エッセイ 『数え方ひとしお

小学館より発売中
ISBN4-09-387601-0
\1,050
(税込)



イラスト:さいとうゆい

文化放送「浜美枝のいつかあなたと」(2006/2/12)
“浜さん家のリビング”のコーナーに著者がお邪魔して、執筆エピソードを紹介しました。

読売新聞「本よみうり堂」(2006/1/18)で紹介されました
“…本書では数え方にまつわるエピソードを身の回りの出来事とともに
洒脱
(しゃだつ)なエッセーに仕上げている。”(一部抜粋)

数え方をしばらく調べていたら、私の頭の中には、あらら、“数え方ダコ”ができてしまいました。字を書きすぎると指先にペンダコができますが、それに何だか似ています。

この本では、ことばの意外な一面<特に数え方で切り取ったもの>を、数え方ダコを持つ私が体験した様々なエピソードを中心にご紹介しています。自分が子供の頃どんなものに興味があったのか、どんな学生時代を過ごしたのか、そして『数え方の辞典』を出版するに至ったのか、そんなことを振り返るたび、気が付けばその傍らにはいつもそこにものの数え方があったように思います。

タイトルの「ひとしお」は、「感慨もひとしお」とか「喜びもひとしお」の「ひとしお」のことを指します。
 「ひとしお」は「1
(ひと)」と「しお」から成る数え方。調べてみると、これは飛鳥時代以前から日本に伝わる、布を藍で染める工程に由来しているそうなのです。「しお(しほ)」は漢字で「入」と書き、染料に木綿布や麻布を浸し入れる回数を表します。つまり、藍の染料に布を一回くぐらせることを「一入(ひとしお)」と言ったのです。昔の人は、人が喜びや感慨に浸ることを、藍色の美しさがより深くなっていく様子になぞらえていたのですね。(「はじめに」より抜粋)

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目次の一部

得意な「1手」は内無双ッス!

アザラシロボの数え方:ウチにも「1頭?」います

Three mermaidsを訳すと「3尾の人魚」?:教室は大騒ぎ

「一本化」の由来は日本酒にあり

三代目は虫愛ずる小学生、サナギを数えてみる

バナナは「1手」と「1指」で買うシンガポール

築地場外市場から数え方中継:カズノコ用の数え方発見

オニ的にはけっこうビミョ〜:節分の日の新聞社の戸惑い

「一貫で鮨いくつ?」のディープな謎に迫る:貨幣博物館へ

一夜で回転した回転扉の数え方

やっぱり気になる「ウサギ1羽」の由来

おしぼりの清涼感を数え方で 松本人志さんの名案

人間が「1人、2人」なら、妖怪は「1霊、2霊」?

ドラえもんの数え方は、ドラえもんに聞け!