記事タイトル:中国武将列伝 


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お名前: たくせん(謫仙)    URL
史仙さんが紹介していた本の何冊を注文しました。そして田中芳樹「中国武将列伝」まず届きました。
ちょうど北方謙三の「三国志」を読み終えたところでした。それなりに感想はあるのですが、「中国武将列伝」にこうありました。

 諸葛孔明という人は、そもそも劉備の本営で作戦指導にあたったということは一度もありません。だいたい劉備軍団とでもいうべき組織ができあがったのは赤壁の戦い以後なんですけれども、それ以来、劉備の本営で作戦指導にあたったのは龐統です。西暦208年からですね。その龐統が214年に戦死すると、それ以後214年から220年までは法正が本営で作戦指導にあたります。で、この二人が死んでから、劉備はぱたっと勝てなくなるんです。
 この二人がいた間は勝っていたんです。この龐統と法正に関しては正史の「三国志」のほうにも謀将とか某臣とかいう表現が使われていますが、孔明のときはそれは一回も使われていません。

おそらくこれが史実に近いのでしょうね。今まで陳舜臣さんの「秘本三国志」が史実に近いのではないかと思っていたのですが、三国志演義と五十歩百歩。
正史の三国志は読んだことがありませんでしたので、思わずウーン。自分の浅さを痛感しました。

グイン87 これから読み始めます。

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