記事タイトル:お久しぶり! 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: 史仙   
>ミヤさん

こちらこそご無沙汰してました。
「天声人語」、検索してみつけました。
全文を引用する・・・あんまし良くないことでしょうけども、個人のサイトということで
大目にみてもらいたいものです。

<参考資料>

■《天声人語》 12月03日
 
 「私たちが歴史から学ぶことは、私たちが歴史から何も学んでいないということだ」
とはよく聞かされる言葉だ。つまり人類は同じ過ちをしばしば繰り返してきた、と。
それほど簡単に過ちを忘れてはいけないとの戒めだろう。 

 かつて皇国史観という歴史の見方があった。神話の世界から説き起こし、日本という
国が「万世一系」のたぐいまれなる国であるとした。「史観」というより神話である。 

 自分の国や民族、人種が他に比べて優れていることを誇る排他的な「史観」、つまり
神話の危うさは歴史が教えるところだ。皇国史観もその一つである。究極がナチスのア
ーリア人種神話で、ユダヤ人虐殺を招いた。 

 先月亡くなった考古学者と歴史学者の2人は、この皇国史観を排した。考古学の江上
波夫氏が戦後まもなく唱えた「騎馬民族国家」説は、天皇家の祖先が大陸から渡来した
とし、皇国史観を根本から否定する仮説だった。反論が多く通説にはならなかったが、
戦後の学界に与えた影響は大きい。 

 歴史学の家永三郎氏の場合は、戦前、戦中の経験を反省しての戦後の教科書訴訟だっ
たろう。国家が個人の内面や歴史や教育に介入することを拒否しよう、と主張し続けた。
氏はそのことを自らが生きた歴史から学び、信念として育てたのだろう。 

 「陵墓(天皇の墓)は人類全体の宝だから、日本人は発掘・解明の義務がある」と提起
した江上氏の発想、「大勢に逆行ばかりして行く私のおろかな性質」と自己を振り返る家
永氏の持続力、ともに学ぶべきところの多い2人だった。

家永氏はともかく、江上波夫氏には間近に接する機会はありませんでした。
が、氏を知る方にいわせると、カリスマ性をおもちの学者だったとか。 
学者としてだけでなく、ベツの分野でも成功したのではないか・・・そんな評言が
記憶にあります。

>『どんとこい超常現象』

ホント、冗談でなく実際刊行されてます。
紀伊国屋書店でみつけたとき、思わずのけぞってしまいました(笑)
その表紙たるや、いかにもうさんくさげ・・・ふつーだったら、絶対買いません!

>ハリー・ポッター2

そうですね。
原作読んでから、の方がいいかもしれない。
映画には、映画の良さはあるのですけども・・・。

にしても、ダンブルドア校長!
やはり、彼の存在感は大きいモノがありますね。
彼がいないと、ホグワーツは総崩れ!
映画第三作は、どうなるンでしょうね。

お名前: ミヤ   
『どんとこい超常現象』って本は本当に発売されたのですね。冗談かと思ってました。
来週、娘の熱いリクエストに母は応えて、映画「トリック」に行く予定です。
映画のエンディングとか、映画館でしか見れないシーンもあるようなので思い切って行くことにしました(笑)。

『ハリポタ2』はクリスマスに行く予定です。
それまでに母は2巻を読破しなくては!見る前に読む!の原則(?)を守ってます。

この前、「天声人語」で江上波夫氏と家永三郎氏について書いてありました。
あのような反骨の歴史家はこれから先登場するか疑問ですね。
大学時代、避けて通れなかったお二人だったので、いろんな思いがあります。

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る