さすがは、ファン・ガンマ・ビゼン!
ソル・セイリオス相手の「王海走」第二戦。
圧倒的に不利な状況の中、1対1のふりだしに戻す。
って、なんのことやら、おわかりじゃない?
川原正敏「海皇紀」(「月刊マガジン」に連載中)のこと。
ストーリーとしては、当然、第三戦をも制したファンが「海の一族」の頭領たる
「海王」に就任。かくして、新興の軍事大国ロナルディアとの決戦へと赴く・・・
そんな予測がひとつにあるのだが・・・。
ファンというヒト。王というタイプじゃないンだな。
もちろん、そつなくこなすかもしれないけども。
海上を、冒険求めてさすらう海の漢・・・これがファン・ガンマ・ビゼン!
そもそも本作品のタイトルは「海皇紀」なのであって、「海王紀」ではないのだ。
あるいは、ファンは今回の勝利をもってソルに「取り引き」をもちかけるかもしれ
ない。
海王の座はソルへ。
ただし、ロナルディアとの決戦の全権は自分にもらう、というような。
この交渉が妥結した暁には、「海の一族」のもつ「最終兵器」が稼動する姿がみら
れるかもしれない。
「海の一族」の根拠地である、「海都」。
超巨大空母、もしくは海上基地。
コレが、自力で動き出す!
そして・・・。
どこかにコントロール・ルームがあって、ファンやソルたちが持っていた腕輪の紋
章によって稼動する・・・そんなシステムになっているのではないだろうか?
そして衛星軌道上に存在する「静止衛星」装備のレーザー砲が、切り札として存在
する。
そんなことになったら、ロナルディアの「魔道兵器」たるキャノンなぞメじゃなく
なる!(そこまでいったら、おもしろくもない)
やはりここは、ファン・ガンマ・ビゼンが艦隊を指揮する業を存分に発揮してもら
いたいものだ。
ただ、「海都」が自力で動き出すのは、みてみたいと思う。
これだけは、譲れないなぁ(笑)