アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

Φなる・あぷろーち


 12月25日(土)

 ――最終話
 高らかに、教会の鐘が鳴る。
 花道を進むのは、純白の衣装に身を包んだ、春希と百合佳。
「おめでとうございます♪」
「ケコーン式キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
 式を終え、2人は、新婚旅行へと旅立つ。
 そして、涼たちの隣の部屋には、新たな入居者が――。
「黒服たちキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「と、いうことは……」
「(・∀・)ニカ」
「西守歌キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「か、壁に、大穴が……」
「四谷さんか(;´Д`)」「五代くぅ〜ん(・∀・)」
 隣に越してきたのは、もちろん、益田西守歌。
 『またいっしょに遊べるね』と、手に手を取って、喜ぶ明鐘。
 こんなことをして――と心配する、涼であったが……。
 そこは、益田西守歌。やるべきことに、抜かりは、ない。
「パパンあぼーん(・∀・)」
 再び邪魔をされぬよう、父親を『南極』へと左遷する、徹底ぶり。
「クーデター、なのか……これ」
 それでも、『同居だけは許されなかった』――と涙する、西守歌。
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
「西守歌、和服もかわいいよ、西守歌(*´Д`)」
 ――そこへ、美紀と笑穂が現れる。
「涼に抱きつかれる明鐘たんも、激しく萌えるのです(*´Д`)ノ」
「兄キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 彼らがやってきたのは、オープン直前の、ペナントビル。
 笑穂の兄が、涼に頼みたいことが、あるのだという……。
「結婚式場の、CMですか――」
「アンディー(・∀・)ノ」「キャサリーン(*´Д`)ノ」
 ウェディングドレス姿の笑穂を、ヘリで奪い去っていく、涼――。
「笑穂の声優さんも、ノリノリの演技だー♪」
「アホなCMだ……」
「西守歌バカ笑いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「バカ兄(・∀・)」「兄バカ……?」
 笑穂と涼ならば、最高のCMが作れると豪語する、彼女の兄。
 それに対抗して、バ――西守歌は、高らかに宣言する。
 『その花嫁役は、わたくしが奪います!』――と。
 便乗して、彼らのバカ騒ぎに殴りこみをかける、美紀。
 笑穂も、『みすみすと自分の役を譲るつもりは、ない』と言う。
 明鐘までも、『ウェディングドレスを着てみたい』と、言い出す始末。
「バカ騒ぎキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そして、西守歌の発案による、『コンテスト』が始まる――。
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(*´Д`)ハァハァ」
「ギャラリー増えてキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「エロアングルの数々(*´Д`)ハァハァ」
「料理対決キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「美紀。・゚・(ノД`)・゚・。」
「美紀の料理を食べた審査員が、あぼーんします(・∀・)」
「お嬢(*´Д`)」
 いざとなれば、媚びても見せる――できる女の、笑穂に……。
「明鐘たん(*´Д`)」
 泣き落としなら、お手のもの。萌える妹キャラ、明鐘。
「もえる17歳――っぽい美紀に、勝機は、ないのですか(;´Д`)」
「放送禁止キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「新婚初夜(*´Д`)」
「(・∀・)らんらんらーんらーんらん♪」
「美紀の得意な、歌でキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「田村さんも、上手いですからね」
「(・∀・)めかりるうぃーしゅ♪」
「これだーっ! この感動だーっ。・゚・(ノ∀`)・゚・。」
「感動……?」
 結局、撮影は――4人全員で、ウェディングドレス姿を披露。
 題して、『愛、独り占め』――だそうな。
 涼の愛と苦難の日々は、まだまだ続く――らしい。
ハーレムエンドキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「まあ、このまま西守歌ルートなのは、確定事項でしょうけどね」
「この作品らしく、バカな終わり方で、良いじゃないか」
「いい最終回でした(・∀・)」
「……最後に、明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
「楽しませて、いただきました。スタッフさん、おつかれさまです♪」
「まったねー(・∀・)ノ」




 12月18日(土)

 西守歌がいなくなり、開放感でいっぱいの、涼。
 ……本人は、そのつもりだったけれど。
「倫敦どんより――です」
 周囲から見た彼は、それはもう、暗く、沈んだ様子であった。
「OPコネー」
 西守歌がいなくなったことで、文句を言う、美紀や笑穂。
 そして、口には出さないが、明鐘も……。
 3人から攻められて、涼は、居心地の良くない思いをしていた。
 一方で、西守歌は、元の学校――『山葉女子学院』に戻っていた。
「これは、素晴らしい、百合の園ですね(*´Д`)」
 浮かない顔の西守歌を、元気づけようとする、生徒たち。
「人気者さんだ」
「ここでは、非の打ち所のない『お嬢様』を、演じていたのだろうしな」
「演じる以前に、彼女は――どこでも、そうなってしまうんだと思うよ」
「――と、学園のアイドルさまが仰っておいでです(・∀・)」
「私は……そんな立派なものじゃ、ないですから……」
「ともかく、西守歌には、人望があるということだ」
「ごきげんよう(・∀・)」
 明るく振舞う西守歌もまた、涼と同じように、どんよりとしていた。
 西守歌のことが気になって、なかなか寝付けない、涼。
「バイトシーンの演出が、なかなか面白いですな」
「コミックっぽい、演出かな?」
 西守歌のことを考えないように、一生懸命に働く涼だが……。
 百合佳の目には、彼が無理をしていることは、一目瞭然であった。
「煽りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 皮肉めいたハルの言葉に、涼の心は、まるで落ち着かない。
 暗い気分に押し潰されそうになりながら、家に帰るも……。
 思い浮かぶのは、西守歌の笑顔ばかり……。
 ついには、明鐘のことを、『西守歌』と呼んでしまう始末。
「(ノ∀`)アチャー」
「もう、はっきりしてるよね♪」
「押してもだめなら、引いてみろという話だな……」
「幸せって、そこにあるときには、分からないものだからね」
「なくなって、初めて解る……か」
「それだけ、彼女に惹かれてたってこと。気付けなかっただけで……」
「危ない人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 さらには、彼女に貰った雛人形までもが、西守歌に見えてくる。
 ふと、涼は……その紙人形に、文字が書かれていることに気付く。
 ――『涼さま ありがとう』――
 人形の内側の部分には、流暢な文字で、そう書かれていた。
「達筆ですな(*´Д`)」
 自分は、礼を言われることなど、なにひとつ、してやっていない。
 それなのに……どうしてと、涼は思う。心が、揺れる。
 そこにいなくても聞こえてくる……西守歌の声。
 その声に、激しく揺り動かされる、彼の心。頬を伝う――涙。
「ようやく、本当の気持ちに……素直に、なれましたね」
「西守歌ーっ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 明鐘の耳にも、涼の嗚咽の声は届き――。
「うわーっ!?」
「な、涙の洪水――? 泣きすぎだ、涼……というか、演出が……」
「明鐘たんが、濡れ濡れに(*´Д`)ハァハァ」
 ――用事ができたから、明日は学校をさぼるという、涼。
 その意図を察した、明鐘の心も、晴れやかに――笑顔。
「OPキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 翌朝――涼は、朗らかな表情で、西守歌の通う学校に向かう。
 明鐘から話を聞いた、美紀や笑穂も――嬉しそうに、笑う。
 ハルも、百合佳も、穏やかな表情で、笑いあう。
 ――山葉女子学院。
 門前に立ちはだかる、黒服たちを蹴散らして――涼は、走る。
「黒服、わざとやられて。・゚・(ノД`)・゚・。」
「空気読んだ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「西守歌と……涼。2人のことが、好きなんだね、この人たちも……」
 涼のことを知っていた女生徒たちは、彼の手を引き――。
 別の生徒は、西守歌を迎えに行く。
 駆け出した西守歌は、思い切って、涼の胸へと飛び込んでいった。
「お幸せに――」
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「黒服も……2人を祝福する準備には、抜かりなしか。さすがだな」
「いい最終回でした。・゚・(ノД`)・゚・。」
「……まだ、ちょっと続くらしいぞ」
「ちょっとっていうか、次で、終わりなんですけどね」
「ちょっとって言いながら、何年も続いてしまった作品が(;´Д`)」
「『ドラゴンボール』か……」
 この作品は、もう本当に、次回が最終回。
「最後は、ドタバタ劇で、締めてくれそうですな(*´Д`)」
「うん。それが、いいと思う。明るく、楽しくが、この作品らしいよ!」




 12月11日(土)

 涼は、友人たちに彼女のことを報せないまま、その日を迎える。
 西守歌との、おそらくは今生の別れとなる、その日を……。
 名残を惜しむかのように、ゆっくりと家路につく、西守歌。
 先に帰った涼を暗い気持ちにさせまいと、明るくドアを開ける。
「西守歌。・゚・(ノД`)・゚・。」
 気を利かせたのか、明鐘は、外に出てしまっている。
 部屋には、涼と、西守歌の、2人だけ……。
「わざと、明るく振舞って。・゚・(ノД`)・゚・。」
「明鐘の用意したアップルパイには、本気で喜んでると思うが」
「でもね、解ってる。考えると、泣いてしまうから――だから」
「精一杯の喜びを、身体全体で感じている。表現している……か」
「西守歌、けなげだよ、西守歌。・゚・(ノД`)・゚・。」
「あーん(・∀・)」
 最後だから――涼も、いつにも増して優しく、彼女に接している。
「それが、つらいんだよ……。悪気なんて、絶対、ないのに……」
「別れが、つらくなる――か」
「甘えたく、なっちゃうんだよ。その優しさに……違うって――」
「それは、愛情ではないのだと、解っているのに……か」
「涼は、優しすぎる。優しすぎて、残酷になってる。気付いてない」
「――と、失恋経験の豊富な方が、仰っておりますが(・∀・)」
「豊富じゃないもん_| ̄|○」
「本人のシナリオ以外で、上手くいった例がないからね……」
 幸せな、ひとときを過ごす、西守歌と涼。
 西守歌は、彼の前に、手製の雛人形を差し出す。
「ひなまつり……か。女の子の、祝いの日。なのに、お別れの日」
 それぞれを、涼と自身に見立てた、2体の――1対の紙人形。
「(゚∀゚)キスキスキス!」
 ――そこで、西守歌は、真実を語る。
 彼女が、涼の前に現れた、本当の理由を――。
「お爺さんが、遂げられなかった想いを、孫娘に、託した」
 涼と明鐘は、かつて祖父が愛した女性の、孫であるという。
「その人の子供が、涼たちの、お父さんなんだね」
 同情でも、傍に置いてもらえれば嬉しいと、西守歌は言う。
 ――解っていながらも、言わなければ、ならなかった。
 そんな願いは、聞いてもらえるはずが、ないということ。
 涼は、同情で、自分を愛してくれることなど、ないということを。
 彼女は、涼との暮らしの中で、知ってしまっていたから。
「必死ですね。・゚・(ノД`)・゚・。」
「必死だよ。想いを伝える、これが、最後の機会なのだから――」
「背水の陣、か」
「西守歌、がんがれ、西守歌。・゚・(ノД`)・゚・。」
 だめならば――それでも、涼が、だめだと言うのならば。
 せめて、2体の雛人形を、傍に置いてほしいと、彼女は言う。
 貴方と私が出逢えたということの、その証として――。
「呪いの人形キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 涼が、大切な人を見つけるまで、それを、持っていてほしい。
 けれど、そうならないように、この人形を置いていくのだと――。
「つらいよね。好きな人の、自分以外との幸せを、願うって……」
「様々な感情が、彼女の中で、渦巻いているのだね」
「問い詰めキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ……堪えきれず、涼の胸に飛び込んでしまった、西守歌。
 本当の――包み隠さずに見せた、本当の、益田西守歌の姿。
「西守歌。・゚・(ノД`)・゚・。」「。・゚・(ノД`)・゚・。」「。・゚・(ノД`)・゚・。」
「お前ら…・・・」
 どうすれば、最後じゃないと言ってくれるのか――。
 西守歌は、涙ながらに、涼に問いかける。
 どうすれば、自分は、貴方に『愛してる』と、言ってもらえるのか。
 どうしても、無理なのか――と。
涙のティアラキタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
「名曲キタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
「ここで、使うんだ……うん、すごく上手い、使い方だと思う♪」
 ――それでも、首を縦には振らない、涼。
 振れない――水原涼という男の、歩んできた、彼の生きかた。
 『……そんなに、私が、お嫌いですか――っ!?』
 『だったら、なぜ――っ!?』
 悲痛な、西守歌の叫びも。必死な、彼女の想いも……。
 涼の心を、完全には……動かすことは、できなかった――。
 ――『ごめん』
 最後の、拒絶の言葉。背中に回した手も、解かれて……。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「……強情_| ̄|○」
 髪を振り乱し……涙を振り払いながら、駆け出す西守歌。
 それでも、追いかけてきては、くれない涼に――。
 ――『大嫌いっ!!』
 そう叫んで、西守歌は、部屋を出て行ってしまう。
 残された部屋の中で、ただそれを見送る、涼。
 それ以上――今の涼にできることは、何もなかった……。
野川さくらは、感情を込めた演技が上手くなったよね」
「うん。音夢の頃よりも、ずっと上手くなってると思う」
「さくにゃん(*´Д`)ハァハァ」




 12月4日(土)

 優しい祖父に、遊んでもらっている、幼い日の西守歌――。
「ょぅι゛ょ(*´Д`)ハァハァ」
 さて、笑穂のお見合い話を、力ずくで葬り去った、涼たち。
 涼と笑穂の関係も、自然消滅っぽく、元に戻り……。
「格ゲーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ゲームに勝負をかける、涼と西守歌。
 結果は、西守歌の反則勝ちだったりも、するのだが……。
 ともかく、学校の試験の日が、近づいていた。
「なんだか、文章の繋がりが、良くないような……」
「流れが、あまり綺麗じゃないから……」
「ゲームのイベントっぽい、ぶつ切り感は、あるかもしれませんね」
「それより、明鐘たんの尻がエロくて(*´Д`)ハァハァ」
 1年と2年の、両方の試験を受けなければならない、西守歌。
 元の学校に戻り、1年のものは、そちらで受けるということだが。
「本当に、お嬢様なんですね」
「女子高……それは、美しい、乙女の園――」
「というのは、幻想なんだろうけど」
「バカな!? 聖リリアン女学院が、幻想などと……」
「あれは、ちょっと……さすがに、ありえないかと」
「せいぜい、『神無月の巫女』の舞台くらいでしょうな(*´Д`)」
「あれも、ちょっと……」
 試験勉強の前に、夜食を買いに行こうとした、涼たちだが――。
 それを、黒服たちが遮り、1枚のディスクを差し出す。
「パパンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ――映像は、西守歌の、父親から送られたものだった。
「うわ、悪そう……」
 彼は、画面の中で一方的に、娘に対して『帰って来い』と告げる。
 彼女の祖父の容態が、良くないということも……付け足して。
「頃しましょう(・∀・)」
「胴衣ですな(・∀・)」
「なんかもう、憎んでくれと言わんばかりのキャラで……」
「西守歌にも、愛情を持っていないようだしな」
「囚われのお姫様を、助けに行く涼――みたいな話に、なるかな?」
「それは、それで、アリでしょう(・∀・)」
 涼は、祖父のためにも、一旦、西守歌は帰るべきだと言う。
 西守歌は、『それでは彼を悲しませるだけ』と、拒否するが……。
 ――なぜ、彼が悲しむことになるのかが、涼には解らない。
 説明を求めても、西守歌は、はぐらかそうとするばかりで……。
 結局――。
「1週間後に、お別れ――ですか」
「涼が……彼女を引き止めて、終わりなのかも、しれませんな」
「彼女の祖父が、涼を選んだ理由にも、気付くのだろうな」
「涼は昔、幼い西守歌の前で、魔法で雪を降らせますた(・∀・)」
「……それは、別の作品じゃないのか」
「押しかけ女房ものなところは、同じなんですが……」
「同じ腹黒なら、西守歌たんの方が(・∀・)イイ」
「浮気も、許してくれるみたいですしねー♪」




 11月27日(土)

 涼のバイト先に、笑穂の兄がやってくる。
 これ以上、笑穂に関わるな――と言われて、涼は……。
「監視衛星、カコ(・∀・)イイ」
 西守歌の力を借りて、彼女の結納パーティに、乗り込もうとする。
「なんだ、この婚約者は( ゚д゚)」
「アフォっぽいですね(・∀・)」
 笑穂のためにも、この婚約は、潰さねばならない――。
「エミ(・∀・)リン」
「水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 ヘリから、豪華客船に強襲をかける、涼と西守歌。
 彼らは、力ずくで、笑穂を連れさらおうと、するのだが――。
「なんじゃ、この演出は( ゚д゚)」
「古い……のかな? ポーズとか、なんだか、変ですよね?」
 しかし、そうはさせじと、笑穂の兄の手下が、攻撃してくる。
「ウホッ(・∀・)」
「マッチョきたー」
 西守歌の援護に現れた黒服集団と、マッチョ軍団の、死闘――。
 暴走する、西守歌――と、脚本。
 逃げ出した涼と笑穂を、彼女の兄が、追いかけるが……。
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
 美紀や明鐘までが現れて、戦場は、さらに混乱する。
 そうして、お嬢の結納パーティーを、ぶち壊した涼たち。
 笑穂は、『まだ、彼らと一緒にいたい』と思うのであった。
「でちゅ〜(・∀・)」
「西守歌、かわいいよ、西守歌(*´Д`)」
「むちゃくちゃだ……」
 さすがに――これは、ちょっと、誉められた話では、ないと思う。




 11月20日(土)

 明鐘が、風邪をひいて、学校を休んだ。
 涼は、家に残してきた妹が、心配で仕方がない。
「げほっ、げほっ、がくっ、はらり、はらり……」
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
「わざと、下手な演技、してるね」
「涼の、妄想だからな……」
「担任キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「美人さんに、改造された人だ……」
 美紀に、「涼が心配かけたからだ」なんだと言われ――。
 気が気でない涼は、学校を早退し、妹の待つ家に急ぎ帰る。
「dだ(・∀・)!」
「犬に追いかけられるとは、また古典的な」
「加速装置キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そして、ひとり残された明鐘もまた、寂しい思いを抱いていた。
 昔、風邪をひいて、兄に看病された時のことを思い出してみたり。
「あーん(・∀・)」
「明鐘たん、かわいいよ、明鐘たん(*´Д`)」
 兄が、少し遠くへ行ってしまったように思えて、悲しむ明鐘。
 ――そんな彼女のもとへ、涼が帰ってくる。
「よいタイミングですよ♪」
「キスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「おでこで、お熱を測ってるだけですけど……」
 体調が良くなったのは、兄さんが帰ってきてくれたから――。
 ……なーんて、そっと呟いてみる、明鐘であった。
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
「あーん(・∀・)」
 涼に、おかゆを食べさせてもらい、本当に嬉しそうな明鐘。
 様子を見にきた美紀たちは、そんな光景に遭遇してしまい……。
「西守歌、かわいいよ、西守歌(*´Д`)」
「ずるい、ずるーい。・゚・(ノД`)・゚・。」
 西守歌は、自分も看病されたいと、泣き喚くのだった。
「今回は、明鐘さんのための、お話でしたね」
「ゲームのプロモーションとしては、上出来でしょう」
「キャラ変わりすぎな、ゲーム原作アニメもあるようですが(・∀・)」
「変更以前に、登場すら、ろくにしてないけどな」




 11月13日(土)

 西守歌を無視し続ける涼に、美紀が詰め寄る。
 曰く、『心優しい明鐘が悲しむ』からということで――。
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
「西守歌と明鐘は、妙に仲が良いのだが」
「お客さんが、家にきてくれるのが、嬉しいんじゃないかなと」
「客扱いですか(・∀・)」
「まだ、お客さんという扱いで、いいと思うけど?」
「涼が、結婚を決意したときが、明鐘の正念場かね……」
「そこで、認めてあげられるか、どうかだと思う」
「現状なら、認めてやれそうだが――」
「修羅場こないんですかぁー修羅場(・∀・)?」
「兄を婿養子に取られる、とか、追い出される、とか……」
「兄と一緒に暮らせるなら、それでよいのじゃないかな」
「明鐘たん、けなげだよ明鐘たん(*´Д`)」
 バイト先で、ハルや、百合佳にまで諭されてしまう、涼。
「百合佳さん(*´Д`)ハァハァ」
「大人の魅力ですね――」
「1つ年上な、だけだったような……」
「え、あ、そうなんだ。じゃ、じゃあ、お姉さんの、風格?」
「ハルは、ロリ(・∀・)コン」
「それは、違うんじゃないかと……」
 周囲が、西守歌ばかりを擁護するのが、涼は気に入らない。
 そいてついに、明鐘にまで、怒鳴り散らしてしまう。
「(ノ∀`)アチャー」
「明鐘たんキレた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 西守歌ちゃんは腹黒なんかじゃない――と、泣き出す明鐘。
 動揺する、涼。
「ストレートですからね、彼女のやり方は」
「ただ、鉛球を投げているだけでな」
「あはは、それは、誰にも打ち返せませんね♪」
「キャッチできる人間さえも_| ̄|○」
「涼には、それができる資質があると、判断されたのだろう」
 再び学校で、美紀の関節技に痛めつけられる、涼。
 しかし、どうしても、西守歌を許す気には、なれない。
 ――雪が、降った。
 雪の中を、西守歌は、傘もささずに、ひとりで帰ろうとする。
「これ、どういう意図かな?」
「……便利なものを、ひとつ、放棄した……かな」
「使えるものは、疑問すら抱かず、なんでも使ってきたわけか」
「使うのが、当然みたいに、なってたんだと思う」
「そこから、改めよう――ってことかな?」
「発端は、涼の鞄に忍ばせた、傘だったりも、しますし……」
「自虐趣味に、目覚めたのです(・∀・)」
「自分に対する、罰なのでは、ないですか?」
「たぶん……彼を怒らせた、本当の理由は、解ってないと思う」
「そうしていれば、いつか助けてくれるという、打算もあるでしょう」
「希望――かな。神様の奇跡に、すがろうとするように」
「彼女は、ただ……涼が自分を許してくれることだけを、望んだ」
「望みは――叶いましたよ」
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
「黒服。・゚・(ノД`)・゚・。」
 ――というわけで、一件落着。
「なんだろうか」
「少しづつ、お互いを解りあっていければ、よいのだと思います」
「まあ、少なくとも、盗撮や盗聴だけは、やめただろうしなあ……」
「彼が怒った本当の意味が、彼女にも、いつか解るでしょうから」
「また別のことで、怒られそうですけどね(・∀・)」




 11月6日(土)

 涼のために、手作りの弁当を持参した、笑穂。
 ――周囲に、からかわれつつも、喜ぶ涼なのであった。
「カラスが……」
「『シティーハンター』か?」
「100tハンマーきぼんぬ(;´Д`)」
「10tの重りなら……」
 そんな2人を横目に、明鐘たちは、西守歌を気遣うのだが――。
 彼女は、やはり動じた様子はない。
「明鐘かわいいよ明鐘(*´Д`)」
 家に帰れば、今度は笑穂からの電話が、かかってくる。
 恋人同士、上手くやっていけているようだが……。
「大丈夫、かなあ……」
「笑穂の方が、本気になってしまいそうだな……」
「それは、明鐘も困りますね(・∀・)」
「それで、西守歌に肩入れしている部分も、あるのかもね」
「盗聴キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「西守歌さん……」
 動物園で、デートをする、涼と笑穂。
「実は、ちょっと怖くなってきました。お嬢の声が……」
「もしかして、あのキャラと、イメージが重なったり……?」
「石橋朋子と、声が似てますからねえ(・∀・)」
「……『君望』の、水月のこと?」
「また、あんな、修羅場を見せられるのかと思うと_| ̄|○」
「まいごのまいごのこねこちゃんー♪」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「だ、大丈夫。たぶん……この作品は」
「修羅場展開なのは、明鐘と百合佳だという話を、聞いたが」
「明鐘たんなのか_| ̄|○」
「アメェェェ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 そのデートの、帰り道――。
 急な雨に襲われた涼だが、なぜか、鞄の中には、傘が。
 訝しむ涼に、西守歌は、知るはずのない動物園の話をしてしまう。
「(ノ∀`)アチャー」
「ミニスカ(*´Д`)ハァハァ」
 結局、西守歌が彼らを監視していたのが、ばれてしまい――。
「突き飛ばされるSD西守歌たん(*´Д`)ハァハァ」
「西守歌さんも、悪気は、ないんですよ?」
「価値観の違い――かね」
「心を読まれるのも、大差ありませんからな(;´Д`)」
「う……」
 常に周囲で黒服が警備している西守歌と、涼の考え方の違い。
「意外と、笑穂の方は、平気だったりしてね」
「それが、オチだったりして……」
「彼女も、『お嬢』ですからねえ(・∀・)」
 とにかく、西守歌に対する不信が、爆発してしまった涼は、
「完全無視キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「西守歌。・゚・(ノД`)・゚・。」
 それ以来、彼女を無視するようになってしまうのだが……。
「次回は、何事もなかったようにギャグの(・∀・)ヤカン」
「ありえる……」
「多少、引っ張るかもしれませんが……欝展開には、ならないかと」
「すっきりした形で、終わらせてくれると思うけどね」
「これも、試練の1つと思えば」
「こういう軋轢は、先に解決しておいた方が、良いからな」
「お嬢が倒されたときこそ、明鐘たんが、立ち上がるとき(*´Д`)ノ」
「結局、修羅場か……」
「全部、吐き出してしまえば、いいんですよね」




 10月30日(土)

 雪山にやってきた、涼たち。
「おやくそくの遭難キター♪」
「これは……抱き合って暖めあうしか(*´Д`)」
「これはもう、百合の園と化すしかないですね(*´Д`)」
「男女構成比を考えれば、まあ……そうなるかな」
「……大丈夫。そのへんは、ちゃんと作り手も解ってる」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 結局、ネタ振りだけで、実行には移されないのだが……。
うた∽かたとは、対照的な作品だな」
 こちらは、いかに視聴者を楽しませるかを、考えて作られている。
「どうすれば、見ていて気分が良くなるのかが、解っているな」
双恋アニメも、それを目指していたはずですが_| ̄|○」
「そんなクソアニメは、あぼーんしますた(・∀・)」
「涼と笑穂さんとの関係も、ギャグにしちゃってますね」
お嬢の性格からか、軽く受け止めているな」
「西守歌も、余裕ですね(・∀・)」
「明鐘が、やや困惑気味というか……むしろ安心している?」
「涼がまだ、本気で誰かを愛してないのが、わかるからでしょうな」
「笑穂さんには、少し恋愛経験をさせてあげようって感じですし」
 ――それも、清い交際でね。
「欝展開には、なりそうもないですね♪」
「セックルとかは、きそうにありませんね(・∀・)」
しかし、温泉がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
混浴きたー」
「見えた(・∀・)!」
「ま、ま、ま、丸見えだ(*´Д`)ハァハァ」
「SDですけどね(・∀・)」
「あはは、カワイイじゃないですか♪」
「西守歌の尻が(*´Д`)ハァハァ」
「涼も、他のキャラも、よい感じでバカをやっているしな」
 こういうのが本来、正しいアニメのお色気だと思うのだが。
 テレ東6時で放送しても、なんら問題ないはずの――。
「脚本自体は、ベタというか……すごく古典的なんですけど」
「ギャグに大切なのは、時代に即した『テンポ』や『間』だからね」
「チンポー(・∀・)ノ」
「……見えてますよね、作中の人物には、いろいろと……」
「そこで意識しちゃうと、『ギャグ』でなく『コメディ』になっちゃうから」
「湯気も、出てきそうですね(・∀・)」
「あれも、SDキャラを使えば、よかったんですね♪」
「それは、作品の方向性とかも、あるから……」
「西守歌かわいいよ西守歌(*´Д`)」
「緩急という点では、百合佳の場面が、落ち着いていて良いな」
「アクセントが、ついてますよね」
「百合佳たんも一緒に入ってほしかった。・゚・(ノД`)・゚・。」
「保護者の、彼女さんですよ?」
攻略可能キャラですが(・∀・)」
「しかし……これが、『うた∽かた』の後にあって、良かったな」
「救われた気分です。あれは、ちょっと、見ていてツライですから」
「天然バカの『神無月』を挟んでいるのも、良い感じです(;´Д`)」
うた∽かたが最後だったと思うと((((((;゚Д゚))))))」
「明鐘たんに(*´Д`)ハァハァできる、この幸せ――」
「これで、安心して眠ることができますね(・∀・)」
「だ、『W Wish』はっ!?」
「空気のように、華麗にスルー(・∀・)」
「では、侑香たん(*´Д`)ハァハァ、みゆみゆ(*´Д`)ハァハァ」
 ――まあ、それについては、専用のところでね。




 10月23日(土)

 学校でも家でも付き纏う西守歌に、辟易する涼。
 ――しかし、『彼女を知ろうとしてないだけ』と、笑穂に諭される。
 そんな彼女にも、顔も知らない許婚がいることが発覚。
 納得のいかない涼は、彼女を説得しようとするのだが……。
「随分と、落ち着いた展開ですね」
「ちと、物足りませんな」
「突然、シリアスな展開に入っているしなあ」
 笑穂で、ドタバタした展開にするのも、無理かもしれないが。
「超展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「工エエェ(´д`)ェエエ工」
 突然、笑穂に告白してしまう、主人公。
「明鐘たんもビックリだ( ゚д゚)」
「それにしても……西守歌が出てこないと、静かですよね」
「( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) 」
「まあ、でも、1人で場を引っ掻き回してるキャラだしねえ」
 この作品の、屋台骨とでもいうか――。
「彼女がいないと、何の変哲もないギャルゲーアニメですし」
「次回は、腹黒が修羅場を演出しますよ(・∀・)」
「大人しく引き下がるはずが、ないしね……」
「全力で、笑穂さんを潰しにかかるのではと」
「腹黒(;´Д`)ハァハァ」
 ――しかし、それは彼女を誤解しているのじゃないか。
 そうも、思ったりする。
「むしろ、涼の態度次第では、あっさり退くんじゃない?」
「たしかに……あまり、陰湿な人では、ないんですよね……」
「あんな魔女……とか、言わないだろうし」
「それは、誰のことを_| ̄|○」
「明るい腹黒ですな西守歌たん(*´Д`)」
シスプリ春歌と、なんとなく似ている気もするが……」
「強引なところが(;´Д`)」
 彼女に権力を与えたら、こんな感じになりそうだ――。
「EDで石ころ蹴っ飛ばしてる西守歌たん萌え(*´Д`)」
「最初の方、なんとなく寂しそうに歩いてますよね」
「虚勢を張っている部分も、あるのかもね」
「彼女の素性も、実は、よくわからないですし……」
「本当は、貧しい家で育ったりとか、してるのかも――」
 なにかしら、隠している部分は、あると思うけれど。
「ロボの予感(*´Д`)ノ」
「ないから……」
「生まれた時は、男性でした……とか」
「やめてー。・゚・(ノД`)・゚・。」




 10月16日(土)

「風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「混浴(*´Д`)ハァハァ」
 ――涼と明鐘のバイト先である、喫茶店。
 そこは、彼らの保護者代わりでもある、ハルが経営している。
 バイト仲間の百合佳は、ハルの恋人で――。
 涼の心の、休まる場所でもあった。……のだが。
「腹黒キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 西守歌が、そこにやってきたことが、騒動の始まりであった。
「まあ、いつものとおりなんだけど」
「皆口ボイス萌え(*´Д`)」
 百合佳の役は、皆口裕子
「アニメに出るのは、けっこう珍しいかも……」
「ナレーションは、よく聞くんですけどね」
「西守歌と睨み合って、一歩も引かない、ハルという男……」
「強者ですね」
塩沢兼人っぽい声ですね(・∀・)」
 岡野浩介は、これとは少し違う演技で活躍していたが――。
「もう少し早く気付けば、コナンにも出られたかもですね」
「オーラ力が( ゚д゚)」
「龍虎の激突、カコ(・∀・)イイ」
 ――明鐘に手を出した客を追い出そうとして、殴り返された涼。
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
「DQNキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「主人公も、ちゃんと妹を守ってて、カッコイイですよ♪」
 怒った西守歌は――。
 黒服を乱入させて、明鐘に手を出した客を、成敗してしまう。
「あの男、確実に頃されたよ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「恐ろしいですね(・∀・)」
 そんな彼女に、損害賠償をと迫る、ハルであったが……。
「凄まじい論戦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「腹黒対決(;´Д`)ハァハァ」
「負けた時の、西守歌のポーズがエロくて(*´Д`)ハァハァ」
「ただでは負けない西守歌は、さすがだな」
「敗れつつも、一矢報いたというところですか」
「むしろ、西守歌の勝利ですが(・∀・)」
「どうでもいい部分で負けつつ、重要な部分で勝ったわけか」
 重要な部分とは、もちろん、涼のことなのだが――。
「一緒にお食事権、(σ・∀・)σゲッツ!」
「振り回されて大変ですね、主人公も」
「これを、双恋は本来、やらねばならなかったと思うのだが」
「たしかに……」
「西守歌かわいいよ西守歌(*´Д`)」




 10月9日(土)

「主人公、学校へ――」
「ゆかりんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 幼馴染キャラは、田村ゆかり――か。
「もう1人の女友達も、なかなか良いですな(*´Д`)」
 こっちは――誰だっけ?
たかはし智秋……君望の、水月の人ですね」
「水月は、石橋なんとかって人じゃありませんでしたっけ(・∀・)?」
「そのあたりは、ホラ……いろいろと」
プリホリラピスたんが、たんだったりするのと同じです」
水橋かおりさんですか(・∀・)?」
 ――ま、、その話は、置いておいて。
「幼馴染さんの方は、声優志望なんですね♪」
「将来、萌えキャラを演じてくれるわけですな(*´Д`)」
「歌も、歌いますよ♪」
「PVで顔出ししても、問題なさそうだね……」
 さて、そんな平穏な学校にも、西守歌の魔の手が忍び寄る。
転校生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「せ、先生が……」
 なぜか、美人になってしまった、担任教師。
「……これも、裏工作の一環か?」
「男子ども、(・∀・)ワラタ」
 美少女の転校イベントに、色めき立つ男子たちだったが――。
 彼女が、主人公――涼の許婚だと知り、がっくり。
 涼の友人たちは、そんな彼女に、警戒心を強めるのだった。
「明鐘たん(*´Д`)ハァハァ」
 ――家に帰り、夕食。
 食事は、すべて、西守歌が作ったのだという。
「まさか……食事は黒服が作ったわけじゃ、ないよね?」
「それだと、なんだか別の作品に……」
「料理ができるのは、(・∀・)イイ」
「どこかの問い詰め女とは、違いますね(・∀・)」
「結婚相手としては、悪くないですよね?」
「いや……それは、どうだろう」
「睡眠薬入り味噌汁キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ど、……毒じゃなくて、よかった……」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
 ――そんなこんなで、2話目も、楽しめる内容であった。
「最後は、SDキャラが、客観的なナレーションを入れて締め?」
「これからも、そんな感じになりそうだね」
「SDキャラ、カワイイ♪」




 10月2日(土)

 新番組
「特に、期待はしてなかったわけだけど」
 むしろ、相方のW〜ウィッシュ〜の方を、楽しみにしていたが。
「(・∀・)イイ!」
「微妙に、ダ・カーポ風味かも♪」
「序盤のね」
「会話のテンポが良いのです(*´Д`)」
「演出にも、キレがあると思いますた(・∀・)」
「かみ合わない会話が、とても楽しいですね♪」
「腹黒な、音夢先輩の中の人の外の人に(*´Д`)ハァハァ」
SDキャラが、すごくカワイイです♪」
演出として、上手く成り立っているな」
 使い方は、DearSのそれよりも、ずっと上手い。
「とにかく勢いがあって、いいですね」
「これは、よさげなバカアニメですね(・∀・)」
「妹にも(*´Д`)ハァハァ」
「OPとEDも、なかなか良いのじゃないでしょうか」
 OPは、野川さくら。EDは、橋本みゆき
GIRLSブラボーのEDの人ですな(*´Д`)」
 ――意外な伏兵。
「設定的には、りぜるまいんに似てるかもです」
「あれは、さすがにロリすぎだったけど……」
「原作のゲームも、こういうノリなんでしょうか?」
「だとしても、演出では、やはりアニメの方に分があるだろうね」
 このままの勢いで押し切れれば、名作となれるかも。
「ギャグ系が名作認定されるのは、かなり難しい感じですが」
「まあ、でも、りぜるは名作だったと思うし」
 未登場のキャラが、どう絡んでくるかも、楽しみである。
「キャラデザも、いいですよ(*´Д`)」
 西又葵のキャラを、上手くアニメ風に変換できていると思う。
「無茶な設定でも、要は、やりようなんですよねえー」
「このテンションを、上手く保ってほしいですよね」


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