記事タイトル:映像、活字についに及ばず・・・! |
昨晩、NHKで午後11時からのドラマを観た。 夢枕漠氏原作「陰陽師」のTV化作品。 安倍晴明を、SMAPの稲垣吾郎が演じていた。 作品の出来、不出来ってのはいろんな意見があって良いと思う。 が、やっぱ、TV化、映像化したらおもしろさが半減する、そんな作品が あって、夢枕漠氏のものはそのひとつ・・・そんな気がした。 彼の作品は、ページの余白を生かした処に、味があるのだな。 あと、擬音。 「キマイラ群狼変」から拾ってみると、 ぎぎ・・・・・ げげ・・・・・ おげえ・・・・ あげえ・・・・ ぐるるる・・・・ むるるる・・・・ あひいいい・・・・ ひるるるる・・・ あひい、 あひい、 あひい、 キマイラの変貌シーンだが、どうだろうか? この不気味さ、迫力をはたして映像にできるものか、どうか。 映像、活字についに及ばずとは菊地秀行氏の言だが、言い得て妙だと思う。