アニメ・マンガ 感想  2004年6月

NO DATA
天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

月詠 -MOON PHASE-


 1月17日(月)

 ぎくしゃくしてしまった、耕平と、葉月の関係。
「服が、カワイイですね♪」「色合いが、良い感じだな」
「エロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「股間に顔を(*´Д`)ハァハァ」
「あ、OPが、ちょっと変わってる……」
「葉月が、見えなくなっているのか?」
「本編で、葉月さんの存在が、消えてしまっているからとか?」
「なるほどね――」
巨神ゴーグかよ(;´Д`)」「古い作品のCMを、やっておるな」
「カコイイロボですね(・∀・)」「ちょっと、見てみたい気も……」
 ――さて、本編。
 口もきかない2人のことを心配する、竜平と、エルフリーデ。
「ドリフキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「時間差攻撃キター♪」
 葉月は、エルフリーデに、今夜は『満月』なのだと教えられる。
「というか、ルナの混じった、変な葉月か」
「入れ知恵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「純粋なルナ様に、エロ行為の示唆を(*´Д`)」
「耕平がダメなら、他の奴の血を吸えというだけの、話だがな」
 なおも迷いのある、葉月であったが……。
 耕平が、『葉月を、なんとも思っていない』と言うのを聞いて……。
「『舞HiME』の楯祐一状態ですか、耕平も_| ̄|○」
「照れて、本当のことが、言えない人だから……」
 エルフリーデは、耕平に、『マンハント』に行くと告げる。
 なぜならば――今宵は満月。吸血鬼が、人間の血を吸う日。
 お嬢様も今頃は……そう言われては、耕平も黙っていられない。
 夜の街を、葉月の姿を探して走る、耕平。
 葉月は、何かに操られたように、『耕平でない誰か』を探す。
「(・∀・)だばだばだー♪」「レイープ目(*´Д`)ハァハァ」
 いつぞやの公園で、変な男に声をかける、葉月。
「ぁゃιぃ(・∀・)」「バカキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……しかし、すんでのところで、その手は止まってしまう。
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
 『お兄さま以外の血など、欲しくはない』――と泣き出した、葉月。
「耕平キター♪」「無礼な(・∀・)!」
 ようやく、葉月を見つけ出した、耕平は――。
「凡人くん(・∀・)」
 『彼女の下僕になった』という男に、突っかかっていくのだが……。
「(゚Д゚)ハァ?」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 葉月が声をかけた人物は、実は、男装した女性であった。
「たらいキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんだか、無理やりな展開だなあ……」
「エロフリーデキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なるほど、さっきのたらいは、彼女の仕業なのか……」
「今度こそ、百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 満月の夜、吸血鬼に捕まってしまった、彼女の運命は……。
「まあ、どうでもいいか」
 『私が、お兄さまといることに、理由なんてない』と泣く、葉月。
 ――結局。
 『そこにいるのは、自分の大好きな少女』なのだと、耕平は気付く。
 ルナとか、葉月とか、そんな名前なんて、どうでもよくて……。
 彼女と一緒にいられることが、大切なことだったのだと。
「キスキター♪」
 耕平は、葉月に、自身の首筋を噛ませようとする。
 葉月もまた、『自分の居場所は、ここ』なのだと、受け入れる。
 翌朝――。
 仕事の約束をほったらかしたことで、裕美に怒られる、耕平。
 それを見て、『ざまーみろ』というように笑う、葉月。
「戻った━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんとなく、ガカーリな感じ_| ̄|○」
「時々、ルナになってくれたりすると、嬉しかったりするかも?」
 葉月が、昨夜のことを覚えていないのは残念だと言う、耕平。
 でも、葉月は、ちゃんと覚えていた。
 『いっしょに謝ってあげる』と言う彼女に、『1人で大丈夫』だと、彼。
 なんとか、元の鞘に収まったと安堵する、竜平と、エルフリーデ。
 彼らは、次なる戦いのために、準備を進めていた。
 幸せそうな2人の笑顔を、なんとかして守ってやりたいからと――。
「いい最終回でしたね(・∀・)」
「ここで終わっていれば――という未来が、見えてきます_| ̄|○」
「ま、まあ……もっと幸せな未来が、待っているかもしれませんし」
「『20年後』のヨカーン(・∀・)」
「『まほろまてぃっく』の最終回か。それは、やめてもらいたいが」
「あ、でもほら、子供が生まれたりとか……してたり、するかもで」
「セックルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「中田氏(*´Д`)ハァハァ」
「愛し合って、ちゃんと夫婦になってるって、ことだもん!」
「ま、そんな最終回も、ありだろうかな……」




 1月10日(月)

「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「湯気キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
「DVDを売ろうと必死ですね(・∀・)ニヤニヤ」
「……どんな話に、なってたんだっけ?」
 どういう流れで風呂の場面なのかが、よくわからないのだが……。
「えっと、伯爵を、…………倒せたんでしたっけ?」
「この作品は、取り返しのつかないことを、してしまった_| ̄|○」
「ヤシガニ以後の話の記憶が、まるでないのです(・∀・)」
「みんなで伯爵を、倒しましょうね♪」
「それ、前回だっけ? 前々回が『許せないの……』だよね?」
「それこそが、ヤシガニ(・∀・)」
「伯爵を倒して――帰ってきたという展開で、よいのだよね?」
「たぶん……」
 風呂で、ルナの意識に襲われる、葉月。
「身体が、緑色ですよ_| ̄|○」「バスクリンが入っています(・∀・)」
 お前は裏切り者だ――葉月の中の、ルナが言う。
「(・∀・)カエセ!」
 その身体を、私に返せ――と。
「夢オチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 自分は、本当は、誰なのだろうか……思い悩む、葉月であった。
「(・∀・)ツクヨミモード♪」
「今回は、こっちか……」
 ――戦いの傷も、まだ癒えぬ、耕平たち。
 操られていた裕美たちも、その間の記憶がないという。
 『ベランダに出ていた葉月』を、裕美は買い物に誘うのだが……。
「昼間に……?」
 慌てて、耕平は彼女を、地下に放り込むのだが……。
「変だ(;´Д`)」
「言葉使いが、妙に丁寧ですね……葉月さん?」
「謎は、すべて解けた(・∀・)!」
「貴方を――犯人です!」
「意味が解らんが……ともかく、今の葉月は、『ルナ』なのだな」
 心配する耕平に、彼女は、自分は『ルナ』であると訴える。
「これはこれで、萌え(*´Д`)ノ」
 エルフリーデの話によれば、『ルナ』とは――
 父親に『植え付け』られた、葉月の別の人格であるという。
 ――けれど、その人格は、城の中でしか存在できない。
 呼び出すためには、特別な方法が、必要なのだと。
「つまり、彼女は『同胞殺し』という罪から、逃れるために……」
「心を閉ざした葉月と、入れ替わるような形で、現れたと――」
 ――しかし、それにしては不可思議だと、エルフリーデは言う。
 彼女たちは、『入れ替わった』わけではなくて――。
 もしかしたら、『混じり合って』しまったのでは、ないかと。
 怪我をした葉月の血を飲んで、エルフリーデは確信する。
 葉月が、伯爵と同じ、『デイ・ウォーカー』だということを。
「パーフェクト(・∀・)」
 ――しかも、その能力は、伯爵のものより、さらに上位のもの。
 光の屈折など必要ともしない、完璧な能力なのであると。
 『昼間の世界を見たい』という彼女を、耕平は、散歩に連れ出す。
「なんか、戻ってる?」
「葉月キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「やはり……これこそが、葉月の本性というもの(;´Д`)」
「おい、なんだ、今の通行人は――?」
「手抜きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 以前の彼女と同じような態度を垣間見せる、葉月。
 それでも、やはり自分は『ルナ』であると、彼女は主張する。
「DQNキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ガッダール隊が、なぜ、こんなところにっΣ(゚Д゚;)」
「この公園を、――バイク乗りの楽園にするために(・∀・)!」
 公園に飛び込んでくる、暴走バイクに轢かれそうになる、葉月。
「耕平、ナイス♪」
 危ないところを助けられ、耕平に礼を言う、葉月であるが。
「真の葉月は、礼など言わないものです(・∀・)」
「言うにしても、もっと、ぶっきらぼうな感じですよね」
「さて、この少女を――耕平は、『葉月』と認めることができるのか」
「大嫌いデス(・∀・)!」
「ほら、『葉月、葉月』と、耕平が呼ぶものだから……」
「それに――変な言い訳を、しちゃうからですよ」
「(・∀・)らんらんらーんらーんらん♪」
「『好きだから』って、言ってほしかったんじゃないのかな、彼女は」
 耕平の手を振り切って、走り出してしまった葉月。
 彼は、彼女の手を、もういちど掴むことが、できるのか?
 葉月の父親が、送り込んでくるであろう使いの者とは――?
「戦闘とかは、ナシの方向で、お願いします_| ̄|○」
「さらなるヤシガニが、期待されますね(・∀・)」




 12月20日(月)

「(・∀・)ヤシガニモード♪」
「……だめぽ_| ̄|○」
「『下級生2』以上に、動かないな……」
 ――まだ、退院までには時間がかかるという、竜平。
「原作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 病室で漫画を読み、くつろぐ彼のもとに、1人の女性が訪れる。
 スタンガンを、手にして――。
 一方、家に帰った耕平たちを、雑誌社の編集長が出迎える。
「動け_| ̄|○」
「静止画が、ずっと続くのう……」
「原画と原画を繋ぐ、動画の部分が、ほとんどないみたいですね」
 鈍い耕平とは違い、成児は、すぐに異変に気付く。
 編集長は、キンケル伯爵に操られていた。
 竜平もまた、人質になっているという。
「――これは罠ねッ!!」
「無理に、盛り上げなくていいからさ」
「いや、でも……緊迫した場面ですし――いちおう」
「あまりの動かなさに、ワラえる場面ですね(・∀・)」
「少しは、動いてるよ。……たまに、ちょっとだけ……」
「口とかね」
 むざむざと、死ににいくだけだ――と、成児は言う。
 自分だけでは、キンケルに対抗できないと……。
 けれど、自分は竜平を助けたいのだと、目覚めた葉月は言う。
 キンケルだけは、絶対に赦せない――と。
 指定の場所である、葉月の住んでいた屋敷に向かう、一行。
「トランクの葉月が、微動だにしません。・゚・(ノД`)・゚・。」
「あ、動いたっ!」
「ランドセル(*´Д`)ハァハァ」
 屋敷の門前に立つ彼らを、やはり操られた裕美が迎える。
「また、色が_| ̄|○」「人物は黄色だけ(・∀・)!」
 ――キンケルの用意した、最後の晩餐。
 裕美は、自らの身体にスタンガンを当て、倒れてしまう。
「動いてる、動いてる♪」
「歩いてるだけだけどね……」
「ょぅι゛ょ葉月キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 案内されたのは、葉月が、幼い頃に母親と過ごした部屋。
 そこに飾られた、彼らの未来を暗示するような、3枚の絵画。
「なかなか、良い絵ですな(・∀・)」
「悪趣味だよ……。上手いけど」
 串刺しにされる耕平と成児、そして、檻に囚われた、葉月の絵。
 裕美に代わって現れたのは、葉月の母だった。
 正体を現せと叫ぶ耕平に――成児が、襲い掛かった。
「……また、入れ替わってた?」
「葉月、動いてよ、葉月。・゚・(ノД`)・゚・。」
「それよりも、ずっと倒れた猫を写し続けてる方が、やばい」
「気合いの入った台詞が、滑稽ですね(・∀・)」
「耕平の顔が、超やべえ_| ̄|○」
「これは、ギャグなんじゃないか、さすがに?」
 成児と戦うことになった耕平は、なんとか持ちこたえる。
 そして――成児は、同士討ちをさせられていることに気付いた。
 彼の目には、耕平たちが、偽者に見えていたのだ。
「叫んでるのに、叫んでないよ葉月。・゚・(ノД`)・゚・。」
「どうしようもないな、これは……」
「金蹴る、あぼーん(・∀・)?」
「おおっ、人物に、まともな色が付いたっΣ(゚Д゚;)」
「そんなことで……驚かないと、いけないだなんて_| ̄|○」
「やったか(・∀・)!?」
「それは、禁句中の禁句だ、耕平(;´Д`)」
 ……どうやら、キンケルは、逃げたらしい。
「もう、出てこなくていいし_| ̄|○」
「エロフリーデ(・∀・)」
「これは、エロい格好だ(*´Д`)」
 裕美を探す葉月たちは、縛られているエルフリーデを発見する。
 耕平は、朝日の中に吊り下げられた竜平を助けに行くが……。
 エルフリーデは、彼らに告げる。
 『キンケルは、陽の光の下でも、平気な存在』――なのだと。
「耕平ピンチ(・∀・)!」
「作品自体も、ピンチです_| ̄|○」




 12月13日(月)

 京都行きの新幹線に乗り込んだ、光と薫であったが……。
 車輌に故障が発生し、帰れなくなってしまう。
「双子巫女ょぅι゛ょ(*´Д`)ハァハァ」
「薫ちゃんが、帰りたくないというのは、解りますが……」
「大迷惑だな」「JRは、双子に謝罪と賠償を要求しる(・∀・)」
 やむなく、耕平のところに戻った彼女たちだが……。
 葉月とは、この上なく、険悪なムードに。
「ツリ目な光たん(*´Д`)ハァハァ」
「葉月も、けっこうツリ目なキャラだと思うんですけどね」
「光の方が、さらに、きつい感じだな」
「そこが萌える(*´Д`)ノ」
「煽りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「――煽るな」
「(・∀・)マモノ」
 ――3人の仲違いが心労となったのか、耕平の傷が痛み出す。
 慌てて看病しようとする、葉月と双子たち――。
「ドタバタしてて、楽しいですね♪」
 夕食に取った『宅配ピザ』に、光と薫は、大喜びである。
「京都の名家の生まれだと、食べる機会も、なかったわけか」
「ピザ(゚д゚)ウマー」
「葉月ちゃんのとこだけ、スポットライトが外れてる……」
「除け者にされてると、彼女が感じているわけだ」
「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なかなか、視界も良好のようですね(・∀・)」
「だが、眼鏡をつけたまま風呂に入るというのは、どうなのか……」
「なんて素晴らしい光景なのだろう(*´Д`)ハァハァ」
「湯気キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!!!」
「最後に、光が立ち上がったところが、見えなくなってましたね」
「DVD(・∀・)!」
 光たちが風呂に入っている間、耕平は、葉月に説教をする。
 あまり、彼女たちを邪険にするな――と。
「葉月さんの言い分も、解らないでは、ないですが……」
 少し熱が出てきたと言う耕平に、心配顔の、葉月。
 翌朝――。
 祖父の見舞いに行こうとする双子を、病院まで送ろうとする耕平。
 その彼の前に、謎の『着ぐるみ』が現れる。
「(・∀・)ネコミミモード」
「自作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 本調子でない耕平の替わりに、双子を案内しようとする、葉月。
 これなら、太陽の光も、当たらないから――と。
「葉月、かわいいよ、葉月(*´Д`)」
「昨夜、耕平に言われて、自分なりに考えたんでしょうね」
 そうして、3人の、珍道中が、はじまる……。
「'`,、(´∀`) '`,、」「'`,、(´∀`) '`,、」
 道行く者たちの笑い者と化す、ヘンテコ着ぐるみ一行。
「_| ̄|○モウダメポ」
 病院が、見えてきた。
 ――しかし、あまりの暑さに、葉月は、へたりこんでしまう。
「これは、情けない、マモノですね(・∀・)」
「ちわ、かわいいよ、ちわ(*´Д`)」
 それでも、光の嫌味に奮起した葉月は、根性で病院に辿り付く。
 無理にだが――お礼を言われて、悪くない思いの、葉月。
 ――しかし、その時、病院では、異変が起きていた。
 竜平――祖父の容態が、急変したというのだ。
 葉月は、急いで耕平に連絡を取る。
 それから、成児を探すために、再び外へと出ていくのだった。
「うん。すごく頼りになる、よい、お姉さんっぷりです♪」
「双子との関係を、改善するための話なのね。今回は……」
「葉月、カコ(・∀・)イイ」
「加速装置キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ふらふらになりながらも頑張る葉月に――。
 魔物扱いして彼女を嫌っていた薫も、力を貸してあげるのだった。
「ブルマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「中は、体操服なんだ」
 ようやく、成児を連れて戻ってきた葉月だったが……。
 ――なぜか、竜平は、元気な様子で。
 美人の看護士を呼ぶための、仮病だったことが判る。
「迷惑……」
 怒り心頭の葉月に、たじろぐ一同であった……。
 光と薫は、少しだけ葉月と仲良くなって、帰っていったのである。
「今回は、(・∀・)イイ」
「戦闘や、シリアスな展開にならない方が、面白いですね」
「シリアスになると、監督の変な美意識が、出てくるっぽいから」
「――『魂狩〜ソウルテイカー』の、監督なんだよなあ_| ̄|○」
なのはも、やってますけどね(・∀・)」
「同時に2つの作品を手がけるというのも、凄いと思うけどね」




 12月6日(月)

 耕平を殺しかけたことで、塞ぎ込んでしまう、葉月。
総集編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「回想が、多くなってますね」
「欝だ_| ̄|○」
「葉月が――自分の居場所を、確認するための、話なのかな」
 病院に向かうと、京都から、光と薫も駆けつけていた。
 耕平を安ずるあまりに、葉月に対して厳しい態度を取る、成児。
 『貴方のせいで、こうなった』――のだと。
「殴ったね(・∀・)」
「ちょっと、大人気ないかな……」
「身内だからな。仕方あるまい。彼も、まだ若いのだしな」
 瀕死の耕平に、術を施そうとする、竜平たち。
 耕平の周囲には、『死相』が、ありありと見えていた。
 長時間に及ぶ儀式で、薫が倒れ――術も、上手くいかない。
「それほどに、深刻な事態であったということか」
「即死でなかったのが、不思議なくらいかと……」
「写真盾があれば、無傷で済んだものを……」
「ハイジが死んj(・∀・)」
 母親の思念から、自分にできることを教えられた葉月は……。
 耕平に、自身の生命力を分け与えることで、彼の生命を救う。
 ――目覚める、耕平。
 成児も、葉月が彼の傍にいることを、認めるのだった。
「演出的には、面白い部分もあったが……」
 ――出来としては、それほど良くないように思えた。
「もうひとつ、盛り上がりに欠ける感じですな」
「視聴者にしてみれば、『耕平が死ぬ』とは、思えないからね」
「音楽が、なかなか良いと、思えました♪」
「たらい(・∀・)コネー」
「私も……最近、仕事にやる気が起きません('A`)」
「そんな貴方に、(・∀・)ネコミミモード♪」
「ふる、ふる、ふる、むーん♪」




 11月29日(月)

「新OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(・∀・)ツクヨミモード?」
「微妙だな。前の方が楽しくて良いかも」
 耕平の血を吸ったエルフリーデは、キンケルを倒そうとする。
 いまだ操られた振りをして、彼に近づくが……。
「色が変だ(;´Д`)」
「青っぽいですよね。単色のベタ塗りとでも、いいますか」
「オサレ(・∀・)」
「背景と、人物と――1つの画面に、2色しかない感じだな」
「場面ごとに、配色は変わるようですけどね」
「今度は、橙と緑か……」
 ――キンケルと戦う、竜平。
 彼は、その吸血鬼が、自分の娘のことを知っていると考えた。
「関係は、やはり、あるようで……」
「色、モドタ(・∀・)」
 竜平が戦っている隙に、耕平は、葉月を助け出そうとする。
「また青い……」
 しかし、葉月の身体は、茨に囚われ、触れることもできない。
 竜平との戦いを、圧倒的優位に進める、キンケル伯爵だが……。
 エルフリーデの裏切りによって、異空間に呑み込まれてしまう。
「……ニセモノ?」
 だが――彼女が倒したキンケルは、偽者であった。
 本物の伯爵は、竜平に成りすまし、彼女の隣にいたのだ。
「色で、分けてるんだ……」
「緑が伯爵、橙が竜平、紫がエルフリーデ、青が耕平……か」
 伏線的な演出としては、面白いと思うが……。
「手抜き作画キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「彩色もデジタル化して、楽になったと聞きますが」
「作画、といいますか、原画段階では、かなり綺麗だと思います」
「色盲のテストでも、やってるような気分だ(;´Д`)」
「普通に塗った方が、良いと思うのだけどね」
 光を屈折させ、自由な姿になることができるという、伯爵。
 エルフリーデも、竜平も、なすすべもなく倒されてしまう。
 耕平は、なんとか葉月のもとに辿り付くものの……。
 目覚めた彼女は、葉月ではなく――ルナであった。
 キンケルに操られた彼女は、光り輝く手刀で、耕平の――
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 ルナは、耕平の身体を、刺し貫いた。
「耕平の血は、黒いですね(・∀・)」
「ここが普通にできないから、他のところも、変な色だったのかな?」
「かも、しれないけど。やっぱり、普通の方が、いいよ」
 耕平の血を吸った彼女は、我に――もとの葉月に、戻る。
 血に塗れて、床に倒れた耕平の姿に、泣き叫ぶ、葉月。
 そこへ、成児が乱入し……伯爵は、一旦引き下がる。
 下僕である、エルフリーデの身体を、無造作に、抱えて――。
「完全に、モノ扱いですね」
「吸血鬼から見れば、もと人間のエルフリーデなど、道具にすぎん」
 病院に運び込まれた、耕平の、安否は……?




 11月22日(月)

 葉月を追って、日本にやってきた『伯爵』――。
 エルフリーデは、彼に対して、虚偽の報告を行ってしまう。
「2ゲットズサー」
「あんだってぇー(・∀・)?」
 屋根の上で、耕平の望遠レンズを使い、母親の姿を探す葉月。
「修羅場キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「タシーロ(・∀・)」
「セックルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「覗きは、犯罪です……」
 ついに母親の姿を発見した葉月は、飛び出してしまうが……。
「これは罠ね」
 消えてしまった、葉月。
 ハイジの中から現れた、母親の『残留思念』は、言う。
 あれは、葉月の母親などでは、ない――と。
 なぜなら……自分はもう、この世界には、存在していないから。
「あぼーん(・∀・)?」
「探すだけ、むだってことか……」
「葉月は、取り乱しそうだな」
 母親の幻影は、葉月を頼むと言い残して、消えてしまう。
「拉致キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 一方――。
 母親の姿に変身した伯爵により、さらわれてしまった、葉月。
「ジジイ、カコ(・∀・)イイ」
麦人は、演技過剰だな。そこが、面白いところでも、あるが」
「さすが、ベテラン……」
 若本規夫あたりに触発された可能性も――あるかもしれない。
「最近、ベテランの人が、頑張ってますよね♪」
「スズメ。・゚・(ノД`)・゚・。」「耕平、がんがれ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 ――救出に向かった耕平と、祖父の竜平。
 竜平は、2手に別れて、葉月を探そうと提案するが……。
「ジジイ、(・∀・)ワラタ」
「力が強く、目立つ自分が、囮になると――」
「耕平、だめぽ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 竜平を待ち伏せていた、エルフリーデ。
 耕平もまた、敵に操られたホテルの従業員に、襲われることに。
 祖父に渡された護符を使い、なんとか先へと進むが――。
「ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ょぅι゛ょ葉月たん、(*´Д`)ハァハァ」
 眠らされていた葉月は、在りし日の、幸せな夢を見ていた。
 そして――。
「ビゴーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(゚∀゚)ヤンマーニヤンマーニヤンマーニヤーイヤ!」
 伯爵とともに来日していたビゴーに追い回され、逃げる耕平。
 逃げた先では、エルフリーデが、竜平と戦っていた。
 彼女の放つ、使い魔の攻撃にさらされる、耕平だったが……。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「う、裏切った……」
 なんと、その攻撃は、ビゴーへと、向けられたものであった――。
「耕平の、使い魔を無力化する力を、利用して……」
「ナズェダー!?」
 伯爵を討つために――。
 耕平の首に、その鋭い牙を突きたてようとする、エルフリーデ。
「味方になってくれれば、心強いですけど……」
「そう上手く、いくかな……?」
 ――つづく。




 11月15日(月)

「ガラス拭きの葉月たん(*´Д`)ハァハァ」
「……キス、するのかと思った」
「吸血ね……」「夜這いですね(・∀・)」
「丸太キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「不意打ちだーっ、ていうか、なぜ丸太!?」
「(・∀・)ワラタ」
 首を寝違えてしまい、ベッドがほしいという葉月。
「丸太の方が、ダメージ大きそうなんですが」
「葉月たんは、袴の下は黒ストッキングですか(*´Д`)」
「とうぜん、ぱんつもはいてませんよ(・∀・)」
「!? 素晴らしく(*´Д`)ハァハァ」
「はいてるだろう?」
「はいてるんですか?」
「――知らん」
「もしや、はいてない上にニーソックスの可能性も(*´Д`)ノ」
「それは、マニアックな趣味ですね(・∀・)」
「ネコミミキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 家を訪れた裕美に、新しい服を貰った、葉月。
 早速、それらを着て、皆の前で見せびらかすのだが――。
「(・∀・)ネコミミモード♪」
「OPきたー」
「手抜きっぽい……」
「ブルマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「裕美さん、どういう選び方したんだろう……」
「見えた(・∀・)」「はいてない(*´Д`)ハァハァ」
「まあ、サービスシーンとしては、意義は、あるだろう……」
「カワイイから、よし! ――ってことで」
「ねこ、かわいいよ、ねこ(*´Д`)」
「ハイジは、人間形態と猫とを、自由に変えられるわけか」
「その方が、使い勝手が、いいですし」
 耕平に片づけを押し付け、裕美を駅まで送っていく葉月。
 彼女は、裕美に対して、魅了の瞳を使ってしまう。
 その帰り道――エルフリーデが現れ、彼女に言った。
 貴方と私は、ライバルです――と。
「耕平は、モテモテですね(・∀・)」
「なんてうらやましい_| ̄|○」
「私は、裕美さんとが、いいかなーとか思いますけど」
「無難な線だな」
小川範子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「誰(・∀・)?」
「もしかして、あの、昔アイドルやってた……?」
「この下手な歌は、そうとしか思えない(・∀・)」
「挿入歌か。また、微妙なのを、引っ張ってきたな……」
「ED曲の、カップリングなんですね」
 せめて、酒井法子とかなら、まだ……。
「声優、やるのかな。R.O.D読子さんみたいに……」
「新たな棒読みが、誕生する悪寒(・∀・)」
「双子たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「セイジ腹黒疑惑キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「耕平お兄さんを、バカにされたと思ったんですね、薫ちゃんは」
「妹想いの光たんにも(*´Д`)ハァハァ」
「これは、違いのわかる双恋アニメですね(・∀・)」
 家に帰った耕平は、葉月がベッドを使っているのを見た。
「おじいさん、面白いなあ」
 耕平は、それが、力を使ったためだと解り、――怒る。
「殴ったね(・∀・)」
「言い争いの、口の動きが……なかなかリアルで、いいです」
「キモイですね(・∀・)」
「ジジイ、カコイイよ、ジジイ。・゚・(ノД`)・゚・。」
 耕平に対して、言いすぎだと諭す、祖父であったが……。
 裕美にベッドの代金を返すと言い、耕平は出て行ってしまった。
「裕美さん、がんばれ!」
「優秀な編集者だな。周りが、無能なのかも、しれないが」
 様々な仕事を押し付けられ、大忙しの裕美。
「葉月、がんがれ、葉月。・゚・(ノД`)・゚・。」
 そんな状態の裕美に、葉月は電話で、「枕が欲しい」と頼む。
 けれど、混乱していた裕美は、話半分で電話を切ってしまった。
「葉月、空気嫁(・∀・)」
「……そっか。そういうことなんだ、葉月ちゃん」
「『ものの頼み方』というのが、わからなかったんだね、彼女は」
 ずっと、城の中で、暮らしていたから――。
「耕平が、はじめて、彼女に本気で接してくれた、人間で――」
「……葉月イ`」
 骨董品のことも、自身の言葉で、客に説明しようとする葉月。
 つたない言葉では、なかなか売れは、しないけれど――。
「これは、まぎれもなく、萌えだ(*´Д`)」
「裕美キタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 葉月の言葉を、ちゃんと聞いていてくれた、裕美。
「枕なんて、どうでも……よかったんだ……」
「そうだね。葉月は、よい『友達』を持った。……そういう、話だ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「葉月、お前は今、泣いていい。・゚・(ノД`)・゚・。」
「お前らだろ、泣いてるのは……」
「裕美さん、本当に、よい人で……ぐすん」
「……涙腺、ゆるすぎ」
「ガテン系バイトキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「耕平、がんがれ。・゚・(ノД`)・゚・。」
最終回キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
特別EDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ああ、これが、小川範子か――」
「綺麗な、流れですね」
「だね。よく、解っているというか、演出の、妙というかな――」
「原作者は、幸せ者ですね(・∀・)」
「アニメ化で、まるで別物にされてしまう作品も、多いですからね」
「『朝霧の巫女』か_| ̄|○」
ヘルシング(・∀・)」
 ――原作の世界を壊さずに、上手く昇華していると思う。
「正直、微妙な原作ですからな(;´Д`)」
「決して、原作のマンガも、悪くないですけどね?」
「アニメとの違いを愉しむのも、また良いですな(*´Д`)」
 ――といっても、まだ2巻までしか、読んでないのだけども。
「葉月じゃない予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「やってることは、同じなんですけどね」
「(・∀・)ふる、ふる、ふる、む〜ん♪」
「これは……萌える方のエルフリーデたんだ(*´Д`)」
「違いが……よくわからないが」
「声、かな。艶っぽさが薄れて、朗らかになるから――」




 11月8日(月)

 京都に行くことになった、耕平たち。
「実写キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「背景手抜きか_| ̄|○」
「製作が、苦しいのでは……」
「再放送クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ガドは、やめて。・゚・(ノД`)・゚・。」
「他の作品から、流用できれば、よいのだけどね」
「巫女ょぅι゛ょキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
双恋ハジマタ(・∀・)」
「ヒカルちゃんと、カオルちゃん――ですか」
 光と薫――か?
「ツバサちゃんは、どこですか(・∀・)?」
「北海道……じゃないのか?」
 耕平の実家で、彼の許婚だという少女に襲われる、葉月。
 なんとか逃げ出すものの――。
 今度は、エルフリーデに遭遇してしまう。
「黒髪キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「京都モード?」
「……だめだ。吸血鬼モードだと、イマイチ萌えねえ_| ̄|○」
「だから、騙されてただけだって」
「耕平は、そうでもないようだがな」
 彼女に誘い出された耕平は、血を吸われてしまう。
「人物だけ、白黒映像……?」
「手抜きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「演出的な意図も、あるのだろうと思うけど」
「つまり、オサレ演出というわけですね(・∀・)」
 耕平を探しにきた葉月と、エルフリーデの戦闘が始まるが……。
 そこへ乱入してきた双子の姉妹が、葉月を攻撃する。
「それはそうと、裕美エロいよ裕美(*´Д`)」
「ずっと、寝てただけだけどな、彼女」
「葉月との、百合で(*´Д`)ハァハァな夜で疲れていたのです」
「そんなことが(*´Д`)ハァハァ」
「……ないな」
 形勢が不利になり、エルフリーデも葉月を援護するが……。
「時間切れ――です」
 ――朝がくる。
 吸血鬼は、陽の光が弱点である。
「危ういところで、あったな」
 御堂や耕平たちが助けに入り、なんとか事なきを得る、葉月。
 彼らの目的は、本家に葉月のことを報告することと――。
 猫の姿をしたハイジを、葉月の使い魔に変えることだった。
「なんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「微妙……」
「猫のままの方が、よかった_| ̄|○」
「ずっと、この姿なのかな? 猫、かわいかったのに……」
 擬人化したハイジを連れて、耕平たちは東京に帰る。
「双子は、もう終わりなのか_| ̄|○」
「たぶん、耕平を、追いかけてくるのじゃないかと」
「先行きが、アヤシクなってまいりました(・∀・)」
「予告(*´Д`)ハァハァ」
「ブルマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「葉月の声……途中で、地声っぽくなってましたけど」
「わざとじゃない? 声優ネタというか、なんというか」
「千和かわいいよ千和(*´Д`)」




 11月1日(月)

 葉月を城に連れ戻すためにやってきた、エルフリーデ。
 公園で、彼女と戦うことになった、葉月であったが……。
「もうひとつ、迫力や緊迫感が、でないな」
「葉月に、余裕が、あるからでは?」
「たしかに、猫が遊んでいるのと、たいして変わらんな……」
「相手も、本気で倒すわけには、いかないから」
「それなら、もう少し時間を短くしても、よかったかもな」
「この1話分の構成的なものを考慮すれば、こんなものでしょう」
「CMの入り方が、自然で、綺麗になりましたよね」
 エルフリーデの使い魔は、なぜか耕平に触れた途端、消滅。
 目覚めた耕平は、……エルフリーデを口説きにかかるのだった。
「綺麗なものを、写真に撮りたいというのは、解りますけどね」
「エロい写真が撮りたいです(*´Д`)」
 耕平と葉月の、妙な関係に、なにかを感じ取ったエルフリーデ。
 それを確かめるために、彼女は一旦、退いていく。
「ごきげんよう(・∀・)」
 疲れ果てた葉月は、帰路、耕平の背で眠ってしまうのだった。
「耕平くん、優しいですよね」
「葉月かわいいよ葉月(*´Д`)」
 相変わらず、まともな写真の撮れない耕平だったが――。
 裕美から、葉月への、おみやげを渡される。
 家では、葉月が、いつもどおりに不機嫌な様子であった。
「タライキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
ドリフキター」
「ぱじゃま(*´Д`)ハァハァ」
「ヤカンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「床! 床叩きましたよ、バンて――」
「ああ、ドリフだな……」
 耕平が裕美から渡されたのは、葉月のための、大量の衣類。。
 大喜びの葉月だが――。
「下着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「大タライキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あはは……」
 そんな中、骨董品店に、予期せぬ来客が――。
「エルフリーデ、ですね」
「……萌えだ」
「ほえ?」
「どうでもいいと思っていたが……ちゃんと萌えキャラだ(*´Д`)ノ」
「はあ……。服装、ですか? その違いと、いうものは……」
「笑顔ですよ(・∀・)」
「たおやかにして優美、繊細で穏やかな、その瞳に(*´Д`)ノ」
「また、騙されてる……」
「これほど、眼鏡の似合う美しい方が、他にいるだろうか?」
「じじいも、楽しそうだな」
 顔を出した耕平にまで色目を使う彼女に、葉月の機嫌は最悪。
「耕平、もうだめぽ(・∀・)」「骨抜きに_| ̄|○」「(*´Д`)ハァハァ」
 葉月の特徴を並べ立て、それが、ことごとく図星を突いてしまう。
「(・∀・)カエレ!!」
 そんなエルフリーデを、追い返そうと必死な葉月だが……。
 大暴れをして、店内を滅茶苦茶にしてしまう。
「セックルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「騎乗位(*´Д`)ハァハァ」
 最後には、耕平に馬乗りになり、血を吸わせろと迫る始末。
「葉月かわいいよ葉月(*´Д`)」
 そんな彼らを嘲笑うかのように、エルフリーデは帰っていった。
「エルフリーデたん(*´Д`)ハァハァ」
「じじいも萌え萌え(・∀・)」
「なんだか……エルフリーデも、本気で耕平を狙ってそう」
「『ヴァンパイアの恋人』とか、呼んでいたが……」
 それは、彼女たち吸血鬼の運命を、変えるもの――らしい。
「相手を支配する……偽りの愛とは、違う関係になれると……」
「その上で、血をも供給してもらえる――か」
「ならば、私も立候補しましょう(・∀・)」
「ただ鈍いだけじゃ、ダメだと思うぞ……」
「こころんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「中の人つながりか(*´Д`)」
「『ココロ図書館』の制服を、葉月が着てる状況なんですね」




 10月25日(月)

「ネコミミキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「袴姿キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そんなわけで、耕平の家で暮らすことになった葉月。
 条件は、炊事や掃除、そして骨董品店の手伝いをすること。
 ――そして、ネコミミ常時装備……と。
「面白い、おじいちゃんですね」
「変態ですね(・∀・)」
 彼女のおかげで、店は、大繁盛となるのだが。
「ロリ(*´Д`)ハァハァな客が、イパーイですね(・∀・)」
「吸血鬼の、能力ですから……」
「しかし、彼女目当てで来店してることには、変わりないしな」
 そして、彼女たちを監視する、謎の女――吸血鬼。
「ねこかわいいよねこ(*´Д`)」
「使い魔、だったんですね。葉月の、お母さんの――かな?」」
「夜這いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 満月になり、血を欲する吸血鬼の葉月。
 しかし耕平は、当然のように、その行為を拒否してしまう。
 ――またも、家を飛び出してしまう葉月であった。
「DQNキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 夜の公園で、道行く男に悩ましげな姿で迫る葉月だが……。
「吸ってくれ(*´Д`)ハァハァ」
「エロティックです……」
 追いかけてきた耕平の邪魔が入り、結局、血が吸えない。
「DQN氏ね(・∀・)」
 さらには、コケにされた男が、仲間を連れて仕返しに――。
「主人公、カッコイイ!」
 葉月を逃がそうとする耕平だが、多勢に無勢……。
 3人がかりの攻撃に、なすすべなくやられてしまうのだった。
 だが、その時、葉月の力が覚醒し――。
「DQNあぼーん(・∀・)?」
「おそらく……。どこまで酷いことになったかは、わからないけど」
「映してないっていうのは、相当……」
「殺してるかもね」
 ともかく、耕平が怪我をした程度で、事態は収まった。
 ――かに、見えた……が。
「きましたね、吸血鬼」
 葉月の前に姿を現した、追っ手の女吸血鬼。
「次回は、対決かな?」
「予告のシーンが、エロすぎる(*´Д`)」
「……そう?」
「ちょっと、恥ずかしいポーズかも……」




 10月18日(月)

 吸血鬼の力を使い、飛行機に乗り込んだ葉月。
「こうやって、日本に来たんですね」
 耕平の家に転がり込んで、一緒に暮らそうとするが……。
 当然、耕平は、それを拒否する。
 お前の下僕になどは、ならない――と。
「変な演出ですねえ?」
「家の全体像を、横から写して……」
 人のいる部屋だけは、壁を透過している――のか。
「ドリフとか、吉本のコントっぽい感じですかな?」
「2階と1階を行き来する葉月の動きとかも、解りやすいですね」
 演出は、面白い――のだが。
「話の方は、説明が多く、やや退屈な印象かも」
「バスタオル1枚の葉月たん(*´Д`)ハァハァ」
「後半から、少し動きが出てきました」
 ――耕平に反対され、家を飛び出してしまった葉月。
 吸血鬼は、陽の光を浴びると死んでしまう。
 そう、御堂に聞かされた耕平は――。
「車、持ってるんですね……」
「この手の話の主人公にしては、年齢設定が高めのようだ」
 なんとか夜明け前に、彼女を見つけた耕平。
 彼女の願いを聞き、一緒に母親を探すことになる。
 それが――葉月が日本に来た、本当の目的であった。
「トランクに、押し込めなくても……という感じですが」
「陽光に当たれないからなあ」
 吸血鬼というのも、不便なものだ……。
「葉月かわいいよ葉月(*´Д`)」
「暴れて油まみれになるっていうのも、なんか猫っぽいかな」
「温泉キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――母親と再会を約した場所に、辿り着いた2人だったが……。
「幻想的で、素敵な光景ですね♪」
「ねこーねこー」
 猫に導かれ、進んだ先の、小さな湖。
 大きな水晶の中――。
 浮かび上がる、母親の、幻。
「ママンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 彼女は、耕平に、娘のことを頼むと言って、消えていった。
 葉月には、いずれ、本当に会える日がくると……。
 そして、本当に大切な人の血は、吸ってはならない――と。
 ……その言葉の意味を、まだ理解できない、葉月だった。
「この雰囲気を、大切にしてほしいですね♪」
「葉月を追ってきた女と、戦うような展開になる……のかな?」




 10月11日(月)

「(・∀・)ネコミミモード♪」
 ――葉月を解放するため、城内を走り抜ける耕平。
 紅い珠を破壊すれば、それが叶う――と葉月は言うのだが。
「抱っこ(・∀・)」
「萌えすぎる(*´Д`)ハァハァ」
 なかなか思い通りにならない耕平に、苛立つ葉月であった。
 それでも――なんとか耕平を、その気にさせようと頑張り……。
「泣き落としか……」
「情に、動かされましたね。さすが、主人公♪」
「葉月かわいいよ葉月(*´Д`)」
 ビゴーの妨害を振り切り、紅珠のもとへ急ぐ耕平。
 城の外では、陰陽師御堂と、ビゴーの戦いが繰り広げられる。
 そして……御堂の一撃が、ビゴーの本体を叩き割った。
 葉月が壊せと言った、あの珠を――。
「ビゴー、死んだのかな?」
「耕平のカメラのレンズが光ってたのが、伏線のような気も」
「乗り移った……とか?」
 ともかく、無事に城から解放された葉月。
 別れの言葉を残し、彼女は、耕平の前から――姿を消した。
最終回キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「綺麗な、演出ですね。耕平さん、寂しそうです」
「葉月。・゚・(ノД`)・゚・。」
「いい最終回でした。・゚・(ノД`)・゚・。」
「いや、終わらないって(苦笑」
 2話で終わるってことは、さすがにないだろうと――。
「わざと、映画のラスト的な演出は、してるけどさ」
「Cパートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 日本に帰ってきた、耕平たち。
 葉月との思い出を抱きしめて、耕平は――。
「葉月いる━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「いるし(笑」
「おやくそくっぽくて、いいですね♪」
 こうして、舞台を日本に移した、この作品――。
 だが、今後の展開に、まるで予想が付かないのも、そのまま。
 はたして、どういう方向に、話は進んでいくのだろうか……。




 10月4日(月)

 新番組
「……この声……堀江由衣か?」
 その割には、話題になっていないのが不思議にも思える。
 なんだかんだで、人気声優なのだし――。
「由子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「え? うーんと、えーと、……これは、違うみたいですよ?」
「ちわかわいいよちわ(*´Д`)」
 ……斎藤千和なのか。
「こんな声が、出せるのか……」
 絢爛東原と、まったく同じ声に聞こえるのだけど――。
「萌える(*´Д`)ハァハァ」
「なにやら、シリアスでミステリアスな雰囲気ですね……」
「OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「は?」
 こ、これが……本当に、OP、なのか?
「……なんだこれー。・゚・(ノ∀`)・゚・。」
「な、なんか、急に、今までと雰囲気が……」
「こ、これは、萌えアニメなのか、シリアスなのか……」
「ネコミミ、モード(・∀・)♪」
「うわー、どうすればいいんだー」
「こ……混乱しているな、お前たち……おちつけ」
「こ、これは……シ、シリアス系の萌えアニメ――でしょうか?」
「そう見えて、2話で魔探偵ロキになる可能性も、あるが」
「それって、不思議ミステリー?」
「それもまた、(・∀・)イイ」
「ちょっと、1話目での雰囲気は、似てるかもしれませんね」
「オサレ風味ですね(・∀・)」
「良い演出を、していると思うぞ。雰囲気づくりが、上手い」
「ネコミミ幽霊(?)たん(*´Д`)ハァハァ」
「お兄様(・∀・)!」
「うおー、ちわ激萌えだよ、ちわに(*´Д`)ハァハァ、ドキドキ!」
「騙されやすい人……」
「キスクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ドイツの古城に、取材に訪れた主人公のコウヘイ。
 心霊写真を撮るために、城内へと潜入するのだが――。
 そこでは、謎の美少女が、彼を待っていた。
 ――彼女の正体は?
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……あれ?」
「牙? ……首に、噛み付いた?」
吸血鬼ダッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「ん、これ面白そう♪」
「2話目を見てみないと、なんとも言えないなあ……」
 展開が、まるで読めないし。
 ――全部、OPのせいなんだけど。
「予告を見ると、この雰囲気は、継続しそうなんですけどね」
「でもさあ、ギャグ系にどっかで移行しそうじゃない?」
 シリアスに見せて、実は萌えエロ路線だったり――。
月姫っぽくなる可能性も、あるんじゃないかな?」
GS美神の予感(・∀・)」
「まあ、どうなるにせよ、製作側のセンスは、良さそうだけど」
「今期最高かも(*´Д`)」
「今のところ、うた∽かたか、これか、というところかな」
「最低は、ムスメットですか(・∀・)?」
「いえまあ、あれはあれで、ある意味、楽しいのではないかと」
「B級バカアニメだしねえ……」
 本格志向(ぽい)のこちらは、果たして、どうなるか……。
「次回が、楽しみです♪」


戻る