぱり、『Air』してるぞ、これ」
「でも、やっぱり、ちょっと勝ててないんですけどね……」
「京アニは、『神』なので(・∀・)」
「しかし、これでも充分(*´Д`)ハァハァできるほどのものですぞ!」
 ――学校帰りに、海辺で遊んだり……恋人のような、純一と、ことり。
 誰もいない、音夢の部屋には……真新しい、本校の制服が――。
「やっぱり、突然、気が変わったってことなんだろうなあ」
「うたまるキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――枯れた、桜の木の根元にやってきた、うたまる。
 そして、マントを羽織り、深くフードを被った、謎の人物が現れる……。
「これが、新キャラの、アイシアだよな」
「そうですね、たぶん。……さくらさんは、消息不明らしいです」
「彼女も、終盤に帰ってくるのですね。『初音島よ、私は帰ってき――』
「か、核は、ダメだから、核はっ!」
「まあしかし、ガンダムっぽく、三つ巴状態には、なるかもな」
「ま、まさか、ことりたんが、シーマ様に(;´Д`)」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「そして、音夢先輩は、朝倉先輩を討たれ、美春と結ばれます(*´Д`)」
「なに、その、ニナ・パープルトン……」
「ていうか……『0083』は、やめましょうよ_| ̄|○」
「では、感動的な作品と名高い、『0080』ということで――どうでしょう」
「コトリ・マッケンジーと、ネム・ワイズマンが戦うと……?」
「音夢先輩が、ミンチに_| ̄|○」「嘘だと言ってよ、音夢。・゚・(ノД`)・゚・。」
「だから、そういう……人が死ぬようなのは、やめてさ、もっとこう……」
「では、全員が浄化される、『ダンバイン』で(・∀・)」
「全滅エンドじゃん……」「おお、最後の締めが、若本様に(*´Д`)ノ」
「アメェェェェ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――Bパート。
「よし、アイキャッチ、げっつ!」
「どうせ、今回だけですよ……」
「ことりたんのカバンに、バナナ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「練習用ですか(・∀・)」「な、なんのことでしょう……」
 傘のない、純一たちは、どしゃ降りの雨の中を、走って帰る。
 途中で、雨宿りをする、2人だったが……。
「これは、いい、濡れ濡れっぷりですね(・∀・)」
「透け透け(*´Д`)ハァハァ」
 その2人の前を、うたまるに連れられて、謎の人物が過ぎていく。
 ことりたちのおかげで、『もうすっかり立ち直った』と言う、純一。
「身体で返す(*´Д`)ハァハァ」「――ッ!?」
 純一の冗談を、真に受けてしまい、その気になっていく、ことり……。
「ちょ、ちょ、ちょっと待って! それ、なんかヘン! 違うっ!!」
「セックル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 態度のおかしい、ことりに、純一もまた、気持ちを昂ぶらせていく。
「だ、だ、だ、だ、だからっ!!」「(*´Д`)ハァハァ」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ことりの身体を抱きすくめるように、手を伸ばした、純一は――。
「あ……」
「寸止めキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんだよ、もう_| ̄|○」「というか、ギャグだから、これ」
 ――車に撥ねられた泥水から、ことりを庇った、純一。
 けれど、ことりの、胸のドキドキは、収まらなくて……。
「ちょ、ちょっと、期待したのは、否定できない――のですけれど」
「これは、いい、濡れ濡れっぷりですね(・∀・)」
「うー」
 ここにいても仕方ないと、2人は、再び雨の中に駆け出す。
 ……辿りついたのは、朝倉家。
 音夢のいない……純一と、ことりの……2人だけの、家――。
「ま、またそういう……」
 冷えたままでは、風邪をひく――と、彼女に風呂をすすめる、純一。
「(・∀・)ニヤニヤ」「うー」
 『一緒に入る?』
 冗談めかして言う、ことりでは、あったが……。
「じょ、冗談! そう冗談! あ、朝倉くんなら、解ってくれるもん!!」
「なんだか、必死ですねえ(・∀・)」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「お、ちゃんと、風呂の場面もあるのか?」「え、あるの!?」
「脱ぎ脱ぎ(*´Д`)ハァハァ」「黒ぱんつコネー(・∀・)」
「い、いつも黒ってわけじゃ、ないんだからっ――あ、いえ、その……」
「いやいや、むしろこっちのほうが、(*´Д`)ハァハァ」
 『自分には、魅力がないのだろうか』と、鏡の前で思い悩む。ことり。
「すばらしく、(*´Д`)ハァハァ」
 純一もまた、本気にしてしまいそうになるのを、必死に否定していた。
「入浴シーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キター、ていうか、ちょっと、湯気が薄いのが、気になるところで」
「美春が、がんがって、ボタンを連打しておきますた(・∀・)」
「よくわからんネタだ……」
「尻のラインとか、(*´Д`)ハァハァ」「恥ずかしいので……」
 タオルが用意してなかったと、脱衣所に入っていく、純一。
 ……だが、そこで、彼は、ソレを目にしてしまうのだ。
「クンクンして、ごめんなさい(*´Д`)」
「あ、朝倉くんは、そんな変態じゃない!」
「まあしかし、義理とはいえ、妹と結ばれるというのは……」
「だからこそ、今度こそ、私が、彼をまっとうな恋愛の道にですね――」
「(ノ∀`)アチャー」
 慌てて、足をぶつけたりと、大騒ぎの、純一。
「俺、ピンチ(・∀・)」
 ――そんな時、来客を告げる、チャイムが鳴る。
 逃げ出すように、玄関に向かった、純一。彼が、扉を開けると……。
 倒れこんできたのは、大きなリボンの、波打つ髪の少女だった。
「アイシアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「声は、宮崎羽衣さんですね」
「役柄的には、大はずれでは、ないとは思うけどね」
 彼女は、純一の腕の中で、呟いた。『お腹が、すいた』――と。
「さて、既に今期最高の作品が、決定したわけですが(*´Д`)」
「全世界最高で最強で、完璧な作品ですよ(・∀・)」
「えっち方面が、非常に強化されてますね、あ、あはは……」
「うむ。宮崎なぎさでは、どうやっても、これは無理だったな」
「少女マンガ的なものなら、すごく合う人なんですけどね」
「エロゲー原作は、やはり、こうでなければ(*´Д`)」


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