上越線、吾妻線、信越本線

昭和40年5月1日、上越線の井野〜渋川間、吾妻線の全駅、そして信越本線の北高崎〜軽井沢間が買い占められました。買い占めは、信越本線・軽井沢から出発して、高崎から上越線に入り、渋川から吾妻線に乗り換えるルートで行ったようです。そのため、上越線・渋川以遠の足跡は不明です。

上越線・井野〜渋川間では、井野だけが新潟4期券。他は新潟5期券です。

吾妻線は、小野上・市城・郷原が東京1期、太子が東京2期、金島・岩島・川原湯が新潟4期、中之条・群馬原町・長野原が新潟5期券であることが分かっています。その時、乗降客が一番少なかった市城駅の不人気さは尋常ではありません。

信越本線は、5月1日の 北高崎〜軽井沢間 の後、5月9日〜18日に中軽井沢〜長野間、8月1日〜7日に北長野〜直江津間が買い占められました。中軽井沢〜長野間を買い占めるのに12日間もかかっていますが、実は、この間に篠ノ井線の広丘〜冠着間(姨捨は5月26日、稲荷山は8月8日)の全駅も買い占めています。物凄い努力ですね。しかし、8月10日以降、北陸本線・郷津〜梶屋敷間の買い占めに出かけたためか、黒井〜新潟間の足跡は確認できませんでした。北陸本線同様、信越本線でも入場券の売れ行きがはかばかしくて、古い様式の券は1枚もありません。


ほんの少し、入場券買い占め隊の足跡を訪ねましたが、如何でしたか。興味は尽きないとは思いますが(ホントーは興味が尽きたのかもね)、グズグズしているうちに、暑さ寒さも彼岸になってしまいそうなので、この辺で The End にして、買い占め隊の続きは、いずれまた。

夏特集の残りロスタイムでは、その他の駅や電車の写真などをご紹介する予定です。