アニメ・マンガ 感想  2004年6月

NO DATA
天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

魔法先生ネギま!


 6月1日(水)

「6月OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「イントロのアレンジが、面白いかも♪」
「オリコン1位確定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「歌が……微妙すぎて(;´Д`)」
「最高に上手い能登キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「能登……上手いよ、能登_| ̄|○」
「厳しいな、これは……編曲が良いだけに、勿体ないが」
「んー、全体的に、声が出てない印象かな。上手い人も、いるのですが」
 ――さて、本編。
「炎?」「鈴の音が((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「ギロチンの人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「マリア主義ならば……那波千鶴あたりを、立てたいところだが……」
「うん、まあ、いちばん母性は、感じられるかな……」
「なにやら、意味ありげな描写から、始まったわけだが……」
 ――修学旅行も無事終了し、学園に帰ってきた生徒たち。
「終わってるんだよね……」
「くぎみー、かわいいよ、くぎみー(*´Д`)」
「描写された以外の思い出は、写真で済ませるわけか」
「な、なんか写ってる((((((;゚Д゚))))))」
「心霊写真キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「裕奈たちは、なんの理由で正座させられてるんだ?」
「本来は、ラブラブキッスの騒ぎで……ていうか、これも心霊写真?」
「さよ、かわいいよ、さよ(*´Д`)」
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「湯気が_| ̄|○」
「作画、なんだか微妙だな……」「崩壊のヤカン(・∀・)」
「夏美と、円と、さよがカワイイければ、それで良いのです(*´Д`)」
 写真を見ながら、楽しく思い出を語り合う、彼女たち。
 そんな中、明日菜は、学園長から呼び出されて、教室を出て行く。
 恐らく、木乃香や、自分たちの関わった、あの事件のことで……。
 魔法使いの争いに巻き込んだことを、彼女に詫びる、学園長。
 ネギは、担任として、皆を守るため……もっと強くなりたいと考える。
 エヴァンジェリンに、魔法を習いたいという、ネギだったが……。
「エヴァ様(*´Д`)ハァハァ」「エヴァ様ハァハァ……」
 見返りに無理難題を押し付けようとする、エヴァに――明日菜の蹴り。
「なんだかんだで、上手く、打ち解けてますよね♪」
「エヴァや、委員長のように、浮いてしまいがちの者にとっては……ね」
 教室では、明日菜の替わりに、まき絵が入って、話を続けていた。
「くぎみー(*´Д`)ハァハァ」
「能登パートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そんな中、話に加わらず……1人、沈み込んだ様子の、のどか。
 告白した――その先を考えろと、夕映は、言うのだが……。
「夕映さんも、悩んでるね。のどかさんを、抜いてしまいそうなで、怖い」
「自分のためにも、早く、のどかに先に進んで欲しいわけだが」
 のどかは、『告白しただけで満足』だと答え、先には進めない……。
 ――揺れる、夕映の恋心は、どこへ向かってしまうのか?
「ちょっと、心配ですよね」「修羅場のヨカン(・∀・)」「(;´Д`)ハァハァ」
「夕焼けが、きれいだ……」
 あやかたちは、なかなか帰ってこない、明日菜の心配をする。
 秘密ばかり作ってしまう、明日菜に……不満顔の、あやかであった。
「話して欲しいんだよね。親友として、どんなことでも……」
「これは、委員長パクティオーの、フラグと思っていいですか(*´Д`)」
「どうかなあ……原作では、まだそういう展開では、ないが」
「それは、素晴らしく、オリジナル笑顔な展開ですね(・∀・)」
「でも、アニメの方は、かなり原作から、離れてしまったようですし」
「明日菜のピンチに、ついに委員長の、アーティファクトが(*´Д`)ノ」
「まき絵さんも、一緒に、お願いします♪」
「そういえば、原作では、『修学旅行』の後で、まき絵の話が……」
「その前のボーリングで、10話が再現される悪寒(・∀・)」
「いや、やっている時間は、ないだろう……アニメでは」
「なので! まき絵さんが目立つには、もう、キスするしかっ!!」
「そして、『ちょっと大きくなって』きたりするのですな(*´Д`)ハァハァ」
「ならん、ならん」
「それは、そうと……千鶴の仕草……動画が、良い感じですな(*´Д`)」
「うん、このあたりは、作画いいよね♪」
「委員長組と、釘宮が一緒にいるのも、珍しい感じですな(*´Д`)」
「まあ、もともと、木乃香組よりは、近い感じだけどね」
 ……そして、明日菜の『魔法無効化』の謎が気にかかる、刹那。
 木乃香にも、話したことがないという、明日菜の秘密とは……?
「あ、また炎……」「鈴キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「寝起きの、このかたん(*´Д`)ハァハァ」
 ――いつもよりも、早い時間に目覚めた、明日菜。
 修学旅行で休んだ分も、働かないといけないと、彼女は言う。
「体調が、あまり良くないみたい」「炎の夢とも、関係あるのかもね」
 明日菜は、受け取った給金を、旅行の費用として、学園に提出する。
「明日菜。・゚・(ノД`)・゚・。がんがれ」「はあ……立派すぎるよ」
 しずなは、彼女の意思を尊重して、そのお金を受け取るのだった。
 ――Bパート。
「アイキャッチが、元に戻ってしまったが……」「んー、ちょっと違うかも?」
「これは、素晴らしい、百合展開ですね(*´Д`)」
 すっかり仲良しの、木乃香と、刹那は……一緒に、街へ買い物に行く。
 2人の邪魔をしないように、彼女たちを見送る、明日菜。
 ネギは、エヴァに、魔法の基礎から鍛え直したいのだと、頼む。
「茶々丸、かわいいよ、茶々丸(*´Д`)」
 エヴァとともに、茶々丸にも、ネギとの接触で変化が生まれている様子。
死亡フラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「え? ……え!? 死亡フラグって……なにが?」
「『誰某のことを、よろしく』……というのは、死亡フラグの一種だが……」
「ちょ、ちょっと待って!? 『ネギま!』だよ、これ?」
「『ガンダム』でもあるまいし、まさか死亡フラグなんて'`,、(´∀`) '`,、」
「茶々丸ガンタンクが、その伏線だったのです(・∀・)」
「ありえねーべさ」「ですよねー」
「……そんなふうに考えていた時期が、私にもありました_| ̄|○」
「いや、ネタっていうか、ウソ予告だろ?」
「アニメ雑誌に、明日菜さんが死ぬと、書いてあったようですが……」
「違うよね? ウソだよね? ウソだっと言ってよ_| ̄|○」
「悪趣味な嘘だと……そう信じたいが」
「美空キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「くぎみー、かわいすぎるよ、くぎみー(*´Д`)」
「ま、まさか、風邪で頭がぼーっとしてる時に、車に撥ねられて……」
「3年ほど、寝込みます。そして、修羅場(・∀・)!」
「いや、それ、『君望』だから」
「よし、最初の危機は、回避した!」
「……明日菜の一挙手一投足に、妙な緊張感が……」
「道路に車が通ってると、それだけで、もう怖くって_| ̄|○」
 学園からの帰り道に、高畑の姿を見かけた、明日菜。
「車とか、あまり意味ありげに映さないで_| ̄|○」
 ……だが、彼女の瞳には、そこに現れた、しずなの姿が写り……。
「ショックで身動きのとれなくなった彼女に、車が((((((;゚Д゚))))))」
「やめてーっ!?」
「しかし、魔法の効かない彼女が、車に撥ねられて死ぬというのも、また」
「それは、とても皮肉に満ちた、超展開ですね_| ̄|○」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「あ、あ、あ、危なかった_| ̄|○」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 愕然とする彼女の眼前に……停車したトラックが、その視界を塞ぐ。
「こ、これは……とてもスリリングで、エキサイティングなアニメですね」
「戦闘シーンより、よほど緊迫感があるって……どうよ」
 失恋……失意に打ちひしがれて、寮に帰ってきた、明日菜。
「委員長さん、ちゃんと、励まそうとしてる、うん」
「理由は解らずとも、元気づけようと、憎まれ役を買って出ているね」
「いいんちょ、(*´Д`)ハァハァ」
 そんな、あやかの態度が嬉しい、明日菜である――が。
 明らかに、体調の悪い、明日菜は……すぐに部屋で横になってしまう。
「熱が……あるね。大丈夫かな?」
「朝になっても、起きてこない、明日菜とか_| ̄|○」
「聞きたくない、聞きたくないっ!!」
 ――朝になり。
 明日菜は、元気そうに、新聞配達に出かけていく。
「よかった……」
 以前、そこで高畑に出会った時のことを、彼女は思い出して……。
 それでも、学園では、彼女は気丈に――明るく振舞う。
 それを、心配そうに見つめる、あやかでは、あるけれど……。
「まだ、体調も悪そうだし……心配だなあ」
「夜露死苦(・∀・)!」




 5月25日(水)

「ょぅι゛ょこのかたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 幼い頃の、刹那との思い出を……ネギたちに語る、木乃香。
「音楽が、ちょっとせつない感じでいいかな」
「刹那だけに、せつないのですね(・∀・)」
「( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) 」
 今は、疎遠になってしまった、彼女たちの関係……。
 自分に原因が、あるのではないかと――木乃香は、瞳を涙で濡らす。
「シネマ村キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「舞妓いいんちょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『注』ってとこの、あやかさんの絵が、カワイイです♪」
「マhル(・∀・)」
「ここの、まき絵さんたちも、カワイイ〜♪」
「よいではないか(*´Д`)ハァハァ」
 ネギたちが不在のまま、クラスメートたちは、修学旅行を楽しんでいる。
 あやかたちに嘘をついてまで、ネギたちが向かった先は――。
「総本山キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「巫女さんが、ずらりと並んで、お出迎えして(*´Д`)ハァハァ」
「微妙な、京言葉だな……」「お父さんも、そうなんだ……」
「このかパパ、なよなよしてるよ、このかパパ_| ̄|○」
「少し、公家風だな……」「近衛(藤原)家の、末ですからね……」
 ――学園長から託された親書を、近衛詠春に渡す、ネギ。
 彼こそが、『関西魔法協会』の長であり、近衛木乃香の父であった。
 総本山に入り、敵からも身を守れると安心する、ネギたち。だが……。
「石田キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 それでも、千草や、フェイトたちは……計画を、諦めていなかった。
 木乃香の護衛を立派に勤めあげたことを、詠春に誉められる、刹那。
 彼は、刹那に――娘の持つ力のことを、彼女に教えて欲しいと頼む。
 普通の女性として幸せになることが、できないというのであれば……。
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「オワタ(・∀・)」
「待てよ! そんなだから、『ネギま!』は糞アニメ呼ばわりされて――」
「別に、風呂とか、ぱんつとか、関係ない次元で、駄目だから……」
「今回は、そんなにダメとは、思わないんだけど……」
「いや、前半の、なぎさ時代が……」
 木乃香を捜し、ネギのところへ行く、刹那。
 ――そこへ、強い魔法の力が、襲い掛かる。
「マジックキャンセルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「鈴が鳴ったが……?」「解りやすくするための、演出じゃないかな?」
 フェイトの魔法攻撃を受け、『石化』してしまう、詠春たち。
 明日菜の特殊能力により、攻撃を防いだ、ネギたちだったが……。
「巫女さんうあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 ――さらわれてしまう、木乃香。
「巫女装束だね、木乃香さん」
「……ところで、原作では、ここで、夕映の見せ場なんですが……」
「カットされますた(・∀・)」
「まあ、アニメでは、のどかとも、『仮契約』していないわけだし……」
「そっかー、魔法に関して知らないから、ここにも来られないんだ」
もるですも、コネーです(・∀・)」
「なんてことを……こんなだから_| ̄|○」
 木乃香の力を使い、異界から、『鬼』を喚び出す、千草。
 鬼たちに囲まれて身動きできない、ネギたちを置いて、彼女たちは去る。
 ――木乃香を祭壇に祀り、何事かの儀式を執り行う、千草たち。
 ネギたちは、鬼たちを相手に戦うも、相手の数が多い……。
「むう……」「これは、とても迫力のある、戦闘シーンですね(・∀・)」
「止め絵ばかりで_| ̄|○」
「音楽も、ちょっと軽快すぎるかな。もっと重苦しい感じの方が……」
「RPGの、戦闘シーンみたいな感じの曲が、よかったかもね」
「ネギにも、呪文を詠唱させてください_| ̄|○」
 徐々に苦しくなっていく、彼らのもとに、『援軍』として現れたのは――。
「忍者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「おい待てよ! どうして、ここで戦ってるのが解ったんだよ!?」
「あ、そういえば……夕映さんが、異変を知らせたからで……でも?」
「夕映は、総本山には、いなかったからな」
「うーん……原作の構成は、下手に弄らない方が、いいよね?」
「この作品は、隙が、ないからな。少しでも変えると、矛盾が出てしまう」
小太郎きゅんは、どこでつか(・∀・)?」
「えーっと、のどかさんが、『仮契約』していないので……」
「……このアニメは、もうだめだ_| ̄|○」
 現れたのは――長瀬楓、龍宮真名、古菲の、3人である。
「刹那さんを入れて、いわゆる、『武道四天王』と呼ばれる人たちですね」
 鬼たちを、彼女たちに任せて――ネギたちは、木乃香救出に向かった。
「忍者、カコ(・∀・)イイ!」
 楓たちの力は、鬼たちを圧倒する。
「せっちゃん、弱いよ、せっちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。」
 だが、立ち塞がる謎の少年――フェイトを、ネギたちは、抜けない。
 そうこうしているうちに、儀式は成就し……。
「でかいのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「リョウメンスクナ……」
 巨大なる神――両面宿儺神は、現世に復活した。
 ネギの放った強力な魔法も、その巨大な『鬼』には、まるで通じない。
 結界に邪魔されて、刹那も、木乃香に近づくことが、できない。
 力を使い果たした、ネギに迫る、フェイト。絶体絶命の、危機――。
 その時……フェイトの腕を、地面から現れた、謎の腕が掴んだ。
「エヴァ様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……いや、いいけどさ」
「エヴァ様(*´Д`)ハァハァ」
「茶々丸キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 突如、現れた……茶々丸と、エヴァンジェリンの攻撃により――。
 呆気なくも、両面宿儺神は、倒されてしまうのだった……。
「エヴァ様ステキ♪」「(*´Д`)ハァハァ」「カコ(・∀・)イイ!」
「しかし……これで、8話での格好悪かった分は、取り戻せたかな?」
 千草の敗北により……戦っていた、月詠や鬼たちも、撤退していった。
「巫女さん復活(*´Д`)ハァハァ」
「左の方にいた、バスタオル姿の人たち、映らなかったね?」
「な!? く……なんということを_| ̄|○」
 ようやく、木乃香のもとに辿りついた、ネギたち。
「ちょっと待てよ! せっちゃんの羽根が、生えてないじゃないか!?」
「そういえば……」「もうだめぽ(・∀・)」
 だが……戦いの傷は深く、刹那は、倒れてしまった……。
 彼女を助けるためには、木乃香の強い魔法の力が、必要で――。
「百合でキスで魔法キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「おい、ちょっと待てよ! なんで、ここで、この2人で(*´Д`)ハァハァ」
「……満足なのかよ」
「これは、とても素晴らしい、最高の百合アニメですね(*´Д`)」
「んー、原作とか考えなければ、悪くないんじゃないかな」
「楓たちの登場が、ご都合主義になっていた以外はな……」
「……エピローグの、風呂は_| ̄|○」




 5月18日(水)

 修学旅行で、京都にやってきた、ネギたち。
「いきなり、京都からか……」
「京都だーっ! っていうか、背景、頑張ってますね、今回」
「変な人がいるよΣ(゚Д゚;)」
「そういえば、仏像マニアという設定が、あるんだよな、夕映は……」
「さよキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『自縛霊』の設定は、前回ので消えたのか?」
「さよ、声がでてないよ、さよ_| ̄|○」
「白鳥由里は、声優としてのランクが高いので(・∀・)」
「若い人にチャンスをあげるには、良い制度なのかもしれませんけど」
 木乃香は、2人の京都での幼い頃の思い出を、刹那に話す。
 ――けれど、彼女は、そっけない態度のまま去っていってしまう……。
「エヴァ、かわいいよ、エヴァ(*´Д`)」
 呪いに縛られた、エヴァンジェリンと……茶々丸は、お留守番である。
「まき絵さん、いいなあ〜♪」
 学園長から預かった、『関西呪術協会』への紹介状を見つめる、ネギ。
 ――だが、生徒たちに引っ張られて、落ち着いて見ていられない……。
「夏美、かわいいよ、夏美(*´Д`)」
「まき絵さん、カワイイですよ、まき絵さん♪」
「委員長、カコ(・∀・)イイ!」
「……文字通り、『蛙を踏んずけたような』声だな。誰の声だ?」
 『恋占いの石』で、勝負を始める――まき絵、のどか、あやか。
 ――しかし、いつの間にか、周囲を大量の蛙に囲まれてしまっていた。
 ネギは、鳥の形をした『式神』によって、『紹介状』を奪われてしまう。
「せっちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……式神を斬り落とし、紹介状を取り戻したのは、刹那である。
 ネギは、彼女こそが、式を放った術者なのではと、疑いを持つが……。
「夕映さん、ちょっと迷ってるかも……」
 触れれば恋の叶うといわれる、『恋占いの石』――。
 夕映は、そっと手を差し出し……結局、触れられずに、その場を去る。
「やったあ、今回は、まき絵さん大活躍っ♪」
「せっかく中の人を呼んだからには、使い倒さないとダメなので(・∀・)」
「台詞の多寡に関わらず、払う金額は同じらしいからね……」
 宿に行き、枕投げに興じる、まき絵や、のどかたち。
「本来は、ここで『ラブラブキッス大作戦』が……」
 ネギは、刹那が敵かもしれないということを、明日菜に話す。
「カードキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「そういえば、明日菜さんのカードって、プレミアついてるらしいですよ」
「ふぅん、そーなんだ」「2枚、買っておくべきでしたね(・∀・)」
 カモから、『パクティオーカード』の説明を受ける、ネギと、明日菜。
「ぁゃιぃ女キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 旅館の入口で、なにやら困っている女性を中に通した、明日菜たち。
 ――しかし、その女こそが、『敵』であることに、彼らは気付かない。
「抹茶コーラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 夕映たちは、旅館の、みやげものコーナーへ。
 それぞれ、気になるものを見つけて、楽しそうな彼女たちだが……。
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」
 木乃香の言う『せっちゃん』が誰なのか、夕映たちには、わからない。
「京都にきて、ちょっと浮かれてる感じかな、木乃香さんは」
「ネギと、刹那以外は、全員そんな感じだが……」
「でも、他の人たちは、普段どおりといえば、普段どおりですよ?」
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「せっちゃん入ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 大浴場に浸かる、ネギたちは……何者かが入ってくるのに気付いた。
「なぜ制服なんだ_| ̄|○」「あはは……原作どおりには、ムリか」
 彼が『魔法使い』であることを知っている様子の刹那に、ネギは焦る。
「せっちゃん、なんか声が低いんだよなあ……」
「体格的な部分で見れば、もっと子供っぽい感じでも、よかっかも?」
「剣士という部分に、重きを置いたのだろうけど」
 逃げ出そうとした、ネギを――『敵』と誤認して、襲い掛かる、刹那。
ひねり潰すキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(;´Д`)ハァハァ」「うーん、ノーコメント」
「相手が『男』だというのは、見抜いていたわけだよな……」
「新アイキャッチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あ、なんかカワイイ♪」
「このデフォルメ絵で、どれが誰か判るのは、凄いことなのかもな」
 相手が、ネギだと知り……刹那は、『自分は敵ではない』と弁明する。
 木乃香は、刹那のもとへ向かおうとしていたが……。
「サルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こいつか……」「さっきの人ですね」「エロシーンの数々が_| ̄|○」
 ネギたちが招き入れてしまった『敵』は、木乃香をさらって、逃げ出す。
 それを追いかける、ネギ、刹那――そして、居合わせた、明日菜。
 刹那は、木乃香に『強い魔法使いの才能』があることを、打ち明ける。
「巫女服の、木乃香(*´Д`)ハァハァ」
 敵――千草の妨害をかいくぐり、彼女を追い詰める、ネギたち。
 そこに、新たな敵が現れる。神鳴流の剣士、月詠――。
「千草の声が、良いな。京言葉も自然な感じがする」
「月詠の方は、なんか違和感ありますけどね(;´Д`)」
「クマー(・∀・)」
 千草の出した式神は、明日菜の『ハマノツルギ』に粉砕される。
「まあ、戦闘演出としては、悪くもないというところか」
「意外に、頑張ってたような(;´Д`)」「……要求レベルが、下がってる?」
 木乃香を『魔力発電機』にするというのが、敵の目的であった。
 ――そんな心無い千草の言葉に、顔色を変える、ネギたち。
「このかの尻に(*´Д`)ハァハァ」「おしりペンペン(・∀・)」
 怒りに燃える、刹那の必殺剣が炸裂し――敵は、消えていった……。
 木乃香が意識を取り戻すと、刹那は、すぐに去ってしまう。
 彼女が、どうしてそんな態度になるのか……解らない、木乃香であった。
 一方、千草たちは、仲間の少年によって、助け出されていた。
石田彰キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……声でまで、『渚カヲル』を連想させて、どうするというのか」
「今さらですな。むしろ、『ケロロ軍曹』のキャラに似てるというほうが」
 ――刹那は、電話で、学園長に応援を求める。
 しかし、今すぐに、そこに向かえるような存在は……と、いえば?
「ていうか、なんだ、この端折りすぎ展開は_| ̄|○」
「もう、エヴァさん呼んじゃうのか……夕映さんとか、活躍なし?」
「小太郎も、コネーです(・∀・)」「楓や、龍宮すら、こない悪寒_| ̄|○」
「燃える展開を、悉く、無いものにしてしまうのか……」
「ょぅι゛ょこのかたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まき絵さん、予告にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ちんこー(・∀・)」
「の、のの、のどち――なので、だからっ!?」
「能登ちんこ(;´Д`)ハァハァ」「能登は、フタナリだったのですか(・∀・)?」
「おまえら……ばかじゃないの」
「なんだと、ワレェ!」「ざけんな、ゴルァ!」「うぜー、逝ってよし!」
「はいはい……クーや、龍宮の見せ場は、あるみたいね……」




 5月11日(水)

「さよメイン話キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「さよ、かわいいよ、さよ(*´Д`)」
 誰にも気付かれることなく、今日も学園内を徘徊する、幽霊の、さよ。
 彼女は、自縛霊になってから、もう60年にもなるのだという……。
 古くからある、『時計塔』が壊されるという話を聞いた、明日菜たち。
 それを新聞記事にしたのは、さよの隣の席の、朝倉であった。
 ……とはいえ、さよは、彼女たちの話を、今日も聞いているだけだ。
「ゼンマイ動力の茶々丸キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ザジの手品キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まき絵さんキター」
「むしろ、亜子の尻がエロいわけですが(*´Д`)ハァハァ」
 楽しげなクラスメートたちの様子を、静かに見つめる、さよ。
「いいんちょ、作画いいよ、いいんちょ(*´Д`)」
「今回、すごく綺麗ですよね♪」
「14話に匹敵する神作画キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いつも最悪な、モブ生徒の作画も良いしな」
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」
 委員長と、明日菜の喧嘩も、さよにとっては、眩しい世界である。
 一緒にいるだけで、とても楽しい気分になれる……さよであった。
「(ノ∀`)アチャー」
 喧嘩の煽りを食らい、殴り倒されてしまう、ネギ。
 喧々囂々たる教室内で、のどかだけは、倒れてしまった彼を心配する。
「のどか、確実に見えてるよ、のどか(*´Д`)ハァハァ」
 このクラスに、あと3年くらいは、いてもいいなと思う――さよであった。
「今までいた中で、いちばん楽しいクラスなのかもしれないね」
「まあ、こんな変人ばかりのクラスは、そうそうないだろうし……」
 学園長は、『時計塔』の取り壊しを中止するように、しずなに頼む。
 出張から帰った高畑は、彼らに、京都の現状について報告する。
 なんでも、『関西呪術協会』とやらが、暗躍しているという話である。
「じじゅちゅきょうかい(・∀・)」「言いにくいんですよねー、これ」
 彼は、修学旅行の行き先を変更するように、提案するのだが……。
「陸上部の美空キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ラクロス部の桜子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 放課後には、さよは、部活動にいそしむクラスメートたちを見て回る。
「ゆーな、せめてアップにしてよ、ゆーな。・゚・(ノД`)・゚・。」
「最初の方に、台詞あったし……後ろ姿も、大きく映ってたし……」
「いっけー、ゆーなー♪」「がんがれー(・∀・)」
「さよは、音楽は、クラシックが好みと……」
「実は、ブルジョワさん?」
「柿崎、コーラス部なんて設定、忘れてたよ、柿崎(;´Д`)」
 自分と同じで、ずっと『2年A組』にいるエヴァたちが気にかかる、さよ。
 生け花をする彼女たちを、不思議そうに見つめる、さよだが……。
 『つわぶき』という花に、なぜか関心を引かれる、彼女なのであった。
 生きていた頃のことは、もう覚えていないという、さよ。しかし――。
「記憶のフラッシュバックキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「見えた(*´Д`)」「つわぶきの花が、きっかけになったのかも」
 ……微かに、昔のことを思い出したような気がする、さよ。
 ネギは、初めての修学旅行を、とても楽しみにしている様子である。
 クラスメートたちも、修学旅行の話を聞き、皆で浮かれていた。
「うんうん、まき絵さんは、カワイイなあ♪」
「やれやれです〜」
 ただ、刹那だけは、因縁の地である京都行きを、不安視していた……。
 『自縛霊』である、さよもまた……参加できない行事を、残念に思う。
「さよ。・゚・(ノД`)・゚・。」「かわいそうだけど、どうしようも、ないよね」
 けれども、京都行きが中止になるかもと聞かされ、がっくりの、ネギ。
 ただし、『誰かが、生徒たちを守ってくれるのなら……』
 ――学園長の言葉に、自分に任せてくださいと胸を張る、ネギであった。
 クラス名簿にある『相坂さよ』の名前を気にかける、朝倉。
 自分の名前が出たことに、喜んで必死にアピールしようとする、さよ。
「さよ、かわいいよ、さよ(*´Д`)」「気付いてほしいんだよね……」
 ただの『印刷ミス』だろうと、明日菜は言う。
 あるいは、『登校拒否』や、『病弱で……』『転校してくる予定が……』
 さよに関して、様々な憶測が飛び交う、教室内。
 ……朝倉は、彼女に、記者として強い興味を引かれたようである。
「朝倉、なんか可愛いかも、朝倉(*´Д`)」
 インターネットで、さよについて調べようとする、朝倉。
「ググール検索キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『Bagle』ですか……」「べいぐる?」
「該当なしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「がっくりする、さよが、またかわいいよ、さよ(*´Д`)」
「白鳥由里さんの、落ち着いた声が、またいいかなって思いますよね♪」
 朝倉は、写真の下の『1940〜』という記述に目を向ける。
 昔の資料を引っ張り出してきて、彼女の真実を探求していく、朝倉。
 自身の過去が明らかになることに、不安を感じ始める、さよ。
「レイープ殺人ですね(・∀・)」「(*´Д`)ハァハァ」「お前らが氏ね」
「さよさんの仕草が、いちいちカワイイな〜と♪」
 のどかの協力を得て、当時の『文集』を引っ張り出してきた、朝倉。
「ほう、短歌か……」
 そうして、朝倉は、当時の――さよの書いた短歌を、探し出した。
 『石蕗を 植える小さな彼女の手 時がみちるを楽しみにして』
「まあ、あまり上手い歌とは、言えないように思うが」
「中学生ですし……。『つわぶき』って、そういう字を書くんだね」
「『みちる』というのは、誰ですか(・∀・)」「美凪の妹ですよ(*´Д`)」
「幽霊つながりと、いうことですかね……」「関係ないじゃん、なんにも」
「そこに意味を持たせられると、上手い歌になるという話です」
「妹キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あれ……本当に、さよの妹の名前だったりするのか、『みちる』が?」
「どうなんでしょうね……」
「回想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ょぅι゛ょ(*´Д`)ハァハァ」
 在りし日の、さよの前で、一生懸命に種を植える、小さな手の少女。
 彼女は、花壇を花で一杯にすれば、『母親が帰ってくる』と信じていた。
「お母さんが……」
 『おかあさんが かえってきますように』
 ――そんな妹の刻んだ、小さな金属プレートの文字。
 さよは、妹に対して、『笑顔でいてあげる』ことしか、できなかった……。
 朝倉は、石蕗の写真を見て、何かに思い至り、駆け出した。
 さよは、彼女の後を追いながら、少しづつ、過去を思い出していた。
 ……嵐の夜に、妹の花壇を守るために、外に走り出した、さよ。
 その結果、彼女は、生命を落としてしまうことになったのだ。
 誰かを恨んでいたからではなく、それを、守るために、ずっと……。
「。・゚・(ノД`)・゚・。」「な、なんか、いい話……」
 そして、その場所こそが、朝倉の辿りついた場所――。
 取り壊される予定になっていた、古い、崩れかけた『時計塔』で……。
 彼女たちは、そこで、一面に咲く『石蕗』の花を目の当たりにする。
「咲いてる……ちゃんと、咲いてるんだ、今も……うん、咲いてるよ」
 そして、さよは見つけてしまう。あの日の、妹の彫ったプレート。
 『おかあさんとおねえちゃんが かえってきますように』
 あの日のものとは別に、新たに文字の書き加えられた、それを――。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「超名作キタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
「やるな……原作のエピソードより、ずっと、良いじゃないか……」
「さよさん……」
 朝倉は、その時、彼女の『存在』に気付いた。
 スクープだ――カメラを構える、朝倉。けれど……。
 泣き崩れる少女の姿に、シャッターを切ることは、できなかった。
「朝倉、いいやつだよ、朝倉。・゚・(ノД`)・゚・。」
 修学旅行の班決めを行った、『2年A組』だが――。
「もるです〜(・∀・)」「ゆえっち(*´Д`)ハァハァ」
 『漏れている人は、いないか』という、ネギの問いに……。
 隣の席を気にする、朝倉は――意を決して、立ち上がる。
 『自分のことは、気にしないで』と、さよは言うけれど……。
「まだ、見えてるんだね……」
「一度、認識してしまえばね。騙し絵と、同じようなものでね」
 『相坂さよが、漏れている』
 ――そんな朝倉の言葉に、騒然となる、ネギや、クラスメートたち。
「これは、傍目には、とてもイタイ人ですね(・∀・)」
「朝倉。・゚・(ノД`)・゚・。がんがれ」
 ――そんな時。
「エヴァ様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……まだ、操られてるのか?」
「あ、いえ、あの、その……とにかく、エヴァさんは、いい人っ!!」
 エヴァの魔法により、現世へと浮かび上がる、さよの身体。
「ぱんつ透けて見えた(・∀・)」「(*´Д`)ハァハァ」「う〜ん……」
「こういう、昔の下着とかは、問題ないのかね、テレ東ってのは」
「では今後は、女性の下着は、『ふんどし』ということで(・∀・)」
「そ、それは……それで、(*´Д`)ハァハァ」
 突然、目の前に現れた少女の姿に、唖然とする、一同。
「夏美の顔にワロス(・∀・)」「夏美、かわいいよ、夏美(*´Д`)」
「今までずっと、目の前にいたことに、気付いてなかったわけだからな」
 『彼女は、いい幽霊だから』――必死に彼女を弁護する、朝倉。
「すっごーい! っていうか、まき絵さん、いい子だよ♪」
「バカなだけです(・∀・)」
 そんな、朝倉の心配を余所に……。
 『新たな友人ができた』と、大喜びで大歓迎の、クラスメートたち。
「さすが、変人クラスよの……」
「エヴァさんも、こうなると解ってて、魔法を使ったんだよね♪」
「さよ、激萌えですよ、さよ(*´Д`)ハァハァ」
 花瓶に生けた石蕗の花を前に、そっと歌を口ずさむ、学園長。
 『昔、好きだった女の子の作ったもの』だと、彼は言う。
 だからこそ――彼もまた、あの『時計塔』を、守りたかったのだ……。
「な、なんだってー」「時の流れが……」
「さよも、生きていれば、学園長と同年代なわけか……」
「いや、学園長って、70代には、見えないんですが(;´Д`)」
「わからんが……当時、担任の教師だったとか?」
「それは、とても禁断な関係ですね(・∀・)」
「彼が、さよさんの妹と結婚したっていう説も、あったりなかったり?」
「となると、さよの妹は、木乃香の祖母に当たるわけだが……さて」
「設定的には、面白い感じですな」
「もっとも、その設定を元に話を作るのは、難しいところだろうが……」
「木乃香さんの将来に、朝倉さんが深く関わることに、なるのかも?」
「壮大になってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「それは、そうとして……今回は、音楽も良かったように思います♪」
「場面に、上手く合っていたね」




 5月4日(水)

「あ、OPが、なんか違うかも……」
「5月になったから……というか、絵も変わってる?」
「『ネギま!』の文字が、キラーンとしてますぞ! これはッ!?」
「真OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……ビーチバレー、でも、水着が……うん?」
「実質的に、変わってねえ_| ̄|○」
「今まで通りのオリジナル笑顔キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「色合いだけが、大きく変わっているのかな。髪とか、水着とか」
「太陽の光が、リアルになったような気もしますがな……」
「むう……。しかし、この曲調は、『テクノ系』とでも言うのか?」
「んー、悪くないと思いますよ。皆さん、歌が上手いですし♪」
「その言い回しは、どうも皮肉っぽく聞こえるが。CMの、ネギとか……」
「でも、目立って外しちゃってる人も、いないですし。安定してますよ」
「門脇とか、いるんだけど……上手く、誤魔化せているという感じか」
「機械の力は、偉大なのです(・∀・)」
「これは、6月の能登パートにも、期待できますな(;´Д`)」
「その時、お前たちは……科学は、万能では、ないと……思い知るだろう」
「ぜ、全部歌ってもらって、上手な部分だけ、採用すれば……」
 ――ともかく、本編。
 早朝からのバイトに励む、明日菜。
 その途中で、出張帰りの高畑と、遭遇してしまう。
 『今年こそは、告白する』――そう決意を固める、明日菜であった。
「オコジョ、あぼーん(・∀・)」
「カモくんが喋れるってのは、木乃香さんは、まだ知らないんだね」
「ああ……木乃香には、明日菜が動物を虐めているように見えるのか」
「作画は、悪くないようですな(*´Д`)」
「凄く良いってわけじゃないけど、きれいに纏まってるかな?」
「能登パートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギの部屋の近くで、挙動不審状態な、のどか。
「会いにきたんじゃなくて、顔を合わせられなくて、隠れてるんだ……」
 ネギもまた、部屋の中で、告白の件を思い悩んでいた。
「姉キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 姉の言葉を思い出し、『自分は教師失格だ』と泣き叫ぶ、ネギ……。
「また、オコジョあぼーん(・∀・)」
「カモくんも、たいへんだ……」
 明日菜は、『悩んでても仕方ない』と、ネギを引っ張り出していく。
「のどかさんのところに……じゃ、ないのか」
 明日菜たちの向かった先は、のどかのところ……ではなくて、厨房。
「厨房キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ケーキがどうこうって、言ってたよね、さっき」
 『ケーキの試食に付き合え』――その言葉に、ネギは、ほっとする。
 しかし――。
「ヤバイ食材キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「し、シーフード……で、ケーキ?」
「これは、すばらしい、『ケーキ大戦』の始まりですね(・∀・)」
「『舞HiME』か……」
「これでは、ネギは、おろか……高畑までもが、病院送りに_| ̄|○」
「も、もしかしたら、『焼きたてジャぱん』かもっ!?」
「高畑が、リアクションで、あの『魚踊り』を披露するわけか……」
「それだけは、絶対にやめてください。・゚・(ノД`)・゚・。」
「ところで、このケーキは、高畑先生にあげるもの……だよね?」
「話の流れ的には。京都土産の、お返しという形になるのだろうが」
「み、み、み、緑色の、毒々しい、生クリームが((((((;゚Д゚))))))」
「た、たぶん、『抹茶味』なんだよ、きっと!!」
「抹茶味に、シーフードとは、また斬新な取り合わせだな……」「う……」
 そして、ついに、明日菜オリジナルのケーキが完成……だが?
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「め、め、め、目玉ッ!? 目玉浮いてるしっ!?」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「ち、ちちちちち、血がッ!? 違う、けど変な液体がうわーっ!?」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 ナイフを刺した部分から、謎の液体を飛び散らす、不気味なケーキ。
 ネギと、カモは、その、おぞましい『物体』に、戦慄を覚える……。
「あ、明日菜は、これが、美味そうに見えるのか……?」
「アニメだから――ちょっと、表現が大袈裟なだけなんだよ、きっと……」
「天にも昇る味キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 明日菜に、それを無理やり食べさせられた、カモは……。
「……死んだ」
「つまり、これは、『死ぬほど美味いケーキ』だったのですね(・∀・)」
 一方そのころ――。
 ハルナに、『ネギに告白した』のかと、つっこまれる、のどか。
「夕映、かわいいよ、夕映(*´Д`)」
「夕映さんの、ネギ先生への想いは……まだ微妙なところかな」
「これは、なんだか臭いますねえー、ラブ臭(・∀・)ガッ!」
「ラブ臭って……」「夕映さんの方は、まだ、バレてないみたいですね……」
 再び、ケーキ作りの戦場へ――。
 『ケーキと一緒に告白』するつもりなのだと、カモに見破られた、明日菜。
「ネギくん、自意識過剰だー」
 『明日は、高畑先生の誕生日だから』
 ――明日菜は、照れながらも、本当のことを言うのであった。
 調査の結果を、学園長に伝える、高畑。
「修学旅行の、前フリですが……」
「高畑と、しずなの間に、妙な『ラブ臭』が漂っている件……」
「三角関係キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こっちが、修羅場展開の本命だったり?」
「のどかVS夕映に、もっていくよりは……いや、しかし……」
 自分が、高畑を好きになったきっかけを……ネギたちに話す、明日菜。
「そう、きっかけは、些細なこと……それが、大きくなっちゃうんだよね」
「自分の中で、その相手だけが、勝手に大きくなってしまうもの……か」
 ――朝になって。
 ネギが目を覚ますと、明日菜は、まだケーキを作っていた。
「まともなケーキでキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「わ、すごいっ、おいしそうっ!!」「ふ、ふつうのケーキだ(;´Д`)」
 『本屋ちゃんの告白を見て、自分も決めた』――明日菜は言った。
 それを聞いて、ネギも、のどかに告白の返事をする決心をする。
「逃げちゃだめだ(・∀・)」
 夕映に案内されて、のどかのいる図書館島にきた、ネギ。
 返事を聞くのが怖くて、逃げ出した、のどかを――ネギは追いかける。
「見えた(・∀・)」
 階段で、つまずいた彼女を、ネギは助け――。
「いつもだな、こいつは」
「ありえない体勢キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『自分は、クラスの全員のことが、好きで――』
 ネギは、言う。
 『お友達から、はじめましょう』――と。
「中学生だしね、実際に、始まりは、そうなんでしょうね、ふつうは」
「始まりは……まあ、野暮は、よそう」
「ここから先は、お互いの、気持ち次第ということで……決着?」
「修学旅行前に、のどかとネギに関しては、描ききってしまったわけか?」
「つまり、修学旅行では、戦闘メインの展開で(*´Д`)ハァハァ」
 さて、今度は、自分の番だと――職員室に乗り込む、明日菜。
「たのもー(・∀・)!」「明日菜さん、がんばれ!」
 ――しかし、出てきたのは、しずな。
 彼女は、高畑がまた、出張に行ってしまったことを……彼女に告げた。
「最終回あたりで、この2人にも、決着をつけさせるのかな」
「ここが、前哨戦ですな(;´Д`)」
「明日菜の将来というのは、とても、良い『女』になりそうなんだよね」
「そう。なんか、すごく成長しそうな人だなあって、思う」
「木乃香などは、ずっとこのままなのだろうけど……」
「明日菜、のどかっていうのは、原作者的にも、『成長キャラ』っぽいよね」
「負けないと、人は、強くなれないよね……」
 ……結局、そのケーキを、高畑に渡すことができず――。
 ネギや、カモたちと一緒に、ヤケ食いすることになる、明日菜であった。
「これが、彼女の将来を、示唆してるようにも見えますね」
「ネギとは限らないが、年下の男性との、明るい家庭というところか」
 そして、そのころ、別の場所では……。
 『明日菜は、1度に1つのことしか見えなくなるからなあ』
 ――呆れつつも、木乃香は、楽しそうに調理器具を洗っていた。
「この、最後の、木乃香の台詞は……どういう意味かね?」
「ん? 『片付けもせんと、しゃーないなー』ってとこじゃないかな?」
「別に、彼女がケーキを、すりかえたりとかは……してないんだよね?」
「……してないと、思うけど? 明日菜さんの努力を、認めてあげないと」
「そうだな。まあ、悪くは、ない話だったかな」
「明日菜と図書館組以外のファンには、不評かもしれないけど……」
「美空ファンへの挑発発言キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「え、工エエェ(´д`)ェエエ工」
「それよりも、予告に、さよキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「次回が、赤松の言うところの、『さよメイン話』か……」
「くそう、白鳥由里め、萌えるじゃないか(*´Д`)」
「いい声してるよね……衰えを、知らないっていうか……かわいいし」
「適度に頑張ってきたのが、無駄に消耗しなくて、良かったのかもね」
「うん、次回は、作画も良さそうだね」
「さよ、かわいいよ、さよ(*´Д`)」




 4月27日(水)

 ネギのことが、なんだか気になってきた、夕映。
「作画_| ̄|○」「(ノ∀`)アチャー」「あー」
「初期スタッフの最後の仕事らしいから……やる気もなかったのだろう」
「立つ鳥が、後を濁しまくりやがった_| ̄|○」
 のどかと、夕映の関係も……少し、ぎくしゃくしてきたように感じる。
「動画が、ぎくしゃくと_| ̄|○」
「作画のことは、もう言うな……」
 気になるがゆえに、ネギに対して冷たい態度になる、夕映。
「夕映がゆえに(・∀・)」
「千鶴さんと、あやかさんの胸が、ぺたんこに……」
「それは、別に構わないのですが……夏美、かわいいよ、夏美(*´Д`)」
 教室で、夕映は、のどかに遊園地のチケットを渡す。
 彼女に、ネギと一緒に遊びに行けと言うのだ。
「自分自身の気持ちも、吹っ切りたいんだね」
「さっさとくっつけてしまえば、諦められるからね」
「デート以外に、ナニをするのですか(*´Д`)」「セック――」「告白を!」
 『告白してしまえ』――と、夕映は、のどかに迫る。
 無人の職員室で、ネギの机にチケットを忍ばせようとする、のどか。
 ……だが、実際には多くの人がいて、作戦は失敗。
「瀬流彦先生って、コンタクトなんだっけ?」
「原作では、言及されていないと思うが」「オリジナル笑顔で(・∀・)」
「勝手に、設定とか作らないでくださいよ(;´Д`)」
 逃げ出した、のどかを追う、高畑は……学園長に出張を命じられる。
「伏線、かな?」「この後の、修学旅行と関わってくる部分かね?」
 廊下で、ネギとぶつかり――保健室に運び込まれた、のどか。
「前方不注意だな、ネギは」「夕映さんとも、ぶつかってましたしね」
 しずなは、余った遊園地のチケットを、2人に渡すのだが……。
「のどかさんは、もう2枚持ってるけど……」
「それを渡す前に、一緒に遊びに行く段取りがついたというわけか」
「んー、しずな先生は、高畑先生と行くつもりだった……のかな?」
「ああ、出張で、だめになったわけね……」
「これは、また、壮大な伏線ですね(・∀・)」
「いや、まあ、出張自体に、意味がある……のだと、思うのだけど」
「なんといっても、あの『プラネテス』の大河内先生ですからね(・∀・)」
「美空キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「空気っぽい名前の人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「良かった、ちゃんとセリフ貰えたんだ……」
「初台詞だっけ? あと、まだ台詞がないのは……ザジと、さよ?」
「さよは、ともかく……ザジは、もう。・゚・(ノД`)・゚・。」
「猪口さんは、でも、一般生徒とか、けっこうやってくれてますし……」
「なんで、そういう上手い部類の声優に、ザジを割り当てるかね……」
「それでは、裕奈の『木村まどか』と、チェンジしましょう(・∀・)!」
「そ、それは、つまり、裕奈役が、木村あや――」
「そ、その話題ストップ! ダメッ!?」
「まあ、マジレスすると、アニメ版のラスボスが、ザジなので(・∀・)」
「な、なんだってー!?」「オリジナル展開すぎる……」
「ネ、ネタですよっ! ね?」
「むしろ、そのくらい、オリジナルで突き抜けてくれたほうが_| ̄|○」
「『2期』なり、『OVA』なりも、作りやすいか?」
 怪我をした生徒がいると聞き、しずなは、出て行ってしまう。
 ネギもまた、放送で呼び出されるのだが……。
 彼は、のどかに、夕映か、ハルナでも誘えと、チケットを渡そうとする。
「空気読んで、ネギ先生――」
「テレパシーで伝えるです(・∀・)」
 『みんな予定があるから……』と言う、のどかに――。
 仕方ないから、『自分と一緒に』と、ネギは言うのであった。
「電波が届いたです(・∀・)」
 ――こうして、めでたく、ネギとデートすることになった、のどか。
 様子を見に来た、夕映は……。
「保健室から、謎の悲鳴が((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「こ、これ、なんだろう……いえ、解るんですけど、なんか、変だよ?」
「能登、演技が上手すぎる、能登(・∀・)」
「あまりの嬉しさに、感極まった叫び声……なのだと思うわけだが」
「暴漢にでも、襲われたようにしか_| ̄|○」
「エヴァンジェリンに噛まれますた。これも、壮大な伏線です(・∀・)」
「な、なんだってー!?」「工エエェ(´д`)ェエエ工」「もう、それでいいや……」
 その声に、夕映は、中に入っていくことを、躊躇うのである……。
「せっかくの能登なので、オナニー声にしてくれれば(*´Д`)」
「それは、夕映でも入っていけませんね(・∀・)」
 ――そして、デート当日。
 並んで歩きながら、なんとか『告白』しなければと考える、のどか。
「店員さん(*´Д`)ハァハァ」
「タシーロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 のどかの、舞い上がって、まるで上手くいかない様子に焦れる、夕映。
 チケットが余ったからと、夕映は、明日菜も引っ張り込んでいた。
「実は、私、大根役者が好きで(・∀・)」「能登、上手いよ、能登_| ̄|○」
 ……ネギに、『大好き』だと言うことのできない、のどかであった。
「なんかキモイのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「着ぐるみ……遊園地の、マスコットだよね」
「やる気のない、デザインだな……」
「また、ヤバイ踊りが_| ̄|○」「1話の『魚踊り』を、思い出したり?」
「ハゲワロス(・∀・)」「ひどいな、この演出は……」
「うわーん、変なマスコットが、キモイよー。・゚・(ノД`)・゚・。」
 中に入っていた、夕映は、『観覧車に乗れ』と、のどかに助言する。
「バカっぽい表情で突っ立ってるのにも、ギガワロス(・∀・)」
「せめて、もう少し、かわいいキャラに_| ̄|○」
「この遊園地の寿命は、あまり長くは、なさそうだな……」
「ネズミ、とは言いませんが……動物っぽいのに、しておけば……」
「どのみち、作画崩壊で、目も当てられないものになりますが(・∀・)」
「もういやだ、このアニメ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「10話、超えちゃったな、これ……」「残念ながら_| ̄|○」
「まだ、ギャグテイストな話だっただけ、10話の方が楽しめました_| ̄|○」
「シリアスで、これは……つらいよなあ」
「よもや、あのキモい踊りが、シリアスだとでも言うのですか(・∀・)」
「うわーん、このアニメが、僕たちを虐めるよー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「確かに、見続けるのが、つらくなってきた……」
「クソ動画と、キモイ動作の相乗効果が、最高にワラえますよ(・∀・)」
 ――『伝説の観覧車』に乗ろうとする、のどかたち。
「夏美キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そこに、遊びにきていた、あやか、千鶴、夏美の3人が、やってくる。
 『告白すれば、必ずカップルになれる』――そんな、伝説。
「これは、素晴らしい、百合カプールの誕生ですね(・∀・)」
「夏美さん、けっこう上手いよね……」「期待の新人っぽいね……」
 ネギたちに会わせまいと、夕映たちは、その前に立ちはだかった。
「夕映の顔が、もう。・゚・(ノД`)・゚・。」「うはwwwwww」
「なんだ、この、変な笑顔は……」「引きつった笑顔……のつもりかと」
 明日菜は、まんまと、あやかを勝負に引きずりこむことに成功した。
 観覧車に乗り込む、ネギたち――。
「いいんちょ、最高(・∀・)!」「な、中割りって、いうのだから、これ……」
「スロー再生とか、やめてあげてください。・゚・(ノД`)・゚・。」
「千鶴の笑い方が、ありえねーです(・∀・)」
「カクカク動画_| ̄|○」「ヤシガニか……」「ひどいよ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 明日菜たちが、バカ勝負を繰り広げる一方で、のどかは……。
 結局、告白できないままに、1日が終わろうとしていた。
 自分の情けなさに、逃げるようにトイレに駆け込む、のどか。
 そこにいた、夕映たちに、『どうしてネギが好きか』を、彼女は語る。
 そして、再びネギの前に戻った、のどかは――。
「告白キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「変なガキが_| ̄|○」「なんなんだろうな、この、妙な演出は……」
 『自分の気持ちだけは、知っていてほしい』
 ――返事を待たずに、のどかは、ネギの前から、去っていった……。
「なんかもう、いろいろと駄目だったね」
「夏美(*´Д`)ハァハァ」「指が、6本あったように見えましたが(・∀・)」
「……見なかったことに、しましょうか?」
「次回からは、新スターフによる、神作画が連発されますので(・∀・)」
「神作画……か? 悪くは、ないと思うけどさ……」
「予告を見る限りでは、14話ほどでは、ない感じですね――」




 4月20日(水)

「ビーチバレー、前より速くなってる気がするなぁー」
「オリジナル笑顔は、変わりませんけどね(・∀・)」
「名前テロのおかげで、悪くない映像にも、思えてきました(;´Д`)」
「ネギの部分が、少し長くなってるのじゃないかと思うが……」
 ――朝倉の企画により、旧校舎で『肝試し』をすることになる、ネギたち。
「オリジナル展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「朝倉、かわいいよ、朝倉(*´Д`)」
「出だしの声が、少し微妙だったが……」
「作画も、綺麗だと思いますよ……って、SDネギくん、カワイー♪」
 生徒たちが見守る中、まず出発するのは、ネギ――。
「がんがれー(・∀・)」「まけるなーっ!」
 だがしかし、『肝試し』というのは、彼女たちの仕組んだ、罠であった。
ラブラブキッス大作戦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こ、ここで、やっちゃうんですね(;´Д`)」
「本当は、修学旅行中の……宿屋での、お話なんですよね」
「ネギとキスをすると、カードが出るから……という理由だったが……」
「そういや、カードの話自体、まだ出ていないような_| ̄|○」
「まあ、でも話自体も楽しい感じですので、期待しましょう♪」
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」
「全員が、朝倉に加担しているわけでは、ないのだな」
「3Dモデリングキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まき絵、裕奈コンビキター♪」
「ゆーな、かわいいよ、ゆーな(*´Д`)」
「……まき絵は?」
「ま、まき絵もかわいいよ、まきまき(*´Д`)ハァハァ」
「2人とも、色合いやスタイルが、かなり良くなっているな……」
 朝倉の説明によれば――。
 2人1組で、旧校舎に入り、ネギを捜してキスをした組が、勝者である。
「武器が『枕』なのは、怪我をさせないため……ってことだよね?」
「原作の名残りだが……まあ、不自然というほどでも、ないしな」
 参加メンバーは――。
 『まき絵、裕菜』『風香、史伽』『楓、菲』『あやか、千鶴』『のどか、夕映』
 ……この、5組である。
「能登かわいいよ能登、がんがるです(・∀・)」
「千鶴さん、目立てたかもっ!」「美空、目立たないよ、美空(;´Д`)」
「ザジに比べたら……」
 キス争奪に萌える――いや、燃える、面々。
 特に、委員長と……親友のために珍しく気合いの入っている、夕映。
「ゆえ、かわいいよ、ゆえ(*´Д`)」「作画も、気合い入ってます♪」
「オコジョキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 旧校舎内を歩く、ネギのところに、カモが現れる。
 その様子を、隠しカメラが、寮内に集まった生徒たちにも伝えている。
「せっちゃんまで……」「茶々丸さんも……」
「ええい。ネギはいい! このかお嬢様を映せ(・∀・)!」
「……まあ、刹那も心の中では、そんな感じかもしれないが」
「バカピンクキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まき絵さん_| ̄|○」「まき絵、バカだよ、まき絵(*´Д`)」
「いいいんちょも、もちつけ(・∀・)」
 ネギを捜し歩くうちに、『まき絵、裕奈』と『あやか、千鶴』組が、遭遇。
「戦闘キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ゆーな。・゚・(ノД`)・゚・。」
 戦いは、委員長側が優勢に――。
 だが、そこに『楓、菲』組が乱入し、一気に2組を倒してしまう――。
「まき絵さん_| ̄|○」
「ふーか、かわいいよ、ふーか(*´Д`)」
 『風香、史伽』『のどか、夕映』は、外壁からの潜入を試みていた。
 ……敵との遭遇を、回避するためである。
「これって、図書館探検部ならではの、行動ですよね」
「あれがあるから、のどかや夕映の行動としても、違和感がないかな」
「印象的には、おとなしい2人ですしね……」
「こんなこともあろうかと(・∀・)」
 あらかじめ鍵を開けておくなど、用意周到な、夕映であった。
 その頃、ネギは、カモと一緒に、ようやく目的の理科室に辿り着く。
 カメラの故障で、映像は、途絶えてしまうが――。
「脅迫キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「千雨さん、脅されてたんだ……」「朝倉、腹黒いよ、朝倉(;´Д`)」
 ちうの写真をネタに、朝倉は、千雨に、カメラを回復させようとする。
「カモ、あぼーん(・∀・)」
 転んだ拍子に、明かりを失ってしまった、ネギ。
 飛んできた懐中電灯の直撃を受けて、カモも、気絶してしまう。
 ネギは、魔法の明かりを灯そうとするが……。
「(ノ∀`)アチャー」
 人体模型に驚いて、彼もまた気絶。魔法は、暴走してしまう……。
 ――そして、ネギの偽者が、何人も出現してしまうのであった。
「少々、強引な展開にも、思えるが」
「光の魔法が、幻影の魔法に変化しちゃったってことなのかな?」
「前倒しの、弊害が_| ̄|○」
 理科室に着いた、『のどか、夕映』組。
 同時に、『風香、史伽』組も、天井裏を通って、到着。
 夕映は、『ここは自分に任せて、先に行け』――と、のどかに言う。
「ゆえ、カコ(・∀・)イイ」
 そこへ、『楓、菲』組も、到着。
 夕映は、のどかを理科室に押し込み、扉の前に立ち塞がった……。
 ――しかし、中では、何人もの偽者が、のどかを待っている。
 悲鳴を上げて、倒れる、のどか。
 『楓、菲』『風香、史伽』は、本物とともに消えたネギを、追いかける。
 委員長の前に……そして、夕映の前に、再び現れる、偽者。
「ゆえ最強の萌えシーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『キス、してもいいですか』――と、夕映に迫る、ネギ。
 のどかは、まだ、気絶したまま……。
「ゆえ、超かわいいよ、ゆえ(*´Д`)ハァハァ」
 他の組の前にも、次々と現れる、ネギの偽者たち。
 朝倉たちの見守るモニターにも、その様子は、映し出されている。
 千雨は、どうせ朝倉の仕込みだろうと、気に留めなかったが……。
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」「桜子さんも、かわいいかも」
「作画が、いいからね……」
 必死に、理論的に事態を解決しようと考える、夕映だが……。
 ネギに好意を抱いている自身は、いかんともしがたく……。
「(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ」
「桑谷さん、がんばるなあー。うん、よい演技です♪」
「さすが、翠星石のナチャーンですね(・∀・)」
 逃げられない、夕映。いよいよという、その時――。
「明日菜キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「明日菜、空気嫁_| ̄|○」
「むしろ、読んだから、こうなったという感じもするが……」
 突如現れた、明日菜に蹴り飛ばされて、偽者は爆発。
 同時に、他の偽者たちも、キスをされた途端に、爆発してしまった。
 これを、お互いの仕込みだと思っていた、朝倉と、千雨だったが……。
「そっか、肝試しっていう前フリが、ここで生きてくるんだ」
 すべて、『お化け』の仕業だったということで、納得したようである……。
「さよキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「さよ、それだけかよ、さよ……台詞こねーよ、さよ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「そういえば……今回、彼女の話になると、思ってたけど……」
「次回あたり、さよ中心の話になっても、おかしくない引きだが……」
「ま、まあでも、楽しかったですよ。この感じで、いってくれれば」
「クラスメートの掘り下げで終わっても、いいかもね。このシリーズは」
「作監山本佐和子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「10話と同じなんだよね。それだけ、10話の状況が、まずかったと……」
「汚名返上が、できましたね♪」
「ED曲は、これはこれでいいかなと、思えてきました(;´Д`)」
「ですね♪」
「作画崩壊予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……やばそうだ_| ̄|○」「まさか、隔週で、良くなる仕様か……?」
「んー、作画は、ともかく……千鶴さん、演技上手いなー」




 4月13日(水)

「ょぅι゛ょ明日菜キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「面白い、画面効果だな」
「ょぅι゛ょ委員長、かわいいよ、ょぅι゛ょ委員長(*´Д`)」
 幼い頃の夢を見て、目を覚ました、あやか。
 夏休みということで、彼女は、実家に帰っているのだった。
「委員長、エロいよ、委員長(*´Д`)」
「広い家だな……」「うーん、お嬢様ーっ!」
「メイド隊キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そこへ、ネギがやってきたと聞き、大喜びの彼女だが……。
「面白い動きだな、あやか」
「これが、あの有名な、暗黒舞踊というものですか(・∀・)?」
「なんだろう、この……不思議な踊り?」
 しかし、来ていたのは、彼だけでは――なかった。
 そこにいたのは、エヴァたち数人を除く、ほとんどのクラスメートたち。
「ズサー」
「全員集合ですね♪」「さ、作画が_| ̄|○」
「むう……微妙な。小さな絵だから、難しいのかも、しれないが」
 『保護者』だと言う、明日菜と、あやかは、喧嘩を始めてしまう。
「うーん……後ろの人たちが、ちょっと……かなあ」
「さっきのと、同じような感じだね」
「もっとカメラを寄せて、数人ごとに分けて描いたほうが……」
 ……騒動も収まり、広い屋敷内を駆け回る、クラスメートたち。
「この双子の動きは、良いな」
「無邪気で、カワイイ感じが、上手く出せていますよね♪」
「明日菜の顔、ワロ……カコ(・∀・)イイ!」
「凛々しいといいますか、怖いといいますか……」
「妙に角ばってるな。一歩間違うと、ゴルゴにでもなりそうだ……」
 屋敷内で遊びまわるクラスメートたちに、あやかは困り果ててしまう。
「だめだ、作画_| ̄|○」
「委員長と、その他の差が、大きいな」
「動画にしちゃってるから……というのが、大きな理由かも」
「10話あたりと、同じなわけね」
「あれほど、絶望的ってわけじゃ、ないと思うけど……」
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 クラスメートたちは、屋敷のプールに行って、楽しんでいた。
「亜子が萌え描写だ(*´Д`)」
「動画パターンは、少ないが……」
「茶々丸キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「重量感が、ありますね」
「女の子に、重いとか言わないであげてください_| ̄|○」
「あ、ごめ……いえ、そういうつもりじゃ、なかったんですけど……」
「微妙な変形キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「水陸両用( ゚д゚)?」
「重い軽い以前の問題じゃないか、これは……?」
「茶々丸、本当は萌えキャラなんだよ、茶々丸。・゚・(ノД`)・゚・。」
「難しいところだな……」
 騒ぐ彼女たちを横目に……あやかは、ネギに、お願いがあるという。
「エロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 オイルを塗ってほしいと、水着を外しにかかる、あやか。
「(*´Д`)ハァハァ」「定番イベントでは、あるが……」
「ネギくん、かわいーっ♪」
「いいんちょ、吹っ飛びすぎ、デラワロス(・∀・)」
 ネギと戯れる、あやかに……明日菜の跳び蹴りが、炸裂する。
「明日菜、かわいいよ、明日菜(;´Д`)」「ん、よい絵です♪」
「桜子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 喧嘩する2人を止めようとする、ネギ。
 桜子は、『昔から、ああだから』――大丈夫だと、彼に言うのであった。
「桜子さんは、昔から、2人と知り合いなんですよね」
「能登パートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ゆえ、かわいいよ、ゆえ(*´Д`)」
 のどかは、ネギに対する思いの変化を、夕映に話す。
 他の人に嫉妬する自分が、いやで仕方ない……のであるとも。
 ――遊びを中断して、彼女たちは、屋敷で用意された食事を取る。
「ここの作画は、悪くないようだな」
「なんだかんだで、あやかさんは、みんなに優しいですよね♪」
 ネギを連れ出そうとする、あやかに――複雑な視線を送る、明日菜。
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」
 プールに戻った、風香たちは、リモコン操作で茶々丸を操り……。
「茶々丸。・゚・(ノД`)・゚・。」「自立行動が、できるロボットなのにね」
「こういうのは、普通に命令すれば、よいだけだと思うんですが」
 ――ネギに、自作のクッキーや、お茶を振る舞う、あやか。
 『自分が、お姉さんの代わりに』――あやかは、ネギを抱きしめる。
 その時、屋敷を、大きな振動が襲った。
「(・∀・)バーサーカーモードでーす」
 リモコンが壊れて、暴走する、茶々丸から……ミサイルが発射された。
 破壊された、プール。
 『明日菜さんのせいで』――あやかは、彼女を責める。
「他の人を、怒らないようにするために……かな」
「明日菜なら、許してくれると思って……か」
「それだけ、解りあえてるから……だと思うよ」
「ゆーな、かわいいよ、ゆーな(*´Д`)」
 ネギを、あやかの許に残して、明日菜たちは帰っていく。
 『今日だけ、あやかの弟になってあげて』
 明日菜にそう頼まれて、ここに来たのだと、ネギは、あやかに言う。
「この回想の画面効果だと、左右の瞳の違いが、目立つね」
 弟が生まれてこれずに、あやかが落ち込んでいたことを――。
 明日菜は、憶えていたのである。
 『今日は、弟の誕生日です』――あやかは、ネギに、言うのであった。
「ええ話や。・゚・(ノД`)・゚・。」
「途中のドタバタが、ちょっとなあ……」
「作画は、悪い部分が、直しきれなかった感じかなあ……」
「これを最底辺にしてくれれば、それでいいです、もう(;´Д`)」
キス争奪戦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キター♪」
「てことは、修学旅行は、なしなのか……?」
「う……そうかも……」「さよたん(*´Д`)ハァハァ」
「次回は、さよと、キスの話を混ぜ合わせてくるのかな……」
「じゃあ、修学旅行は、また別の機会に――」
「2期クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
それは、ぜひとも、『京都アニメ』さんに、お願いします(;´Д`)」
「『AIR』は、本当に、素晴らしいな……」
「佳乃、かわいいよ、佳乃(*´Д`)」




 4月6日(水)

「新OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「また、微妙なアレンジですな……メンバーも微妙で(;´Д`)」
「キスに名前テロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「最初から、やるべきだったよな……」
「ようやく、役と声優さんの名前が、わかった人とかいそう……」
「わからなければ、わからないでいいけどね、脇役組は」
「CMでも、せっちゃんをアピールしはじめてますからな(;´Д`)」
「――修学旅行への、布石というところだろう」
神作画キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うおっ、なんだ、この時計の質感はッΣ(゚Д゚;)」
が……ちゃんと付いてる」
「か、かかかかか、髪にまで、影がッΣ(゚Д゚;)」「ハイライトも――」
「これは、すばらしい、新番組が始まりましたね(・∀・)」
「監督とか、スタッフさんとか、もう代わってるみたいですね……」
 ――明日からは、夏休み。
 夜更かしをして遊ぼうという、カモだったが……。
 明日菜は、バイトがあるからと、さっさと寝てしまう。
 ……そこへ、木乃香が帰ってくるのだが。
「着物キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」
 少し疲れた様子で、脱ぐのを手伝ってほしいと、彼女は、ネギに頼む。
「またこんな、うれしはずかしイベントを……」
「エロイベントキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「帯が、ほどけて……やばい、とてつもなく(*´Д`)ハァハァ」
「ネギくん、目隠ししてる(笑)」「うむ。さすがだな、英国紳士は」
「これは、とてもじれったい、目隠しプレイですね(・∀・)」
「目の前にあっても見えないところが、想像力をかきたてますな(*´Д`)」
 ……祖父に言われて、お見合いをしてきたのだと、木乃香は言う。
「見えないので、変なところを触っても、ただの事故なのです(・∀・)」
「なんてエロいプレイなんだ(*´Д`)ノ」
「あれ、……木乃香さん、なんかヘン?」
「なんか、急に、呂律が……なんだ、酔っ払ってるのか?」
「酔っ払いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ええっ、でも、未成年の飲酒は、規制が――」
「テレ東の規制緩和キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「となれば、ついに、ぱんつが(*´Д`)ノ」
「……ていうか、事故扱いで済みそうだな、この場面は」
 木乃香は、つい、ネギの作っていた魔法の薬を飲んでしまい――。
 それが、妙な副作用を発揮したのが……今の彼女の状態であった。
「は、はだけた胸元に(*´Д`)ハァハァ」
「酔っ払いの演技、なかなか頑張ってますね、野中さんも」
「このか、それ電話チガウです(・∀・)」
 目覚まし時計を手に、電話をかけようとする、酔っ払いの木乃香。
「押し倒した━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「このか(*´Д`)ハァハァ」
「これは、素晴らしい、萌えアニメですね(・∀・)」
「というか、作画綺麗だね」「うん、なんだか、見違えたって感じ……」
「セックルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そして……朝になり、目覚めた明日菜の見たものは――?
「サムライガン、惨状(・∀・)!」
「うわー、部屋が、むちゃくちゃだー」
 散らかされた部屋と、破壊された、目覚まし時計の、憐れな姿……。
「このか、脚がエロいよ、このか(*´Д`)」
 それから、ネギに抱きつくようにして眠っている、木乃香の姿だった。
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……さらに、寝ぼけて、明日菜にまで襲い掛かろうとする、木乃香。
 電話に出た明日菜は、既にバイトに出る時間を過ぎていることを知った。
「あ、そっか、目覚ましが、壊れてるから……」「(ノ∀`)アチャー」
 明日菜は、大急ぎで、寮を出ていくのであった。
「ギャグ絵で走る明日菜、(・∀・)イイ」「可愛くて、面白いですよね♪」
「一瞬で、よく見えなかったけど……」
「バタバタしてる感じが、よく伝わって、いい感じのシーンでしたよ♪」
「このか、さらにエロいポーズだよ、このか(*´Д`)」
 一方、原宿の街へ遊びに出た、チアガール3人組。
「くぎみーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「棒読みキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ぼ、棒読みでもかわいいよ、釘宮たん(;´Д`)」
 その時、柿崎は、そこで『見ては、いけないもの』を発見してしまう。
 ――それは、ネギと一緒に楽しそうに歩く、木乃香の姿。
「誕生日の……あれ、明日菜さんの誕生日って、4月でしたよね?」
夏休みって言ってたよな、冒頭で……」
「脚本崩壊キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「誕生日プレゼントとか、買えねーじゃんΣ(゚Д゚;)」
「しかし……通行人も、えらく、まともに描かれているな」
「せっかく、作画が、神になったというのに_| ̄|○」
 楽しそうな2人の様子に、呆然としてしまう、3人……。
「タシーロ(・∀・)」「くぎみー、かわいいよ、くぎみー(*´Д`)ノ」
「前の人形が、なんだか怪しい造形だな」「けっこう、カワイイですよ♪」
「Σ(゚Д゚;)こんな顔ですか」
「そうそう♪」
「……可愛いかどうかは、趣味が分かれるところであろう」
「エロ妄想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァ」
 木乃香と、ネギの関係を邪推して――その進退を憂える、3人娘。
「と、当局にっ!?」「通報しますた(・∀・)」
「人形の後ろで、かしゃかしゃしてる3人は、可愛いのでは、ないかと」
「裕奈キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「髪の色が直ってない、裕奈キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「変わらないのか_| ̄|○」
「徐々に、少しづつ、色合いが濃くなっていくのかも、しれないよ?」
「影のおかげで、随分と、見られる色彩になったと思うが」
「ま、まあ、たしかに、これならば……」
 バイトも終わり、裕奈や亜子たちと話す明日菜のもとに、電話が――。
 柿崎たちが、ネギと木乃香の関係を、彼女に報せようとしたのだ。
 証拠に、携帯で撮影した写真を送りつけてくるのだが……。
「いいんちょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 その、ネギと木乃香の写真を、あやかに見られてしまうのだった。
 柿崎たちは、こっそりと、ネギたちの後を尾行していた。
「この止め絵は、悪くない演出だと思うぞ」
「いい、ふいんきですね(・∀・)」
 2人の恋を『応援』しようとする、3人だったが……。
 そこに、あやかからの『指令』が届く。
「ちょっと待ったーっ(・∀・)!」
 『教師と生徒の不純異性交遊は、断固阻止!』
 使命感と嫉妬心に萌える委員長の声を、無視できるはずもなく……。
「委員長((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「怖い写メールきたー」
 ならば、『委員長の、私利私欲を応援!』する――。
 チア・リーダーとして、彼女たちは、『応援』しなければならないのだ。
「釘男キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――あやかと、明日菜もまた、現場へと急行する。
「電車の乗客も、すごく、しっかりと描かれていますよね♪」
「邪な(・∀・)」
 変装して……すっかり仲の良い恋人状態の、木乃香たちを見張る、3人。
「見えた(・∀・)!」
「釘男、凄んでるけど棒読みだよ、釘男(;´Д`)」
 委員長の『私利私欲』のため、デートの妨害を始める、彼女たち。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ノーパンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……だが、ネギのくしゃみのせいで、憐れ、釘宮のズボンは……。
「くぎみーの、かわいいぱんつ(*´Д`)ハァハァ」
「こういう演出があると、キャラに人気がでたりしますよね……」
「原作と違うぞ(・∀・)!」「むしろ、原作を超えた(・∀・)!」
 その事件によって、ますます仲良くなったように見える、木乃香たち。
「クリームの作画が、凄いぞ」「うん……立体的だよ」
「エロシーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァ……なんてエロいアニメだ、(*´Д`)ハァハァ」
 ネギの顔についたクリームを舐めて、綺麗にしてあげたり……。
 彼女たちの行動は、まさに、恋人同士のソレである。
 『静かなところで休んでいこう』――木乃香は、提案する。
「ホテルでセックルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ」
「……あ、ウェイトレスさんも、カワイイです♪」
 喫茶店に入った、ネギたち――。そして、当然、それを追う……。
「なんじゃ、こりゃ?」
「変なコスプレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「サンバ? カーニバル? 『舞HiME』で、奈緒さんがしてたような――」
「『巌窟王』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「う、たしかに、このキンキラテクスチャは、巌窟王(;´Д`)」
「やるな……」「デザートが、綺麗だよー♪」
 自分と、明日菜との出会いを、ネギに話す、木乃香。
「後ろで、3人が、なんかやってる……」「『ネギま!』っぽくて、いいな」
「電車から降りてくる人が、凄いんですが(;´Д`)」
「あやかや、明日菜と、同じレベルで作画をしているな……」
「それでいて、ピントは、しっかりとその2人に合ってるんですね♪」
 駅に着いた、あやかたちは、柿崎たちとの合流を図る。
 寮では、カモが、明日菜の忘れていった携帯を発見するのだが……。
「ゆえっちキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「能登かわいいよ能登(・∀・)」
 そこに現れた、のどかたちが、表示されたままの写真を見てしまう。
「ひざまくらキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 夕暮れの公園で、木乃香に倒れ掛かるようにして眠る、ネギ。
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『こんな弟が、いたら……』
 優しく彼の顔を覗き込む、木乃香の姿に、あやかたちは大誤解!?
「いいんちょ、カコ(・∀・)イイ!」
「釘宮、背中がエロカワイイいよ、釘宮(*´Д`)」
「木乃香さんの脚とかも、綺麗だよ?」
「当然、それにも(*´Д`)ハァハァ」
「なんか……本来の目論見通りの、『ダメ』なアニメになった気がする……」
「それを感じられるくらいに、良くなったっていうことですよ♪」
 詰め寄った彼女たちの前で、木乃香は、明日菜にプレゼントを渡す。
「誕生日じゃないし……?」
目覚まし時計キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「おおっ!?」
「やばい、感動で、涙が出てきた。・゚・(ノД`)・゚・。」
「序盤のは、伏線か。見事――素晴らしい脚本ではないか、これは!」
神脚本キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「しかも、原作の2つの話を混ぜ合わせながらというのが……さすがだな」
「大河内、『プラネテス』はダテじゃなかったよ、大河内。・゚・(ノД`)・゚・。」
「音楽の入るタイミングも、バッチリだったよ!!」
 木乃香は、明日菜をバイトに遅刻させてしまったことを、謝る。
 自分が、彼女の目覚まし時計を壊してしまったから……と。
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「う、後ろの人たちが……」
「感動的な場面の後ろで、こそこそと逃げ出そうとしているな」
「勘違いですた(・∀・)」
「委員長、怖いよ、委員長(;´Д`)」「ドスの効いた、良い声です♪」
 すべてが彼女たちの勘違いと判り、あやかは、3人を追い掛け回す。
 明日菜と、木乃香は――お互いの友情を、確かめ合うのであった。
「んー、いい話♪」
「最初から、この品質で、作られていればな……」
「まだ遅くないですよ! 『修学旅行』っていう大イベントもあるしっ!!」
「でも、バトルだけが、ごっそりと削ぎ落とされているという罠」
「そ、そうなんだ……?」
「ゆえっちの(*´Д`)ハァハァなシーンが、あれば、それでいいや」
「どうなるのかねえ……?」
「新EDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「微妙……。能登レベルの歌い手が、また混じっているな……」
「うーん……茶々丸さんかなあ、もしかして?」
渡辺明乃とか、門脇舞の歌がヤバイのは、デフォなので_| ̄|○」
「(・∀・)たーたーかーえーぜったいまけないー♪」
「ま、まあ、たぶん、そのうち慣れますよ――」




 3月30日(水)

 ようやく勉強を始めた、バカレンジャーだったが……。
 普段から、していないことだけに――どうしても、身が入らない。
 ネギもまた、疲れから、眠ってしまうのだった。
「だめぽ(・∀・)」
「ネギくんを見る、明日菜さんの表情が……優しくていいですね♪」
 一方、全員で集まって、一生懸命に勉強する、クラスメートたち。
「釘宮、かわいいよ、釘宮(*´Д`)」
「千鶴さん、けっこう喋ってます♪」
「でも、誰か分からなかったりもしている罠」
「彼女って、名前呼ばれたこと、あったかなあ……?」
「ななみさま、ななみさま(*´Д`)」「ななみん(・∀・)」
「『なば』だよ〜」
「千鶴と、あやかは、ともかく……のどかと、チア部の組み合わせは?」
「のどかさんは、頭がいいから、頼りにされてるみたいだね」
「妄想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いいんちょ(*´Д`)ハァハァ」
 ……クラス委員長あやかのもと、一致団結する、彼女たちであった。
「うは、作画ヤバイ(;´Д`)」
「いいときは、いいんですけどね……」
「エヴァのアップとかは綺麗だから、まあよしとしよう」
 目を覚ましたネギの前で、明日菜たちは全員、眠りこけていた。
 それでも、各自で勉強は、していたようだけれど……。
「地震キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――その時、彼らのいる地底に、振動が響き渡った。
 直後、水の中から現れたゴーレムに、まき絵が、捕まってしまう。
「きゃーっ!?」
 彼女を助けようと、魔法の矢を放とうとする、ネギ。
「ローゼンな戦闘BGMキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……けれど、自らかけた制約のために、魔法は発動しない。
「し〜ん(・∀・)」
 ゴーレムの首許に『魔法の本』が引っかかっているのを見つけて――。
 楓たちは、まき絵を助けだしつつ、それを見事に回収する。
「よい連携です♪」「作画が(;´Д`)」「クーフェイ、カコ(・∀・)イイ」
 本を手に入れて、ネギたちは、螺旋階段を昇って逃げる。
 追いかけてくる、ゴーレム。
 やがて、彼女たちの行方を塞ぐように、一枚の扉が……。
「問題キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……いや、いきなり、エレベーターまで来ちゃったぞ……?」
「問題は(・∀・)?」「ないみたい……」「それを端折るなよ_| ̄|○」
 ゴーレムの攻撃で、破られた壁の向こうには……。
 なぜか、『1F直通のエレベーター』が、存在していた。
「止め絵の連続キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……だめだ_| ̄|○」「演出ですよ、演出」「……ここで、この演出を?」
「手抜き演出ね……まあ、酷い動画になるよりは、良いのかな」
 エレベーターに辿りついた、彼女たち。
 けれど、重量オーバーのブザーが鳴り、エレベーターは動かない……。
「まき絵が重いです(・∀・)」「お、重くないよ――」
「まき絵たんは、超貧乳なので、とても軽いですよ(*´Д`)」
 少しでも軽くするために、服を脱ぎ始める、彼女たち。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あ、ちゃんと脱いでる……」「お、やるな、スタッフ……」
「ブラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「な、なんか、いろいろ、飛んでるね……」
 しかし、制服を脱ぎ捨て、下着まで脱ぎ捨てても、ブザーは止まない。
「中を映してください(*´Д`)」「想像しる(・∀・)」「(*´Д`)ハァハァ」
 追い詰められた、彼女たち。
 ネギは、自分が外に出て、明日菜たちを先に地上に逃がそうとする。
「明日菜さん、かわいいよ♪」「いつもと、眼の形が違うんだよね……」
「いつもは、もっと、ツリ目っぽく描かれてますからな(;´Д`)」
 ゴーレムの前に立ち塞がる、ネギを、明日菜は再び引っ張り込んだ。
 そして、解決策として、魔法の本を、石の巨人に投げつけた。
「本の重さに、誰も言及してねえじゃん_| ̄|○」
「そういえば……原作だと、『けっこう重い』とか言ってるんですよね」
「まあ、大きさからして、服よりも重いのは、わかるが……」
「杖と、どっちが重いですか(・∀・)?」「う、微妙かも……」
「魔法使いが杖を捨てるのは、武士が刀を捨てるのと、同じだろう」
「武蔵ならば、捨てる(;´Д`)」
「あれは、ちょっと違う感じだから……」
「お父さんから貰った、大切な杖ですしね。捨てるなんて……」
「それを捨てるだなんて、とんでもない(・∀・)!」
「なるほど、この杖は、捨てられない重要アイテムだったのか(;´Д`)」
 重い本をぶつけられ、体勢を崩したゴーレムは、地底に逆戻り――。
「まき絵さん、前にいるから、見えそう……」
「もちろん、私には見えていますよ(*´Д`)ハァハァ」「妄想乙(・∀・)」
 ――バカレンジャーが戻らないまま、テストは始まってしまう。
「さよたん(*´Д`)ハァハァ」
 遅れてやってきた、明日菜たちは、別の場所で試験を受けることに。
「夕映は、なんで背負われてるの?」
「ほら、脱出するときに、足をくじい……て、ない?」
「(ノ∀`)アチャー」「クソ脚本め。・゚・(ノД`)・゚・。」
「あ、えーと、夕映さんは、あまり体力に自信がないから……とか?」
「まあ、そういうことに、しておくか……」
 懸命な脱出行の直後で、ふらふらな状態の、まき絵たち……。
 制約の解けた、ネギは、彼女たちを癒す魔法を、そっと使った。
「ネギの顔が_| ̄|○」「なんだか、悪いことを企んでいる顔だな……」
「これは、とても悪い、魔法使いですね(・∀・)」「違う、違うよ_| ̄|○」
「それは、そうと……まだ半分か」
「『ホームルーム』とやらが、どこにも売ってないんですが_| ̄|○」
「裕奈さんが、なんかカッコイイ感じですね♪」
「髪が、黒いしな……」
「このアニメ版では、まさに、『な、なによコレーッ!?』状態で_| ̄|○」
「ひ、ヒゲとかないだけ、いいんじゃないかなー、とか」
「沢近に、お髭は、ありますか(・∀・)?」「ああっ、ディアナさま(*´Д`)ノ」
「……なんなんだ。わけわかんないよ、お前ら」
 学園長は、しずなに、腰を揉んでほしいと頼む。
「ゴーレムの中の人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 代わりに、自分が、明日菜たちのテストの採点をするからと――。
 ……そして、いよいよ、結果発表の時がきた。
「2−A! 2−A! 2−A!」「(・∀・)おっぱい! おっぱい!」
 声を張り上げる、まき絵たちだったが……結果は、無残にも――。
「最下位確定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ああ_| ̄|○」
 教師失格……ネギは、荷物をまとめて、故郷に帰ろうとする。
「変な歌キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「作品に合ってねえ……」
「明日菜キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギを追いかけてきた、明日菜は、彼に『全部、自分のせい』だと謝る。
 ――逆に、彼女に対して礼を言う、ネギ。
 明日菜は、『簡単に諦めるな』と、彼を、なんとか引きとめようとする。
「この音楽は、もの悲しい感じで、いいかも♪」
 そして、そこに、のどかも彼を追いかけて、やってくる。
「バカな! 原作と違うぞ!?」
「まあ、これは、これで……」「能登かわいいよ能登(・∀・)」
「改札に引っかかっちゃうところとか、彼女らしくて、いいかも」
 バカレンジャーや、木乃香たちも、彼を引き止めにやってきた。
 そして――。
「じじいキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 最後に現れた、学園長は、自分にミズがあったことを白状した。
 結果発表の際に、遅刻組の得点が、加算されていなかったのだ。
 そして、再計算の結果――。
「2位キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 2−Aクラスは、なんと、学園2位という好結果を、残していたのだった。
「1位じゃないのか(;´Д`)」
 ……ネギは、あのゴーレムが、学園長であったことに気付く。
 学園長は、ネギの頑張りを、とても評価してくれた。
 2学期からも、彼は、2−Aの担任を続けることが、決まったのである。
「めでたし、めでたし♪」
「いまいち勉強してなかった割に、点数上がったな……」
「そ、それは、まあ、今まで全くしてなかったことの、裏返しで――」
「バカレンジャーは、やればできる子(・∀・)」
「原作だと、脱出後も、徹夜で頑張ってましたが……」
「いろいろと、脚本を端折りすぎたように思うな、今回は」
「明日菜が、バカグループで一歩抜け出しますた(・∀・)」
「明日菜はね、最初から、頑張ってたからね」
「まき絵さんも、頑張らないとっ!!」
「そんなことより和服木乃香キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「次は、お見合い話か」
「釘男もキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あれ……チア部の話も、一緒にやっちゃうのかな?」
「釘宮(*´Д`)ハァハァ、このか(*´Д`)ハァハァ」
「作画は、良さそうだな」
「12話レベルで、なんとか、おながいしまつ(*´Д`)ノ」




 3月23日(水)

 期末試験も近いというのに、遊んでばかりの、2−Aクラス。
「ん? この青いのって、夏服?」
「悪くは、ないかな。涼しそうな色合いで」
「夕映、かわいいよ、夕映(*´Д`)」
「前回に続く神作画キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いや、まあ、これが普通というか、なんというか……」
 『この学園はエスカレーター式だから、試験は関係ない』
 明日菜たちは、そう言うのだが……。
 ネギは、『最下位になったら教師失格』と、学園長に言い渡されてしまう。
「トップ集団なのに、名前を呼ばれなかった人が(;´Д`)」
「那波だよな?」「アニメだけだと、覚えてる人いないかも……」
「マジで神作画だ、明日菜(*´Д`)」
「これは、本当に素晴らしい、萌えアニメですね(・∀・)」
 『担任として、2回続けて最下位には、させられない』と、ネギは言う。
 彼は、禁断の魔法で、3日だけ明日菜の頭を良くしようと……。
「む、よいツッコミだ、明日菜」「明日菜、かわいいよ、明日菜(*´Д`)」
 ……恐ろしい副作用のある魔法は、やっぱり使えない。
 それに、『すぐに魔法に頼るのは、よくない』と、明日菜は言う。
 彼女自身も、努力して、少しだけ勉強もできるようになっていた。
「頑張ってるよね、明日菜さんは、何にでも……偉いよ」
 ネギは、試験までの3日間、『魔法を封印』することにした。
 魔法に頼らず、教師として、きちんと生徒たちと向き合えるように……。
 明日菜は、エヴァから、『もしまた最下位なら、ネギは――』と脅される。
「忠告って感じかな。教えてくれたんだと思うよ」
「彼女も、ネギに辞めてもらいたくは、ないはずだからな……」
「エヴァ、かわいいよ、エヴァ(*´Д`)」
 ……とはいうものの、今さら、どうなるものでもない。
「まき絵さん、やる気ないよ_| ̄|○」
 諦めムードのバカレンジャーを前に、夕映は、1つの提案をする。
「抹茶コーラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 図書館島の奥に眠るという『魔法の本』を手に入れれば、あるいは……。
「その時間に、少しでも、勉強した方が……」
「やだ(・∀・)」
 『今からでも勉強すれば?』という声にも、夕映は、にべもない返事。
「夕映、やる気ないよ、夕映(;´Д`)」
「探検の方は、すごく乗り気っぽいんですけどね」
「遊びの一環だからなあ……」
 ネギをクビにしたくない一心で、明日菜は、夕映の話に乗った。
 ――いざ、図書館島へ――。
 広大な、迷宮じみた図書館島の深部へと突入していく、夕映たち一行。
「木乃香、地上班かよ、木乃香_| ̄|○」
「原作でも、行っても行かなくてもいいキャラだったしな、結局」
「木乃香の、エロいシーンの数々が_| ̄|○」
「木乃香には、もともとなかったような……水浴びもしてないし」
「これって――ていうか、作画節約?」
「まあ、それが、改変の最も大きな理由だろうけどね」
「まき絵さんの活躍キター♪」
 数々の罠に襲われながらも、なんとか先へと進む、一行。
 バカレンジャーの5人は、夕映を除いて、体力にだけは自信があった。
「楓、フェイ、明日菜、まき絵、夕映か……」
「まき絵さんは、一般人ですけど」
「まほ(・∀・)?」
 魔法の使えないネギに、普段より優しく接する、明日菜。
「下着ぐしょぐしょな、まき絵たん(*´Д`)ハァハァ」
「髪の色とか、気にならなくなってきましたよね♪」「いや、まだ……」
 道なき道、未知の領域に、心躍らせる、夕映。
「デフォルメ演出が、なんかカワイイ♪」
 ――そして、ついに一行は、目的の場所に到着。
 安置された『魔法の本』に向かって、駆け出すバカレンジャーたち。
 しかし……。
「これは罠ね!?」
「エロツイスターキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 まんまと罠にかかってしまった彼女たちに、突如、石像が語りかける。
 『自分の質問に答えろ』と、英単語の問題を出し始める、石像。
「むずい……」「むずい、か……」「日本語の乱れが(;´Д`)」
 ネギのヒントを元に、なんとか問題を解いていく、彼女たち。
「エロポーズキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 しかし、問題が進めば進むほど、無理のある体勢になっていく……。
「これは、素晴らしく、エロいゲームですね(・∀・)」
 そして、ようやく最後の問題――『dish』の日本語訳は?
「お」「さ」「る(・∀・)?」
「……『おさる』違う_| ̄|○」「では、『おされ』ということで(・∀・)」
 答えの解った彼女たちだが、無理な体勢で焦ったために……。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 回答を間違えた彼女たちは、奈落の底へと、突き落とされてしまった。
「無理やりな、ぱんつ隠しテクニックに(*´Д`)ハァハァ」
「なんとか、見せずにエロを演出しようという気概が、感じられるな」
「この、ギリギリ感が、ドキドキですよね♪」
「ぱんつはいてない(・∀・)」
 ネギを守るように抱きしめながら、落ちていった、明日菜。
 目覚めた彼女が見たのは、地底とは思えないほどに、美しい光景。
 夕映は、ここが『幻の地下図書館』であると告げた。
「魔法の力が、働いてるんだ……」「幻想的で、良いな」
「赤面する夕映、かわいいよ、夕映(*´Д`)」
「(ノ∀`)アチャー」
 ここから脱出するのは難しい。
 だが、試験まで、あまり時間はない……。
「携帯、通じるんだ……」
 電話をかけてきた、のどかたちに、『3日後に帰る』と、夕映は答える。
 ネギが、(魔法で)帰れると言うのなら、それを信じようと――。
「そういえば、楓さんの正体を、ネギくんは知ってるんだよね」
「エヴァ編を、先にやっちゃったからね」
「エヴァと明日菜の場面も、以前の話が脚本に生きているわけか(;´Д`)」
「んー、サバイバルのプロが一緒にいるっていうのは、心強いかも♪」
 『今は、できることをしよう!』
 ――明日菜は、意気を上げるのだった。
「イキナリいいんちょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギがクビになるかもしれないと、双子から聞かされた、あやかたち。
「エロ妄想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 動揺するクラスメートたちを前に、のどかは言った。
 『勉強しましょう』
 ネギ先生が帰ってきた時のために、自分たちにできることを……。
 自分たちが少しでも良い点を取って、最下位を脱出すれば良いのだと。
「とりあえず、釘宮(*´Д`)ハァハァ」「な、なぜ……」
「釘宮は、立っているだけで、エロいですからね(・∀・)」
「そうか……?」「クールに見えて、カワイイ人かなーとは、思うけど」
 あやかも、のどかの意見を支持し――生徒たちの結束も、固くなった。
「千鶴、喋ったな……」
「でも、トップグループの1人とは、認識されてないと思う……」
「のどか、GJ(・∀・)!」
「まき絵、エロカワイイよ、まき絵(*´Д`)ハァハァ」
 最下位脱出に向けて、頑張ろうとする、クラスメートたち。
 ――だが、しかし。
 バカレンジャーどもは、『どうせ、しばらく出られないのなら』と……。
 一生懸命に、深い地の底の楽園で――遊んでいた。
「だめだ、こいつら……」
「夕映、脚がエロいよ、夕映(*´Д`)ハァハァ」
「上手く、オチも、つきました♪」
「しかし、作画が良くなるだけで、こうも変わるものか……」
「演出も、良くなってるんじゃないかな?」
「なぎさ更迭キター?」
「監督が、代わるとか代わったとかいう噂は、あるようだけど……」
「次回も、今回なみの作画が期待できそうですな(*´Д`)」
「エヴァさんに、妖しい魅力を感じますね……」
「噛まれたから……?」
「そ、そんなことは、ないと思うけど……噛まれた覚えとか、ないし……」
「噛まれたいのですが(*´Д`)ノ」




 3月16日(水)

 ネギのクラスに、ノートパソコンが支給された。
「む、作画は良さげですぞ(;´Д`)」
「動かないけど……」
「さよたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……しかし、ネギには、使い方がよくわからない。
 機械ならば、ハカセだろう……と、朝倉は言うが――。
「ドリル(・∀・)」
 『ドリルを付けろというなら』――できなくもないと、葉加瀬は答える。
 彼女は、その手の既製品パソコンは、苦手な様子であった。
「電子レンジとか……」
「変形、カコ(・∀・)イイ」「釘宮、かわいいよ、釘宮(*´Д`)」
 好き勝手なことばかり言う級友たちに、いらいらする生徒が、ひとり。
「冷蔵庫とか……」
 ――彼女の名前は、長谷川千雨(ちさめ)。
 変人ばかりのクラスの中で、唯一の常識人……のように見える?
 普段は、あまり目立たない生徒である。
「夕映、かわいいよ、夕映(*´Д`)」
 千雨は、クラスに馴染むことができずに、仮病を使って帰ってしまう。
 心配するネギに、『いつものこと』だと、夕映は言うのだった。
「ロボキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 異常に多い留学生や、ロボ(茶々丸)の存在に、頭を痛める千雨。
 ……さらに、なぜか担任が、10歳の子供ときた!!
 これは、なにかの陰謀に違いない――そう彼女は思う。
 というより、そうとでも思わなければ、やっていられないのである。
 イライラしながら部屋に帰った彼女は、早速、パソコンを立ち上げる。
「着替えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「萌えコスチュームきたー♪」
 眼鏡を外し、髪をほどき、化粧をして、彼女は――華麗に変身する。
 彼女こそが、話題のネットアイドル『ちう』の正体なのである!!
「ちうたん(*´Д`)ハァハァ」
「……こいつも、クラスのやつらと同類じゃん……」
「そこが、面白いところです♪」
「だぴょーん(・∀・)」

「声を、完全に演じ分けているのは、評価できるところだな」
「ゆーなや釘宮の声優には、出来ない芸当ですか_| ̄|○」
「そのあたりは、やってみないことには……」
「おはろー(・∀・)」
 千雨――改め、ちうは、自身のホームページを開く。
 学校での姿とは違い、ノリノリで、ファンとチャットをしたり……。
「ネット弁慶ですね(・∀・)」
「本当は、学校でも、こんな姿を見せたいんだろうね」
 自分の書き込みに対する、ファンたちの反応に、大満足の、ちう。
「セーラー服(*´Д`)ハァハァ」「バニーガールだ……」
 ファンへの、お礼に――彼女は、自身のコスプレ写真を公開する。
「スーパーハカーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 人気絶頂のネットアイドルにして、スーパーハッカーでもある、彼女。
 ――撮った写真も、バッチリ修正して、完璧美人に!!
「フォトショで修正キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 いずれは、ネット界を牛耳り、すべての男を跪かせてやる――。
 ちうは、そんな野望に、1人(寂しく)燃えるのだった。
「ミスリルのぱんつ……?」
 一方、パソコンを使いこなしているカモを、ネギは羨ましく思う。
 『クラスのために、どう使えばいいのだろう?』
 悩むネギに、カモは、『ホームページを作ってみては』と、助言する。
「木乃香、かわいいよ、木乃香(*´Д`)」
 ネギの提案に、クラスの生徒たちは、大喜び。
 参考に、人気のあるページを見てみようということになって……。
「ちうたんのページキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『これをパクればいい』と、風香は言う。
 最初は反対だった委員長も、ネギが乗り気ならと、一肌脱ぐ決意。
「エロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いいんちょ(*´Д`)ハァハァ」
「……おお、タグ打ちだぁー」「さすがだな、超……」
「朝倉、見えてるよ、朝倉(*´Д`)」
 そんなこんなで、みるみるうちに、『2−A』のページは完成していく。
「はいてないTOP画像キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そうとは知らない、ちうは、順調に伸びるアクセス数に大満足。
 ……しかし、そんな彼女のページに迫る勢いの、新興勢力が現れる。
 もちろん、それは『2−A』のページであるのだが。
「双子は、瞳の色が、微妙に違うのね」
「ちう必死だな(・∀・)」
 怒り心頭の彼女は、なんとしてでも、そのページを潰してやろうと画策。
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 さらに際どい写真を使って、2−Aとの差を引き離す、ちうのページ。
「アニメ、マンガ、ゲームの文字が並ぶ、ダメダメなページです(・∀・)」
 勝ち誇る、ちうであったが……2−Aも、負けてはいない。
「ウェディングドレスきたー♪」
「ナースキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「く……釘宮の、エロすぎる、ふとももに(*´Д`)ハァハァ」
「尻が、でかいな……」「下半身が、すごく強調されてますね」
「すくみずキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キター♪」「(*´Д`)ハァハァ、ハァハァ……」
「双子ロリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「幼稚園児(*´Д`)ハァハァ」「それは、ちょっと……」
 ちうも、必死に対抗するものの……さすがに、多勢に無勢である。
「やはり、戦は数なのですね、アニキ(・∀・)!」
「しかし、ちうたんが脱いだ暁には、2−Aなど(*´Д`)ノ」
 ――厳しい戦いに、疲れ果てた様子の、千雨。
「能登、英語も上手いよ、能登(;´Д`)」
 授業中に眠ってしまったり……学校でも、悪い目立ち方をしてしまう。
 ついに、『ウイルス送付』という最後の手段に出ようと考える、ちう。
 集中力を欠いた彼女は、部屋にネギが来たことに、気付かない。
「バレタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「もうだめぽ_| ̄|○」
「変人さーん、いらっしゃーい♪」
 このままでは、あの変人どもの仲間にされてしまう――。
 焦る彼女を、ネギは、外に引っ張り出す。
 そこでは、2−Aの生徒たちが、パーティーを開こうとしていた。
 ちうの姿のまま、彼女たちの前に出てしまった、千雨。
「ちうたん(*´Д`)ハァハァ」
 正体が、ばれた――と思いきや、夕映は『ちょっと違う』と言う。
 修正された『ちう』は、目の前の『千雨』より、ずっと綺麗だと言うのだ。
 ほっとしつつも、ちょっとだけがっくりな、千雨であった……。
「――終了――」
 彼女たちが開いたのは、『ホームページ終了記念パーティー』である。
 妙な写真ばかりのページに、しずなが苦言を呈したというのだ。
「美空が喋ってる(;´Д`)」「しかし、声は柿崎という罠(・∀・)」
「また、ミスか……」
 千雨が参加してくれたのが何よりも嬉しいと、ネギは明日菜に言った。
 そして、2−Aのホームページは、閉鎖されることになった。
「なんか変なヲタがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……もしかして、これ、赤松先生じゃ……?」
「た、たしかに……『ラブひな』の時も、こんな声で演じてたような……」
「『青年 赤松健』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あはは、やっぱりだ♪」
「……まあ、いいか。別に、シリアスな場面というわけでも、ないし」
「完全に、オマケの部分ですしね♪」
「それにしても、今回は、自分的には大満足の出来ですぞ(*´Д`)」
「ジーベックも、やればできる子だったんですねえ……」
「前回が、酷すぎただけのような気もするが」
「でも、今までで、いちばん出来が良かったんじゃないかな?」
「オリジナル脚本の部分も、悪くない感じでした(*´Д`)」
「常に、この水準を保てれば、よいのだが……」
「残る問題は、OPのオリジナル笑顔だけですね(・∀・)」
「あれは、あれで、もういいじゃん……」




 3月9日(水)

「……あの予告から、どこまで変わっているかだが……」
「神作画キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?」
「か、変わってねえΣ(゚Д゚;)」「うわー、やっぱりそのまんま……」
「か、神は神でも……邪神?」
「これぞ、地獄絵図_| ̄|○」「魔界_| ̄|○」「モウダメポ_| ̄|○」
「凄いな……ここまで酷いのは、そうそう見られないぞ」
「『東京ミュウミュウ』を、思い出しました_| ̄|○」
「石野神の降臨は、いつですか_| ̄|○」
「宮崎監督を、責めたくは、ないですけど……これは……」
「監督は、スタッフからも評判悪いらしいね。かけもちとかで」
「『好きしょ』に力を入れて、こっちの仕事は、いい加減に_| ̄|○」
「……らしいね。スタッフも、かなり逃げてるみたいだし」
「演出家を始め……脚本家までが、逃げ出したという噂も_| ̄|○」
「このアニメ、もうだめぽ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 ――校庭の片隅で、バレーボールを使って遊ぶ、まき絵たち。
 だが、突然そこへやってきた高校生に、因縁をつけられてしまう。
 彼女たちは、休み時間の遊び場所を、自分たちに渡せというのだ。
「むむ……なんて横暴な」
「じょ――女子高生アタック!?」
「意味!」「わかん!」「ねえ!」
 ……そして、上級生の強烈な攻撃により、亜子が怪我をしてしまう。
「ここの作画は、まだまともかな」「3人のリアクションに、ワロタ(・∀・)」
「止め絵は、ともかく……動くと、もうやばい((((((;゚Д゚))))))」
 にらみ合う、両グループ。
 そこへ、ネギ先生が、慌てて駆け寄ってくるのだが……。
「全然、近づかないな」「もうだめぽ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「まき絵たちが重なって、片目だけ見えてる絵は、綺麗だと思います」
「止め絵はね……頑張って修正したのかも」「面白い構図ですな」
 高校生たちの興味は、『かわいい』ネギ先生へと移る。
「年増は(・∀・)カエレ!」
 しかし、あやかや明日菜が割って入り、取っ組み合いの喧嘩に発展。
 両者の間で、おろおろするばかりの、ネギであった――。
「明日菜の作画が_| ̄|○」「いいんちょも_| ̄|○」
「き、気にしなければ、気にならない……かも?」
「画面を見てなければ、気にならないレベルかな」
「そ、それって_| ̄|○」
「片手間に、なにか作業でもしながら見ていれば、気付かないかもよ」
 ――混乱する現場を、見事に収めたのは、高畑教師である。
 彼の、大人の振る舞いにより、大人しく引き下がる高校生たち。
 ネギは、そこに教師としての歴然たる差を、感じるのであった。
「タカミチ、カコ(・∀・)イイ」「作画も、、まともだしな」
「着替えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「一瞬で、オワタ(・∀・)」(※参考資料
「木乃香、かわいいよ、木乃香(*´Д`)」「作画は、微妙だがな」
 クラスの中でも、高畑の方が頼りになったと言う異見が、出始めた。
 ネギは、どうすれば彼のようになれるのか、悩んでいる様子である。
「しずな先生の髪の色だけは、慣れないにゃー」
「服が黒っぽければ、まだなんとか、なりそうなんだけど……」
「配色の、バランスが悪いのかねえ」
「メリハリが、ないんじゃないかな。全部が、淡色系っていうか」
 職員室で、しずなと話すネギのもとに、まき絵が飛び込んでくる。
 再び、あの高校生たちが、彼女たちの邪魔をしにきたのだという。
 担任として、自分がなんとかしなければ――。
 ネギは、現場に駆けつける。
「裕奈、演技が微妙だよ、裕奈(;´Д`)」
 一触即発の事態に、ネギは、『一緒にやればいい』と提案する。
 ……が、結局、ドッジボールで勝負をすることに。
 11人対22人の、変則的な試合。
「罠でしたか……」
 だが、人数が多すぎて身動きの取れないネギの組は、大苦戦――。
「幽霊がイル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「さよたん(*´Д`)ハァハァ」「まだ、誰にも見えてないんだよね……」
「オリジナル笑顔で、一緒にビーチバレーをする仲ですよ(・∀・)」
「そういや、あれも、なんでボールに触れるんだろうな」
「念力で、動かしてるだけとか?」
「さよたん、一生懸命、参加してる気分になって。・゚・(ノД`)・゚・。」
「なんか、悲しいシーンだよね。何十年も、こんなこと、繰り返して……」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 明日菜の強烈な投球も、難なく受け止める、高校生。
 その正体は――関東大会優勝の、『ドッジボール部』のメンバー。
「えー? ドッジが許されるのは、小学生までだよねー(・∀・)」
「元ネタは、童貞だっけ?」「中学生まで……だったような_| ̄|○」
「トライアングルアタック(・∀・)」「まき絵さん、笑いすぎだよ……」
 高校生たちの連携プレーに、手も足も出ない、あやか。
「いいんちょ_| ̄|○」
 抵抗すらできずに、次々に当てられていく、味方……。
「太陽拳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 頼みの明日菜までも、敵の必殺攻撃の前に、あえなく撃沈。
 だが、当てられた明日菜に、2度も攻撃した高校生に、ネギは怒る。
 魔法で懲らしめようとする彼を、明日菜は、優しく諭すのだった。
 『男の子なら、正々堂々とやりなさい』――と。
「明日菜、カコ(・∀・)イイ」「今のは、ちょっとグッとくるシーンですね♪」
「音楽、いいよね……」
 明日菜を失い、完全に諦めムードの、味方陣営。
 だが、ネギの励ましによって、彼女たちも、やる気を取り戻す。
 自分にも、できることを……のどかは、相手のルール違反を指摘する。
 ようやくボールを手に入れて、反撃を始める、ネギの『2ーA』クラス。
「裕奈、やっぱり微妙だよ、裕奈(;´Д`)」
「当てられた方も、微妙に『まぶらほ』の夕菜っぽい?」
「たぶん、あんまり関係ないかと……まき絵さんキター♪」
「それこそ反則じゃ……」
「ハカセ、すごいよ、ハカセ(*´Д`)」「カコ(・∀・)イイ」
 勢いづいた味方のメンバーは、各々の特技を生かして、大活躍。
「止め絵オンパレード_| ̄|○」「(ノ∀`)アチャー」
「こういう演出も、まあ、アリなんじゃないかと」
「誤魔化しには、違いないんだけどね。余力が、なかったというか……」
 ――試合は、ネギたちの勝利に終わった。
「原作クラッシュキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんだ、この展開は_| ̄|○」
 ……敗れた高校生たちは、ネギを貸してくれと頼む。
 自分たちの担任に比べたら、『かわいい』ネギの方がいいからと。
「ショタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「お姉さん方は、ネギの『ドッジの実力』に、惚れ込むのでは_| ̄|○」
「原作だとね……逆恨みする彼女たちに、魔法使っちゃってね……」
「明日菜さんを助けるために――なんですよね、それも」
「監督の願望が、激しく炸裂しています(・∀・)」
「それじゃ、種の嫁と一緒だ_| ̄|○」
「もしかして、脚本家がやめるとかいうのは、これのせいか?」
「勝手に変えられたりとか、してるのかなあ……?」
「コンテが、宮崎なんだよね、今回。ありえなくは、ないと思う」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まあ、原作を読んでなければ、この展開も受容できるんじゃないかな?」
「今さら、1巻の話をやるとは、思いませんでした……」
「カモとかさ、どこ行ってんの?」「う……そういえば、影も形も……」
「順番を変えるのなら、そのへんの整合性を、上手く取ってほしいのだが」
「ショタ描写以外は、もはや、どうでもいいのです(・∀・)」
「……監督代えてくれないかな、もう_| ̄|○」
「君たちの知っている、宮崎なぎさは死んだ――のかもね、もう」
「今の彼女は、ただの『ホモアニメ好き』腐女子にすぎないのか_| ̄|○」
「『D.C.』の続編とか、大丈夫なのか?」
「……出番が、さらに減る予感が、ひしひしとして参りました_| ̄|○」
「ハゲシクドウイ_| ̄|○」
「作監の山本佐和子が、同日の『ジンキ』メカ作監もしていた件……」
「ジンキのメカは、カコイイですからね(・∀・)」
「しわよせが……もろに?」
「次回予告の、ちうが、最初誰だか判らなかったんですが_| ̄|○」
「髪が、緑なんだよね……作画は、悪くなさそうだけど」
「どう見ても、止め絵だけどね……」
「下手に動いて、崩れるのよりは……」




 3月2日(水)

「OPが、変わりましたよ♪」
「歌だけね……」
「今回は、メンバーも豪華なんですよ♪」
「木乃香、刹那、まき絵が入ってるんだっけ?」
「それは、業火なメンバーですね(・∀・)」
「でもさ……実は、本当に上手い人って、いないみたいだよね……」
「『シスプリ』の水樹とか、『メモオフ』の千葉・南里みたいなのが……」
「ま、まあ、そこは、それということで……」
「歌曲自体は、楽しげで良いと思うけどね」「編曲だめぽ_| ̄|○」
「ちょっと、地味なアレンジかも、しれませんね……」
「なんだか、急かされているような曲だな、今回のは」
「ビーチバレーのスピードが、うpしたような錯覚が(・∀・)!」
「うーん……」
 街並みをキャンバスに描く、美術部員の、明日菜。
「地獄絵図、カコ(・∀・)イイ!」「……魔界?」
「このか、かわいいよ、このか(*´Д`)」
 ……届け物に行ったというネギは、広い学園内で、迷っていた。
 そこへ、風香と史伽の、双子の姉妹が現れる。
「これは、とても萌え萌えな、双恋アニメですね(・∀・)」
「ツリ目で、ツインテな、風香たん(*´Д`)ハァハァ」
「実は、そんなに似てない?」
「性格的な部分が、表情に表れてるだけかもしれないよ」
「なんて素晴らしい貧乳っぷりだ(*´Д`)ハァハァ」
 行き先が『龍宮神社』だと知り、2人は、ネギを案内しようとする。
 生徒たちが部活動に励む横を、ネギたちは歩いていく。
「キャラ紹介ですよ♪」
「陸上と、チアリーディングと、バスケか?」
「チアの衣装が、横から見えそうでエロいですな(*´Д`)ノ」
「デスハイク((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 歩きながら、『さんぽ』の恐ろしさを、ネギに語って聞かせる姉妹。
「騙されてる、騙されてる……」
 近道だと言って、建物に入っていく彼女たちに、ネギは従う。
 ――そこでは、葉加瀬や超が、茶々丸の調整作業を行っていた。
ガンタンクキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「変な姿を、ネギくんに見られて……恥ずかしいよね、茶々丸さんも」
「茶々丸、かわいいよ、茶々丸(*´Д`)」「カコ(・∀・)イイ」
「ガンタンクではな……」
 誤ってミサイルが発射されてしまい、ネギたちは必死に逃げる。
 演劇の練習中の、夏美の脇をすり抜け――。
 乗馬中の、あやかを追い抜いて――。
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「白すくみず(*´Д`)ハァハァ」
 プールに飛び込んで、なんとか、ミサイルを無効化できたのだった。
「走り方とか、デフォルメが効いてて面白いと思います♪」
 ……そして、次に辿り付いたのが、お料理研究会の、五月のところ。
 『服を乾かすには、火が必要だから』と、姉妹は言うのだが……。
 『早く、龍宮神社に案内して』――ネギは、彼女たちに頼むのだった。
「すごく、楽しんでますよね、2人の方は♪」
「のどか、もちつくです(・∀・)」「夕映、かわいいよ、夕映(*´Д`)」
 夕映に、『ネギ先生が好きか?』と問われて、大慌ての、のどか。
 ――ここは、『図書館島』と呼ばれる、学園施設。
 いきなり目の前に現れたネギに、のどかは、驚いて倒れてしまう。
 『龍宮神社に』――気まぐれな姉妹に、ネギは、頭を悩ませていた。
「むむ……さんぽは、奥が深いですね(・∀・)」
 それでも――おくまで、寄り道をしようとする、風香たち。
 『子供っぽくて話しやすい相手かも』と、ネギは、呆れながらも思う。
「あ、せっちゃんだ♪」
 刹那は、森の中で、白木鞘の刀を手に、精神を研ぎ澄ましていた。
「カモくんのことを、探ろうとしてるみたいだね」
「マモノを討つです(・∀・)」
「エヴァとも、刹那や龍宮は、繋がりがあるようだな」
「利害関係重視の、危うい横の繋がりは、面白いかもです(;´Д`)」
「沢近CM、ついにキター♪」
 ……立ち入り禁止の森の中へ入っていく、鳴滝姉妹――と、ネギ。
「えっと、あの、リアクションとかは……」
「えー、あー、よかったね、うん」
「たった……たった、それだけで、終わりですか_| ̄|○」
「さ、沢近かわいいよ沢近(*´Д`)ノ」「うーまーいーぞー(・∀・)」
 『熊が出る』という噂もある森の中で、怯えた様子の、ネギ。
 その時、史伽の身に、異変が――?
「む、まさか、これは(*´Д`)ノ」
「もよおしてキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「野外で、放尿とは……なんて素晴らしいシーンだ(*´Д`)ハァハァ」
「これは、素晴らしく、エロいアニメですね(・∀・)」
「く――、空気読んで、ネギ先生っ!?」
「ほら、ネギくんも、とても見たがっているじゃないですか(*´Д`)」
 2人きりになって、ネギ先生は『当たり』だと話す、彼女たち。
 ――忍び寄る、謎の影。
「(*´Д`)ハァハァ」「変質者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「クマ?」
「罠キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギに助けを求めて、逃げ出したものの、そこには落とし穴が――。
「ネギくん、うしろー、うしろーっ!!」
 木々の陰から覗く銃口に、必死に、自分たちの存在を訴える、ネギ。
 黒い影は、彼らのすぐ後ろまで、迫っていたが……。
 銃を手にしていたのは、自分のクラスの、龍宮真名であった。
「影、消えた……」
 ようやく、龍宮神社に辿りつくことのできた、ネギ。
 真名は、『バイアスロン』の練習を、していたのだという。
「初めて聞く競技だ(;´Д`)」「本当に、無知な野郎ですね(・∀・)」
「巫女服……似合わんな、龍宮は」「肌の色が、濃いからかな?」
 ……黒い影の方は、刹那が仕留めていた。
「おもしろ動画_| ̄|○」「なにかが変だな……」「走り方ワラタ(・∀・)」
「カモくんとは、関係なかったのか……」
「渋い声だな、刹那」
「こんな彼女が、よもや『ネコミミすくみず』姿になろうとは(*´Д`)」
 刹那と真名は、理事長に頼まれて、魔物退治をしていたのである。
 用事を済ませて、社を後にする、ネギたち3人。
 風香たちは、もう1箇所、ネギに付き合ってほしい場所があるという。
 ……山に登っていく、3人。
「歩き方、オモロイ(・∀・)」「首振ってるね」「鳩みたいだ(;´Д`)」
 案内されて、辿りついた場所は――。
世界樹キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 学園ができる前から、ずっとここにあったという、大きな木。
 その木に登って、夕暮れの学園を見下ろす、3人。
「この後、風香たんが落ちて、7年間意識不明に。・゚・(ノД`)・゚・。」
「それは別の作品ですよ、うぐぅ♪」
 美しい風景に、ネギも、感動していた……。
「たしかに、絶好のスポットですな(*´Д`)」「もうちょい左です(・∀・)」
「見える?」「見えない」
 ここで告白すると、思いが叶う――そんな伝承を語る、姉妹。
「キスキター♪」
 両脇を固められ、同時に、ほっぺにキスをされる、ネギであった……。
 ――そうして、疲れ果てて、1人、部屋に帰ってきた、ネギ。
 明日菜は、彼が常に持ち歩いている、『生徒名簿』を拾い上げる。
「大人の味(・∀・)」「意外とテクニシャン!?」
「改竄キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あー、これって、彼女たちが、書き換えてたんだ……」
「風香が、ネギの隙を盗んで書いたようだな、どちらも」
 そんなこんなで、今日も、楽しい一日であった――。
「木乃香の顔が、妙に綺麗だな」
「整ってますよね。珍しく……」
「今回は、全体的に作画は、良かったですぞ(*´Д`)ノ」
「稀に、変だったがな……前回までと比べると、悪くは、なかった」
「次は、いよいよ神作画の10話ですよ(・∀・)」
 ――そして、問題の、予告映像。
「神作画……か?」「あれ(・∀・)?」「だまされたー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「た、たぶん、ここから、凄い修正がっ!!」
「顔が、まるでホームベースのように_| ̄|○」
「角ばってるな……これなら、今回の方が、遥かに綺麗だぞ」
「最後の希望が_| ̄|○」「DVDでは、2話は全て作り直しだとか」
「買わないし……」




 2月23日(水)

「んー、気のせいかな? OPの歌、ちょっと上手くなってるかも……」
「よりクオリティを高めるために、機械で調整しますた(・∀・)」
「あー、そうなのかなー。編曲も、微妙に違う?」
「変えるなら、まずは、あの『オリジナル笑顔』からではと_| ̄|○」
「笑顔全開のエヴァか……」
「10話が、神作画確定なので、期待しましょう(・∀・)」
「さすがに、OPまで変えてくるとは、思えないのだが」
 海岸で対峙する、エヴァ……と、
「ナギだっけ?」「コヤースキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「過去ですね。エヴァが、なんか大きいですけど」
「逆に、茶々丸が小さいな」
「見えた(・∀・)」「いや、これは――はいてない(*´Д`)ハァハァ」
「茶々丸は、旧式なのかな。『ゼロ』って呼ばれてるし」
「エヴァ、かわいいよ、エヴァ(*´Д`)」
 ナギに、落とし穴に落とされ……苦手なもので攻撃される、エヴァ。
「萌えますね(・∀・)」「あ、小さくなった……」
「幻術か。しかし、この茶々丸は、『月詠』のハイジみたいだな」
「カワイイですよね♪」「微妙な声に(;´Д`)ハァハァ」
「子安だめぽ……」
「これが、ネギの父親か……なんか、不憫だな、ネギ……」
 噂ほど、大した人物でもなかった、サウザンドマスター・ナギ。
「ん? あー、エヴァって、そうなんだ。あー、そっかそっか♪」
「つまり……ふられたわけね」
「はい_| ̄|○」
「100歳超えて、ょぅι゛ょ体型とは、素晴らしいですな(*´Д`)ハァハァ」
 ナギの魔法により、学園に通わされることになった、エヴァ。
 同時に、結界により、その力も抑え込まれているらしい。
 結界を破り、力を取り戻そうと画策する、彼女たち――。
 ……ネギは、彼女たちを警戒して、夜の学園内を巡視していた。
「停電キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「バカな!? そんなことをしたら、タイマー録画が_| ̄|○」
 茶々丸の手により、一瞬にして、闇に包まれる、麻帆良学園。
「まき絵さんキター♪」
「メイド服(*´Д`)ハァハァ」
 突然現れた、まき絵は――エヴァからの伝言を、ネギに伝える。
「この前、噛まれたのが伏線か……」
「見えた(・∀・)」「はいてない(*´Д`)ハァハァ」
「新体操っぽい感じの、動きでしたね♪」
「DVDでは、邪魔な白いのが消えますよ(・∀・)」
「はいてない上に、それが消えたら、丸見えですよ(*´Д`)ハァハァ」
 まき絵を助けるために、ネギは、指定された場所へ向かう。
 魔力の戻ったエヴァは、余裕の表情で、彼を待ち構えていた。
「当然ですが、小さい方が萌える(*´Д`)ハァハァ」
 ――彼女に操られた、4人の女生徒が、ネギに襲いかかる。
 だが、魔法を使い、ネギは彼女たちを瞬殺――。
「たぶん、眠らせたか、気絶させただけじゃないかなあ……」
「いや、まあ、そうなんだけど……」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
 カモから、ネギとエヴァのことを知らされる、明日菜。
 ……ただただ逃げるばかりの、ネギを追いかける、エヴァたち。
 しかし――。
「これは罠ね!」
 ネギが、密かに描いた魔法陣により、動きを封じらえてしま――。
「んー?」「う……こ、これは……」
作画崩壊キチャッタ━━━━━━_| ̄|○━━━━━━ !!!!!」
「ま、まあ、ちょっと、一瞬おかしかっただけですよ……」
「ネギの動きが、かの『ヤシガニ』を彷彿とさせる代物だったが……」
 ――『捕縛結界』に囚われてしまう、エヴァと茶々丸。
 『自分の勝ちだから、悪いことはやめてほしい』――ネギは言う。
「エヴァの作画が、とにかくヤバイ_| ̄|○」
「な、なんとか、まだ、エヴァに見えますから……大丈夫……」
「むしろ、茶々丸が_| ̄|○」
「いや、どっちもダメだ……。同じ人間が、描いたものだろう?」
 だが――茶々丸の力により、易々と、結界は破られてしまう。
 血を吸おうとするエヴァだが、なぜか茶々丸は、止めようとする。
「フラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「茶々丸さん、いい人♪」「……むしろ、ネギへの愛ゆえに?」
「これは、とても萌える、メイドロボですね(・∀・)」
「茶々丸(*´Д`)ハァハァ」
 ――そこへ、カモとともに援軍として現れる、明日菜。
「やっぱり、空気が読めないな、この女は」
「明日菜は、悪くない_| ̄|○」
 なんやかやと言い訳をしつつ、明日菜は、ネギと契約の証を――。
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「今回は、ちゃんと唇にしましたね♪」
 自分の魔法を潜り抜けてくる明日菜に、警戒心を強める、エヴァ。
「無効化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 茶々丸が、明日菜と格闘戦に入り――。
 エヴァは、ネギと魔法の応酬に入る。
「エヴァ、見えてるよ、エヴァ(*´Д`)ハァハァ」
 ……だが、彼女たちの予測よりも早く、停電が復旧してしまった。
 復活した結界により、再び力を奪われ、打ちのめされるエヴァの身体。
「さ、さく……がが_| ̄|○」
「ああ、これは、だめだ……酷いな」
「誰だ、この茶々丸ー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「すみません、こればかりは、擁護不可能です_| ̄|○」
 海へと落ちていくエヴァの身体を、必死に掴み上げようとする、ネギ。
「吸血鬼は、大量の水も、苦手なんでしたっけ……そういえば」
「ちょうど、結界の境目にいたせいでもあろうな」
 エヴァは、かつて、ナギに救われたときのことを思い出していた。
 ――そうして、ナギの追っかけを始めた、15年前のエヴァンジェリン。
「ここで、冒頭の夢のシーンに繋がるわけですか……」
「エヴァ、かわいいよ、エヴァ(*´Д`)」
「この、回想のところだけは、妙に出来が良いな」
「黒だ(*´Д`)ノ」「見えましたね(・∀・)」
 ……エヴァは、敗北を認めた。
 『いつか、自分が、呪いを解くから』――ネギは、彼女に言う。
 『こんなに楽しそうなマスターは、初めてです』
 ……茶々丸も、そんな自分の主人を見て、嬉しそうな様子であった。
「ていうのは、想像なのだけど」
「うん、それ、間違ってないよ、きっと」「わかります。・゚・(ノД`)・゚・。」
 そして、そんな彼らの様子を、こっそりと見つめる、タカミチ。
「こんなところでタシーロとは、ぁゃιぃですね(・∀・)」
「そろそろ、原作を買ってきますかな(*´Д`)」
「つまり、このアニメ化は、大成功だというわけですね(・∀・)」
「DVD,売れるかなあ……」




 2月16日(水)

 いなくなったネギを心配する、明日菜の前に、エヴァが現れる。
 彼女は、『次の満月までは、自分は普通の人間』なのだという。
 だから、それまでは、ネギを襲うような真似もしないと。
 その頃、ネギは、大自然の中で修行中の、長瀬楓とともにいた。
「(・∀・)ニンニン」
 楓に、山の中での生活の仕方を教えてもらう、ネギ。
「気分転換ですよね。楓さんが、元気のない彼に、気を使って……」
「分身キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「忍者、カコ(・∀・)イイ!」
 ネギの行方を捜す、明日菜と、カモ。
 『あの2人に勝つ方法は、ないのか?』と尋ねる明日菜に――。
 カモは、『仮契約(パクティオー)して、2人がかりで1人を襲え』と言う。
 契約のキスをすることに、戸惑いを覚える、明日菜だが……。
「明日菜、かわいいよ、明日菜(*´Д`)」
 ネギは、長瀬がパートナーなら……と、ふと考える。
 そんな彼を、楓は、さらに激しい修行へと、引っ張り出していく。
「クマー(・∀・)」
「展開が、まったりとしすぎのようにも思えるが……」
「今回は、長瀬さんに、スポットが当たっているわけですので」
「とはいえ、全員分、このペースでやるわけにも、いかんだろう」
「1話で2人を消化すれば……16話で終わりますよ_| ̄|○」
「1年放送が続けば、それでも、良いのだろうけどな」
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ネギだけかよ_| ̄|○」
 ドラム缶風呂に入り、楽しそうな様子の、ネギ。
 楓は、そんな、まだ幼い担任教師の笑顔を見て、安心する。
「楓さん、よくできた人だ♪」
「キ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「脱衣キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 一緒に風呂に入ろう――と、楓は、服を脱ぎ始める……。
「水着きたー」「_| ̄|○」「……まあ、そりゃ、そうだろうけど」
「全裸で湯気まみれと、どっちがいいですか(・∀・)」
「まだ、湯気のほうが……」
「修行中の忍者が、水着をつけているのも、変な気もするし……」
「でもほら、密着状態で、ハァハァ?」
「フクロウが、タシ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ロ !!!!!」
「エヴァの使い魔……とかいうわけじゃ、ないのね」
 楓を、『頼りがいがあって、尊敬できる』と評する、ネギ。
 それに比べて、自分は、なんて情けないのだろうかと……。
 『いつでもここに逃げてくればいい』と、楓は、ネギに言うのだった。
「いい人だなあ、楓さん……」
 ――帰ってきたネギと、明日菜は、早速パクティオーを結ぶ。
「見えた(*´Д`)」「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「おでこ……ですか」「残念そうだな、ネギ……」
 ともかく、契約は、成立。明日菜は、ネギのパートナーとなった。
 エヴァと別れて、1人になった茶々丸を尾行する、ネギたち。
「ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 しかし、彼女は、子供や老人を助けたり、猫に餌をやったりと……。
「いい人だ!」
「さすがロボ、超カコ(・∀・)イイ!」
 彼女の正体を知らなかった、ネギや明日菜は、びっくり仰天。
「ねこーねこー(*´Д`)」
 『町の人気者』である茶々丸には、手を出しづらい、ネギたちである。
「自分たちが、悪者になっちゃいますしねー」
「『あずまんが』っぽい、微妙な感じの猫だな……」
「動物をリアルに描く、作画力は、この作品には。・゚・(ノД`)・゚・。」
「キャラのアップだけで、いっぱいいっぱいで_| ̄|○」
「10話から、作画の陣容が、超パワーうpするらしいですよ(・∀・)」
「『ファフナー』のスタッフが、合流するんだってね……」
「バトルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 なんとか、彼女を説得しようと試みる、ネギだったが……。
 『主人の命令は絶対』だという茶々丸と、2対1の戦闘に突入する。
「茶々丸うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 契約により、力の上がった明日菜と、ネギの魔法攻撃。
 連携の取れた2人がかりの攻撃に、茶々丸は、なす術もなく――。
「……なんか、あっという間に戦闘終了ですか_| ̄|○」
「もう少し、茶々丸に抵抗して欲しかったんだが……」
 攻撃が当たる寸前、『彼女もまた自分の生徒』だと思い至る、ネギ。
 無理に中断した魔法は、そのまま、彼の身体へと降りかかった。
「明日菜の手つきがエロい(*´Д`)ハァハァ」
「ネギの股間のあたりを、丹念に、さすってますね(・∀・)」
「おなかじゃないかなーと、思ったり……」
 ネギという人間に対して、茶々丸は、複雑な思いを抱き始める……。
「フラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あー、これは……惚れたな!」
「明日菜と茶々丸の、ラブ米で修羅場な展開に、機体ですね(・∀・)!」
「本屋ちゃんと、まき絵も入れてあげてください_| ̄|○」
「夕映と刹那もきぼん(*´Д`)ノ」
「これが『舞HiME』なら、茶々丸のは『死亡フラグ』な気もするが……」
「あんな欝アニメとは、違うので_| ̄|○」




 2月9日(水)

 ――夜、なにかから逃げるように走る、まき絵。
「キター♪」「見えた(*´Д`)」「はいてない(・∀・)」
「詩帆のチャイルドでも、襲い掛かってきそうだな……」
「詩帆さんが、吸血鬼に襲われた話かも……」
 桜通りに『吸血鬼』が出る――。
 そんな噂も飛び交う中で、実際に、犠牲者も出てしまった。
「まき絵の顔にワラタ(・∀・)」「また、こんな役なのね_| ̄|○」
「『双恋』でも、堀江のキャラは、こんな顔になっていたからな……」
「わたしのしもべー(・∀・)」
「噛まれたのかな? なんともないとは、言っているけど……」
「ふむ……これは、伏線に違いないですな」
「ここで噛まれたことが、後に彼女が活躍する為の伏線であるか……」
「吸血鬼に支配される街で、人間の味方となって戦うのです(*´Д`)ノ」
「なんだか別の作品を連想するが、まあいいだろう……」
「たぶん、そんな展開には、ならないかと……」
「17歳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「そうか! この保険医が、弓で吸血鬼を追い払ったに違いない!」
「ということは……まき絵は、裸で発見されていたわけか?」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「アレやソレは、なかったのですか(・∀・)?」
「まあ、犯人は、女だし……」
 そんな状況の中で、珍しく授業に顔を出した、エヴァンジェリン
 彼女は、授業に身の入らないネギを、わざとらしくたしなめる。
「この子が犯人ですよね」「まあ、そうなんだけど。どうみても――」
「作画やばい_| ̄|○」
「演出もね……なんか、その手の作品を、連想させるというか」
吸血鬼モノが、似通ってしまうのは、仕方がないのではと」
 ……例のごとく、そんなネギを励まそうとして、教室内は大騒ぎに。
「バカレンジャーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「きたー_| ̄|○」
 検査では、やはり異常は見られなかったという、まき絵。
 現代医学では――という、条件付きでは、あるが……。
「桃色アホウドリ_| ̄|○」
恐怖新聞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギだけは、そこに魔法が絡んでいることに、気が付いていた。
 心配する明日菜にも、巻き込まないために嘘を吐いた、ネギ。
 彼は、1人で、すべてを解決するつもりであった。
「今度こそ見えた(*´Д`)」「確実に、はいてない(・∀・)」
「んー、たしかにちょっと、そこが肌色なのは、不自然かも……」
「しかし、作画自体が、まずい絵だからなあ」
「ピンクに塗りませう(*´Д`)ノ」「く、黒で、いいんじゃないかな?」
「まき絵は、黒(・∀・)!」
「あーっ、ち、違っ、じゃなくて、陰になってるってことでっ!!」
「陰毛(*´Д`)ハァハァ」「それだと、髪は、染めてるっていう解釈か?」
「うー、違うもん……」
「まき絵は、バカだからなー(・∀・)」
「ひどい_| ̄|○」「能天気っぽくて、良いのじゃないかと、思うが……」
 ――寮で、『のどかが、まだ帰ってきていない』と知らされる、ネギ。
「3度目の正直で(*´Д`)ノ」はいてないですぅ(・∀・)」
 暗い、桜通りで――
「(・∀・)こわくないー♪ こわくないー♪」
「のどか、かわいいよ、のどか(*´Д`)」
「白無垢のHiMEが襲ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「雪之、ピンチだよ、雪之(;´Д`)」
「いや、襲ってきたやつ、黒いし……」

「シルエット的に、微妙にカラスっぽい感じも……あるような?」
 『少し血をわけてもらう』と、のどかに襲い掛かろうする、化け物。
「吸血鬼のキスキスキス━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 黒い影は、悲鳴を上げて気絶してしまった、のどかに迫る。
 間一髪のところで助けに入った、ネギは、吸血鬼の正体を知る。
 自分のクラスの生徒――エヴァンジェリンが、犯人であったのだ。
「攻撃魔法キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……エヴァの声は、これでいいのか?」
「魔法を使う時だけ、なんだか、甲高い声になるみたいですね……」
松岡由貴だから、わざとそういう演技なのだとは、思うけど」
「クールぶってるキャラの、まだ幼い部分を表現してる……とか?」
「とっさに、制御しきれない部分というか……?」
「明日菜キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 戦闘状態に突入した、ネギと、エヴァ。
 駆けつけた明日菜に、のどかを託し、ネギはエヴァを追いかける。
「追いかけっこのシーンは、少々、長すぎるかもしれませんな」
「もう少し、スピード感が出てると、いいかなーと思いますね」
 ――意外に、エヴァの魔法が『弱い』ことに驚く、ネギ。
ローゼンメイデンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「音楽かな? それっぽい感じは、しますね」「……同じ人だからね」
 ネギの強力な魔法攻撃を、回避していた、エヴァであるが……。
 ついに、屋根の上で、追い詰められてしまう。
 ――かのように、見えたけれども。
「ロボキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 加勢した茶々丸に詠唱を邪魔されて、ネギは魔法を使えなくなる。
 エヴァは、彼女が自分の『パートナー』であると、紹介した。
「ワラタ(・∀・)」「茶々丸、カコイイよ、茶々丸(*´Д`)」
 『パートナーのいない、お前は、我々に勝てない』――と、エヴァ。
 彼女は、ネギの父に力を封じられ――。
 『もう15年も、あの教室で勉強させられている』のだと言う。
「年増キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「むしろ(*´Д`)ハァハァ」
 ネギの血を吸い、その呪縛から解き放たれようとする、エヴァ。
 だが、そこに、猛烈な勢いで割って入ってくる者がいた。
「明日菜キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「蹴ったね!? 親父にも、蹴られたことがないのに……」
 エヴァは、明日菜の強烈な跳び蹴りを喰らい――。
 普通に喋ることが、できなくなる。当然、魔法も使えない状態に。
「エヴァ、かわいいよ、エヴァ(*´Д`)」「茶々丸カコ(・∀・)イイ」
「茶々丸が、いちいち台詞を言い直しているのが、面白いですね♪」
「舌を噛んで上手く喋れないエヴァを、上手く、演じられていると思う」
「ツッコミキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……捨て台詞を吐いて、エヴァたちは、ひとまず退散していった。
 『ちゃんと自分に相談しろ』と、ネギを責める、明日菜。
 ――けれど、彼女を巻き込みたくないネギは、空を飛んで逃げ出す。
 『自分がいなければ――』
 考え込むネギは、木にぶつかって……山の中に墜落してしまった。
 夜の山で、杖もなくしてしまい、魔法の使えない恐怖に震えるネギ。
 そんな彼の前に、現れたのは――。
「(・∀・)ニンニン」「忍者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 彼のクラスの、長瀬楓――忍装束の、少女であった。
「地味に、今回の話で、よく出てきてましたよね、そういえば」
「ああ、英語の読めなかったやつね」
「修行がどうこうという話も、していましたな……」
「えーと、金槌が苦手なんでしたっけ(・∀・)?」「それ違うやつ……」
「彼女が、ネギくんに、何かを伝えるような展開なのかな?」
「少し、逃げ腰になっていたからな、ネギも」
 彼女は、ネギを、どう成長させてくれるだろうか――。




 2月2日(水)

「OPが、変わりましたね」
「同じ曲のように……」
「編曲と、歌っているメンバーが、以前と変わっています」
「毎月変わりますよ(・∀・)」
「前の方が、微妙に上手かったような気も(;´Д`)」
「ソロパートだと、それぞれの力量が、わかっちゃいますよね……」
「誰が歌ってるんだか、さっぱりだが……」
「EDの能登だけは、ガチ(・∀・)」
「まあ、特徴的ですから……」「能登、歌上手いよ、能登(;´Д`)」
「往年のアイドル――西村知美とかを、髣髴とさせるよな……」
「ロボキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――学園への侵入者を察知した、エヴァンジェリン。
 そして、侵入者のせいで、またもや階段で足を滑らせる、のどか。
「使い回しか(;´Д`)」「今度こそ、見えた(・∀・)」
「ていうか、この階段、危ないんじゃ……」
「のどか、かわいいよ、のどか(*´Д`)」
「明日菜キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「えっと……空気よめ?」「厨房氏ね(・∀・)」「……めざわりだぼけ」
「オメーらがウゼーですぅ_| ̄|○」
 ネギと、もっと話をしたい、のどかだったが……。
 彼は、突然現れた明日菜によって、さらわれていってしまう。
 明日菜が寮で、彼に差し出したのは、ネギの姉からの手紙だった。
「姉(*´Д`)ハァハァ」「パートナー?」
 手紙の中で、姉は、ネギの『パートナー』について言及していた。
 『魔法使いは、パートナーを持つ方が良い』と説明する、ネギ。
 それを聞いてしまった、木乃香は、彼が『恋人を探しにきた』と誤解。
 扉の外で盗み聞きしていた双子によって、寮内の噂になってしまう。
「な、なんだってー、ですぅ(・∀・)」
「結婚相手を探しにって、なーんか、映画みたいですーっ♪」
作画ミスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……どこ?」「まき絵の髪の色が_| ̄|○」
「いえいえ、結奈は、関西弁を喋ったりしないものなのです(・∀・)」
「あー、声が、逆になってるんだ……」
「と、言われても……いまだに、誰が誰なんだか、わからないし」
「王子の方が、萌える(・∀・)」
 噂は、尾鰭がついて、なんだか大事になってゆく……。
「夕映、かわいいよ、夕映(*´Д`)」
「この黒髪に眼鏡の女が、誰だかわからん……」

「早乙女ハルナですな(;´Д`)」
「髪の色が特徴的な人の方が、覚えやすいですよね♪」
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 自分をパートナーにと、水着姿で大浴場に詰め掛ける、生徒たち。
「……これが、結奈の声ね。たしかに、さっきのとは違うようだが」
「髪が水色っぽい子が、関西弁の、和泉亜子さんですね」
「エロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ま、ま、まき絵さん!? ドコを握ってくれてますか(*´Д`)ハァハァ」
「え? え、え――あ、あの、その――これは、その……」
「太くて長い、毛むくじゃらなモノを(・∀・)」
「(*´Д`)ハァハァ」「……『アルティメットガール』じゃ、あるまいし」
「オコジョキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 まき絵が掴んだのは、英国からやってきた、オコジョのカモミール。
「明日菜、カコ(・∀・)イイ」「じゃ、ジャストミート……」
 ……暴れだした小動物を、桶で殴り飛ばしてしまう、明日菜だった。
「お、女の子たちの、ぶ、ブラが外されてる(*´Д`)ハァハァ」
「暴れた時に、外れたのか」「ヤツは狙って奪いますたよ(・∀・)」
「この淫獣めが(*´Д`)ノ」
 部屋にカモを連れ帰った、ネギたち。
 明日菜は、『どうせただのオコジョじゃないだろう』と疑うが……。
「マモノ(・∀・)?」「妖精?」「幼生?」
「タバコに『チョコ』の文字キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『クロ高』か?」「オコジョなら、別に問題ないような……」
「ていうか、喋ってるしΣ(゚Д゚;)」
「オコジョの声は、沢城みゆきでは、ないのですか(・∀・)?」
「それ、違う番組なので」
「へーんなのー(・∀・)♪」「へーんなのー(・∀・)♪」
 ネギ『アニキ』のパートナー探しを手伝いにきたのだという、カモ。
「葱と鴨、なのか……」「美味そうですぅ(・∀・)じゅるり」
「怪しいし……」
 姉に連絡をとろうとするネギを、必死に止める、カモ。
 彼は、『パートナーに相応しい子を見つけた』と、言うのだけれど……。
「まき絵さんかな♪」「能登かわいいよ能登ですぅ(・∀・)」
「もう、ビンビンですよ(*´Д`)ノ」
 カモによれば、それは、『本屋』こと、『宮崎のどか』であるらしい。
「能登、英語も上手いよ、能登(;´Д`)」
 ……授業中も、のどかを妙に意識してしまう、ネギ。
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 一方、カモの存在に気付いたエヴァは、『小物』だからと捨て置く。
「なにやら、陰謀の予感です♪」
 ネギに届けられた手紙を読み、捨ててしまう、カモ。
「こっちも、なにか企んでるのかな?」
「呼び出しキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギから(?)の手紙によって、寮の裏手に呼び出される、のどか。
「りょーの裏でまてます。パートナーになてください(・∀・)」
「告白――じゃなくて、これは罠ね!」「まあ、そうだろね……」
「からあげ(・∀・)?」
 『のどかが不良に絡まれている』と聞き、駆けつける、ネギ。
「のどか、私服もかわいいよ、のどか(*´Д`)」
「あ、かわいい……」「のどかが1位で、まき絵は3位か……」
「これは、とてもぁゃιぃ、ランク付けですね_| ̄|○」
「木乃香、かわいいよ、木乃香(*´Д`)」
 カモは、ネギと、のどかの『仮契約』の儀式を、遂行しようとする。
「精力倍増(*´Д`)」「パワーうp(・∀・)」
 『契約を行えば、いいことづくめ』だと、ネギを説得する、カモ。
「(゚∀゚)キスキスキス!」「くるー♪」「見えた(*´Д`)ノ」
 キスをすることで、『仮契約』は完了する。
 のどかもまた、それを、受け入れようとするのだけれど。
 ……その頃、明日菜は寮で、カモの捨てた手紙を発見する。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「空気よめ_| ̄|○」「厨房氏ね_| ̄|○」「いってよし――か?」
 あと一歩……というところで邪魔が入り、儀式は中断されてしまった。
「つまり、能登では、役不足というわけですね(・∀・)」
 手紙を読んだ明日菜は、カモがやってきた理由を、明らかにする。
 彼は――ただ、『下着泥棒をして逃げてきた』だけで、あるのだと。
「この淫獣めが(*´Д`)ノ」
 ……カモは、その行為の理由を、感動的な嘘話で説明する。
 けれど、本当は、『使い魔』になって罪から逃れたいだけであった。
「。・゚・(ノД`)・゚・。」「。・゚・(ノД`)・゚・。」「だ、騙されてる、騙されてるよっ!」
 ――感動したネギは、カモを、使い魔として雇うことに決めた。
 のどかは、すべてが夢であったと、思い込んでしまうのだった。
桜井弘明演出キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「それで、『クロ高』みたいになってたのか……」
「なんでやねん(・∀・)」
「ネタ予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんでやねん(・∀・)」
「あらゆるボケ、ツッコミを可能にした、新会話システム……ですか?」
「博士に付けてもらいますた。どのモードにしまつか(・∀・)?」
「エロネタモードで(*´Д`)ノ」
「ガッ(・∀・)チンポー!」「……外してもらえ」




 1月26日(水)

 新聞配達に精を出す、明日菜。
 ネギは、魔法で空を飛び、彼女を手伝おうとするのだが……。
「萌えヒロインキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まあ、楽しげで、良いのじゃないかと」
 2人分の重さを上手く制御できず、ごみ収集所に突入してしまう。
 ――それは、ともかく。
 テストの成績の悪かった明日菜たちは、居残り授業を受けることに。
「バカ戦隊キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「バカレッド_| ̄|○」
「バカピンク_| ̄|○」
「明日菜は、ともかく……まき絵も、バカだったのか……」
 明日菜は、『余計なことをするな』と、ネギに食って掛かる。
 『朝、迷惑をかけたから』と、ネギは、言うのだけれど……。
 明日菜は、『高畑先生の授業だったら』……と、嘆くのだった。
「17歳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「髪の色が、気になってしょうがない(;´Д`)」
 高畑や保険医は、やる気になっているネギを、陰ながらに誉める。
「しかし、普通のオッサンだよな、高畑も」
「明日菜さんが、そういう異性の趣味なのにも、理由が――」
「なんかイル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「幽霊たん(*´Д`)ハァハァ」
 クラスの一員と化している、幽霊少女の見守る中で……。
 仕方なく、小テストを受ける、明日菜とバカレンジャーの一同。
「夕映さんは、実は、頭がいいんですね」
「やる気が、ないだけでな……」
「やる気のない演技も、ハマってきた気がするですぅ(・∀・)」
「もともと、演技の上手い人ですからね、桑谷さんは」
「のどか、かわいいよ、のどか(*´Д`)」
「顔が、ちゃんと見えてますね」「自分に、自信が出てきたかな」
 夕映は、友人の、のどかたちと早々に出て行ってしまうが……。
「できました♪」「……だめぽ_| ̄|○」「だめなのか_| ̄|○」
 他のメンバーは、ろくな点が取れない。
 ……そして、ついに、2人が合格。残ったのは……。
「_| ̄|○」「_| ̄|○」「幽霊たん(*´Д`)ハァハァ」
 努力の甲斐あって、なんとか、まき絵も合格することができた。
「やりました♪」「もうだめぽ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 まったくもってダメダメな明日菜を、必死にフォローする、ネギ。
「ばかーっ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 様子を見にきた高畑に、そのダメな姿を見られた、明日菜。
 ネギのフォローもむなしく、彼女は、泣きながら逃げてしまう……。
「なぐさめる言葉も、見つかりません……」
「ダメなヒロインだ……」
「ナズェダ_| ̄|○」
 逃げる明日菜を追いかけて、ホウキを飛ばす、ネギ。
「同時に、クラスの人たちの、放課後の様子を描いてます♪」
「悪くない、紹介の仕方じゃないかな」
「エヴァ、かわいいよ、エヴァ(*´Д`)」
「子安キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――ようやく、明日菜を捕まえた、ネギ。
 彼は、自分の父も、『マギステル・マギ』であったことを語る。
 彼の持つ杖は、旅に出る父が、彼に渡したものであった。
 『自分も、お父さんのような魔法使いになりたい』と、ネギは言う。
「魔法使いでは、子供は作れませんよ(・∀・)」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「大丈夫、だと思うよ……。一部で、そう言われているだけで……」
「子供が出来れば、それはもう、魔法使いではないのです(・∀・)」
「巫女みたいだな……。あれも、最近は、どうでもよくなってるが」
 ……そうすれば、行方不明の父に、会えるかもしれない。
 ネギの言葉に心を打たれた、明日菜も、勉強を頑張ると言う。
 もちろん、ネギのためなどでは、決してなく……。
「強がってますね♪」「明日菜、かわいいよ、明日菜(*´Д`)」
「合格キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 家に帰って、改めて小テストに合格した、明日菜。
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 風呂が苦手というネギを、明日菜は、無理やり湯船に放り込む。
「見えた(・∀・)」「小さい男の子好きにも、アピールか……」
「明日菜は、なぜ、水着なのかと_| ̄|○」
「まあ、それは……」「しごく当然の、選択であろう」
「DVDを、お楽しみにですぅ(・∀・)」「変わらないと思うよ?」
「いや、しかし、これはこれで、アングル的に(*´Д`)ハァハァ」
 明日菜に両親がいないことを聞かされ、涙する、ネギ。
「ガサツで、暴力的……」「辛辣だな、ネギも」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……と、2人のいる大浴場に、生徒たちが、やってきてしまった。
 慌てて、巨大な湯船の中に隠れようとする、明日菜たち。
「これは、素晴らしいアニメだ(*´Д`)ハァハァ」
 ネギが、明日菜たちの部屋で暮らしていることを知って――。
 のどかや、あやかも、同じ部屋になりたいと考える。
「修羅場か(;´Д`)」
 流れで、胸の最も大きい者が、ネギを手に入れられるという話に。
 危機感を持ったネギは、魔法で……。
「巨乳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「バカな、明日菜たんが、巨乳に_| ̄|○」
「あの〜、なんか、ありえない大きさに……」
「破裂した((((((;゚Д゚))))))」「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「死ななくて、よかったな……」
「また、こんな扱いに_| ̄|○」「ギャグ担当なんですよ」
「正ヒロインが、堀江でない理由が、解ったような気がする……」
「ヨゴレ担当_| ̄|○」玖我なつきさんを、目指しましょう♪」
「そっち系だよな……明日菜は」
 ……部屋で、ネギの失敗を責める、明日菜。
 でも、『明日菜さんのところがよかった』と言われて――。
 罵倒しつつも、そう悪くはない思いの、明日菜であった。
「……良い感じの作品に、なってきたような」
「ネギくんに、萌える作品に、なっているような気も……」
「ネギに萌える女の子に(*´Д`)ハァハァします」




 1月12日(水)

 ネギが魔法を使うのを、目撃してしまった、明日菜。
 林の中に彼を連れ込んで、正体を暴こうとするのだが……。
「NT疑惑キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「明日菜、かわいいよ、明日菜(*´Д`)」
「デフォルメ具合が、カワイイですよね♪ 牙とか――」
 自分が『魔法使い』だと知られてしまった、ネギ。
 仕方なく、彼女の記憶を消そうと、魔法を使うのだが……。
「見えた(・∀・)」「いいえ、はいてません(・∀・)」
「クマきたー」
「クマぱんつ、あぼーん(・∀・)」
 不完全な、ネギの魔法は、なんと、彼女の――
「ノーパンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なつきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「み、見られたーっ!?」
 しかも、折り悪しく、そこに現れてしまう、高畑教師に……。
「すばらしい萌えパワーだ(*´Д`)ハァハァ」
「『舞-HiME』の、なつきも、これで人気を得たようだからな……」
「なつきさんは、もともと、カッコいいキャラだったけど」
「というか、そこから、彼女のヘタレ人生が。・゚・(ノД`)・゚・。」
「まあ、明日菜は、もとからギャグキャラ設定だと思うけど……」
 立派な魔法使いになるために、修行に来たのだという、ネギ。
「動画やばい(;´Д`)」
「走り方が、ちょっと、ぎこちないかなあ」
「演出ですよ(・∀・)」
 明日菜は、魔法のことを黙っている条件として――。
 ネギに、『自分と高畑先生との仲を取り持て』という。
「妄想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「惚れ薬キター♪」
らいむ隊のやつも、作ろうとしていたな……」
「お金が欲しいのならば、『魔法遣い』に頼まないと('A`)」
「月にだって、行けちゃいますね♪」
「ネギ……もしかして、しょぼい?」
「あの魔法遣いが、規格外だっただけなのではと_| ̄|○」
 ――『読心術』で、高畑の気持ちを探らせようとする、明日菜。
「みょみょみょみょみょみょみょみょ(・∀・)」
「変な魔法キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 けれど、試みは、見事に失敗する。
「まき絵さんキター♪」
「ピンク頭か……」
「少しでも、派手なキャラにしたかったのだろうか_| ̄|○」
「明日菜さんが、ハデハデなデザインですからねー」
「ガンダム占いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「白狼シン・マツナガ専用、高機動型ザク(*´Д`)ハァハァ」
「脚本が、またマニアックなネタを……」
 ネギの失敗に、怒って寮に帰ってしまう、明日菜だったが……。
 部屋が見つかるまでと――木乃香が、彼を連れてきてしまう。
「同棲キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 明日菜に追い出されるように、部屋を出ていく、ネギ。
「アーニャたん(*´Д`)ハァハァ」
まじかるカナンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あ、これも、広橋さんかぁー」
 寒空の下で、故郷に残してきた人々のことを考える、ネギ。
 朝早く新聞配達に出かける明日菜は、寮の前で、彼を見つけた。
 惚れ薬の材料――『四つ葉のクローバー』を、探していたのだという。
「そっか、明日菜さんのために、一晩中……」
「ネギ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 もういいから――『練習相手になって』と、明日菜は言った。
「告白くるー♪」
 ネギを高畑に見立てて、告白の練習をする、彼女。
「萌え演出キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「明日菜(*´Д`)ハァハァ」
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「さらに先の練習も、おながいしまつ(*´Д`)ノ」
「良い雰囲気だな……」
 ――と、思いながら、見ていたのだが、しかし――。
「こなかったり_| ̄|○」
「思いっきり騙されタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「でも、なんだか、2人は仲良くなれたみたいです……」
「やっぱいい人(・∀・)」
「明日菜、かわいいよ、明日菜(*´Д`)」
「ただ、作品の出来としては……やはり微妙と言わざるを、得ない」
「何が、悪いのかなぁー?」
「作画としか_| ̄|○」
「たしかに、演出などは、悪くなかったと思うしなあ……」




 1月5日(水)

 ――新番組
「今期最高傑作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うーん……」
「なんか、OPの動画が、妙にスロウリィ?」
「演出です(・∀・)」
「後半の、これは……なんだ?」
「(゚∀゚)キスキスキス! ――で、アニヲタも萌え萌え(・∀・)」
「……だめそう」
「スケジュールが、ヤバヤバだという噂が(;´Д`)」
「大丈夫です! 再放送なんて、ありえませんから(・∀・)」
ヤシガニの悪寒_| ̄|○」
「悪くても、せいぜい『ガンドレス』劇場版レベルですよ(・∀・)」
「それは……あまりにも、だめだめなんじゃないか」
「この作品、もうだめぽ_| ̄|○」
「監督が、宮崎なぎささんに、変更されてるんですよね?」
「本来は、『忘却の旋律』の人がやる予定だったらしいけど……」
「――と、聞き及んでおりますが」
「まあ、OPは、そのうちしっかりしたものが、出来てくるだろう」
「1話目のOPは、ダミーという可能性も、ありますしね」
 ――とりあえず、本編。
「ヤバイ! 『下級生2』なみの、環境アニメっぷりだ(;´Д`)」
「ヒロインキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「さ、さかな……魚って……」
「これは、いい、『魔法遊戯』のパロディですね(・∀・)」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「なんだこのアニメー。・゚・(ノД`)・゚・。」
不思議な踊りで、視聴者どものMPを、吸い取りますた(・∀・)」
「ヤバイ! 作画ヤバイ! これマジでヤバイ(;´Д`)」
「これ……京都弁なのかな。なんか、違和感あるなあ……」
「『舞-HiME』で、きちんとしたのを、聞いているからでは?」
「原画より、もしや彩色がダメなのか、これは_| ̄|○」
「陰が、顔アップの時にしか、付いていないのか……」
「でも建物とかは、ディティールにも凝ってて、カッコいいかも」
「人大杉(;´Д`)」
「ネギキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「主人公か……」
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「それかよ_| ̄|○」
「あー、なんかで見たなあ、こういう演出……」
「今、気付いたんだが……明日菜の瞳の色って……」
「翠星石のパク……いえいえ、もとからそういう設定ですよ(・∀・)」
「そうみたいですね。原作でも、微妙に違うようですし……」
「後ろで、みるみる遠ざかっていく人影に、ちょっとワラタ(・∀・)」
「能登キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うほっ_| ̄|○」
801同人誌キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「木乃香と、刹那の、微妙なカンケイ……」
「この反応は、百合に間違いありません(・∀・)ノ」
「刹那(*´Д`)ハァハァ」
「17歳のエロ教師キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「先生役、多いですよね」
「これは罠(・∀・)」
 高畑先生に、密かな思いを寄せる、神楽坂明日菜。
 おまじないまでして、彼に担任になって欲しいと願ったが……。
 教室に現れたのは、朝、通学途中に出逢った、男の子。
 どうやら、『魔法』の使えるらしい、その少年は――。
「(ノ∀`)アチャー」
 彼が、新たなクラスの担任――ナギ・スプリングフィールドだった。
「……まき絵さん、髪、ピンクだ……」
「これが、堀江キャラか――」
「双子と、髪の色が被ってるのが、なんとも_| ̄|○」
「よりによって、ピンクでな……」
 まき絵の方が、若干、濃い色の指定になっているようだが――。
「普通に、茶色っぽいので、良いと思うのですが_| ̄|○」
「またぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「またこれか_| ̄|○」
「クマー♪」
「結先生の専用台キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ネギを追い出そうと、授業中に嫌がらせを始める、明日菜。
 だが、ショタコン委員長に妨害されて、上手くいかない。
「だめぽ_| ̄|○」
 授業が終わり、校庭で生徒名簿に目を通す、ネギ先生。
 そんな時、階段から足を踏み外してしまった、宮崎のどかを――。
 ネギは、咄嗟に、風の魔法を使って助ける。
 ――しかし、その場面を、明日菜に見られてしまい……。
「このまま、超傑作の2話へと、つづきます(・∀・)」
「たしかに……1話目よりは、良さそうな感じもするけど……」
「予告の明日菜、かわいいよ、明日菜(*´Д`)ノ」
「かなり、ディフォルメってますね♪」
 ――この作品は、登場するキャラが、多すぎるのだと思う。
 長丁場な、原作マンガならともかく、2クールのアニメでは……。
 ぶっちゃけ、CDの括りでまとめて登場させた方が、良いかも。
「宮崎なぎさ監督の手腕に、期待してみようか」
「大丈夫! 『下級生2』以下には、間違ってもなりません(・∀・)」
「なってくれたら困る_| ̄|○」
「『双恋』以下にも、ならないとは、思うよ……」
「新しい『らいむいろ』にも、たぶん……」
「目標が低すぎる_| ̄|○ダ・カーポヲコエチャッテクダサイ」
「ま、まずは『Wind』あたりから、着実に、ランクアップヲ――」
「そ、それは――ネギ先生を、問い詰めろと言うことですか(;´Д`)」
「い、いえ、あの……まあ、その、――とにかく頑張れッ!!」


戻る