お盆に入り、作業はストップしてしまった。一週間ほど旅行に行っている間にすっかり
忘れてしまったのだ。フロントページを使って作るということはわかっても、表や画像の
入れ方などの手順を忘れてしまったのだ。
うすーい本を買おう。 |
そこで近所の本屋さんに行き、パソコンのコーナーで本を購入した。私は次の点を考慮した。
1 当然作成ソフトがフロントページであること。
2 薄ーい本であること。
3 それぞれの作業がカラー図で説明されていること。
4 安いこと。
選んだ本は、ローカスムック「こんなに簡単、素材で作るホームページ」CDロム付き980円であった。
継続は力なり。 |
本に従ってやってみるとおもしろいほど進む。なーんだ一太郎と変わらないじゃないか、と
思い始めた。しかし表くらいならまだしも、画像や動く文字、ハイパーリンクなどはやはり手強く、
ギブアップしそうになった。
そこで公文式で身につけた得意のスモールステップ方式で乗り切ることにした。一日一つ必ず
大物をクリアすることにした。夏休みだから時間はたっぷりある。今やらねば今年中には
完成しないぞと自分に言い聞かせながら、匍匐前進のように少しずつ進めた。
気分転換をしながらやろう。 |
煮詰まってきたら、すぐにパソコンから離れるようにした。読書や入浴など全く違うことをすると
とても気分転換になる。やる気が回復してきたら、そのままの位置でムックを読むようにした。
つまりお風呂やソファで。すると、何となーくわかったような気になって、また自然にパソコンに
近づくようになった。
一太郎で作ったものもホームページになる。 |
こうして作成の手順は身につけたものの、またまたここで大きな問題が生じた。
それは自分には人様に見てもらうような、人様の役に立つようなものがあるのだろうかということだった。
ホームページは作れても、肝心の内容(コンテンツ)がないのだ。
しかたなく、マイドキュメントを開いて、今まで作った道徳や国語、学活などのホルダーを見直してみた。
すると春の授業参観で作った道徳の指導略案があった。ワークシートもある。これなら少しは役に立つ
かもしれない。そしてこれをフロントページにコピーした。
その後しばらくして、一太郎からファイルをクリックして「他形式で保存」にすれば簡単だということが、
わかった。そうだったのである!一太郎で作っておいた今までの文章は、簡単にホームページになるのだ。
ターゲットを超初心者に |
その後、自分の役割をよく自覚することにしたら、ますますサイトが増えていった。つまり私のような
ど素人が人の役に立つとしたら、パソコンでも仕事でもさらに超初心者の人のためだろうと考えた。
初めてホームページを作る、初めて学級担任をする、そういう人に役立つことなら少しはできるだろう。
そう思うと、どんどん楽しくなってきたのだ。