アニメ・マンガ 感想  2004年6月

NO DATA
天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

巌窟王


 2月15日(火)

 伯爵と訣別し、決闘を挑もうという、アルベール。
「ついにロボキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 前日の夜は、これが最後とばかりに、はしゃいでいたが……。
 彼と一緒に過ごしたフランツの胸には、期するものがあった。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 月夜の公園に現れた、甲冑をまとった巨大な人型ロボット。
 伯爵の従者たちが見守る中で、もう1体のロボットも、姿を現す。
「後から来た方が、伯爵か……」
「もう1体の方は、おそらく……」
「――まさか、フランツがΣ(゚Д゚;)」
「そっか、前夜の騒ぎは、アルベールを、眠らせてしまうために……」
「ロボ、カコ(・∀・)イイ!」
「動きが、ちょっとギクシャクしてるのが、ロボットっぽいよね」
「アポジモーター全開の、リアルっぽい挙動ですな(*´Д`)」
 互いに剣を抜き、確認しあい、いざ――勝負!!
「音が、いいよね♪」「ゴトゴト、ギイギイいってるな……」
 メルセデスは、決闘会場へと、車を急がせ――。
 ユージェニーは、アルベールに贈るための曲を、完成させていた。
「葬送曲が、完成してしまった_| ̄|○」
 伯爵の鋭い攻撃に、アルベール(?)は、防戦一方。
「超カコ(・∀・)イイ!」
「『爆裂天使』の戦闘と比べても、段違いに良いものになったな」
 メルセデスは、決闘を止めようとする。
 ……けれど、従者たちは、それを許さない。
「これは、止めては、いけない戦い……」
「だが、止めなければ、ならない戦いでもある」
「そこにいるのが、もしも、本当に、アルベールでないのなら――」
「この戦いは、無効というわけですな」
 決闘は、ますます激しく――伯爵の攻めは、さらに鋭くなっていく。
「……こ、これ、も、もしかして、感覚が……メカに、直結して……」
「……の、ようだな。操縦者の、この苦しみようは……」
「腕が((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 腕を斬り落とされ、膝をつく、モルセール家のロボット。
 『もうやめて!』と泣き叫ぶ、メルセデス。
 さすがに、従者たちも、神妙な顔つきになっていくが……。
「もう、もういいんだフランツ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「不屈の闘志で立ち上がった━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「また、腕が……」
「もう……もういいよ! 勝負は、もうついた!! だから――」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「胴体を、縦に……さらに、脚を……」
「こんなグロ画像、もういやだー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「生身の決闘なんて、放送できないな、これじゃ……」
 メルセデスに見せ付けるように、伯爵は、最後の一閃を……決めた。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「カッコイイとか、喜んでる場合じゃ……なかったんだ_| ̄|○」
 ……ようやく目覚めた、アルベール。
「ああ、やっぱり……あれは、フランツ_| ̄|○」
「フランツうあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「暢気に寝てるバカがイタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こいつは……どうしようもないな」
「でも、こういうのって、すごく後悔する。どうしようもないくらいに」
「ああ、死んでしまいたくなるよね……こういうときって」
「睡眠薬キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「フランツ……なんて、馬鹿なことを_| ̄|○」
 動かない甲冑の中で、もはや、息も絶え絶えの、フランツ。
 剣を手にした伯爵の機体は、容赦なく、その身を貫いた。
 何度も……何度も……執拗に。
「こんなの、もう、決闘でもなんでもないっ!!」
「酷いな、これは……」
「操縦席は、そんなふうになっていたのか……」
 ――伯爵は、ロボットを降りる。
 アルベールに、自らの手で死を与えるために、近づいてゆく。
「フランツの逆襲キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――フランツは、それを待っていた。
 瀕死にありながら、剣を手にして、生身の伯爵を貫こうというのだ。
 『巌窟王とは、すべてを失ったモノ』だという。
 喜び、悲しみ、そして、怒りさえも、すべて――失ってしまう。
「なら、伯爵は……」
 ――『復讐』の心を失うことを、伯爵は恐れている。
 ならば、その最後の人間の部分……『心臓』が、彼の弱点だ。
 フランツは、最後の力で、その心臓を、貫こうというのだ。
 剣を抜く、伯爵。その瞬間――。
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 繰り出されたフランツの剣は、見事に、伯爵の心臓を貫いた。
 ――だが、その剣は、伯爵を殺すことはできなかった。
 相手の剣を、へし折り、今度こそ、とどめを刺さんとする、伯爵。
「アホベールキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ようやく、大切な友のもとへ駆けつけてきた、アルベール。
 だが、しかし……彼は、間に合わなかった……。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 夜明け――。そして、伯爵たちは、去っていく。
 アルベールは、フランツに、手当てを施そうとするけれど、もう……。
「笑ってる……フランツ、笑ってるよ、ねえ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「最期に、アルベールが、きてくれたから……嬉しいのだろう」
 『ハッピー、バースデイ』
 愛する友人の誕生日を祝う言葉とともに、フランツは逝った。
 彼の、最も大切で、なにものにも代えがたい、友の腕の中で……。
「これは、とても素敵で、うほっで、泣けるシーンですね。・゚・(ノД`)・゚・。」
「友情だよ、これは……愛情より、重くて、深い、真実の絆だよ」
「アルベール……もう、フランツは……返事は、もう……」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「……名作だな。実に、見事な作品だ」
「……みんな、すごく……いい演技してるよね。だから……ずるい」
「演出も、冴えわたっているよ。あの美しい朝日は、なんだ」
「海のシーンが、とても印象的ですた(・∀・)」
前田真宏監督は、神だ。・゚・(ノД`)・゚・。」




 1月25日(火)

 伯爵とともに、宇宙へ飛び立った、アルベール。
 彼は、その美しい光景に、感動するのだった。
 モルセール将軍の演説会場に現れた、エデ。
 彼女は、将軍の過去の悪行を、民衆の前で明らかにする。
「エデたん(*´Д`)ハァハァ」
「問い詰めキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 エデは、将軍の昔の名を持ち出して、その罪を、民衆に問う。
 ――それが、彼女の、復讐であった。
「結局、どうなったのかな……?」
「成功、したんじゃない?」
「でも……あまり彼女は、幸せそうには、見えなかった」
「復讐というのは、そういうものだろう」
「終わってしまえば、自分のすべてを、同時に失ってしまうような」
「むなしいね……。彼女は、伯爵を、止めたいのかな」
「さて――。アルベールのことは、本当に好きなようにも見えるが」
「彼だけでも、助けてくれると、嬉しい……」
 ヴァランティーヌのもとを訪れた、フランツは――。
 大物政治家であった彼女の祖父に、『巌窟王』について尋ねる。
 彼らが、孫を守ってくれたことに感謝した、その老人は……。
「ロボキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「腕が((((((;゚Д゚))))))ガクガクウルブル」
「剣にでも、なるかと思った……」
「『舞HiME』の美優さん、みたいな――」
 その腕の中から現れたペンは、フランツに、真実を教える。
「自動書記か……」
「巌窟王――宇宙の果ての囚人収容所に、入れられた男ですか」
「それが、伯爵……」
「友人であった、モルセールに、裏切られた男」
「婚約者にも、裏切られて_| ̄|○」
「彼女は、仕方なかったんだと思う。どうしようも、なかったよ……」
 『僕らの友情は変わらない』と言う、アルベール。
 伯爵は、悲しげな顔で、彼を地球に帰すのだった。
「泣いてるね、伯爵さん……」
「アルベールを、裏切らなければならないことへの、悲しみか」
「豹変キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 突如、恐ろしげな形相で、高笑いを始める、巌窟王――。
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「壊れた……ううん、無理やり、すべてを吹っ切ったんだ……」
「もはや、躊躇は、しないという……決意か」
「狂気の復讐鬼がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「アルベール、頑張って……」
「伯爵を救えるのは、もう、彼しかいないのだろうから……」




 1月4日(火)

 突如、アルベールとの婚約解消を言い渡されたユージェニー。
 納得のいかない彼女に――
「か、カバ……ルカバ――なに?」
「バカルディですよ(・∀・)」
 ――バカルディ公(?)とやらが、接近する。
「NTRキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ち、ちが……」
「カヴァルカンティー公ですな(;´Д`)」
「長くて舌を噛みそうのは、勘弁してほしいのだが……」
「フランスなので……」「さすが、名前もエレガントですね(・∀・)」
 モルセール家の醜聞は、モンテクリスト伯から出ている――。
 彼から、そのように聞かされた彼女は、車を飛ばす。
「ペッポたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 突然の破談宣告に、苦悩するアルベール。
 ペッポには、彼が充分に『その気』だったことが、解った。
「失って、初めて気付くことって、ありますよね――か」
 ユージェニーは、フランツに相談をする。
「ホモキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 アルベールとの関係は、まだ始まってもいない――。
 だから、自分は、『反対もなにもない』という、彼女だったが。
「逆に言えば、これから――だったんでしょう。この2人は」
「走り出そうとしたところで、邪魔が入ると_| ̄|○」
「つまずいて、転んでしまう。また、迷ってしまう――か」
 フランツの眼には、彼女が無理をしているように見えるのだった。
「さすが、アルベールにウホッな人間ですね(・∀・)」
「彼女の気持ちは、痛いほどに、よく解るんでしょうね……」
「本当の気持ちに気付けない彼女が、また、腹立たしくもあろう」
「嫉妬(・∀・)」
 昔は、――無邪気なままでいられた、幼い頃は良かった。
 懐かしむように口にする、ユージェニー。
「逃避キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 アルベールは、どう思っているのか。
 『親友』の貴方は、なにも聞いていないのかと――彼女。
「親友……今の彼には、つらい言葉ですね」
「ある意味、『妹』と扱われる、妹キャラと同じですな(*´Д`)ノ」
「それ以上には、なれないっていうのは、同じなのかも……」
「『後輩』も_| ̄|○」
「自ら、その枠組みに、囚われてるだけなのだと、思うがな」
「それは、『やおい』や『百合』を推奨するというわけですね(・∀・)」
「『近親相姦』も(*´Д`)」
「愛してしまうのは、仕方ないのじゃ、ないのかな」
「禁止されるのには、それなりに理由も、あるのだけどね」
 貴方たちは、変わってしまった――彼女は言う。
 喧嘩をしてしまったから、今の彼のことは解らないと、フランツ。
 アルベールは、伯爵に近づくべきじゃない――彼は呟いた。
「ユージェニー、かわいいよ、ユージェニー(*´Д`)」
 君がアルベールを想っているのがわかって、安心した。
 ――そう言って、笑顔で、フランツは彼女と別れていく……。
「フランツさん、がんばって……」
「17歳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 行き違ってしまう、フランツと、アルベール。
 アルベールは、『自分に正直に』と、母親から言われる。
 ユージェニーのピアノの舞台を観覧にいく、アルベール。
 ……だが、それも彼女の父親に、妨害されてしまう。
「成金ヤローが、氏ねヽ(`Д´)ノ」「アルベール、頑張って!」
「がんばってもなあ……正義のヒーローでも、ない限りなあ」
 舞台の幕が、上がる――。
 彼のいない観覧席を見て、沈んだ気持ちになる、ユージェニー。
 そんな彼女を、『母の恋人』である、リュシアンが励ます。
「なんて豪壮な、ピアノの音色なんだ(;´Д`)」
「ソロじゃなくて、バックに楽団がついてる形式なんだ……」
 アルベールは、リュシアンの手引きで、舞台袖に潜り込んでいた。
 彼のために、観衆の前で一心不乱にピアノを弾く、ユージェニー。
 演奏を終えた彼女は、ようやく、彼がそこにいることに気付いた。
 知っていれば、もっと上手く弾けたのに――。
 そう言って、頬を赤らめるユージェニーが、非常に可愛らしい。
「ていうか、萌え萌え(*´Д`)ハァハァ」
 彼女に、摘んできた麝香葡萄の一房を差し出す、アルベール。
「アルベールよ……」「空気嫁(・∀・)」
 けれど、そんな昔と変わらない彼の態度が、彼女には嬉しい。
「うん。すごくいい。本当に、応援したくなるカップルですよね♪」
「これが、幼馴染の力か(*´Д`)」
「(゚∀゚)キスキスキス!」「きたー♪」
「ええい、邪魔をするな、バカルディーめヽ(`Д´)ノ」
 客を待たせてはいけないと、邪魔をしたバカに言われ……。
 もう1曲――今度は、貴方だけのために弾くからと。
 ユージェニーは、再び、舞台へと戻っていく。
 それは、とても、穏やかで、優しい曲であった。しかし――。
「負け犬_| ̄|○」
 アルベールは、バカによって、劇場から追い出されてしまう。
「ここで負けたら、ダメ! ゼッタイに、諦めたら、いけない……」
「伯爵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 失意のアルベールの前に、狙い済ましたかのように現れる、伯爵。
「顔色の悪い人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「貴方に、顔色が悪いなどと、言われましても(;´Д`)」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 無力で、ちっぽけな自分が悔しいと……彼に泣きつく、アルベール。
「タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!!!!」
 そして、その伯爵には――殺人の容疑で、司直の手が伸びる。
「ヴァレンティーヌの父親か。多分に、他意のある……逮捕激だな」
「まだ、捕まると、決まったわけでは、ないですが――」
「伯爵が、これをどう切り抜けるかも、見ものだな」
「ついに、ガンクツオーが(・∀・)!」
「ロボか(;´Д`)」
「予告に、和風っぽいキャラが、いるような……。日本人形かな?」
「ょぅι゛ょ(*´Д`)ハァハァ」
「なるほど。不測しているょぅι゛ょ分を、補給するのですね(・∀・)」
「よく動きそうだな、次回は。話も、作画も……」




 11月16日(火)

 マクシミリアンの恋の応援をしようとする、アルベール。
 彼を伴い、ヴァレンティーヌの家を訪れるのだが――。
「好きだぁ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ストレートな告白キター♪」
「これは、惨めな玉砕っぷりですね(・∀・)」
 勝手なことばかり言わないで――と、彼女に追い返されてしまう。
「でも、本当は、彼女も嬉しいはずなんです」
「家のこと、家族のこと、様々な、しがらみがあるのだろう」
「決意も、あると思う。そう――あらねばと、決めているから」
「つまり、軍人空気嫁(・∀・)?」
「あるいは……本気で奪い取れ。覚悟がなければ、消えろ!」
「マックスがんがれ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「厳しいですけど、……そうじゃないと、勝てないよ」
「フランツにも、世の中にも――彼女の、かたくなな心にも、な」
「個人的には、応援してますよ。マクシミリアンさんを」
 ――さて、そんな彼女を残して外出する、義理の母と弟。
 ヴァレンティーヌのことは、あまり快く思っていないようである。
「後家さんか……難しいところですよね」
「ヴァレンティーヌの態度にも、関係してるんだろうね……」
 だからこそ、余計に、フランツの許婚であることに、こだわる。
 本当の味方は、死を目前にした祖父だけなのかもしれない。
「お爺さんが亡くなったら、風当たりが強くなりそう……」
「性格の悪い美人ママン(;´Д`)ハァハァ」
「エロイーズ(・∀・)」
「な、なんてエロい名前なんだママン(*´Д`)」
「うーん……原作から、そういう名前なのかな?」
「フランス人からしたら、なんということもない、名前なのだろうが」
 そんなヴァレンティーヌの義母に、接近しようとする伯爵。
「ジサクジエンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 彼女たちの乗る馬車を、仕掛けによって暴走させ――。
 暴走を見事に止めて、穏やかな笑みで、エロイーズを篭絡。
 伯爵は、そのまま、彼女の家へと招待される。
 偶然にして、アルベールたちは、その様子を見てしまうのだった。
「エロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「さすが、エロイース(*´Д`)」
「ギロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「お父さんも、ちょっと……あまり、いい人では、なさそうです」
「薄幸少女ヴァレンティーヌたん(*´Д`)ハァハァ」
 ――伯爵は、エロイーズに、秘密の花園へと案内される。
 そこで彼女の育てている花々を見て、伯爵は――。
「琥珀さん(*´Д`)ハァハァ」
「毒草か……」
 そこに彼女の本性を見て、暗殺用の指輪を、手渡すのだった。
 つまり、それで、自身の主人を、殺してしまえ――と。
「アルベールが、彼に疑問を抱くように……」
「ただ、伯爵の狙いは……まだ彼には、わからないのだが」
「自分が生命を狙われる側だというのは、わかってないですね」
「復讐は、まだ始まったばかり――か」
「オナーニキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これこそ、まさに、エロイーズ(・∀・)」
「エロすぎですよ、エロイーズさん(*´Д`)ハァハァ」
「伯爵のこと、考えて……」
渡辺久美子なんだね、エロイーズ」
「ギロロが、ケロロを、そそのかしてたんだ……」
「日頃の鬱憤を晴らす――まさに、これは復讐だな」
「緑色のカエルも、毒であぼーん(・∀・)」
「伯爵(*´Д`)ハァハァ」




 10月19日(火)

 お互いの婚約者や友人たちと、ドライブにいくアルベールたち。
 そこで、軍人のマクシミリアンと出会う。
「CGカコ(・∀・)イイ」
「『ラストエグザイル』で培ったものを、上手く発展させているな」
 『爆裂天使』は、正直、どうかと思ったが……。
 というか、ロボットが出てくるのが、不安では、あるけども。
肉体強化とか、してるんだ……」
「未来だしね」
「修羅場のヨカン(・∀・)!」
「軍人さん、フランツの婚約者さんに、惚れちゃったかも」
「あまり、女性と話す機会も、なさそうだしな」
「痛いほどに解る_| ̄|○」
「これは、千葉に匹敵する、素晴らしい未来都市ですね(・∀・)」
「千葉……?」
 ――城壁で、外の世界と隔てられた、美しいパリの街。
 アルベールは、外の世界に目を向けるべきだと言うが……。
 友人たちの賛同は、得られなかった。そんな中――、
「伯爵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「譲治さん、カッコイイ♪」
「なんと、カコ(・∀・)イイ馬車であろうか(*´Д`)ノ」
 アルベールに招かれたモンテクリスト伯爵が、パリに到着する。
「ああ、招いてしまった_| ̄|○」
吸血鬼――なのかな、本当に?」
「ペッポたん(;´Д`)ハァハァ」
「女狐、か……女なら、良かったんだけどな」
「伯爵は、処女童貞の血が、好きらしいですね(・∀・)」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「ん?」
「そ、それは……気をつけないといけませんな、皆様方(;´Д`)」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「都合よく、停電って……」
「もしかして、伯爵の演出だったり?」
「さすが伯爵だ(*´Д`)」
 声も録音できず、写真にも写らない、謎多きモンテクリスト伯。
「ペッポたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「オカマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「くそう……メイド服(;´Д`)ハァハァ」
 メイドとして、アルベールの屋敷に潜り込んだ、ペッポ。
「伯爵と、裏で通じてる?」
「アルベールを追いかけてきたのは、たしかだろうけど」
 伯爵が仕向けたのか……彼女の自由意志なのか。
「おそらく、伯爵に利用されることには、なるだろうと(;´Д`)」
「うほっ(・∀・)」
「伯爵は、アルベールの母親を見て、動揺していたが……」
「彼の暗く、凄惨な過去と、関係があるのでしょう」
「実は逆恨みですた(・∀・)」
「すべては、伯爵の、妄想だったのだ……」
「……そんな展開は、イヤですよね」
「うん、嫌だ」


戻る