アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

うた∽かた


 12月18日(土)

 ――最終話
 沙耶の家へと乗り込んだ、一夏。
 そこには、なぜかあの、『旧校舎の大鏡』が置かれていた。
 沙耶は、『それは、もともと自分のもの』なのだと言う。
 一夏は、この家がずっと空き家だったことを思い出していた。
 なのに、『ここにずっといた』ような――あなたは誰なのか――?
 一夏は、沙耶に、問いかける。
 『あなたを見せてもらうため』だと、沙耶は言う。
 一夏は、石にされてしまった、セイに気付く。
 カイは、沙耶に言われるままに、眠っていた舞夏を連れてきた。
「役者が、揃ったって感じなのかなあ……」
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『この3人は、みな、自分のもの』なのだと、沙耶は言う。
 舞夏は、『この姿でいる間は、そうじゃない』と反発するが……。
 『ルール違反のペナルティ』だと、沙耶により、痛めつけられる。
「ルールが、サパーリなんですが(・∀・)?」
「一夏すら、知らされていないからなあ、そのルールとやらは……」
「知らないルールなんぞ、守れるかという話で_| ̄|○」
「せめて、視聴者には掲示しておくべきじゃないかと思いますね」
「なにが間違っているのかが、解らないんだよね……」
 舞夏たちは、人間たちを試すための、『試しの子』であるという。
 鏡に、磔にされてしまう、一夏。
 沙耶は、『14歳の人間に、世界を見せてあげる』のだと言う。
 そして彼女は、『美徳』と『悪徳』の表裏性について、語るのだ。
 沙耶は、一夏に選択を迫る。
 ――人間すべてを、消してしまうか。
 ――人間に失望した、自分自身が消えてしまうか。
「なんですか、その両極端な選択肢は_| ̄|○」
「ていうか、この偉そうな人は、なんなんでしょうね……」
「お前に、それを実行する権利があるのかどうか、問いたいが」
「問い詰めキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 一夏は、叫ぶ。
 『あなたが、何を言っているのか解らない』――と。
「我々にも、解りません_| ̄|○」「まったくもって、サパーリ(・∀・)」
「1人の意見で、人類を滅ぼそうとするのか、こいつは……?」
「一夏さんが選ばれた理由も、これといったものが、ないですしね」
 自分は、『キョウのジン』だと言って、沙耶は、その正体を明かす。
「凶?」「強?」「今日ですね(・∀・)」「鏡じゃないのか?」
 ――自分は、世界を映す、『世界の代弁者』なのだと。
「鏡って、そんなに大層なものか……?」
「なんか、勘違いしちゃった、妖怪みたいなものなのではと……」
「自分の中に、『全てがある』と、錯覚してしまったわけか」
「それは、ただ、表面に映っているだけに、すぎないのにね……」
 『醜いものなど、鏡に映す価値はない』――沙耶は言う。
「それは、あれだ……自分が汚れるのが、嫌なだけだろうな」
「自分の前に立っていいのは、綺麗な者だけ――みたいな?」
「一夏、こんな変なモノに、取り憑かれて。・゚・(ノД`)・゚・。」
 ――6年前、セイは、選べなかった。
 ただ、カイが彼を庇ったために、死ぬことは、なかった……。
 『変な選択をしては、いけない』と、一夏に駆け寄ろうとする舞夏。
 沙耶は、『邪魔は、してはいけない』と、舞夏の身体を痛めつける。
「なんで、こんなに暴力的ですか、この女は_| ̄|○」
「強権で押さえつけることしか知らない、愚かな王様みたいだよ」
「表面だけで、奥行きのない『鏡』を表してるとか?」
「人間が、薄っぺらいのですね(・∀・)」
 携帯に届いた、友人たちからのメールを見て、一夏は決心する。
 『自分は、どちらも選ばない』――と。
 『選べないのではなく、選ばない』――のだと。
 好きなものも、嫌いなものも、世の中には、あるけれど……。
 それを、『好きなものに変えていきたい』と、一夏は訴える。
「もしかしてこれ、ものすごく、スケールの小さい話だったのかな?」
「『人類を滅ぼす』というのも、文字通りの意味じゃないのかもね」
「世界との関わりを絶って、自分だけの世界に引き篭もると_| ̄|○」
「でもそれ、どっちの選択肢も、同じ意味に取れるような気が……」
「結局、どちらを選んでも、社会からは抹消されてましたか_| ̄|○」
「……だから、『どっちも選ばない』が、正解になるのか?」
「セイさんとの違いは、『前に進む』意志を、見せたかどうかかな」
 だが、それでも沙耶は、それは『ルール違反』だと――。
「だから、ルールを先に説明しておけと_| ̄|○」
「ただ、単に、人間が嫌いなだけなんじゃないか、この女?」
「妖怪『大鏡』ですしね(・∀・)」「『雲外鏡』って妖怪、いるよね?」
「京極夏彦が、なんか書いてたような気もするが……」
「カミーユキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――磔状態の、一夏に、沙耶の持つ大鎌の刃が迫る。
 一夏を助けたのは、自力で石化を打ち破った、セイであった。
 彼は、『殺すなら、自分を殺せ』と、手を貫かれながらも言う。
「カコ(・∀・)イイ」
 一夏もまた、彼を救うために、自力で、沙耶の戒めを破るのだった。
「うわ、痛そう……」「痛くなんかない(・∀・)!」
「心頭滅却すれば、なんとやらと同じ理屈だな、これは」
「これは、とてもすごい、思い込みパワーですね(・∀・)」
「EDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 セイを救ったものの、自身は、心臓を突かれてしまう、一夏。
「死亡エンドですか_| ̄|○」
 『人間というのは、本当に愚かだ』と、沙耶は呟く。
 カイは、『本当は、もう解っているはずだ』と、彼女に反論する。
 自分たち『鏡』が映した人間は、こんなに『強い』ということを――。
 舞夏は、一夏に自分の生命を与えようとする。
 そして、カイもまた……。
「801キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「男同士で、キスは、ちょっと……どうかなあと」
「最後の最後に、とんでもないトラップが_| ̄|○」
 ……結局、カイも、舞夏も、泡になって消えていってしまう。
 それは、まるで、鏡である彼女たちの、流した涙のようで――。
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァ」
「女同士も、どうかなあ……とか、思ったり」
 『自分は、この体験を、絶対に忘れない』と、一夏は誓う。
 気を失った彼女を見て、沙耶は、ため息とともに、電話を手に取る。
「あの方(・∀・)」
「……なんですか、これは_| ̄|○」
「沙耶に、これをやらせていた存在が、いるってことかな?」
「ただ、彼女の行動を、面白がって見ていただけじゃないのか?」
「とんだ、糞アニメでしたね(・∀・)」
「すべてを、一瞬で台無しにするようなシーンだ_| ̄|○」
 ……何もない、空き家の部屋で目覚めた、一夏と、セイ。
 彼女たちの傍には、2つの、小さな鏡の欠片が、転がっていた。
「結局、一夏の引越しは、取りやめになったわけですね」
「父親が単身赴任することに、土壇場で変えたらしいな」
「次の獲物キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「もういいよ、帰れ_| ̄|○」
「永遠に、これを繰り返しつづけるのかな、沙耶は……」
「安心できないのだろうね、鏡は、なにかを映していないと……」
「こんな妖怪鏡は、叩き壊すべきですね(・∀・)」
「小さくなって、舞夏や、カイみたいな存在になった方が、幸せかも」
「そして、私の前にも、小さくて萌え萌えな鏡の精霊さんが(*´Д`)ノ」
「男の前には、ウホッな精霊しか、現れませんよ(・∀・)」
「鏡だしね……」「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「さて、オチらしきものもついたところで、これで終わりです♪」
「こういうのを、本当の駄作って、いうんだろうね……」
「反論、したいところですが……難しいなあ_| ̄|○」
「いい、水着アニメでした(*´Д`)ノ」
「かの『アベンジャイ』に匹敵する、すばらしいアニメでしたね(・∀・)」
「きむら……」




 12月11日(土)

 ――舞夏と自分に似た存在を、夢の中で見つめる、一夏。
 それは、2人の夢が、混ざり合ったものなのかも、しれない……。
「水の夢はヤバイ。目が覚めたら、おもらし(*´Д`)ハァハァ」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 引越しの準備を進める、一夏の家族。
 建築家の父親が、仕事で、5年ほどミラノへ行くことになり――。
 一夏と、その母親も、付いていくことに、なっているのだ。
「大変ですね……」
 一夏のことを、小馬鹿にするように笑う、沙耶に――。
 カイは、『人間は、ひとりひとり違う』と、答える。
 だから、彼女が、セイと同じ運命を辿るとは――限らないのだと。
 セイと連絡が取れないことを、心配する一夏だが……。
「百合カプールキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 皐月たちから、プールに行かないかと誘われる。
 壁に留まる蝉を見て、『うるさい』と呟く、一夏。
「ダークモードキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――『けど、必死ですよね』と、憐れむように、口にするのだった。
「一夏も必死(・∀・)」
「自分に重ね合わせてる部分も、あるのかもしれない」
「あと1週間で、自分も、ここからいなくなるわけだしね」
「着替えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「作画崩壊(・∀・)」
「_| ̄|○なぜなんだ……」
「そんなに、悪いわけじゃ、ないと思うけど……」
「部分的に、少し、おかしくなったという程度だろう」
 広々としたホテルのプールで、優雅に泳ぐ、未知留。
 ――彼女は、海の水が、苦手ということらしい。
「皮膚が、海水で、やられちゃったりするんでしょうね……」
「海には、水死者の霊が、漂っているのです(・∀・)」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「そんなのが視えてしまったら((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 未知留には、舞夏がどう見えるのか――。
 気にはなるけども、訊けない、一夏であった。
 そんな彼女たちを、やはり高みから見つめて笑う、沙耶。
「高いところ、好きなんですね……」
「バカなのですね(・∀・)」
 一夏たちと同じような――自分とセイの出逢いを思い出す、カイ。
 彼女と同じように、魔法を使っていた、セイの姿を――。
「あんなエロコスの数々をΣ(゚Д゚;)」
「男用のが、あるのだろう?」
「顔射キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ぶっかけ(*´Д`)ハァハァ」
 はしゃいでいる皐月たちの傍らで、一夏は、夢のことを考える。
 あれは、どういう意味だったのだろうか――と。
「夢なんて、支離滅裂で、荒唐無稽なものなのですよ(;´Д`)」
「この作品では、『夢』は、重要な要素ですから」
 舞夏の生み出す、泡沫のような、一夏のカタチをした存在。
 舞夏の姿が消えると、それもまた、消えてしまうという――夢。
「ぶっかけキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『試しの子には、7つの試練が課せられる』と、カイは呟く。
 そして、得られる――7つの大罪
 選択を迫られて、セイは、『選ぶ』ことが、出来なかった……。
 『それは、ルール違反』だと、沙耶は言ったけれども。
「ルールって、なに?」
「ん? んー、一夏は、聞かされてないはずですよね、それって……」
「原始人が悪さをしたとして、我々が、裁いてよいのかという話」
「彼らは、そんなルールがあることすら、知らないんですよね?」
「サッカーのルールを知らない子が、手でボールに触ったら?」
「反則では、あるけども……責めるわけには、いかない?」
「責められるべきは、ルールを教えていなかった側では、ないのか」
「つまり、脚本だめぽ(・∀・)?」
「沙耶が、ルールどうこうと、セイを責めるのは……筋違いだろうと」
「まあ、高いところの好きな、バカですから(;´Д`)」
 一夏に、積極的に話しかけようとする、未知留。
 なにか、悩みでも、あるのではないか……と。
「ぬりぬり(・∀・)」
「バイオコンチェルトキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「サンオイルですね。……あ、声優ネタかな?」
田村ゆかりか。ココとは、また違う演技を、しているが……」
 『それは、ルール違反になる』と、心配する舞夏だが――。
 『引越しする、かもしれない』と、一夏は、予想外の返答をする。
 しかし、未知留は、『知ってます』――と。
 担任の教師から、すでに聞かされていたのだと、明らかにした。
「みんな知ってた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 『でも、それだけでは、ないはず』だと、未知留は、一夏に言う。
 『江ノ島の停電は、貴方のやったことでは、ないのか』――と。
 『舞夏が、貴方を巻き込んでいるのでは、ないのか』――と。
「変身キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 一夏は、魔法で、『津波』を起こしてしまう。
「……変身シーンを、ちゃんと描いてください_| ̄|○」
「最近は、適当だよね。余裕が、ないからかもしれないが」
 作画的にも……そして、一夏自身にも……。
「心のバランスが崩れると、勝手に変身しちゃうみたいですね」
「あんな大きいの、見たことない(*´Д`)」
「……なにが、大きいって?」「そこは、スルーで……」
「百合(*´Д`)ハァハァ」
 それを止めようとして、一夏は、海に呑み込まれてしまう。
 彼女を助けようとする、舞夏だが――。
 『それはルール違反』だと、例の女が……。
「おのれアパレル、氏ねヽ(`Д´)ノ」
 それでも構わずに、舞夏は、自身の持つ力を解放し――。
 なんとか、津波を抑えることに、成功した。
「見事な絶叫ぶりが、(・∀・)イイ」「すごいよね……浅野真澄さん」
 ぐったりした舞夏を、家に連れて帰ろうとする、一夏と未知留。
 その様子を、物陰から見つめる、沙耶。
「(・∀|じーっ」
 『彼女は、舞夏と似た感じがする』と、未知留は言う。
 『最近の一夏も、似てきたように感じる』とも、彼女は言った。
「セミあぼーん。・゚・(ノД`)・゚・。」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 力尽き、地面に落ちたところへ、車が走りこんできて――。
「これ、前に、一夏が羽化を助けた、セミだったんですね……」
 無残に潰れた蝉の死骸を見て……一夏は、倒れてしまう。
 暗い部屋の中では、沙耶が、冷酷な微笑みを浮かべていた――。
「この人って、死神なんでしょうか」
「大きな鎌は、持っているけどね」
「死神なら、せめて、ルキアくらいの可愛げがあれば_| ̄|○」
「西洋起源っぽいからなあ……。日本のとは、また違うし」
「日本の死神さんは、人情的な印象が、あったりしますよね」
「マンガの影響だろうけど……」
 『死神くん』かなあ、その手の起源というのは……?
「『火の鳥』とか(;´Д`)」
「……あれも、死神といえば、そうなのかも、しれないが」
「死と再生を司る、神秘の鳥――ですか」
「あーいしたーらーひーのとりー♪」
「ときをーーーーこえてーめーぐーりあうぅ〜♪」
「また、懐かしい歌を(;´Д`)」
「この作品の歌とも、少し感じの似た曲――かも、しれないな」
「EDイラストに赤松健キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これは、エロいイラストですね(・∀・)」
「たしかに、妙に気合い入ってるかも……」
「好きそうだからね。こういう、デザイン的な仕事は、特に……」




 12月4日(土)

 一夏に真実を語ろうとしたセイは、沙耶に、拉致されてしまう。
 そして、――石にされてしまうのだった。
「セイさん。・゚・(ノД`)・゚・。」「これは、凄惨な場面ですね(・∀・)」
「( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) 」
「カイは、沙耶に操られているのか……」
 ――わずかな食事も、喉を通らない、一夏。
 彼女は、セイに貰ったストラップを、捨ててしまおうと考える。
 ……けれども、結局それは、彼女の許に帰ってきてしまう。
 それを見て、『もう逃れることは、できない』――と哂う、沙耶。
「この女も、頃しましょう(・∀・)」
 それならば、自身もろとも、海の中へ――と考えた、一夏。
 ……けれども、それをするだけの勇気は、ない。
 危うく転落しそうになるが、舞夏に助けられて、事なきを得る。
「アパレル助けろよヽ(`Д´)ノ」
「でも、ちょっと、焦ってましたよね」
「一夏が死んでしまっては、まずいのだろうからな」
 『自分を殺さないで』と、舞夏は言う。
 死ぬのなら、人間になりきれない、自分の方だ――とも。
 『あと3つ……必ず終わらせる』と、一夏。
 少しでも、食事を採ろうと努力するが――食べるのも、つらい。
 両親と、墓参りに出かける、一夏たち。
「巫女未知留たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ょぅι゛ょも巫女(・∀・)」
 住職と、一夏が生まれる前に見た、夢のことを話す両親。
 一夏は、すべてが自分の生まれる前から仕組まれていたと知る。
 舞夏に、『味方でいてほしい』と頼む、一夏。
 舞夏は、ルール違反になるために、答えることができない。
 自分は――彼女の味方には、なれないということを。
「変身キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 力が暴走し、変身してしまう、一夏。
「心が揺らぐと、勝手に、そうなってしまうようですね」
 ――発動したのは、『冥』の力。
「墓場に幽霊キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 しかし、現れたのは、祖母と、飼っていた犬の霊で……。
 彼女たちは、優しく、一夏を励ましてくれたのだった。
 ――もう負けないと、誓う一夏。
 舞夏を疑うことは、決してないと、彼女は心を決めたのだった。
「カイさんは、沙耶を、心良くは思ってないみたいですね」
「ルールだから、仕方なく、言うことを聞いている感じだな」
 ……セイを石に変えられたことも、気に食わないところだろう。
「一夏、がんがれ、一夏ヽ(`Д´)ノ」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 残された時は、残り、あとわずか――。
 はたして、どのような結末が、待っているのだろうか……。
六道神士キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「EDイラストか。後藤は、交友関係が、広いね……」




 11月27日(土)

「ゲロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 夜中に、トイレで吐いてしまう、一夏。
 そんな彼女に、蛍子から、『江ノ島に行こう』とのメールが。
 一夏は、舞夏に、『自分を見張るために付いてきて』と頼む。
 舞夏は、『自分は変だけど、友達でいさせて』と頼むのだった。
「胸(*´Д`)ハァハァ」
「身体が、変……もしかして、心臓が、右寄りなのかも?」
「鏡から、出てきたからね」
 いつもどおりに高級車で現れる蛍子と合流し、電車に乗る。
 同行するのは、いつものメンバー。
 その中で、未知留は、妹が男の子と一緒にいるのを発見する。
「また中古か('A`)」
「男女交際が、活発な作品ですね」
「信じがたい部分では、あるがな」
「オサレタウン鎌倉ですから(・∀・)」
 ――邪魔をしたくないからと、電車を降りてしまう、未知留。
「修羅場のヨカーン(・∀・)」
「緩衝役が、いなくなってしまったか……危ういな、これは」
 別れ際に、一夏の瞳が赤く輝くのを見た、未知留だが……。
 『気のせいだとよい』――そう思う以外には、なかった。
 なんとなく気まずいながらも、蛍子に話しかける、皐月。
 『一緒に行くべき相手は、他に、いるのじゃないか』――と。
 蛍子は、『もう連絡がないから』と、寂しそうに笑うのだった。
「捨てられた(・∀・)」「(・∀・)ニヤニヤ」「そっか……」
 それは、きっと、親のせいなのだと、彼女は言う。
893キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あ……だから、ベンツ――」
「マジッスか(;´Д`)こえー」
「レイー━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━プ !!!!!」
 親の話に――皐月の脳裏をよぎる、その記憶……。
「マジッスか_| ̄|○」
「なんだこのアニメー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「……救いようが、ないよ」
「でも、どうやら皐月と蛍子は、仲直りができたようだな」
「修羅場コネー_| ̄|○モウダメポ」
 ――そんな彼女たちを、高みから見つめる、沙耶。
 彼女を追いかけるように、セイも、江ノ島へとやってくる。
「鍵とは、またエロい風習ですな(*´Д`)」
 蛍子は、そこで、別れた彼――臨の名前を、見つけてしまう。
「あのクソヤローか、氏ね('A`)」
「クソヤローキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そんな、彼女たちの前に、女連れのクソヤ……臨が、現れる。
「最低ですな。……本気で死ねヽ(`Д´)ノ」
「……あまり、見たくない、光景かな。こういうの――」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 心無い男の言葉に、思わず、引っぱたいてしまう、皐月。
「いいぞ、さっちん! そうだ、殺せヽ(`Д´)ノ」
 本当は、すべてを知っていて、確かめにきたのだという、蛍子。
 巻き込んでしまったことを、皆に詫びる、蛍子だった。
 明らかに無理をしている彼女の心に反応して、一夏は――。
 思わず外に飛び出していって――変身してしまう。
「周囲から、電気を……奪ってる。電気の……魔法?」
 ――明かりの消えた、江ノ島。
 蛍子は、『電気の消えた間だけでも、泣いていいかな?』と問う。
 皐月もまた、辛い過去を思い出して、泣き出してしまうのだった。
「紛れもなくレイ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━プ !!!!!」
「父親か……」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 蛍子は、そんな皐月に、頬を摺り寄せていく……。
「黒一夏、カコ(・∀・)イイ!」
「なんて邪悪な笑みだ(*´Д`)ハァハァ」
「トーンを抑えた演技も、上手だと思います」
「いいぞ、一夏ちゃん! あのクソヤローを、今すぐに殺れ!!」
「(・∀・)こ・ろ・せ! こ・ろ・せ!」
 しかし、一夏は、自分を取り戻して、魔法を解除してしまう。
「……それで、よかったんです」
「人殺しの業を、背負わせることもない」
「あんなクズに、一夏の力は、勿体無いですからな――」
「893の人に、海に沈めてもらいましょう(・∀・)」
 ――事態は収束し、彼女たちは、それぞれ、家路につく。
「サングラスかよ、一夏ガΣ(゚Д゚;)」
「目が……元に戻らないんだろうね、もう……」
 そんな彼女に、セイは、本当のことを話す決意を固めていた。




 11月20日(土)

 様子のおかしい、一夏。
 両親は、舞夏に、彼女のことをよろしく――と頼む。
 舞夏は……答える。
 『昔から、彼女が好きだったから、裏切らない』――と。
「昔、から?」
「舞夏は、一夏の祖母だったり、するのか?」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
 一夏は、夢を見る。
 彼女が、舞夏に、殺される夢。そして――
 彼女が、舞夏を、殺してしまう夢を。
「舞夏は、鏡に映った自分自身って、ことかな?」
「ああ、そういうことか。自分自身に、打ち勝てという、試練ね」
 ――自分のことならば、昔から、よく知っているだろう。
「一夏は、ナルシストですね(・∀・)」
「多かれ少なかれ、誰にも、そういう部分は、あるはずですよ」
「ヘタレ野郎な自分、マンセー! ……だめぽ_| ̄|○」
「本当に、自分が嫌いなら……殺してしまえばいい」
「それが――あの夢、なのかな」
 登校日に、病院に慰問にいく、一夏たち。
「巨乳が、あの男に捨てられたようですよ(・∀・)」
「最悪だな、あの男は」「氏ね」
「もしかして、あの話は、これで決着だったり?」
「修羅場は(・∀・)?」
「一夏が、やってくれるんじゃない? いろいろと……」
 病室では、不機嫌な様子の患者が、ベッドで横になっていた。
「白坂美月……か」
「ナース(*´Д`)ハァハァ」
「記憶喪失――なんですね。それで、情緒不安定に……」
 一夏の贈ったドライフラワーを、花じゃないと、叩きつける患者。
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 母親に貰った花を、『ゴミ』呼ばわりされて、一夏は――。
「目が……赤く」
「顔が、怖いんですが((((((;゚Д゚))))))」
「声も、怖いですよ((((((;゚Д゚))))))」
「声優さん、新人らしいですけど……頑張ってますね♪」
「変身キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「エロくない_| ̄|○」
「すごく、カワイイ衣装ですよ♪」
 我を忘れて、魔法で、患者を窒息寸前にしてしまう、一夏。
「黒一夏たんに萌えました(*´Д`)ハァハァ」
「ブラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こんな、おばさんのブラなど、(゚听)イラヌ」
「若いですって……」
 不幸中の幸いにして、患者は、記憶を取り戻したけれど……。
 一夏の心は、晴れることは、なかった。
「欝ですね(・∀・)」
「患者さん、たぶん、救われてないし……」
「根本の部分を解決しないと、同じことの繰り返しになるからな」
「ん――それ、重要かも」
「一夏たちにとっても――ということか。なるほどね」
 取り壊された旧校舎で、一夏は、大鏡が消えているのに気付く。
 そして、激しく、自己嫌悪の感情を、抱くのだった。
「ゲロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 その夜――なぜか、サヤの部屋に出現した、大鏡。
 その、意味するところは? サヤの目的とは、いったい――?




 11月13日(土)

 一夏に、ストラップを渡してしまったことを、後悔するセイ。
 一方、風邪をひいてしまった舞夏は、医師の診察を受ける。
「診察(*´Д`)ハァハァ」
はじめてのおいしゃさん、ですね(・∀・)」
 一夏は、母親が舞夏の正体を知っているのでは、と考える。
 夜になり、怪しく輝きはじめる、一夏の瞳。
「こわっ!」
「こんなに、赤く光っちゃうんだ……」
「血でも吸いそうだ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「(・∀・)ネコミミモード!」
 翌朝――。
 一夏に、自分の身体が変だと知られたことを、嘆く舞夏だが。
「存在自体が変ですが(・∀・)」
 一夏は、セイとサヤの関係を考えて、欝になっていた。
 なるべく、表に出さないようには、しているものの……。
「欝といいますか、ふつうに、悩んでるだけですよ」
「恋する乙女心ですな」
 祖母の形見のピアスを見つけ、つけてみる一夏だが。
 家庭教師にきたセイが、隣の家を気にしているのを見て――。
「(ノ∀`)アチャー」
 取り乱した彼女は、それを、無理に外してしまう。
「痛いよぉー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「見ている方が、痛々しい気分になりますね」
「それこそが、欝(・∀・)!」
「しかし、あえてこれをSMプレイと考え(*´Д`)ハァハァ」
「今日も|∀・)覗いてますよー」
 そんな一夏たちの様子を、監視しつづける、サヤであった。
 サヤの近くには、いたくない――。
 一夏の態度に違和感を覚えたカイは、気分転換に連れ出す。
 カイと舞夏は、ちょっと似ている――そう、一夏が口にすると……。
「必死(・∀・)」
 なぜか、必死になって否定する、舞夏。
「なにか、繋がりは、ありそうですよね」
「セイとカイは、失敗しているようだからな。試練か、なにかに」
「自分は、一夏を同じ目には合わせない……かな」
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これは、いい、突風ですね(・∀・)」
 風に飛ばされたカイのレポートを、魔法で集めようとする、一夏。
 その瞳が、怪しく輝くのを、カイは見てしまうのだった。
「エロ変身キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「カイさんは、やっぱり、鏡の中から……」
 街中で、サヤの姿を見つけた一夏は、魔法の力で――。
「そういえば、風の魔法なら、攻撃にも使えますね」
「使いようによっては、今までに使ったものだって……」
「諸刃の剣ですね(・∀・)」
 あやういところで、彼女を殺さずに済んだ、一夏であったが……。
 無意識に行ってしまった、その行為に、恐怖するのであった。
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「殺せば、よかったのに……」
「たしかに、この作品が、こんなふうになっている元凶では、あるが」
「そんなことしたら、一夏自身が、立ち直れないよ……」
「それを狙って、最後の最後に、死ぬ可能性もあるな。あの女は」
「楽しみですね(・∀・)ニヤニヤ」
「黒幕キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 サヤの電話の相手は、誰? そして、その真の目的は――?
「次回は、セックルですね(・∀・)」
「散華(*´Д`)ハァハァ」
「自暴自棄なのは、どうかと思うなあ……」
「『セイさん、私を抱いて! ――ください』、とでも言わせるのか?」




 11月6日(土)

 ジンを呼び出すことが、苦痛になってきた、一夏。
 舞夏に、「学校の宿題など、する必要がない」と言われ――。
「一夏あぼーんの予感(・∀・)」
「今年の冬までは、生きられない病気に。・゚・(ノД`)・゚・。」
「……どこかのエロゲーか?」
「た、たぶん、転校するとか……じゃないかな?」
「一夏自身も、宿題が無駄だとは、考えているようだが」
「ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 一夏は、憧れのセイが、サヤと会っているのを見てしまう。
「|∀・)タシーロ」
「過去に、なにかがあったようですね、この2人は」
「修羅場の予感(;´Д`)」
「恋愛とかでは、ないと思うのだが」
「セイさんの、片想いというのは、あったのかも……」
「物語的には、一夏の現状に関わるようなことだろうな」
「セイが『答えを出した』――というのが、キーですな」
「一夏も、これから、なんらかの答えを出すのだろうしな」
「双子の片割れも、鏡から出てきたヤカン(・∀・)」
「でも、少なくとも一夏は、あの2人が恋人だと思ってますよ」
 ――そう考えて、その場から逃げ出してしまう、一夏。
 その際、セイたちに貰った大切なネックレスも、失ってしまう……。
「アメェェェェ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「濡れ濡れ(*´Д`)ハァハァ」
 セイたちを心配する一夏に、舞夏は、「魔法を使えば」――と。
「欝展開の予感(・∀・)!」
「また、イヤなものを見そうだ_| ̄|○」
「しかも、見るだけで、なにもできないんですよ_| ̄|○」
「エロ変身キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こ、こ、股間の光がエロすぎる(*´Д`)ハァハァ」
「貧乳っぷりも、バッチリ堪能できますね(・∀・)」
「中学生の素晴らしい貧乳に(*´Д`)ハァハァ」
「……はぁ(ダメだ、この人たち……)」
「尻もエロいですぞ(*´Д`)ハァハァ」
「良かったね……氏ね」
 ――呼び出されたのは、『天』のジン。
 雲の上から、地上を見下ろし、ようやく笑顔の一夏であった。
「あ、なんだか今回は、明るく終われるっぽい♪」
「まだ、半分ですよ? これから、超欝な展開になります(・∀・)」
「……嘘だと言って_| ̄|○」
 風邪をひいてしまった一夏を、看病する舞夏。
「『こんなときでも泣けない』――か。また、意味深だな」
「シャワーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こねー_| ̄|○ けど、尻が(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ」
「汗で濡れた身体を、タオルで拭いているわけね」
 急な来客に、慌ててベッドに潜り込む一夏は、可愛らしい。
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんと素晴らしいエロアニメだ(*´Д`)ノ」
問い詰めキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
 ――見舞いにきたセイに、裸のままで詰め寄る、一夏。
 サヤとは、いったい、どういう関係なのか――と。
「妄想ですた(・∀・)」「ほっ……」「さすがに、その展開は……」
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「お、おでこで、熱、計ってるだけだからっ!」
「構図的には、狙ってるけどな……」
「じゃ、じゃあ、前回のも、そう見えただけってことなんじゃ――」
「ありえませんね(・∀・)」
「上辺だけは、仲良くやっているようだな、皐月たちは……」
「微妙な間とかも、ありましたがな(・∀・)ククク」
「また、ひと悶着、ありそうですね……」
 自分が、あの場所にいたことをセイに知られ、ショックの一夏。
「一夏さんの、瞳が、赤くなってる……?」
「(・∀・)ネコミミモード?」
ヴァンパイアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
「まあ、なにかしらの、兆候なのだろうけど……」
 舞夏の瞳が青いのと、関係があるのか、どうか――。
「きむら絵(゚д゚)ウマー」
 毎回違うEDのイラスト。今回は、脚本の、きむらひでふみ――。
介錯とかより、ぜんぜん上手いじゃん( ゚д゚)」
「脚本より、才能あるんじゃないか?」
「もともとは、そちら側の人だったのかも、しれませんね」




 10月30日(土)

「_| ̄|○」
「ああ、もう、ダメなのかな……」
「今期最悪だろ?」
「超欝糞アニメキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「欝っていうかさ……正気を疑うよな」
「序盤の浴衣着替えには、(*´Д`)ハァハァできました」
「また、海だ……」
「夏なんだね、まだ……」
 浴衣と海というのが、あまり結びつかないが……。
「鎌倉では、普通に見られる光景なのか?」
「突然、前々回の再放送がハジマタのかと想いますた(・∀・)」
「海は、いいんですが、やるなら続けるか、もっと開けるか……」
「前々回と続けてやれば、さして違和感もないのにね」
「まあ、今回の後で、前回の話は、できませんけどね(・∀・)」
「前回の話は、なんだったのかなーと。意味、ありました?」
「まったく、今回に繋がってませんが_| ̄|○」
「構成も、なってないよね……」
 ――脚本は、もう、それどころの話じゃ、ないんだけどね。
「前回、本当にレイプしてたら、こんな感覚だっただろう?」
「だから、嫌だって言いました……」
「レイープやタシーロは、ネタだからこそ価値があるのですよ」
「後腐れない単発ネタならば、(*´Д`)ハァハァもできましょう」
 アニメに、そこまで考えてしまうのも、間違い――なのだろうが。
「この作品に、こんなものは、望んでなかったのに_| ̄|○」
「本気で望んでるようなら、……とっくに見限ってますが」
「このアニメ、シリアスすぎるよね?」
「生々しいですよね、なんだか……」
「娯楽にする気が、ないんじゃない?」
「この後味の悪さ、ラグナロクのアレを思い出します_| ̄|○」
「これが現実だ――と言われれば、それは、そうなんでしょう」
 現実には、こんな話は、いくらでもあるだろうし――。
「虚構と実在を混同している人間にならば、楽しめるのかもね」
「ただ恋人同士で、えっちして幸せっていう内容なら……」
「それならば、素直に祝福できるのだけどね」
「ドロドロですが_| ̄|○」
「あの男の行動が、まず最低だな」
 というより、これと皐月を絡ませたのが、最大の癌――か。
「他の女の子をダシにして……これ、詐欺の手口ですよ」
「氏ねじゃなくて、死ね(・∀・)」
「皐月。・゚・(ノД`)・゚・。」
「これで、皐月ラスボス化のフラグが、立ちましたかねえ」
中学生が主要キャラの作品で、やる話では、ないな」
浴衣が乱れてるとか……」
「どういうつもりで作ってるのか、問い詰めたい_| ̄|○」
「まあ、次回は修羅場ですけどね(・∀・)」
「修復、ムリだよ……こんなの」
君望とか、比較にならんだろ。年齢が、年齢だし……」
 大人のようには、割り切れない。
「そこで、魔法ですよ!」
「見ることしか、出来ない魔法ですが_| ̄|○」
「いや、魔法じゃ無理だから」
洗脳ぐらいしないと、どうにもなりませんね(・∀・)」
「皐月の設定が、特に重そうなんですよね……」
「シャレにならんのが、また出てきそうだからな……」
「脚本の人、この作品のキャラに憎悪抱いてないですか_| ̄|○」
「幸せな子を、不幸のドン底へ叩き落す話なんですかね?」
「そういうのは、一般作じゃなくて、エロゲーとかで頼む」
「……まあ、これで、私もこの作品を、割り切って見られますよ」
鬼畜アニメキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「とことん追い詰めろよ。半端なのは、カンベンしてほしいね」
「鬼畜モード、入りましたー」
「もはや、レイプは必須。気が狂うまで犯せ'`,、(´∀`) '`,、」
「まあ……まともな感覚じゃ、見れないからね、こんなの……」
「視聴者も、コワレないと、いけないなんて……」
「本当は、見ないのが、最善策なんだけどね」
麻里安は捨てきれない。神無月ΦWは、言わずもがな_| ̄|○」
なのはと時間を入れ替えたら、幸せになれそうだね」




 10月23日(土)

輪姦学校キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……字が違うし――」
 エロゲーじゃ、ないんだから……。
「見ず知らずの人間を、学校行事に参加させていいのかね?」
「それは、魔法の力かと」
「一夏の両親も、影響受けてるんだっけか?」
「一夏は、友達だとしか、紹介してないような……」
「隣の家に、オバサンが住んでるのも、魔法ですね(・∀・)」
「この人が、全部、手を回してるのかも――」
「工事が、どうとかというのは、旧校舎の取り壊しか?」
「どうやら、伏線のようですな」
「歌キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「浅野さんは、本当は、もっと上手いんですけどね」
「舞夏のキャラとしては、まあ、あんな感じだろうね」
「ゆかりん(*´Д`)ハァハァ」
 舞夏を、幽霊の類ではないかと疑う、一夏だったが――。
 どうやら、違うらしいと結論。
「霊感少女に、魔法を感づかれたようですね(・∀・)」
「正体までは、判っていないようだけど」
「携帯圏外キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……そうなのか、山中湖って?」
「それ、たぶん、魔法……」
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ジーンズの、一夏の股間がエロすぎる(*´Д`)」
「変態め……」
 ――ひとり、真面目にバンガローの掃除をしようとする、一夏。
 そんな彼女を、級友たちは、ばかにしているようだ。
「でも、それは、ちょっと一夏さんも、違うかなーと」
「勉強をする時間には、勉強をしないとな」
 いくら、掃除が終わっていなかったといっても……。
「ナンパキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ナンパ男に引っかかる、級友……。
「魔法ですよ、魔法」
「引っかかったのは、魔法じゃないだろう」
「まあ……そうなんですが。誘った方は、操られてますし……」
「これは、同情の余地なく、輪姦ですね(・∀・)」
「レイープクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「嫌な展開だなあ……」
 夜になり、肝試し大会が始まるが――。
 級友の智子は、男との待ち合わせ場所に行ってしまう。
「ついに、その瞬間が(*´Д`)ハァハァ」
「こねー('A`)」
「回避成功っ! 危ないところでしたねー」
「いや……なんでそこで、助けを求めないのか、あの女は?」
 待ち合わせ場所で、崖下に突き落とされてしまう智子。
 しかし、男が現れても、泥で汚れたからとやりすごしてしまう。
「そ、それには、微妙な、女心が……」
「状況が、解っていないだけだぞ、あの馬鹿は――」
「そこまで、深刻な事態とは考えられなかったんですよ」
「まあまあ。すべては、脚本家のご都合というものですよ(・∀・)」
「ミもフタもないんですが……」
「いや、でも、脚本は、もう少し上手くやってほしいぞ、本当に」
 一夏と舞夏は、彼女が帰らないことを心配して、探しに出る。
 外は雨になっていて、少女のいる崖下も、浸水していく――。
 今になって、必死に助けを呼ぶ、智子だったが……。
「ぱんつ(*´Д`)ハァハァ」
「多いですね、今回……」
「……多すぎると、萎えるのじゃないか? こういうのって・・・…」
「私には、なんとも……」
「魔法キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「舞夏のパイパン(*´Д`)ハァハァ」
「ノーコメント……」
「今回も、いつもどおりのショボイ魔法ですね(・∀・)」
「でも、使った意味は、一応ありましたし」
「しかし……まるで反省してないな、この智子というやつ……」
「DVD特典で、智子陵辱シーンきぼん(*´Д`)ノ」
「中の人が猪口有佳ならば、問題なくできますね(・∀・)」
「なんと、結先生だったのか(*´Д`)ハァハァ」
「そういう、問題じゃない……」
「もうひとりの友達は、(・∀・)ネコミミモードの人ですた」




 10月16日(土)

「うーーーーーーーみーーーーーーーーヽ(`Д´)ノ」
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「それは、いいんだけど……」
「エロバンクキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァ」
 海にやってきた、一夏たち。
 彼女は、そこで昔の友達(声 桑島法子)に出会ってしまう。
 家庭の事情で、同じ学校に通うことが出来なかった彼女。
 そんな彼女との、心のすれ違いを、描く――のだが。
「ぶっちゃけ……これって、クソアニメだよな」
「否定するのは、難しいですが……絵だけは、いいですよ」
 とにかく、脚本が酷い。
「この話で、変身する必要が、どこにあるのかと」
 海中で、父親から借りた高級時計をなくしてしまうのだが。
 それを探すためだけに、わざわざ変身するというのが……。
「変身しないと、魔法が使えない――ので、仕方なく」
「キャラの行動としては、そうだろうけどね」
 ――これは、作り手側の問題。
「こんな話なら、『魔法遣いに大切なこと』でも出来るだろう」
「超脚本により、さらに壮大な話になりますが(・∀・)」
「むしろ、壮大な話にしてくれないと……」
 導入部とはいえ、こんな、ちまちました話を続けられても。
「変身や、魔法の演出だけ凝っていたって……」
「登場人物が、DQNばかりなんですが_| ̄|○」
「黒髪の友達とかね。皐月だっけ?」
 ……あの言動は、嫌われキャラのものだろうに。
「筋違いな攻撃ですよね。あの人は、別に悪くないのに……」
「時計をなくしたのは、一夏の責任でしかないよな」
 さらに言えば、そんなものを持たせた父親が、悪いのだが。
「親の都合で別の学校に行ったことも、バカにしてますし……」
「金持ちが嫌いなんだろうね、脚本家は」
「私も嫌いですが(・∀・)」
 それとも、あの元友人が、物語の鍵を握るキャラなのか?
 だから、視聴者の同情を、集めておきたい――とかだったり。
「……解りました。実は、皐月がラスボスなんですね(・∀・)」
「一夏に近づく者を排除して、百合展開に(*´Д`)」
「……それは、意外な展開だ」
 あるいは、今いる友人のすべてが、敵に回る展開も――。
 そして、イケメン双子や桑島が、味方になるわけか。
「壮大だ(;´Д`)」
「舞夏と皐月で、ガチバトルの予感(・∀・)!」
「あんな魔女……とか?」
「腹黒キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「友達からきた手紙を、破り捨てたり?」
「一夏の下着を、クンクンする舞夏をきぼん(*´Д`)」
「それじゃ、ただの変態じゃん……」
「我々、百合スキーには、たまらない展開ですね(*´Д`)」
「真面目な話、皐月は、ただの脇役だと思うのですが……」
「一夏と衝突する話くらいは、ありそうだけどね」
 桑島のキャラが、ただのゲストキャラなのかどうかも、問題だ。




 10月2日(土)

 新番組
「謎のアニメ、ハジマタ(・∀・)」
「これ、どんなのか知らないんだけど……」
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ん? これって、キディ・グレイドの人かな」
「……そうみたい」
 後藤監督、門之園作監、きむら脚本――まんま、キディか。
「主人公の年齢は、あれよりも、かなり下げてますね」
「中学生(*´Д`)ハァハァ」
 ちゃんと年齢相応の絵になっているのは、良いと思う。
「頬の、ぷにぷにした感じが、カワイイですね」
「作画(・∀・)イイ」
「イケメン双子ヤローは、(゚听)イラネ」
「監督か、……たぶん作監キャラデザ門之園の趣味じゃないかな」
 キディでも、こういうキャラは、いたし……。
「またもや、ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「積極的に、見せようとしてますね。作っている人たちが」
「隠そうと思えば、いくらでも隠せるからね」
「湯気は、勘弁してください_| ̄|○」
「いや、湯気じゃなくても、もう少し自然な方法で――」
「これは、イイぱんつアニメですね(・∀・)」
「学園モノかな?」
「SF風味は、入っていると思う」
「リュミたん風味の、緑髪ツインテたん(*´Д`)ハァハァ」
「百合の予感(*´Д`)」
「舞台は、鎌倉ですか。綺麗な家だなあ……」
「お洒落な感じがするね。ハイ・ソサイエティーというの?」
「ハイ、ソウですね」
「( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) 」
「ハイソックスですか? 萌えアイテム(*´Д`)ハァハァ」
「えっと、お友達のキャラも、良さそうな感じですね」
あずまんがや、せんせいのお時間的な友人関係ですかね」
川上とも子のキャラが、その印象を強くしてるだけのような……」
ムードメーカーですよね♪」
「ギャグ担当でも、あるが……」
 明るく、楽しそうな描写は、非常に良いと思う。
「超展開は、期待できますか(・∀・)?」
きむら脚本といえば、アヴェンジャーを思い出しますが_| ̄|○」
「あれは……監督との相性が、悪かったんですよ」
「キディの脚本は、決して悪くはなかったしね」
 ――粗は、たしかにあったけども。
「それなりに、まとめてくれるのでは、ないかと」
 鏡の中から現れた、謎の少女。
 彼女は、主人公、一夏(いちか)と共に暮らすことになったが……。
「登場人物が、『最後の』っていうのを、強調してますよね」
「なにが、どう最後なのかは、まだわからないけれど……」
 期待して、みたいと思う。
「エロシーンに、期待(*´Д`)」
「百合シーンに、期待(*´Д`)」
「……お話にも、期待しています」
「人間関係の描き方に、最も期待したいところなのだけど」
「もしかして、魔法少女モノだったり?」
「エロ変身バンクキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これは、イイ変身シーンですね(・∀・)」
 これから、様々な精霊の力の込められた宝玉を、探す展開なのか?
「渋いオジサマ精霊キター」
「渋すぎ(;´Д`)」
「デカ杉(;´Д`)」
中田譲治声で、今にも喋りだしそうだな……このヒゲ親父は」
「そこが、素敵さん♪」


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