アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

MADLAX


 9月13日(月)

 リメルダとの(おそらく)最後の決闘を行うマドラックス。
「オサレドレスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「(゚∀゚)ヤンマーニ!」
「なんで、当たらないのかなあ……」
「考えるな(・∀・)!」
「それにしても、エロい衣装だ(*´Д`)ハァハァ」
「胸のあたりが、開きすぎですよね……」
「笑えますね(・∀・)」
「わざと、外してるようにしか、見えないのだけど……」
「達人の見切りで、最小j動作でかわしてる――んだと思う」
 マドラックスたちが、そんなことをしている間に……。
 エリノアは、マーガレットを探すために、単身で乗り出してしまう。
「オサレバトルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 兵士に見つかっても、打ち倒して進んでいく。
「メイド、カコ(・∀・)イイ!」
「格闘メイド(*´Д`)ハァハァ」
「とても、美人さんに描けていると思います」
「作画いいね」
 これが、彼女の、最後の見せ場だからか……。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「撃たれた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 背後からの銃撃を浴び、崖下へ転がり落ちていく、エリノア。
「よかった、生きてる!」
 それでも、平然とした顔で、マーガレットのもとに辿り着いた。
 フライデーマンデーの洗脳(?)で、記憶のない、お嬢様。
 必死に訴えかける、エリノアだったが……。
「変態氏ねヽ(`Д´)ノ」
 3つの言葉で、彼女自身の本質を、呼び起こされてしまう。
 銃を手に、お嬢様に狙いを定める、エリノア。
「ううん、大丈夫……」
 それでも彼女は、負けることは、なかった。
 マーガレットも、彼女のことを、思い出すことができた。
 お花畑の中で、再会を喜び合おうとする、少女たち――。
「だが、しかし……」
「背中が――、真っ赤に、……染まって……」
 意図的に、背後からの映像を出さなかったエリノアだが……。
 やはり、撃たれた時の傷が、致命であった。
 あと一歩……お嬢様の手に届かず、彼女の身体は――、
 お花畑の中へと、ゆっくりと、沈み込んでいった。
「う、うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「メイドあぼーん。・゚・(ノД`)・゚・。」
「……音楽と、映像と、凄くマッチして……良い、演出だと……」
「冒頭の回想シーンも、効果的だった……」
 死亡演出としては、これ以上ないほどに、見事なもの。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁん」
「本気で、泣いておるのか、お前たち……」
「なら……あんたのその頬を流れ落ちる液体は、なんなんだ!?」
「……汗か? というか、それ、なんのネタだっけ?」
「エリノアたんは、神が地上に遣わした、天使の化身で――」
 ああ、修羅の刻――か。坂本竜馬の……。
ファフナーや、ラグナロクにも見習ってもらいたいところだが」
「今ごろマドがキタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
「遅い、遅いよ、マドラックス_| ̄|○」
「あんな決闘なんて、してなければねえ……」
「良いものを、……見せて頂きました♪」




 8月30日(月)

 3冊の本を揃え、ついに扉を開けたマーガレットとカロッスア。
 そこに見えるのは、12年前の――過去の真実。
「基地外が、いますね(・∀・)」
 全ての元凶、フライデー・マンデー。
 ガザッソニカを終わらない内乱に導く、アンファンの総帥――。
「名前からして、ふざけているな」
「カロッスア。・゚・(ノД`)・゚・。」
「いい人、でしたね……」
 マーガレットとカロッスアは、過去に出会っていた。
 墜落した旅客機から、運よく逃げ出せた2人だったが……。
 ――そこは、戦場だった。
「ありえない不時着の仕方だ……」
「あれだけ機体がバラバラだと、爆発とか、するような……」
「オサレアニメですから(・∀・)」
 戦場を逃げる中で、マーガレットは、父親を見つける。
 そして、カロッスアの見た、彼自身の真実は――。
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
「……なあ、なんでそれで、現実の人間が、死ぬんだ?」
「超展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「え、えっと……実は、もう死んでいたから、それで……」
 ……いや、質問を変える。
「死んだはずの人間が、なぜ現実に『生きて』いたのか……?」
「た、たぶん、人格だけを、他の人間に植え付けた――とか」
「もともと別だった人間の記憶を、彼のものに変更したのでは?」
「書き換えた――わけか」
 上書きされた人格が、カロッスアなる少年のものであったと。
「考えたら、ダメですよ(・∀・)」
「真下ワールドを、感じるのです(;´Д`)」
「た、たしかに……考えたら、負けのような――」
 そして、1時間スペシャルの、2話目。
「オサレバトルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「……やべえ、笑いが止まらねえよ、これ。・゚・(ノ∀`)・゚・。」
「……せっかく、感動的な場面なのに_| ̄|○」
 ヴァネッサの最期という――本来、涙を誘うはずの場面。
 なのに――。
「マドラックスの戦闘描写が、すべてを台無しに……」
「まさに、超、オ・サ・レ(*´Д`)」
「真下マジック、最高。・゚・(ノ∀`)・゚・。」
「おかしいよ、こんなの……_| ̄|○」
 カロッスアが謎の変死を遂げ――本は、全てフライデーの元に。
 彼は、マーガレットを使い、再び扉を開こうとするのだが……。
 一方、マドラックスも、女狙撃兵をオサレ戦闘で撃ち倒した。
 しかし、敢えてそこで彼女を殺さなかったことが、裏目に出る。
 はぐれたヴァネッサに、フライデーの魔の手が伸び――。
「悲劇が、起きた。喜劇にしか見えないけれど、それは、悲劇……」
 マドラックスを庇い、狙撃兵と相打ちになってしまうヴァネッサ。
 そして、倒れ伏した彼女を見てしまった、マーガレットは……。
「マドラックスあぼーん(・∀・)」
 胸を撃たれ、崖下へと落ちていくマドラックス。
「でも、死んでない(・∀・)」
「予告が……」
 オサレに回避したか、何かに守られたのか――。
「写真立てクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「この作品、もうだめぽ。・゚・(ノД`)・゚・。」
「まあ、それは……わかりきっていたような気も、しないでは……」
 真下監督の次回作に、期待――したくないなあ。
「あ、アヴェンジャーっよりは、解りやすくて良かったですよね?」
「それも、黒田のおかげだろうしなあ……」
「真下作品は、いつ見ても最高ですね(・∀・)」
ファフナーも、エヴァじゃなくてこれをパクれば、神だったかも」
「他人には真似できない。それこそが、真下ワールド(・∀・)!」
「もう……あまり言ってやるな……」
「次回作……頑張ってくださいね」
 ていうか、まだ終わってなしし、これも……。




 7月26日(月)

 情報操作により、追われる身となったマドラックスたち。
 ヴァネッサは、初めて人を撃ったということに、恐怖する。
「まるでヒキーですね(・∀・)」
「なんとか、立ち直ることは、出来たようだが」
 一方、そのことを知ったマーガレットも、ガザッソニカへ。
「メイドキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 マーガレット、エリノア、そしてカロッスアも同行することに。
「不機嫌顔のメイド(*´Д`)ハァハァ」
「警戒してますからね」
 雇い主のスリースピードにも裏切られたマドラックスだが。
「あの女狙撃兵は、味方になりそうだな」
「お前を殺すのは、私だ(・∀・)!」
「お約束ぽくキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「そろそろ佳境に入ってきたようだが」
 困ったことに、話の落としどころが、まるで分からない。
「決着できるのか、この話?」
「いいオチが出来なくて、ボツになる話のようだ_| ̄|○」
「2巻くらいで放置されてる小説とかな」
 これをキレイに終わらせられたら、黒田は凄いと思う。
「ガザッソニカなんて、本当はなかった(・∀・)!」
「すべて、お嬢様の妄想だったのです?」
「……そんなオチは嫌だ_| ̄|○」
「超脚本クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こないでください」
「大丈夫ですよ。まるで根拠は、ありませんけど(汗」
 黒田洋介も、作品によって差の出る脚本家だからなあ……。
「監督次第……なのかなあ」
真下さん、たのむ(;´Д`)」
「不安だ……」
アベンジャーよりも謎なエンド(・∀・)キボン」
 ありえそうで、怖いよ。




 6月28日(月)

 マーガレットと接触する、アンファンのカロッスア。
 彼は、彼女に例の絵本を見せてもらい――。
 記憶がないという彼女に、自分もそうだと打ち明ける。
 一方、マドラックスとヴァネッサは……。
「百合が、さらに進行していますね(*´Д`)ハァハァ」
 自身の過去が、やはり分からないというマドラックス。
 彼女の手には、絵本の破られたページがある。
 彼女とマーガレットの間には、大きな繋がりがあった。
「メイド(*´Д`)ハァハァ」
 カロッスアを警戒する、メイドのエリノア。
 お嬢様と共に現れた男への、そっけない態度が良い。
「メイドの作画が、(・∀・)イイ」
「カロッスア、マドラックス。マーガレットの関係が、問題です」
 絵本の血は、カロッスアのものだという。
 それは――なぜ?
 どのような経緯で、そうなったのか。
 物語は、いよいよ佳境へと、入ってきたのかもしれない。
「なんか、地味ですよねえ、この作品」
「(゚∀゚)ヤンマーニが、コナイ……」
「来ても、騒がしくなるだけのような……」
 真下演出の、限界点というところ、なのかも。
「挿入歌の使い方も、ちょっと……」
 使いたいのは分かるが、もう少し絞った方が、いいかも。
「だだ流しっぽい感じに、なっちゃってますよね」
「緊張感も、殺いでしまうのだよな」
「マリオが、無敵スターを取ったみたいな感じでしょうか?」
「微妙な喩えですね(・∀・)」
 むしろ、軽快な曲に、画面がついていけてない印象。
 この作品は、1クールの方が、良かったかもしれない。
 それで、充分解決できる話――のように、思えるのだが。


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