2004年6月 |
NO DATA | ||||||||
天奈(管理人) | 神奈(記録者) | 美春 | ことり |
スターシップオペレーターズ |
3月16日(水) エルロイ率いる王国軍の精鋭艦隊が、アマテラスを攻める。 1対5という圧倒的に不利な状況で、艦長は、乗員の退艦を勧める。 ……沈痛な面持ちの、艦長やシノンたち。 やがて、1人の女性――荻野セイが、退艦を申し出てくる。 だが、彼女の真意は、艦の外から彼らを支援することにあった……。 「1人だけねえ……」 「能登が告白したので、誰も降りられなくなりますた(・∀・)」 「連帯感とか、生まれてるんだよ」 「誰も、言い出せなくなっているだけだと思うが……」 「降りたヤツは、卑怯者で裏切者ですね(・∀・)」 セイは、自分が単独で物資を集め、それを仲間に送るつもりなのだ。 「これは、すばらしい、ほとばしりっぷりですね(・∀・)」 「まさに紙芝居だ(;´Д`)」 シノンの考えた無茶な作戦を、技術士官は『可能』だと判断する。 「よくわかんないですぅー(・∀・)」 「声優も、たぶんわかってないな」 「微妙に言えてないのは、そのせいか(;´Д`)」 「カタカナの専門用語が多くて、難しいんですよ……」 「ぬるぽ(・∀・)!」 「……がっ?」 「脚本家……まさか、実況受けを狙ったんじゃなかろうな……」 「『null-point』っていうんですよね、本当は?」 「しかし、あえて使う必要のない言葉でありましょう、そんなものは(;´Д`)」 ――シノンの考える作戦とは、重力制御による、高速回頭である。 それで、周囲から迫る敵艦を、撃ち落そうというのだ。 「なんか、微妙な作戦ですな……」 「普通の戦艦の主砲塔に、アマテラス自体を見立てるで、いいのかな?」 「そんな感じだろうね。艦内に重心を作って、回転させるのだろう」 「無回転砲塔の戦車というほうが、妥当な喩え方ですかな」 「カコイイCGの戦艦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「微妙……」「ヤシガニアニメのCGを思い出した_| ̄|○」 アマテラスは、TV局に、『ライブで中継』をするように依頼する。 「今までは、リアルタイムじゃなかったのかよΣ(゚Д゚;)」 「とんだ、やらせ番組ですね(・∀・)」 ――ついに、戦闘開始。無論、TVの映像は、敵艦へも伝わっている。 「えーと、戦闘中に、TVを見ていていいんでしょうか……この人たちは?」 「敵艦の内部が、見られるわけだし……参考には、なるだろうと思うが」 技術士官は、作戦どおりに、重力場を展開していく――。 「ぬるぽ(・∀・)」「ガッ!」「それは、もういいから……」 2隻の艦が、アマテラスの挟撃体勢に入る。 敵艦の動きを、TVの音声で知ることのできる、王国軍。 ……だが、なぜか索敵班の報告が、中継と食い違ってきてしまう。 『TVでも言っている』 だから、敵艦は、別の味方艦を攻撃するのだ――。 王国の戦艦『マリアナ』の艦長は、そう断言する。 それは、索敵班の観測が、間違っているだけなのだ――と。 「こいつ、バカだ(;´Д`)」 「超無能艦長キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「TVを、そこまで信用できる大人って……」 「一般大衆とは、そういうものです_| ̄|○」 「でも、軍人だろ、こいつは?」 「これこそが、『ゆとり教育』の賜物というものですね(・∀・)」 「それだけ、TVが絶対的な存在になってるって……ことなんだろうね」 「放送倫理もクソもないわけですな、マスゴミめ……」 『敵は、こちらに向かっている』 再び、索敵班からもたらされる情報を、艦長は信じない。 けれども、レーダーには、はっきりと、こちらに向かう敵艦の姿が――。 「TVと違うぞ(・∀・)!」 「すごいよ、本物のバカだ(;´Д`)」 「罠だっ!」 ようやく、これが敵の罠だと気付くも、時すでに遅し……。 マリアナは、アマテラスの主砲――プラズマキャノンの餌食となった。 「これは、カコイイCGの、戦闘シーンですね(・∀・)」 「これは、だめだ_| ̄|○」「迫力ない……」「見事に、しょぼいな……」 高速回頭により、別の艦を、あっという間に正面に捉える、アマテラス。 ――こうして、瞬く間に、4隻の敵艦を撃沈する。 ただし、最後の1隻だけは、距離がありすぎたため、撃沈には至らず。 艦長のエルロイは、接近しての再攻撃を命じた。 アマテラスには、反撃するだけの力は、残っていないと見越して……。 「一方的すぎて、つまらんな」 「敵がバカすぎて、不利な条件が、全然不利に働かない_| ̄|○」 「シノンの描いた設計図のとおりに、敵が動いているからな」 「不確定要素は、存在しないのですか_| ̄|○」 「脚本家は、シノンを、諸葛孔明にしたいのだろうけど」 「脚本家が、孔明になってますが_| ̄|○」 「アークエンジェルなみに、沈みそうもないからな、アマテラスは」 「戦闘中の不意の状況変化っていうのが、ないんですよねー」 「突然、主砲が撃てなくなったりとか?」 「それで、戦闘中に無理に修理しようとして……なんとか直るけど……」 「修理に出た人間が、行方不明になったり……か」 「後々、洗脳されて、敵として再登場しますか(・∀・)」 「それでも、いいけど……」 「その間、艦は必死に回避行動をとり続けるわけですな」 「それで、敵の方も不審に思って、その理由を考えてみたりするの」 「敵は、攻撃手段がないのです(・∀・)」「ならば突撃!」 「――その時、修理が完了したとの報告がっ!!」 「主砲、てーっ!」「なんだとぉーΣ(゚Д゚;)」「バカなッ、なぜ撃てるΣ(゚Д゚;)」 「そういう、咄嗟の判断とか、瞬間的な心の動きみたいなのとかをね」 「しかし……言うなれば、『詰め将棋』なんだよね、この作品って」 「対戦ですら、ないのですね(・∀・)」 「だから、何も考えてないような敵しか、出てこなかったのか_| ̄|○」 |
3月9日(水) 「成田(・∀・)?」 地球までやってきた、キビの間宮元総理。 日本の首相と接触し、国連を動かそうと企んでいるようだが……。 「そういう話なんだ……」「こんなに、簡単に行き来できるのね」 「スターシップクオリティに、不可能は、ありません(・∀・)」 「てっきり、地球側の手の届かない辺境だとばかり思っていたが」 「日本が、アマテラスに援軍を送ったりとか、できないのかな?」 「平和主義じゃないんですか(・∀・)?」 「そのへんの説明が、まるでないからね」 「少なくとも、生活物資の支援くらいは、できたんじゃないかなあ……」 「北朝鮮を、支援できるくらいだからね……」 「着替えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 AGIによるパーティーに、アマテラスの主要メンバーが、招待された。 「アマテラスを支援……ていうか商売してる、企業ですね」 すっかり恋人関係の、シノンと……おやっさんこと、機関長。 「仮にも、ヒロインの彼氏の名前くらいは、覚えてあげましょうよ……」 「覚えた瞬間に、死にますよ(・∀・)」 「サブタイトルが、『サドン・デス』だっけ、今回?」 「どうみても、おやっさんが、あぼーんする話なんですが(;´Д`)」 ――国家主席たる『議長』の死後、王国は混乱している。 権力争いも、激化しているもよう……。 「王国なのに、王は、いないのですか(・∀・)?」 「そもそも、『王国』っていうのが、覇権主義国家への蔑称らしいし」 「軍人とか、自ら『王国』を名乗っていたような(;´Д`)」 「それは、まさに、スターシップクオリティのたまものですね(・∀・)」 「エルロイ提督(*´Д`)ハァハァ」 「女狐め(・∀・)」 相手側の都合で、パーティー会場を突然変更されてしまった、一行。 それでも、彼らは、少し質素な感じのするパーティーを楽しんでいた。 学生ノリで楽しんでほしいと、主催者側の人は、彼らをもてなす。 「こいつらは、いつでも学生ノリですが……」 「グラスの持ち方が、なんか……すごく持ちにくそうなんだけど」 「すべって落としそうだよね……」 ――だが、そんな彼らの留守に、艦に忍び寄る謎の影があった。 「MSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「パワードスーツとか、そんな感じかな? 大きくは、ないよね?」 寄港中のアマテラスに、奇襲をかける、王国の突撃部隊。 「なんか、いきなり戦場が、狭くなったような気が(;´Д`)」 「今までずっと、超遠距離で撃ち合いしてたんだよね……」 「こっちの方が、アニメ的には、面白いかなと」 偶然、整備班の撮影をしていたTV局は、その様子を全世界に伝える。 「ヤラセ番組キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「強盗が入ると知ってて、銀行に取材に行くようなものか」 「それって、犯罪を幇助したことに、ならないかな?」 「戦争なので……」 艦内で、敵を迎撃しようとする、居残り組の面々。 所属不明状態の敵を逃がせば、証拠を掴むことができない。 捕虜を得るために、機関長たちは、パワーローダーで発進する。 「深追いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 その頃、シノンたちは、電気系統の故障によって閉じ込められていた。 「会場の変更って、罠だったんだね」 「TV局と同じく、AGIも、王国と共謀していたわけか」 「政治的な、取り引きっていうのかな……」 「パワーローダー、機動性なさそうですよ(;´Д`)」 「作業用なんだろうね、基本的に……」 「的になりに行くようなものだな。引き返した方が、良いと思うが」 「無謀キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 惑星側に、『危機感を与える』目的を達成して、敵は撤収を始める。 味方の言葉を無視して、それを追いかける、機関長。 「シノンのために……なにか、してあげたいんだ。わかるけど……」 「おやっさん、もういいから、早く艦に戻ってくれ。・゚・(ノД`)・゚・。」 シノンたちが、中継で、その様子を見ている前で――。 敵の反撃を受けた、機関長は……。 「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」 「あまりにもミエミエな展開に、ワラタ(・∀・)」 「笑っちゃ、いけない場面だよ……」 「しかし、これでは、脚本が彼を殺したくて堪らないようにしか見えないし」 「……泣かせてほしいんですが_| ̄|○」 「リアル感を出そうとしすぎて、淡々とした演出に、なっちゃってるね」 「おやっさんが、迫りくるミサイルに驚愕するシーンとか、あれば……」 「……俺は、こんなところで死ぬわけには……すまん、シノンッ!?」 「ドカーン!!」 「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」 「仲間を庇って死ぬ……なんていうのも、格好良かったかもね」 「仲間は、アサーリ吹き飛ばされてましたが(・∀・)」 「よけられないんだよ……作業用だから、速く動けないんだ_| ̄|○」 「そんなもので出ていくなーっ。・゚・(ノД`)・゚・。」 「これは、とても人の心を討つ、感動的なアニメですね(・∀・)」 「コウキだって、機関長の名前……」 「覚える前に、死にましたが_| ̄|○」 ……この事態を受けて、AGIは、アマテラスとの取り引きを中止する。 「規定路線だったくせに……」 「この、加瀬という下っ端は、知らなかったのだろうけどね」 レポーターのディータは、プロデューサーへの不信感を募らせる。 「最終回は、『アマテラス轟沈』ですか(;´Д`)」 「まぎれもなくヤラセ番組キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「どうしようもない小者だな、このプロデューサーは」 「ディータをバカにしてるのか、助けたいのか、どっちなんだろうね」 「どう考えても、反発される言い方だよな、これじゃ……」 「脚本が、もうだめぽ(・∀・)」 「他にも、いろいろなものが、駄目だと思う」 |
2月2日(水) 輸送船から、物資の補給を受ける、アマテラス。 ――しかし、なぜか、必要な生活物資だけが、送られてこない。 「これは罠ね」 「TV局め、さては生活物資の不足を、ネタにする気だな……」 「生理用品が、不足しますた(・∀・)」 「(*´Д`)ハァハァ」「それ、すごく困るんだけど……」 惑星国家『シュウ』に、寄港することになる、アマテラス。 そこで、必要な物資を補充しようというのだが……。 『女性クルーが、歓迎式典に参加する』ことが、相手側の条件。 「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「なんだ、このヤシガニアニメーションは_| ̄|○」 「CGなんだ……」 CMで、勝手に自分の顔を使われて――気分の悪い、シノン。 「私も使ってまーす(・∀・)」「使ってなーい!」 「時々、変な萌え描写が入るよな、シノンは……」 ――シュウの港に入った、アマテラス。 シノンたちとは別に、アキホとレンナは、買出しに出かける。 「軌道エレベーターっていうのかな、こういうの?」 「SFっぽいですね(・∀・)」 兵隊に見張られながらも、買い物を楽しむ、アキホたち。 「アキホ、かわいいよ、アキホ(*´Д`)」 「シュウって、中国系なんだ……もしかして、『周』なのかな」 「だが、大統領制か」 「さすがに、未来では、共産国家は絶滅しているようですな」 「北朝鮮も、アボーン(・∀・)?」 「さあ……」 「能登かわいいよ能登(・∀・)」 アマテラス残留組も、中継を見ては、羨ましそうにしていた。 「レンナが、さっきから、なにか気にしてるね?」 「……妙に、時間を気にしている兵士がいるな」 「見たいアニメが、始まりそうなので(・∀・)」 「録画を、忘れたんだな_| ̄|○」 「そ、そうなの……?」 「可能性としては、なくも、ないだろうけど」 「デートの待ち合わせに間に合わないとか、だったりしてね?」 「後で、問い詰めが待っているのですね(・∀・)」 「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」「急な、お仕事ですからね」 ……まあ、ともかく、歓迎式典は始まった。 「エロイ提督キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「エルロイだよ……」 そんな中で、王国は、シュウに対して宣戦布告を行う。 今の状態では、逃げることすらできない、アマテラス。 レンナは、クーデターの発生を予見し、艦に戻ろうとするが……。 「エロいポーズだ(*´Д`)ハァハァ」「後ろから(゚∀゚)パンパン!」 ――通路の電気が、落ちる。 レンナは、挙動の怪しい兵士を薙ぎ倒し、銃を突きつけた。 「時間を気にしていたやつか……」 「彼は、アニメが見たかっただけなのに。・゚・(ノД`)・゚・。」 「待ち合わせが_| ̄|○」 他の兵士たちにも、レンナは、本部に確認を取るように言う。 「棒読みキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「素人声優が_| ̄|○」 彼女の言ったように、シュウは、宣戦布告を受けていた。 「しかし、棒読みのせいで、緊迫感でまるで出ないな」 「脇役に、まともな声優を揃えすぎたツケが_| ̄|○」 「レンナの演技も、あまり上手くないと思うがな」 ……倒した兵が無実の場合は、謝罪もするという、レンナ。 「謝罪と賠償を要求しる(・∀・)」 「無実の兵隊さんが、かわいそうだ。・゚・(ノД`)・゚・。」 「無実……かもしれないし、違うのかも、しれないし……」 兵士たちを残し、アマテラスへ帰還するために走る、レンナたち。 「捕まったら、レイープですね(・∀・)」 まるでスパイだというアキホに、レンナは、本物だからと答える。 「前回も、秘密の暗号通信とか、してましたしね」 式典会場では、民衆が、暴徒と化す勢いで――、 「んー、なにに反対してるんだ、こいつらは?」 「戦争反対?」「クーデターに、反対かもしれず」 「もっと、暴れないとダメですよねえ」 「戦車で、民衆を踏み潰したり((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」 「今の中国とは、違うし……」 「王国(・∀・)カエレ!」「……みたいですね、民衆の方は」 脱出のために、服を調達する、レンナたち。 「コスプレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「しかし、台詞にキレのない作品だな」 「言い回しとかが、説明的すぎて、まだるっこしい感じかも」 「スカートのホックがはまらない、アキホたん(*´Д`)ハァハァ」 「デブ(・∀・)?」 「た、たまたま、サイズが合わなかっただけ――だよ、たぶん」 レンナの正体は、キビ自衛隊情報部所属の、スパイであった。 「デブ女のスカートが、破れますた(・∀・)」「(*´Д`)ハァハァ」 「と、とりあえず、おしりがちょっと大きいだけ……とかに」 「安産型だね」 「暴徒キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「シノンもコスプレか」「しかも、チャイナにツインテとは(;´Д`)」 「これは、盛り上がらない、ストラトス4ですね(・∀・)」 「窃盗だし……」 「非常事態だからさ……」「火事場泥棒ですね(・∀・)」 変装したシノンたち式典組は、乗用車を盗んで、逃走を図る。 「能登、偉そうだよ、能登(;´Д`)」 「すでに、尻に敷かれているのか、タカイは?」 「あはは……がんばれーっていうか、一応、非常時ですからね」 「一応って……本当に、非常時なんだけど」 「そう見えないし_| ̄|○」 アマテラスでも、来襲する王国軍への対応は、出来つつあった。 ――たぶん。 「これは、頼りなさそうな、ヤン・ウェンリーですね(・∀・)」 「ヤンは、見た目は冴えない男だけどね……」 シュウの戦艦『シェンロン』の艦長には、出頭命令が、出される。 「軍の方は、クーデターに加担しない方針かな?」 「ウォン艦長とやらは、このまま、粛清かもな」 「警備員も、ヲタ(・∀・)」 レンナたちは、警備員を丸め込みながら、脱出行を続けていた。 地図で抜け道を探り、宇宙からの脱出を企てる、彼女たち。 レンナは、警備員に、自分の端末を処分するように頼む。 「これは、すばらしい、ヲタアイテムですね(・∀・)」 「レンナのファンならば、狂喜乱舞ものだな」 「ヤフオクで、高額の取引が、期待できますね(・∀・)」 「肌身離さず持ち歩きますが、何か?」 「あの、処分しろって……」 「もったいないし。まあ、政府からの追跡は、食らいそうだがな」 「ていうか、ここで引きですか?」 ――はたして、彼女たちの脱出は、成功するのか? アマテラスは、迫る(はずの)王国戦艦を、撃退できるのか? 「次回も、目が離せない展開です♪」 「……そうでもないんだよねー、これが」 「あー、まあ、そういうことに、しておきましょうよ……」 「どうせまた、アマテラスに御都合全開な、話になるんだろうしなー」 「それが、スターシップクォリティーというものです(・∀・)」 |
1月26日(水) 「あ、ほらほら、素敵な髭の艦長さんが♪」 「ふむ……やや、天邪鬼系の人間のようだが」 「ロイエンタール系の提督ですかな……」 「たしかに、若本規夫あたりに演じさせても合いそうでは、ある」 「王国に征服された国の、出身だったりするのかな?」 「寝返り組かも、しれんぞ」 実力は、ありながらも……。 王国内では、やや浮いた存在にも思われる、エルロイ艦長。 「これが、今回の敵ですか(・∀・)」 「どうだろう……もっと後で戦う、ライバル系のキャラなのかも?」 「ここで叩いておけば、味方の士気を上げられる『敵』でもあるな」 「ファイナルアンサー(・∀・)」 ――アマテラス艦内は、サンリの告白の件で、もちきり。 告白された側のタカイも、早く返答をしろと皆にせっつかれている。 「黒髪の子が、萌えっぽい(*´Д`)」 「アキホ――か?」 しかし、彼には、まだその答えを出すつもりは、ないらしい――。 「答えてあげないと、告白した意味が、ないんだけどなあ」 「むしろ、艦に残った奴らの、立つ瀬がないというか」 「ノリなので(・∀・)」 「今が楽しければ、それでいいのです(*´Д`)ノ」 「アホ学生どもが……」 「スパイキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「怪しいメールは、誰に送っているのでしょう?」 「王国か、スポンサーか、もっと別の、この反乱の真の首謀者か」 ――アマテラスに、王国の『潜行艦』が迫る。 「こっちの、王国の重鎮っぽい人が、先に来ましたか……」 「気合いΣ(゚Д゚;)」 隠密性に優れる潜行艦に、どう対処すべきかを協議する、クルー。 そんな中、シノンは、『気合いで見つけるだけ』だと主張する。 「これは、すばらしい、天才戦術家ですね(・∀・)」 「気合いでなんとかなるなら、日本は負けてねーよ_| ̄|○」 「考えても無駄だって、言いたいのかなと」 「これが、アークエンジェルなら、どうとでもなるんですがね……」 「オパーイを揺らせば、ダメージが軽減されますよ(・∀・)」 優秀な観測員が、敵艦の位置を探り当てようとするが……。 「セリフの意味が解りません_| ̄|○」 「フォトン(・∀・)?」「そんなタイトルのアニメが、あったような……」 「『光の粒子』のことを、『フォトン』と言うらしいが」 「このアニメ、誰が楽しんでるのかな……?」 「視聴率が、すごいことになってそうで怖いんですが(;´Д`)」 『周囲が明るすぎて探せない』という、観測員のミユリ。 光のカーテンに覆われた星域を見て、シノンは、妙案に辿り付く。 「根性キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「職を探すΣ(゚Д゚;)」「『蝕』だろ……」 蝕……つまり、星に出来る影から、敵艦を発見するのだという。 「むりぽ_| ̄|○」「だからこそ、根性で――」 分担して、しらみつぶしに調べることになった、女性クルーたち。 合言葉は――『サンリの愛のために』である。 「工エエェ(´д`)ェエエ工」「能登、かわいいよ、能登(*´Д`)」 「これは、もうだめぽ(・∀・)」 まるで見つかる様子もないまま、時は過ぎていく。 シノンは、魚雷を照明にして、敵影を浮かべあがらせようと考える。 「ていうか、攻撃までに、なんでこんなに時間がかかるんだろう」 「遠いから、としか……」 「攻撃開始は、マダディスカー(・∀・)?」 「ピッチャーが、ボールを持ったまま投げてこない野球ゲームか('A`)」 「そ、その間に、球種とか、コースとかを、予測して……」 「遥か地平の彼方から、剛速球を投げてきてるんだろ……」 「銀河ネットの実況民が、雑談を始めますた(・∀・)」 スポンサーの協力もあり、大量の魚雷を爆発させた、アマテラス。 後は、出てくる敵を、もぐら叩きのように打ち据えるだけで――。 もはや、勝敗は、明らかであった。なすすべなく轟沈する、潜行艦。 王国は、アマテラスの『海賊』行為を、大々的に非難するのであった。 「深夜にやらないと、どうしようもないアニメだ_| ̄|○」 「見方によっては、楽しめる部分も、あるのだがな」 「暗いよね、画面が。それだけで、敬遠しちゃう人も、いるのかも」 「エロイ艦長の活躍に、期待ですね(・∀・)」「エルロイ……」 |
1月19日(水) 「……どうぞ?」 「告白キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「クソアニメが_| ̄|○」 「これほど凄まじいクソ脚本も、珍しいですね(・∀・)」 「ギャグでやってるんだよね? 面白くないけどさ……」 「あ、あのね、そのね……彼女を、許してあげてほしいの」 「勝手に、1人だけでやっててほしいんだが」 「能登、かわいいけど、それは最悪だよ、能登_| ̄|○」 ――先の戦闘で、死者を出してしまった、アマテラス。 さらに、船外作業中に、またも危うく死にかける者が出てしまう。 「船内に戻るのに、10分もかかるんですか('A`)」 「それだけ、アマテラスという戦艦が、大きいのだろうけど……」 「10時間ぶっ続けて船外作業って、酸素もつのかなあ('A`)」 ――艦内の士気は、著しく低下していた。 「なんと、ノリだけで始めたそうですよ、この戦い('A`)」 「馬鹿すぎるだろ、こいつら」 「いえいえ、まさか死者がでるとは思わなかったのです(・∀・)」 「ゲーム感覚で?」 こんな状態では、『艦を降りたい』と言い出す者は、多発するもの。 王国は、それを見越して、彼らに『心理的な揺さぶり』をかける。 サンリ(能登)の家族を使い、降伏を勧めるのだが……。 「降伏した方がいいから、絶対に_| ̄|○」 「所詮、ノリだからな」 「また、ノリだけで、戦争継続を決定したわけですか_| ̄|○」 「そうなるね。この馬鹿どもは」 「パパンは、あぼーん(・∀・)?」 「サンリのせいで、そうなっているのかも、しれないね」 TV局の後押しもあり、サンリは、『艦を降りたくない』と、TVで宣言。 なぜなら、彼女には、この艦に好きな人がいるから……。 自分は助かっても、『主謀者』と目される彼は、助からない。 だから――彼のために、『自分は決して、艦を降りない』のだと。 「王国側が、せっかく、譲歩してくれたというのに_| ̄|○」 「ここが、分岐点だよな……泥沼化への」 主謀者以外の、乗員の生命の安全は保障する――。 TV局と結んだ契約の違約金も、親がなんとかしてくれる――。 艦内では、『降伏賛成』の声が、当然のように大きくなっていく。 「実際は、降伏しても、乗員は皆殺しでしたけどね(・∀・)」 「そうやって、騙すのは、悪い国のやることだけど……」 「それは、この世界では、ありえないと考えて良さそうに思うがな」 「TV局とか、企業の力が、すごく強い世界のようですね」 「下手なことをすれば、先に王国の方が、崩壊するのだろうな」 「王国といっても、辺境の小国という話ですからね」 「戦艦も、貴重なものらしいしな」 「大人しく降伏してくれれば、国が接収して使えるわけですからね」 「だから、王国としても、乗員の生命を奪う必要などは、ないわけで」 「文化祭のステージで告白するのとは、訳が違うので_| ̄|○」 「そ、そうですよね……はぁ……」 「どうやら、これが、今季最高のクソアニメのようですね(・∀・)」 「能登は、かわいいけど、能登のキャラは氏ね('A`)」 「それを面白がっている、TV局もな」 「王国も、別に圧制を布いているわけでも、なさそうだしなあ」 「愛・国・心(・∀・)!」 「その場の『ノリ』が、それに遥かに勝っているような奴らだが?」 「人が死んでるってこと、もう、忘れちゃってるのかな……」 「当然、そんな『流行』は、覚えているわけがないですよ(・∀・)」 「流行か……イベント感覚なのだろうな、あの『死』にしても」 「むしろ、『祭』ですた(・∀・)」 「人の死を、そんな風に描く作品は、やっぱりダメだと思う」 「えぇー、擁護してくれないんですかぁー、擁護ぉー(・∀・)」 「したいんだけど……どこを、どう、擁護すればいいのかが_| ̄|○」 「サンリの声と、キャラデザ『だけ』が萌えます_| ̄|○」 「EDの、KOTOKOの歌が上手いとか」 「OPの偽KOTOKOは、あまり上手くない_| ̄|○」 「『ネギま!』より糞な作品があって、安心できますた(・∀・)」 「……セリフだけでも、もうちょっと短くできないのかな?」 「ラジオドラマだったら、これでも良いと思うのだけどね」 「ギャグテイストでやってくれれば、まだ楽しめると思うのに('A`)」 「せめて、『ナデシコ』のノリだよな」 「バカばっか(・∀・)」 「『ゼノサーガ』の百式たんを、連れてこられないものかと(*´Д`)ノ」 「誰がこようと、長い台詞を言わされるだけだと思うが……」 「邪神モッコス様に大暴れしていただければ、すべて解決(・∀・)!」 「ああ、それならば……大勝利は、確実だな」 ――王国や、主人公の祖国は、完全に崩壊するかもしれないが。 「っていうか、コスモスだよ……ミハルちゃん」 「能登の声でそれを言うと、『舞HiME』の雪之っぽくて(*´Д`)」 「むしろ、『GIRLSブラボー』の雪成じゃないか、それは……」 「湯気キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「そういえば……そんなシーンも、冒頭にありましたっけねえ('A`)」 「宇宙で、普通に風呂とか、入れるものなの?」 「うーん……擬似重力とか?」 「あれは、『ガンダム』のオマージュですよ(・∀・)」 「セイラさんや、ファとかも、普通に入ってましたからな(*´Д`)」 「ふむ……『ガンダム』の裏側を狙っているわけか、これは……」 「あれも、突っ込みどころの多い作品だったり、しますし」 「それを、『アニメだから』で済ませてしまうのが、良いのだけどね」 「ミノフスキー粒子、最高(・∀・)!」 「ありえないものを、あると思わせる。それが、リアル・リアリティ!」 「名言キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 |
1月12日(水) 「1話目を、見逃したわけだが」 「なんだか、盛り上がらないアニメですねえ……」 「設定に、問題が、あるのではと……」 ――戦艦を手に入れた士官候補生が、王国に叛旗を翻した。 その際に、テレビ局とスポンサー契約をして――。 艦内や、戦闘の様子が、中継されることになった。 「原作が、水野良だからか、TRPGっぽい流れにも見える」 「NPCと、交渉した結果なわけですな(;´Д`)」 「なんというか、無茶というか、現実的では、ないというかな……」 「王国側からの妨害とか、ありそうですよね。報道規制とか」 「自分たちに不都合な報道になる可能性も、ありますからな」 「よほど、尊大な性質の、国家なのか……」 「戦艦の1隻くらいは、蚊トンボみたいなものなのかも」 「そのくせ、戦艦どうしの一騎打ちとか、仕掛けてくるわけだが」 「つまり、クソアニメということですね(・∀・)」 「んー、SF設定みたいなのとかは、面白いと思う」 「光の速さのレーザー攻撃、(*´Д`)ハァハァ」 「だから、見えないし――気付いた時には、攻撃を受けていると」 「普通の作品は、わざわざ、見えるように色を付けてるんだけど」 「知らないうちに、味方の攻撃が当たらないように……とか」 「奇襲に使うのなら、見えない方が、有効なのだけどね」 「えーと、よくわかりませんが、解説乙(・∀・)」 「解説セリフが多すぎるのですよ、このアニメは_| ̄|○」 「テンポ、悪いよね」 「設定的には、緊迫しているけど……ドラマとして、緩慢なのだよな」 「長々と、会話してますからね。戦闘中に……」 「ローエングリン、てー(・∀・)ノ」 「回避ーッ(・∀・)!」 「実際問題、それで良いのだろうな。戦闘中の台詞なんて……」 「取り乱さないのは、軍人として、優秀なのかもしれないけど」 「生死の狭間にいるのに、テレビの見栄え重視で、戦術をとったりな」 「スポンサー様は、神なのです(・∀・)」 「生命の値段が、軽いよね……」 「そこまでして、反乱を起こす理由が、また見えてこないのだよね」 「これは、ゲームなのですよ(・∀・)」 「頑張って持ちこたえれば、フラグが立つわけですな(・∀・)」 「何ターンぐらい、頑張ればいいのかな?」 「10ターンくらい? たぶん、イベントが起きて、助かるから」 「戦闘も、なんかターン制っぽいんだよなあ_| ̄|○」 「ゆっくり、戦術とか、考えられていいですね♪」 「『銀英伝』のゲームとかが、感覚的に近いかもしれないな」 「水野先生は、基本的には、ゲームデザイナーですので_| ̄|○」 「これは、とてもリアル志向な、アニメですね(・∀・)」 「あの戦艦、乗員が、30名しかいないらしいですね」 「今回、3人も死んだようだが……」 「大損害じゃないですか_| ̄|○」 「補充なんて、当然、されてこないんだよな……?」 「悪趣味な番組だなあ……やめた方がいいよ、こんな戦争」 「マスゴミ批判キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「面白いから、葬式やれ――なんて、冗談じゃない」 「では、次回で、最終回ということで(・∀・)」 「反乱の意義がないんなら、その方がいいよ、ゼッタイ」 「降伏しても、今なら、刑も軽いだろうしね」 「なんなら、このままバラバラになって、隠れ住むことにすれば……」 「所詮、カトンボの一員だろうしな」 「この状況で勝てる方策が、見つかりません_| ̄|○」 「絶対的な兵器も、コーディネーターも……味方には、いないから」 「戦艦の格納庫に、MSが隠してありますた(・∀・)」 「フリーダムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「種デスかよ……」 「リアル戦争アニメキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「それはそうと、キャラの識別が、まったく出来ていません_| ̄|○」 「能登(・∀・)」 「能登麻美子のキャラだけは、声で判りました_| ̄|○」 「優秀そうな、補給係の人とか――?」 「船外活動中に攻撃されて、死んだやつだっけ?」 「いえ、死んだのは、別の人だったような……」 「もしかして、『閉鎖空間内での人間心理』の実験でも、してる?」 「そのために、彼らは戦艦を『与えられた』――と?」 「つまり、彼らは『実験動物』なのですか_| ̄|○」 「擬人化ですよ(・∀・)」 「実は、知能を持ったネズミとか、……そんな感じの?」 「そうか……『王国』というのは、彼ら自身の国では、ないのですな」 「彼らを――『創造した』者たちの、暮らす世界か」 「実験動物が死んでも、悲しくは、ないですものね……」 「彼ら自身が、『反逆』にも、意義を見出せるわけだな」 「それを見出すことも、彼らの『進化』の証であるのかも、しれません」 「見事な脳内補完ですね(・∀・)」 「だって、そうとでも考えないと、つまんなくて。・゚・(ノД`)・゚・。」 「本音キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「アニメ作品としては、ちょっとね……」 「夕方だしな。『遊戯王』の方が、まだ見ていて楽しい作品だろう」 「『ネギま!』と時間帯を変えてみては(;´Д`)」 「ぱんつとか、出ませんしね。あはは……」 「前日の『スクラン』と、同じ時間になるだけだしな――」 「あ……EDは、けっこう良い曲かも」 「KOTOKOキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 「ていうか、なんだこれ? 声優使いすぎだろ(;´Д`)」 「『ネギま!』に対抗しているのですね(・∀・)」 「あれより、有名どころが多いような気が、するのだが……」 「それを生かせないままに、終わりそうだ_| ̄|○」 |
戻る |