第1位


昭和34年 国鉄 車内乗車券 
大湊大畑線管理所乗務員発行



chabinの鑑定 500円 
落札価格   6,470円





乗り越した時、検札に来た車掌さんに切ってもらう車内乗車券。
何故か、鉄道マニアは親しみをこめて「車補」と呼んでいます。
その性格上、発行枚数が非常に少ない上、改札口で駅員さんに
回収される運命にあるため、手元に残ることは稀な車補ですが。 
それにしても、こんなペラペラ切符のどこがイ〜ンだろ?.....
四十年前すでに成人になっていたchabinの友人chachaは乗り
越してもいないのに乗った列車の車掌さんに「小人用の車補下
さい」と云っては困らせたとか。今思えば、訪れた駅の思い出を
残すためのメモリー代(入場券)10円に比べて、乗った鉄道の
思い出をたった5円で残せる車補は、すっごくリーズナブル。
そのペラペラな券面に当時の路線や駅や営業案内が凝縮され
ている逸品なんですね。
捨てなくて良かった切符の筆頭でした。