アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

神魂合体ゴーダンナー


 6月22日(火)

「次が、最終回だよね?」
「……なぜ今さら、そんな痴話喧嘩を始めますか_| ̄|○」
「( ´д)チワ(´д`)チワ(д` ) 」
 狂っていくゴウをどうするかで、大喧嘩の杏奈とミラ。
 殺すか――それとも……?
「そんな場合じゃ、ないと思うのですが」
「彼女たちにとっては、大きな問題ですよ?」
「地球の危機より、個人の恋愛模様が大切だと言う(・∀・)」
「そうじゃないけど……」
「本末転倒。地球が滅べば、恋愛など、もはや不可能」
 彼らには、人類を代表して戦っているという自覚が足りない。
 というかそもそも、守るべき人類の存在が――希薄。
 勝てると確信しているのか――。
 人類の未来など、どうでもいいと思っているのか――。
 死に方を、考えているのか――。
 それとも既に、彼ら以外の人類は、滅んでしまったか。
「もう少し、逼迫した状況演出を、考えてもらいたいが」
「これはもしや、最終兵器彼女ですか(・∀・)?」
 それでも、僕たちは、恋していく――か。
Gガンダムを、意識してる部分も、あると思うけど」
「一緒にするなぁーヽ(`Д´)ノ」
「その、狙ってはみたけど、失敗しました――っていうか」
「……剣は、シュバルツにしたかったんだろうなあ」
 人間関係が、まるで描けてないから、ダメだったけど。
 壮絶な死亡シーンを演出してみたところで……
「ゴウや視聴者の心に、なにも残るものがない」
「ルウの必死な演技が、見事に空回りしています(・∀・)」
「でも、檜山さんの必死な演技は、カッコイイですね♪」
「さすが勇者だ(・∀・)!」
「熱いな。盛り上げ方を、よく理解した漢の演技だ」
能登も熱いよ(*´Д`)ハァハァ」
「彼女も珍しく、力強い声を出しているな」
 こういう演技が出来ると、芸風も広がってきて良いと思う。
「演出に、溜めが必要ですよね、もっと」
「音楽も、浮き沈みの激しいクラシック系の方が(・∀・)イイ」
 田中公平とか、千住明みたいな感じで――。
鉄人28号と比較してみるのも、よいかもしれませんね」
「――っていうか、あれもGガンも、今川作品じゃん」
「今川監督マンセー(・∀・)ノ……ってことで、いいですか?」




 6月15日(火)

 最終決戦――。
「……突然出てきた、この偉そうなオサーンは(・∀・)?」
「誰だっけ?」
「神父さん、かな」
 杏奈の回想で、変装して何度も登場していたのは、分かったが。
「なんとなく、見覚えはあります」
 突然現れて、これが司令です――などと言われても……。
「ご都合主義?」
「この作品のすべてが、ご都合主義ですが、何か?」
 昔のアニメっぽさを、狙ったのかもしれないが……。
「カコ(・∀・)イイ! 演出のつもりですか?」
「もう少し、存在を匂わす演出が、前々からあればね……」
 突然、父親です――などと言われても、杏奈だって困る。
「燃え展開の中で、( ゚д゚)ポカーンとさせてどうするのかと」
「( ゚д゚)ポカーン」
「画面の中では、非常に盛り上がってるんですが」
「視聴者は、混乱したまま、置いていかれているようだ」
 これでは、一緒に熱くなることもできない。
「声優さん、頑張ってるんだけどな……」
 脚本が、悪いとしか言いようがない。。
「颯爽と現れて、活躍する格好良いキャラは、いるけど」
 この作品だと、初期の剣がそれに当たるか。
 彼は、使い方次第で、もっと良いキャラになっただろう。
「ケン……お前は、なにがしたかったんだ_| ̄|○」
「犬死に?」
「味方キャラ全員、一網打尽で、あぼーんしますた(・∀・)」
「主人公の存在が、後半にようやく確認できました_| ̄|○」
「この、大事な時に……」
「群像劇にしたいなら、それでもいいと思うけど……」
 どう見ても、主役はゴウという演出なのだよな。
「この期に及んで、脇キャラ同士の恋愛など、必要ないし」
「とってつけたような大ボスが、カコワルイですね('A`)」
「降って沸いた攻略作戦もな」
 ふと思いついたようにしか見えないのは、大きな問題。
「主人公が、最後のイイトコドリに、はりきってますね_| ̄|○」
「でも視聴者は、もうげんなり?」
「説明台詞が、無駄に長いし」
「最終回は、能登の独り語りで全部説明してくだちぃ」
「――昔、大きな戦争がありました」
「ビバ! モンスターユニオン(・∀・)ノ」
 ……もういいや、それで。


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