記事タイトル:七人の魔導師 


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お名前: すにっち   
>史仙さん
朝遅くまで(?)お仕事お疲れさまです。
暑い盛りですし、体調を崩されませんよう・・・。

>海燕さん
「・・・・なんて俗な名だ。」に大ウケしちゃいましたv
キルヒアイスのことは「キルヒアイス」とばかり呼んでいるので、
ジークフリートだったかジークフリードだったか思い出せない(涙)。
(確かめようにも本を人に貸していて確認できない〜)

私は彼のことを「ジーク」とは畏れ多くて呼べません。
それはアンネローゼ様だけに許された呼び方だと思っているからです。
同じ理由で(ここから小声)本当はイシュトヴァーンのことを嫌ってはいなくても
そんなに好きじゃない人に「イシュト」と呼んで欲しくなかったりもします。

ところで「イシュトバーン」という表記を見ると
「バーン!」と撃たれたような気分になるのは私だけでしょうか?

お名前: 史仙   
おはようございます!
ただいま、8月7日午前7時40分。
昨夜というか、明け方の帰りだったので、ぼ〜っとしております。
って、ベツに遊んでたワケじゃなくてですね、忙しかったのでありますよ、お仕事!

とにかく、書き込みしていただいたお礼をば!

謫仙さん!
すにっちさん!
ラグトーリンさん!
そして海燕さん!

ありがとうございました。
よくぞ樽井さんの問題提起に始まるぼくの「挑発」(笑)にのってくださいましたネ。
って、いうか、むろん「本気」もあったのですが、こういう風に書き込めば、こんな
方たちはなんらかのリアクションはしてくれる・・・そんなヨミはありました。

問題点を提示し、ある程度の「解答」のヒントだけでも示唆する。

そうするには、こういう「挑発」めいた提言が有効なケースもあると思います。
(って、何をえらそーに言ってるンだか!)

ともかく、感謝します。
多くの考えるヒントを頂いたことに。
個々へのレスは、少し時間を頂いて、ということで。
なにをいうにも、アタマがモーローとしていて、ロクなことも考えられない状況なのです。
・・・とはいうものの、今から「日記」とつけなければ。

一体、僕に眠る時間の余裕はあるのかなぁ?

お名前: 海燕    URL
>「七人の魔道師」

作者があれだけくりかえし「先の展開は考えていないのでわかりません」と言っているんだ
から、信じてでも良いのでは(笑)。僕はきっとほんとうになんにも考えていないんだと思
いますよ。文芸の歴史を紐解いていくと、たまにいるんです、そういうひとも。かれらはみ
な口裏をあわせたように同じことを語っています。アイルランドの生んだ天才幻想作家ロー
ド・ダンセイニ卿がそのひとりでした。ふだんから「私はただ夢見たものをそのままに書き
綴るだけだ」と述べていたかれの原稿には、推敲の跡というものがまったく残されていなかっ
たそうです。

この世の中には常人が計算機を必要とするような複雑な数式を一瞬で解いてしまう人間がい
ます。かれらはその問題をいちいち考えているのではなく、ただ問いを見た瞬間に「答えが
頭に浮かぶ」のだそうです。それを考えれば、同じようなことを小説でやる人間がいてもお
かしくはないでしょう。小説家の滝本竜彦さんは自分の処女作について「キャラが勝手に動
いて物語が自動的に進んでいくなんてことはありえるはずがないと思っていたけれど、それ
が現実に自分の身に起きて感動した」という意味のことを語っていますし、漫画家の成田美
奈子さんはある作品の最終回で、漫画家生活25年目にしてはじめて「描かされているとい
う実感」を感じた、と述べておられます。ひとそれぞれですが、どうも「物語の神様」って
やつは実在するらしいですね。人間ってふしぎ。

「七人の魔道師」については、僕はなにも考えずただ「その時」を待っています。ヤンダル
関係のことを除けば、わりとうまくつながってきたんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。グインとイシュトはちゃんと王になったし、シルヴィアはしっかり傷ついているし、ア
キレウス帝は引退しているし、魔道師たちが頻出する状況もととのいつつある。グインがシ
ルヴィアを見捨てることがありえそうにないのがネックかな。僕はいまの時点であまり予想を
たくましくしてもしょうがない気がしますね。

だいたい「グインの小部屋」の掲示板の展開予想などを見るとちっとも当たっていないもん。
84巻が出たときは時はみんな「どうせグインかスカールが助けにくるんでしょ」とか言っ
ていたじゃん(^_^;)。それから、グラチウスが強大な魔力を持っているという設定はいまで
もあると思います。現在までの物語世界でかれより強力な魔法使いはヤンダルとアグリッパ
だけでしょう。またグインとイェライシャのあいだの微妙な緊張感というものも物語の現時
点で存在しないわけじゃないと思います。そもそもグインは魔道があまり好きじゃないんで
すよね。ここらへんは「剣と魔法」を対立概念として捉えるアメリカン・ヒロイック・ファン
タジーの伝統に従っているのでしょう。

>「イシュトバーン」という間違い

じつは「イシュトヴァーンなんて俗な名だ。でも、イシュトバーンという字面はいいな。高
原を吹き抜ける風のようだ。僕はこれから、君の名前をイシュトバーンと書くことにする」
とか思ってそう書いているのかも。まあ僕もその種のミスは嫌でなくはないけれど、それを
見て僕が考えたのは別のことす。イシュトヴァーンの「バ」と「ヴァ」を間違えるひととい
うのは、たぶんこの名前を発音で憶えているんだろうな、と。発音なら「イシュトヴァーン」
も「イシュトバーン」もたいした違いはないですから。しかし僕はこの名は字面で憶えたか
ら、ほかの間違いはしても、そういう間違いはしません。「ジークフリート・キルヒアイス」
と「ジークフリード・キルヒアイス」のどちらが正しかったかということは時々わからなく
なりますけどね。ファンなのに。

お名前: ラグトーリン   
史仙さま、みなさま、こちらでははじめまして(^^)
いろんなところでお世話になっております。どうぞよろしくお願いします。

>魔道師などなど
どうなんでしょうねえ。グインに関する限り、言葉の間違いはもう言っても仕方のないことのような気がします。
魔導師というのは確かに一度も出てきたことはありませんが、魔道師と魔道士は初期にはちゃんと使い分けていたのが、
いつのまにか「魔道士の塔」も「魔道師の塔」になってしまいましたし(^^;
ウマも馬になっちゃったし、時間の表記も普通に“分”だったりしますものね。

私は誤字脱字、言葉の矛盾はいつものことなのであまり気にしないようにしています。
火器のない世界に、“銃眼”も“大砲”も“矢でも鉄砲でも”どんとこいです。
それでもショックだったのは、栗本さん自身のHPでイシュトヴァーンがイシュトバーンと書かれていたことでしょうか?
さすがにあれには参った。
それまで、ファンサイトで新人さんがイシュトバーンと間違えて書くたびに必ず誰かが指摘していたのに、
あれ以来、誰も指摘できなくなってしまいました(苦笑)
だから、イシュトバーンと書いている人を見かけても、うっかり打ち間違えただけかも?と考えて
あまりカリカリしないでくださいね、皆さん。

名前を略すのは、栗本さん自身があれこれ考えていらっしゃるし(実際にアムちゃんとかグラチーとか使っているし)
ファンの方からこんな略し方を提案された、と進んで話題にしていらっしゃるので
私は問題ないように思います。



>七人の魔道師
栗本さんの中では、確か矛盾は解決済みだったような…。
あとがきでそんなようなことおっしゃってませんでしたっけ?(うろ覚え)
でも私としては、ナリスさまを長生きさせるために古代機械のマスター制度を導入したような
無理なつじつま合わせは避けて欲しいです。
それまでの描写が全部駄目になってしまうのは悲しいですから。
あの話はなかったことにして、シルヴィアと幸せになってくれるのが、一番嬉しいですね。


最初から長文失礼しました

お名前: すにっち   
お邪魔しま〜す。
キャラクターの呼び方について私も言いたいことがっ!!

イシュトヴァーンファンの私としては、イシュトバーンと書かれると
思わずギャー!と叫びたくなります(笑)。
でもまあその人にとって、
イシュトヴァーンというキャラはその程度の存在でしかないのかなぁ・・・と
半分諦めたりもするのですが。
(これって入力機器によって「ヴ」が打てない物があったりします?)

しかし私にはもっと譲れない(?)ものがあります。
それは「イシュト」という呼び方。
これってカメロンなど限られた人だけに許された愛称ですよね?
だもんで“明らかにイシュトヴァーンを嫌ってる人”にそう呼ばれると
「私のイシュトに何すんのよ!」と思ったりする訳です(笑)。

私自身は、一応オフィシャル(?)な場ではフルネームで呼んでます。
ファン同士でメールやチャットする時は
「イシュトがねー(はぁと)イシュトがねー(はぁと)」と連発してますが(照)。

うう〜ん、まるで実在の人物の話をしているようだ・・・。

お名前: 史仙   
>樽井さん

おはようございます。
8月6日の朝。
夜明け前、雨がかなりふったらしく(今も小雨)涼しい朝です。
というより、少し暑さがやわらいだか?

1945年8月6日。
日本人にとって、意識せずにはいられない日付です。
広島への原爆投下。
明々後日は長崎へ・・・
若い世代は、あんまし関係ないですかね?

>魔導師と、魔道師
昨日、ああいう風に書き込んだのですが、作家さんの中には「前者」の書き方
をしておられる人もおられますよね。
ただやはりグインの世界では、彼らは「魔道師」なのです。
創造者の意向は大切に、尊重すること。
論議する大前提だと思っています。

人名なんかも気になるケースがあるのです。
たとえば、イシュトヴァーン。
作者の表記に従えば、上記が正しいハズです。
が、論者によっては「イシュトバーン」などと書いたりされています。
どうでもいいじゃないか、たいした違いはない。
そんな意見も当然あるのですが、僕は作者さんがソレを見たらどう思うか?
そう考えてしまうのです。
自分の創った概念、テクニカル・タームが大事にされてないって、あんまし気持ちのいい
ものではないのではないでしょうか。

飛躍してしまうかもしれないけど、たとえば樽井さんが「垂井」、謫仙さんが「託仙」と
誤記されそのままの形で通用していったとしたら・・・あんましいい気持ちではないです
よね?
そういう風な、相手の気持ちを大事にする「心」をわすれないこと。
議論の大前提だと思うのです。
「イシュトバーン」とか書いて平然としている人とは、正直マトモに会話する気にはなれ
ません。現実的には、そうもいっておれませんから、一応相手してきましたが、本音はそ
うです。

少し詭弁めくかもしれません。
僕がイシュトヴァーンのことを「イシュト」と略記することが多々あります。
これは作者にならってのこと。
神聖パロ王国宰相におなりになったヴァレリウス閣下。
以前、ぼくは彼のことを「ヴァレさん」とか呼んでいたケースもありますが、これも作者
さんにそんな実例があったため。
これらの略記は許容範囲だとおもっています(作者氏も使っているという前提が必要条件
ですが)
この点、正当なものかどうか、ご意見お聞かせ願えれば幸いです。

もっとも、ホントいうと僕にかくのごときエラソーなコトが言えるかどうか?
他人様の名前、「夏見正隆」を「夏目正隆」と思いこんでいたり、サイト名
「ケースS対策本部」を「ケースD対策本部」と誤記したり・・・
本来だったら切腹もの、の大間違いをやらかしてきた「前科」があったりし
ますからね。
だからこそ、

「一人樽井さんだけではない、僕をもふくめてのこと」

と、自戒のイミをこめて書いたのですけども。

今週にはグイン新刊がでますよね?
また、楽しく議論ができるといいですね。

お名前: たくせん(謫仙)    URL
史仙さん、おはようございます。
わたしも最近再読して、某所の楽しい議論を「なるほど」と思いました。

ここまで来たら、辻褄あわせに気を遣わず、物語を進めて欲しい。
外伝は「別伝」ないし「異伝」と解釈するしか、手はないのではないか。

最近は登場しませんが「魔道士」もいました。
「グインは星々の会の信管である」 なんて言葉もあって、火器のない時代に通じる言葉だろうかと、気になったりしました。

わたしは、「グイン世界をもっと楽しもう」という姿勢が見える限り、間違いはあまり気になりません。ただ間違いが多いと、説得力が弱くなります。私めも注意しなくては。

お名前: 樽井  幸雄    URL
 おはようございます。
 うちは今洗濯機ががんらがんらまわっています。
 出勤が11.50分なので、まだちょっとのんびりです。
 
 さて。
 やっちゃいましたね。
『七人の魔道師』でしたか。てっきり『魔導師』かと^^
  ごめんなさい。
 これ、本文中では結局どういう風にクリアされているのでしょう。
 、、、と、グイン数冊をもってきて読む。なるほど、グインの世界では
魔道師で統一されているのですね。いやはや、まったくもって勘違いして
いました。
 
 しかし、某グインサイトとはいつもの某所のことなのでしょうか。
 僕は新刊が出てしばらくしかいつもあそこにいかないからわかりません
が、色々あるのでしょうね。

お名前: 史仙   
>樽井さん

お暑いですねぇ、お元気ですか?
洗濯して、外に干したところです。
突然の降雨が心配ですが・・・。

まずは樽井さんに一言、苦言をば(笑)
(いや、一人樽井さんだけではない、僕をもふくめてのことですが)

かの外伝、タイトルは、「七人の魔道師」 なのでございますよ。

「魔道師」なのであって、「魔導師」にあらず!

タイトルおよびテクニカル・タームは精確に表記しませんか?

栗本薫女史にはいろいろ云いたいこともあるのですが、それ以前の問題として
礼節を守りたいとおもうのです。
他人様がつくった概念を自分の恣意でもっていい加減に書き流す・・・。そん
な輩に、人を批判する資格はないのではないでしょうか?

いや、べつに樽井さんに云っているのではないのです、誤解なさらぬよう。
(某グイン・サイトの書き込み状況が念頭にあったりします)(笑)
樽井さんの書き間違いが、日頃のうっぷんに火をつけただけ・・・です。

それはそれとして。
>「七人の魔道師」と正伝の矛盾点
正直、コレはどうしようもないと思いますよ。
つじつまをあわせるにも、どうしていいやら考えつかない!
コンセプトはそのままに、全面的に書き直す。
これしかないでしょう?

そうしたって、ベツに恥じではない。
そう僕は思いますが・・・。

お名前: 樽井  幸雄    URL
 こんばんは〜、樽井です。
 外伝の1巻を読みました。再読でかなり忘れていましたが、そんなことよりも
あれれれれ? というくらい矛盾点が色々とでてきてしまいました。
 どうなんでしょう?  なんとか帳尻をあわせられるんでしょうか。
 グインとイエライシャのちょっとした緊張感や、圧倒的な魔力をほこっている
かのようにかかれているグラチウスなどなど。
 むむむむむ。

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