アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

まほらば


 3月13日(日)

 学校で、人物デッサンの課題を出された、隆士たち。
 友人たちの提案で、鳴滝荘で、それをすることになるのだが……。
「緑髪の娘に(*´Д`)ハァハァ」
「あ、梢さんたちの制服が、変わってる!?」「夏服だね」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 珠実と梢は、学校帰りに、仲良く買い物に行ってしまうが……。
 鳴滝荘では、当然、妙な住人たちが、彼らを待っていたわけである。
「朝美たん(*´Д`)ハァハァ」
「ツルペタには、興味ないッスから(・∀・)」
「なんて間違った野郎だヽ(`Д´)ノ」
 男の友人は、恵や小夜子に興味を示すものの、朝美には興味なし。
「男として間違ってる!」「お前がなー」
 女2人は、かわいい朝美に、興味津々の様子である。
 そして、結局、恵の提案で、『お絵かき大会』が開催されることに。
「豪華粗品(・∀・)」「一肌脱いで(*´Д`)ハァハァ」
 変な住人たちの行動に、女2人は、あきれかえってしまう。
 それでも……なんとか、恵と小夜子をモデルに、絵は完成。
「白鳥くん、上手いっ!」
「基本に忠実な絵……というところかな」
「インパクトに欠けるです(・∀・)」
「緑髪たん、微妙な絵だよ、緑髪たん(;´Д`)」
「これは……なんと表現するべきか……」
「前衛的ですね(・∀・)」「味のある絵?」
「少女マンガっぽいのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「眼鏡の人も、上手いんですけど……」「ポーズ違うし……」
「エロスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「フトモモ(*´Д`)ハァハァ」
「顔は……?」「この男は、身体さえあれば、よいのだろう……」
「しかし、胸がデカすぎるのが、ダメダメなところですな('A`)」
 ――そんなわけで、最も高得点を叩き出したのは、隆士であった。
 続いて、2回戦。
「まだ、やるんだ……」「全員、描かないと……話的に」
 ちょうど帰ってきた、梢と珠実を、恵はモデルとして引っ張り込む。
「月に群雲?」「花に風……つまり、『無粋』ってことですね」
「百合展開の邪魔をするなですぅ(・∀・)」
「珠実たん(;´Д`)ハァハァ」
 梢に対して慣れ慣れしい隆士の友人・男に、珠実の不満は爆発。
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」「いいぞー、がんばれー♪」
 結局――。
 彼と珠実、眼鏡と朝美、灰原と緑髪、隆士と梢とが、ペアになった。
「緑髪たん、がんがれ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「しかし、こいつらは、これだけ喋りながら、名前がないって……」
「ちょっと、不便ですよね……ん? なにか、思い出したかな?」
 梢をモデルに――隆士は、幼い頃のことを、ふと思い出す。
 自分が、この場所で、同じように彼女の絵を描いていたことを。
「お葬式の日、みたいだね」「梢の両親……か?」
「ょぅι゛ょな大家さん(*´Д`)ハァハァ」
「(・∀・)らんらんらーんらーんらん♪」
 ――さて、そうこうしているうちに、陽も傾いてくる。
 それぞれの絵も、完成したが……。
「緑髪たん。・゚・(ノД`)・゚・。」
 モデルに、完成した絵に対して描き直しを要求されたり……。
 まったく別物になっている自分の絵に、唖然とされたり……。
 ありえない巨乳にされたあげく、顔が描かれてなかったり……。
「珠実たんは、貧乳なんだヽ(`Д´)ノ」
「それは、それで……本人の目の前で言うと、殺されそうだがな」
 ……そんな中で、梢だけは、隆士の描いた自分に、大満足であった。
 『立派な絵本作家になってほしい』と、梢は隆士に言う。
 昔の自分のように、貴方の絵に救われる人は、きっといるからと。
「いい雰囲気♪」
 夜になり、いざ、採点――という段階。
 机の上に並べられた、それぞれの絵。
 そこに、朝美が、コップにジュースを注いで現れて……。
「あー、えっと、ダメだこりゃ?」
「ママン。・゚・(ノД`)・゚・。」
 娘を手伝おうと、立ち上がった小夜子は、つまずいて――。
「(ノ∀`)アチャー」
 おやくそくのように、隆士の作品以外は、だめになってしまった……。
 ――翌日。
 梢のおかげで、課題を無事に提出できた隆士は、先生に誉められる。
 しかし……。
「おしおきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ジュースがどうこう、以前の問題か……」
「基本は大切って……珠実さんも、言ってましたしね」
「つまり、せんせいさんの正体は、珠実だったのですね((((((;゚Д゚))))))」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」「いや、違うだろ……」
「でも、なんかちょっと似てるし(;´Д`)」
「あはは、話し方とかね……姉妹とかの可能性は、あるかも?」
 そんなこんなで、楽しい(?)お仕置きタイムが、待っていたのだった。
「おしおき(*´Д`)ハァハァ」「エロすぎですね(・∀・)」




 2月20日(日)

 ――学校から帰ってきた隆士の前に、なにやらイベントが!?
「かくれんぼ……ですか」
 鳴滝荘で『かくれんぼ』をして、優勝者は、王様になれる――。
「エロいことも、できるのですね(・∀・)」
「それは素晴らしい(*´Д`)ハァハァ」
「優勝できれば……ですー♪」「珠実とか、手強そうだしね……」
「大家さん(*´Д`)ハァハァ」
 そこへ、顔を出した梢も、なんだかノリノリの様子である。
「ふと思いましたが、『ドラえもん』の声に、新井里美きぼん(*´Д`)ノ」
「あー、そうですねえ……大山さんっぽい声、出せますしねえ……」
「で、実際は、誰なんだっけ?」
若本規夫らしいですよ(・∀・)」「え?」「ネタだろ、それ……」
 どうしても、参加するしかない状況に追い込まれた、隆士。
 ならば――優勝して『部屋での宴会を禁止』させてやろうと考える。
「萌え萌えですね(・∀・)」
 そして――ゲームスタート!!
「これって、視聴者に鳴滝荘を案内する意味も、あるんですねー」
「3Dポリゴンとかで表現してみるのも、面白かったかもね」
「かべのなかにいる……」
「座標あわせに失敗しますた_| ̄|○」
「しない、しない!」
「恐ろしい数々のトラップキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「やはり、パーティーに忍者を入れる必要が、あるようですね(・∀・)」
「しかし、白鳥とは『属性』が合わない罠……」
「あはは、『いい人』ですものね、白鳥さん♪」
「ていうか、なぜ『ウィザードリィ』ネタになってるんだ……?」
 部屋を1つづつ、しらみつぶしにしていく作戦の、隆士。
 中には、扉に罠が仕掛けてあったり……。
 ……なぜか、鍵をかけたはずの自分の部屋が、開いていたり。
「誰かイタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 まず、1人目――隆士の部屋で寝ていた、桃乃恵を確保。
「白鳥くん、やる気です♪」「謎の風が……」「見えた(・∀・)」
「隆士だし……何も見えてないし……」
「桃乃徹底スルーに、ワラタ(・∀・)」
 ……いちいちネタをふる恵も無視するほど、隆士は真剣である。
「ママンイタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 2人目――庭に隠れていた、黒崎沙夜子を確保。
「めろめろカレー(・∀・)甘口」
 3人目――ダンボールに隠れていた、黒崎朝美を確保。
「上手く、隠れてたんですけどね……」
「小銭の音に、反応して。・゚・(ノД`)・゚・。」「(ノ∀`)アチャー」
 部屋を、すべて探し終えてしまった、隆士。
 さて――後は、どこを探したものかと、思案していると……。
「忍者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「む……やるな、『すいとんの術』か!?」
 3人目――庭の池に潜っていた、灰原由起夫を確保。
 ――残り時間は、10分。
「白鳥さん、がんばれ♪ うふふふふー」「……あとは、珠実か?」
 『なんとしても勝つ!』
 その信念のもと、庭中くまなく、珠実の姿を探し歩く、隆士。
 まだ、探していないところは――。
「屋根の上……か」
「今日のお兄ちゃん、カコ(・∀・)イイ!」
「そこまでして、『王様券』でエロいことがしたいのか、隆士は(*´Д`)」
「違うって……」
「どうやら、朝美フラグが、立ってしまったようですね(・∀・)」
朝美たんシナリオへの分岐点だったのか……それもまたよし!」
 そしてついに、木によじ登っていた、4人目の茶ノ畑珠実を確保。
「なんてエロいポーズだ(*´Д`)ハァハァ」「入ってますね(・∀・)」
「えっと……ノーコメント……」
 ――これで、全員が揃った。
 『僕が王様だ!』――勝ち誇る、隆士。だが……。
「ふふふ、珠実さんに、気を取られすぎていたようですね、白鳥さん?」
「なんか企んでる人がイタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いえいえ……ただね、1人足りないんじゃないかという話でして」
「大家さんイネ━━━━━━Σ(゚Д゚;)━━━━━━ !!!!!」
「珠実さんは、彼女を勝たせるための、ただの囮だったのです♪」
「なんてこと……デコイに、引き寄せられていたとは_| ̄|○」
 そんなわけで、最後まで隠れ通した『勝者』は――蒼葉梢であった。
「こんなこともあろうかと♪」
 梢は、珠実の作ったカモフラージュの柱に、ずっと隠れていたのだ。
「な、なんだってーΣ(゚Д゚;)」
「つまり、パーティーに必要だったのは、探偵だったのですね(・∀・)」
「ちょっとした差異に、気付けるかどうかが、重要だったのだな」
 珠実は、最初から、梢を勝たせるつもりだったのだ……。
「見事な、百合の魂でしたね(*´Д`)」
 そして――結局また、『部屋で宴会』の日々が、続くのだ……。
 翌朝、隆士に対して『王様券を使いたい』と、梢は言う。
「なんなりと、お申しつけください、女王様(*´Д`)ノ」
「下僕キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『お買い物に付き合ってほしい』――梢は、隆士に命じる。
「デートキター♪」
 大家さんの素敵な笑顔に、胸キュン状態の、白鳥隆士であった。
「|∀・)タシーロ」
 ――その様子を、陰から見つめる、珠実たちの次の行動は……?
「予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「次回は、デートです♪」
「で、Dが10個で、デートΣ(゚Д゚;)」「変態部長、カコ(・∀・)イイ」




 2月13日(日)

「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「珠実たん(*´Д`)ハァハァ」「ん、……よし、ハァハァっと」
 ――鳴滝荘に訪れる、すがすがしい朝。
 しかし、隆士だけは、寝不足の様子。
「大家さん、スカート短いよ(*´Д`)ハァハァ」
 それというのも、恵たちが連日、部屋に宴会をしにくるからで……。
「うめぼしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 梢は、そんな隆士に、疲れの取れる梅干しを差し出す。
 ――その2人のことが、かなり気にかかる様子の、珠実であった。
「先生(*´Д`)ハァハァ」
 変な住人のいない学校で、妙に安心してしまう、隆士だが……。
「おしおきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 課題のできていない彼には、恐ろしい、お仕置きが待っていた。
「とてつもなくエロい、おしおきに(*´Д`)ハァハァ」
「エロい……のかなあ?」
 ふらふらになって帰ってきた隆士は、早速、布団に潜り込む。
 ……しかし、部屋には、なぜか珠実がいて、自分を見ていた。
「こんにちはー♪」
 笑顔で、彼に対して、『困ったことがある』のだという、彼女は――。
「これは、困りますた(・∀・)」
 危険な写真を、ちらつかせて、半ば脅迫気味に、隆士を連れ出す。
 すがるように見つめる黒崎母を捨ておいて、2人は外へ……。
「女子高(*´Д`)ハァハァ」
「それは、素晴らしい、百合の園ですね(*´Д`)」
 学校へ、忘れ物を取りにいくのだという、珠実。
「って、あの、女子高……隆士くん?」
「白鳥さんの、えっちぃー(・∀・)えっちぃー、えっちぃー」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「わっ、ちょ、それ、む、胸が…・…」
「やわらかいものが(*´Д`)ハァハァ」
「超エロシーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……まあ、いいけど。だいたい、展開は読めるような……」
「珠実、かわいいよ、珠実(*´Д`)」
 隆士の身体のサイズを、ピタリと言い当てる、珠実。
 隆士の方は、彼女が自分に気があるのではと、考えてしまう。
「女子高キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「む、そのまま入るのか、隆士?」「女装とか、しないんだ……」
 女生徒たちが怪訝そうに見つめる中を、歩いていく、2人。
「ポニテたん(*´Д`)ハァハァ」
 男子校出身の隆士は、女子高が、嬉しくて仕方のない様子である。
「男子校ですか(・∀・)ニヤニヤ」
「えっと……好きなものは、好きだから、なんとか、とか……?」
「隆士は、女顔だからな……」「まさに、(・∀・)ウホッ」
「そんな設定いやだぁー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「いや、ないから……たぶん」
「4コマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――女子高の中で、『いいひと』っぷりを発揮する、隆士。
「通報しておきますた(・∀・)」
「たしかに……下手したら、変質者扱いだよな、これ……」
「珠実さんが、一緒なので……」
 女の子の荷物運びを手伝ったり、落し物を届けたり……。
「弓道部たん(*´Д`)ハァハァ」
「変態さんなので、タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!!!!」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
 ……珠実の冗談で、危うく隆士は、弓矢の的になるところだったり。
「わ、罠かと思った(;´Д`)」
「いや、楽しんでるから、珠実は……」
 珠実は、部活に入ってないのかと尋ねる隆士に、彼女は――。
「オカ研キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 珠実は、『オカルト研究部』の、幽霊部員であると、答える。
「エロイムエサイム(・∀・)エロイムエサイム」
「もしやそれは、とてもエロいことがおこる呪文ですか(*´Д`)ノ」
「何かー、ですー♪」「でも兵器(・∀・)」
「部長キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そして、彼らの前に現れる、オカ研の部長……。
「ヲタクゾンビ(・∀・)」「いんじゅん?」「変態部長(*´Д`)ハァハァ」
 珠実の心無い言葉に、感動して打ち震える、変人の部長。
 彼女を置き去りにして、珠実たちは去った。
「しかし、ここまでストーリーのない作品も、珍しいよな」
「見えた(*´Д`)」「完璧に、はいてない(・∀・)」
 その頃、梢は、風呂掃除を……朝美たちは、内職を頑張っていた。
 そして、恵と灰原は、酒盛り中。
 ――珠実や梢の教室にやってきた、隆士たち。
「よし、今こそ、梢たんの縦笛を探すんだ(*´Д`)ノ」
「変態キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「やーめーろー」
 珠実が持ち出したのは、校長に貰ったという、大きな盆栽。
 ――これを、鳴滝荘まで持ち帰るのだという。
「えーと……」「珠実たんの頼みなら、喜んで持ちましょう(*´Д`)ノ」
 途中で、他の女子の荷物運びまで手伝う、『いいひと』隆士。
「ぱんつが飛んでキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「顔に……フ、フォォォーッ(*´Д`)!」
「究極の変態仮面キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いや、あの、たぶん、ただのタオルだから……」
「テニス少女の汗の染み込んだタオルでも(*´Д`)ハァハァ」
「さすがは、変態ですね(・∀・)」
「……ごめん、何て言ったか、よく聞き取れなかった」
「きゃー、へんたいさんがー、テニス部の、タオルをーですー♪」
「うーむ、微妙だな……」「堀江、言えてない(・∀・)」
「高音域だから、ちょっと聞こえにくくなってるのかも、しれませんね」
「超音波ボイス(*´Д`)ハァハァ」「ぴちぴちですね(・∀・)」
 そんなこんなで、ようやく帰ってきた、2人。
「見えまくりだ(*´Д`)」
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「隆士の風呂は……キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「男と女で、風呂は別なのか」
「共用っぽいイメージとか、あるんですけどね」
「もしやこれは、壁に穴を開ければ丸見えなのでは(*´Д`)ハァハァ」
「カメラを仕掛けてタシーロですぅ(・∀・)」
 周りに振り回されて、大変でしょう――壁の向こうで、珠実が言う。
 それも、大切な思い出になるから――隆士は、そう答える。
 珠実は、その言葉を聞いて、安心するのだった。
「髪が、凄いボリュームだなぁー、珠実さんは」
 隆士がきてから、梢が楽しそうだから――。
 だから、自分も嬉しいと、珠実は言う。
 彼女は、大切な、お友達だから……。
「それは、友達ではなく、百合というのです(・∀・)」「友達だよ……」
「抱きつき(*´Д`)ハァハァ」
「超人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……隆士の落とした盆栽を、軽々と持ち上げてしまう、珠実であった。
「ダマサレタ_| ̄|○」
「今回も、とても、ほのぼ……ほんわかと楽しい、お話でした♪」
「……意見は、大きく分かれそうな内容だがな」




 1月23日(日)

「双恋ハジマタ(・∀・)」
「増えたΣ(゚Д゚;)」
「これは、お姫様が『12人の妹』になる、お話だったのですね(・∀・)」
「『31人のクラスメート』かも……」
 ――見慣れぬ隆士のことに、興味津々の、『魚子ちゃん6歳』。
 『つやつや』になるまで見ててくれ――と、住人に言われるが……。
「つやつや?」
「ママン、寝てるよ、ママン(;´Д`)」
「そういえば、この『四角い』のは、作者さんの自画像なのだとか」
「ようかんマンでは、なかったのですか(・∀・)」
 荷物が届き、部屋の整理を始める、隆士。
 ……その様子を、魚子は、じーっと見つめ続けている。
「(・∀・)じーっと、見ています」
「ょぅι゛ょ、かわいいよ、ょぅι゛ょ(*´Д`)」
「これは、通報ものですね(・∀・)」
 あくまで、マイペース。隆士に絵本を読んでくれと頼む、魚子。
「微妙すぎて、逆に萌える声だ(*´Д`)」
「……カワイイ♪」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 夢中になって、隆士の膝の上に乗りかかってきてしまう、魚子。
「通報を(・∀・)」「でも、体つきは、管理人さんのままだから……」
「なんてエロいプレイだ(*´Д`)ハァハァ」
「勃起しますた(・∀・)」
「管理人さんのオパーイに、固いものが当たって(*´Д`)ハァハァ」
 ともあれ、喜んでくれた、魚子。
 『ようやく課題に取り掛かれる』と、ほっとする、隆士だったが……。
「(・∀・)じーっ」
 ……幼い、魚子の興味は、尽きない。
 『いっしょに、お絵かきをしよう』と言う、隆士。
「4コマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「演技そのものは、すごく上手いですよね、新井里美さんって」
「発声が良いな。歌も、上手そうな気がする……」
「ヒロインより、『バイキンマン』みたいな役が、ハマりそうだ(;´Д`)」
「動物を擬人化したアニメとか、すごく良さそうです♪」
「人形劇とか、『1人芝居』みたいなのも、上手そうだな……」
「『アンパンマン』あたりなら、全キャラを1人でこなせそうだ(;´Д`)」
 ――黙って、トイレに行ってしまった、隆士。
 彼がいなくなったと思い、心細い思いをしてしまう、魚子だが……。
「うんうん。わかるなー、こういうの」
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
「笑いながら、泣いてしまうところとか、上手い演出だな……」
「あ、つやつやだ――」
 隆士が、自分を嫌いではないとわかって、安心するのだった。
「大好き(・∀・)」
「うんうん♪ みんな大好き! カワイイなー、魚子ちゃんは」
「主人公が、ロリに目覚めますた(・∀・)」
 隆士『おにいちゃん』に寄りかかるように眠ってしまう、魚子。
 ――そこへ、住人たちが入ってきてしまい、焦る隆士。
「不潔(・∀・)」「魚子ちゃん……ラブリー、です〜♪」
「戻ったΣ(゚Д゚;)」
「梢自身は、自分の体質のことを、知らないのだね」
 改めて、歓迎会をすることになった、一同。
「この前のは、梢さんじゃなくて、早紀さんだったからか……」
「ダメ人間(・∀・)」
「ママン、がんがれ、ママン。・゚・(ノД`)・゚・。」
「お芝居とはいえ、他人に対して、そんな罵詈雑言を……」
「むしろ、中の人の本性ですが(・∀・)」
「珠実たん(*´Д`)ハァハァ、そして朝美たん(*´Д`)ハァハァ」
「これは、とてもしっかりした、出来のいいマルチですね(・∀・)」
 それぞれ、自己紹介をする、鳴滝荘の住人たち。
「わたしのしもべーっ(・∀・)」
「これは……なんてムサい、『ローゼンメイデン』だ((((((;゚Д゚))))))」
「『美鳥の日々』の別バージョン、とか?」
「んな、アホな……」
「これは、素晴らしい、『妖怪アパート』ですね(・∀・)」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「まさか、管理人さんの正体が、桜の木だっただなんて(;´Д`)」
「おい、なんだその嘘設定は、どこから出た?」
「あんなビルの真ん中に、ポツンとあるボロアパートが(;´Д`)」
「そして、すべては、隆士の見せられていた、幻だったのです」
「もしかして、『すずめのお宿』みたいな、お話なのかな?」
「むしろ、『竜宮』つながりで(・∀・)」
「そんなところに、前番組(ファフナー)との関連性がΣ(゚Д゚;)」
「ないから……」
 ――この鳴滝荘が、ここの住人たちが、大好きだという、梢。
 魚子もまた、彼女と同じ人の一部なのだと、隆士は気付く。
 歓迎会は、しっとりと……
「ママンΣ(゚Д゚;)」「(ノ∀`)アチャー」「ダメ人間……か_| ̄|○」
「この中に、超人がいるぞ……」
「珠実ちゃん、すごーい!」「見えた(*´Д`)ノ」
 小夜子の失敗で、ショックを受けてしまった、大家さんは――。
「またなんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「早紀ちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「か、歓迎会……また、やり直し……ですか_| ̄|○」
「無限ループキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「もうだめぽ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 ――きちんとオチたところで、今回の話は、終わり。
「やはり、ちょっと地味だよな、話が」
「学校に行くようになれば、またちょっと変わってくるかと」
「演出に、期待してみたいところだな」
「……あ、EDのお姫様が、ちゃんと増えてる――」
「本編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……ぬくぬく?」




 1月16日(日)

「OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「警告画面も、面白いですね♪」
「この、変な四角いのは、何?」
「これは、『ようかんマン』ですね(・∀・)」
「羊羹……?」
「某所では、ょぅι゛ょを犯す変態として、有名なものです(・∀・)」
「幼姦マンとは……また、エロい超人ですな(*´Д`)」
「そんなことより、ダメだろう、この歌は」
「楽しそうな歌ですよ。絵的にも、面白いじゃないですか♪」
「どうせなら、主要キャラ数人で歌った方が、良くない?」
GAですか(*´Д`)」
「つまり、堀江に歌えと、いうわけですね(・∀・)」
浅野真澄さんとかも、上手いですからね♪」
「大家さんとか、未知数の人が、危険な気もしますが(;´Д`)」
「ぐるぐるまわーる――くらいには、聴けるんじゃないの? 悪くても」
「まあ、雰囲気的には、そっち系の曲ですよねー」
「……この歌、下手なのは、隆士役の白石涼子なのでは(;´Д`)」
「む、たしかに……もう1人の方は、悪くないかも……」
「GA形式は、却下します_| ̄|○」
「まあ、あれだ。DROPSにおける、金田朋子状態で――」
「ほとんど、歌わせないってことですか_| ̄|○」
「もう、DROPSでいいや……」
「(・∀・)めざせーきみとーバカーップルー♪」
「……撤回します。今のままで、いいです。・゚・(ノД`)・゚・。」
「さて、前置きが長くなってしまったが……」
双恋キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「絵本ですね。うーん。たぶん、いいんじゃないかな?」
「自分を主人公にするとは、イタイ主人公ですぅ(・∀・)」
「見えねー_| ̄|○」
「うんこ座りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 突然、豹変してしまった梢の態度に、戸惑いを隠せない、隆士。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「コソドロ(・∀・)!」こそ泥って……死語?」
「こそこそと泥棒を働くような輩のことだろう?」
 おろおろするばかりの相手に、梢(?)は、怒り心頭の様子。
「変なこと(*´Д`)ハァハァ」
 変なことは、していないと弁明する隆士に、彼女は――。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「恥らっているな……」「スカート、短いから……」
「ヤンキーは、長いスカートを穿くものと、決まっています(・∀・)」
「エロすぎる(*´Д`)ハァハァハァハァ」
 隆士を、盗人の類と考え、拳を振り上げる、彼女だったが……。
 物騒な気配に気付いた恵たちに仲裁されて、事なきを得る。
 ――のだが。
「ポニテキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ヤンキーなので(・∀・)」
「サキちゃん?」
「パシリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 結局、歓迎会の酒を買いに行かされてしまう、隆士であった。
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
 恵が一緒に行ってくれることになり、喜ぶ隆士。
「感激屋さん、なんですね」「繊細なのだろう。絵本を描くくらいだ」
 梢のことを尋ねる彼に、恵は――
 『ショックを与えたせいで、変身してしまった』のだと教える。
「ヘシン(・∀・)?」
 ……変身した梢の名前は、『赤坂早紀』というらしい。
「なるほろー」
 部屋の隅で、うじうじしている彼に――『女みたい』だと、早紀。
「グランドスラム(・∀・)」「ギャガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「えっと……女みたいな名前で、乙女座なんでしたっけ?」
「いや、少なくとも、顔だけは、女には見えないからさ――」
「ですねー」
「抱きつきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(゚∀゚)ハグハグハグ!」
 彼女を元に戻すため、恵は、酒の匂いをかがせるのだが……。
「規制キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「普通は、飲ませちゃうシーンかな」
「見えた(*´Д`)ノ」「確実に、はいてないですよ(・∀・)」
「重そうだが……」
「そこ! 女の子に、重そうとか言わないっ!」
「いや、珠実は、意外に力持ちなのだなと……」
「エロい担ぎ方だ(*´Д`)」
 倒れてしまった早紀=梢は、珠実に担がれて、部屋に戻った。
 ――そして、翌日。
 隆士が、出て行ってしまうのではないかと、心配する朝美。
「朝美たん(*´Д`)ハァハァ」
「百合発言キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「そ、そういう意味の『慰める』では、なかったり……あったり?」
「梢を担いでいたときも、嬉しそうだったしな……」
「あの後、部屋で、彼女に変なことを(*´Д`)」
 隆士は、目の前に現れた管理人が、梢であることに安心する。
 彼女と一緒に、中庭にある『畑』の手入れをすることになるが……。
「変な演出キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「この畑、だめぽ_| ̄|○」
 梢の趣味で営むこの畑では、どうやら、作物は実りそうもない。
 でも――いつか、ここで何かが生まれる日を、願って……。
「生まれてるよ、もう。……小さな小さな、ふたりの、想いが」
「突風キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「確実に、見えた(*´Д`)」
「はいてないのが、ミエタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァ」
「これは、すばらしい、エロアニメですね(・∀・)」
 住人たち全員に見られてしまったショックで、倒れてしまう、梢。
「あ、ショックだ……」
「ヘシンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あ、触覚が……」
「ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ななこたん6歳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 現れたのは、また別の管理人さん――『金沢魚子6歳』であった。
「カワイイ〜♪ けど、声優さん、大変そうだなぁ〜」
「がんがれ、管理人さんの中の人(*´Д`)ノ」




 1月9日(日)

 ――新番組
 東京の、芸術系専門学校に通うことになった、白鳥隆士
 彼が住むことになる『鳴滝荘』は、昔ながらの木造アパート。
 上京した隆士を迎えたのは、美少女の大家、蒼葉梢
 妙な住人たちの暮らす、鳴滝荘の一員となった、隆士と――。
 そこで巻き起こる、ちょっとした、騒動の日々を描く。
「作風としては、かなり地味な感じなのだが」
ロボは、出ないのですか(・∀・)?」
「でない」「『マブラヴ』とか……」
「主人公は、魔法を使ったりは、しないのですか(・∀・)?」
「それは、『まぶらほ』――」「『ネギま!』でも……」
 ――とまあ、登場人物は、『ちょっと変わった普通の人』である。
「ギャグ系というわけでも、ないんですよね」
「またーり系ですかな(;´Д`)」
「絵が綺麗♪」「『ネギま!』が、あれなだけにな……余計に」
「大家さん、声がちょっと微妙だよ(;´Д`)」
新井里美さんか。基本的には、ちょっと低めの声かも……」
「テンションが上がると、萌える声にも、なるんですが(*´Д`)ノ」
「配役を、堀江と逆にしても――悪くはないかとも、思うが」
「ま、まあ、新鮮な感じで、これで良いのじゃないかと」
 梢が言うには、昔、隆士と会ったことが、あるのだそうだが……。
 隆士の方は、どうやら彼女のことは、憶えていないらしい。
「大家であり、管理人でもあるわけだな、梢は」
「『ラブひな』とは、違うのですか(・∀・)?」
「ほら、あっちは、男の方が、管理人でしたし――」
「むしろ、『めぞん一刻』の、焼き直しに近いような感じも(;´Д`)」
「わ、背景すごい!」「中庭か……綺麗だな」
「なんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『住人その1』――桃乃恵だな」
「ダンボールハウスΣ(゚Д゚;)」
「またなんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『住人その2と3』――黒崎沙夜子、朝美の母娘……か」
 新たな入居者に、興味津々の、アパートの住人たち。
 彼女たちは、こっそりと、隆士のことを探ろうとしていたのだが。
 ――しかし、黒崎親子の行動は、あまりにも間抜けなものであった。
「(ノ∀`)アチャー」
「管理人さん、かわいいよ、管理人さん(*´Д`)」
 隆士に見つかりそうになり、中庭の池に落ちてしまう、黒崎親子。
「愚かですね〜……とか、言ってみたり」
「堀江キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「『住人その4』――灰原由起夫と、『その5』――茶ノ畑珠実か」
「ホアー(*´Д`)」
「主人公が通うのは、『代○木アニメーション学院』ですか(・∀・)?」
「……たぶん、ちがう」
「絵本作家、いいですねー。うん。夢があるよ」
「失恋をして、マンガを描くのでは、ないのですか(・∀・)?」
「それは、『スクールランブル』だし」
「管理人さん、(*´Д`)ハァハァ」
「思わず手を握って、真っ赤になっちゃうのとか、『萌え』ですね♪」
「女の子に、手を握られたことなんて_| ̄|○」
「いや、あるだろ、そのくらい……」
「では、女の子に、ち――」「わーっ、下ネタは禁止ですっ!!」
「ち……ち、血を吸われたりっ(*´Д`)ノ」
「(・∀・)ネコミミモード♪」
「それは……あまり、ないだろうな……」「……ま、いっか」
 ――部屋に勝手に入ってきた恵と、話をする、隆士。
「昼間から飲みすぎ(;´Д`)」「酔っ払い、だめぽ」
 彼女と話すうちに、梢には『秘密』があることを、隆士は知る。
「びっくりさせたり、驚かせたり……?」
「酔っ払いの、言うことですから……」
「お前の感じている感情は、精神的疾患の一種だ(・∀・)」
「超先生。・゚・(ノД`)・゚・。」「よく、わかんない……」
 ともかく、『彼女を驚かせるな』と、隆士は、恵から忠告を受ける。
「ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「朝美たん、(*´Д`)ハァハァ、珠実たんも(*´Д`)ハァハァ」
「これはこれで、いい感じですよね♪ 萌え萌え〜」
「ゴミ人間(・∀・)」
「それは、私のことですか。・゚・(ノД`)・゚・。」
 梢の秘密とは、『心臓病』なのではないかと考える、隆士。
 ――『課題のモチーフを探している』――
 着替えて現れた梢に、考えを悟られぬように嘘を吐いた、隆士。
「刺し入れしましょう(・∀・)」「むしろ、挿し入――」「わーっ!!」
 梢は、隆士のために、食事の差し入れなどをしたいと言う。
「好きなときに食べてほしい(*´Д`)」「ち、――違うから、それっ!!」
大家として(・∀・)」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「それは、大袈裟すぎると思うがな、隆士……」
「カワイイですよね、梢さん♪」
「珠実と大家さんは、いつ百合の関係になりますか(・∀・)」
「え――、あー、なるのかな? ならないけど、なりたい――かも?」
「珠実は、そうかもな。知世と、さくら――というか、なんというか」
「ょぅι゛ょ時代キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「梢たん、エロいよ(*´Д`)ハァハァ」
「はいてない(・∀・)」
 縁側に腰掛けて、幼い頃の――隆士との思い出を話す、梢。
「だめだ! 梢たんの脚がエロすぎて、(*´Д`)ハァハァハァハァ……」
「萌えスケッチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 言い出した手前、部屋で、絵を描き始める、隆士。
 絵本のモチーフとはいえ、それは梢の絵に、他ならないのだが。
「播磨と同類じゃないか、やっぱり(;´Д`)」
「押し倒した━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――つまづいて、隆士の上に倒れこんでしまった、梢は……。
「あ、心臓が……」
「瞳の色が、赤――く、変わった……?」「(・∀・)ネコミミモード♪」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 梢の『秘密』、それは――。
「二重人格ダッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「まあ、本当は、『多重人格』なのだけどね」
 恐ろしい形相で、隆士を睨みつける、異なる人格の、梢。
 はてさて、いったい、どうなってしまうことやら――。
「変な予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」


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