さくらの切符

東京〜九州間の寝台特急としてのさくらは、昭和34年、平和のブルートレイン化を機に誕生しました。1等寝台が中心だった走るホテル「あさかぜ」に対して、2等寝台中心の「さくら」はサラリーマンや労働者の強い味方。特に、空調完備の2等寝台上段は、安い&広い&安心の三拍子揃った使い勝手の良い寝台として大変な人気だったとか(ただし、高所恐怖症の方は除く)。


左の4枚は、さくらの2等特急券・寝台券。上から順に、下段1600円、中段1500円、そして特急券&上段1400円。