百万車券も夢じゃない?


何の変哲もない昭和42年・近鉄の金額準常備式特別急行券
裏面の券番は、ちょっと多めの6桁。これなら、もしかして
夢の百万番もありかニャア〜







昭和38年・黒部鉄道の往復切符の半券も、裏面の券番は6桁
これも、百万車券は夢じゃニャイ





お年寄り泣かせの切符 も、やっぱりちょっと多めの6桁
しかし、数字は大きめ。これは、お年寄り思いですね




1000番未満の001から999までの先頭のゼロを省略した
戦前の券番3桁の切符。南小樽より東京までの金額準常備券








何の切符? も、券番3桁。満鉄の廃札1等乗車券


「鉄道きっぷ博物館」*によると、券番は4桁か5桁がフツーで、
3桁や6桁は珍しいとか
しかし、chabinの独断と偏見と見た目によれば、昭和初期まで
大量に発行されたと思われる3桁の切符は、今もなお、かなりの
枚数が残っているのに対して、6桁切符は一部の私鉄が短い期間
に発行した準常備券などに限られる模様。
お手持ちの切符の裏面に、くれぐれもご用心!


*:築島裕「鉄道きっぷ博物館」日本交通公社、PP.41-43(昭和55年)