主婦のたわごと


2005年11月4日(金)の日記


長野 美ヶ原・横谷渓谷 1


今日は早起きして長野に出かけた。
中央道を経て、まずは美ヶ原高原へ。
ここは去年の初夏に訪れているが、やはり初夏と秋では
高原はもちろん周辺の山々の装いが前回とはすっかり異なり、
紅葉に染まる山々と高原から望む雲海は、得も言われぬ美しさだった。

美ヶ原では山頂の王ヶ頭ホテルまで自転車で行った。
途中、急な坂があったりしたが、
前回歩いた時とは比べ物にならないくらい短時間で往復できた。
やはり折りたたみ自転車を持参して正解だった。
が、どうやら美ヶ原は許可車両以外(自転車も)の乗入れは禁止だったらしい事に
後になって気付く。禁を犯してごめんなさい <(*_ _*)>

王ヶ頭ホテルの売店で、野鳥70種のミニ図鑑を衝動買い(^^;)

その後、これまた去年訪れて激ウマだった小県郡和田村の蕎麦屋「とく田」で昼食。
店は激混みで、驚く事にお客の車は県外ナンバーばかり。
山奥なのにすごい評判だ!!
屋外バルコニーで紅葉に染まる山を見ながらそばがき、天婦羅、3色蕎麦を食べた。
やっぱりとく田は美味い!!
一時間ほど待たされ散々な思いをしたが、そんな事は一口食べてチャラとなった。

食事を終え、次は蓼科横谷渓谷に向けて車を走らせた。
横谷温泉旅館に車を駐車し、紅葉真っ盛りの横谷峡を散策した。
紅葉に染まる山道を歩いていると、目の前を野鳥が走り抜けていった。
あたりを見回すと6羽くらい居て、順番に道を横断していった。
道を渡る時は駆け足で、最初に渡り終えたこの鳥が「プカプカ」鳴いて、
次の鳥を呼んでいるように聞こえた。
表情といい、行動といい、素朴で可愛らしい野鳥だった。

最後に乙女滝を見たが、おじおばの大群が滝の前で群れていて
去年訪れた時のような心静かに観賞という雰囲気は味わえなかった。

長野を後にする前に尖石温泉、縄文の湯に入浴し、
その後、高速をぶっ飛ばし帰途へ。

平日なので、渋滞にハマる事もなく、長野〜神奈川を片道約2時間半で往復できたが、
長野日帰りは、やはり強行過ぎる・・・疲れたぞ。

写真は紅葉真っ盛りの横谷峡と美ヶ原高原から望む雲海。。。

長野 美ヶ原・横谷渓谷 2


美ヶ原高原展望台からの雄大な眺めを、もう二つほど紹介します。

左はアルプスの山々。
頂の雪化粧がとても綺麗でした。

右は標高2000mからの雲海。
雲の上を歩けそうな、ずーと見ていると引き込まれてしまいそうな、
そんな不思議な感覚になる。
360度の大パノラマは視界を遮るものが何ひとつなく、爽快そのものです。


長野 美ヶ原・横谷渓谷 3


そして、こちらは紅葉真っ盛りの横谷峡の乙女滝と、
散策中に出くわした野鳥さんをペッタン。。。

この野鳥さん、いろいろ調べたところ、「ヤマドリ」の♀である事が判明。
キジ科の日本固有種(日本にしか居ない)種類なんだそうで、
日本の国鳥「キジ」の♀とよく似ていて、一見では区別が難しいらしい。
古くは、いにしえの歌人・柿本人麻呂の和歌
「あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々しき夜を ひとりかもねむ」にも登場。
ヤマドリは雌雄が峰を隔てて棲む事から、
しばしばひとり寝をあらわす例えとして使われるんだって。
詳しくは http://at.wxw.jp/sub/ogura/003.php を参照。

思いがけずヤマドリに出くわした事で、いろいろ勉強になったわ〜
「ヤマドリ」か?「キジ」か?で、夫婦で大論争!!
写真と図鑑を見比べるが、見れば見るほどどっちか分からなくなり・・・
最後は某掲示板にて鑑定して頂き、やっとモヤモヤが晴れたのだ。
謎の野鳥プカ(プカプカ鳴いていたので命名)はヤマドリだったのね。
これにて一件落着!!
あ〜〜〜すっきりした!!

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