飯田線、大阪環状線


飯田線は、東海道本線・豊橋と中央本線・辰野を結ぶ196.0qの路線で、昭和30年代後半でも豊橋〜辰野間の駅数が95と非常に多いのが特徴でした。12駅が無人駅、2駅が硬券入場券不売駅と言われていますから、それを差し引いた81駅で硬券入場券が発売されていたことになります。入場券買い占め隊が数次にわたって買い占めた形跡が残されていますが、全駅を集めるのは至難の技かもしれません。左に掲載した昭和40年8月29日発行の下地駅入場券の券番は僅か0032。最も不人気な駅の1つだったようです。


全長21.7qの大阪環状線が全通したのは昭和36年4月25日と比較的最近(?)です。全通前は、天王寺〜大阪間は城東線、大阪〜桜島間は西成線という、別々の路線でした。

今度のツアーでは、趣向がこれまで皆無なので、少しばかり反省して、それではここで問題です?
「昭和40年当時、大阪環状線の駅は全部で16でしたが、同じ名前の駅が国鉄の他路線にもありました。それはいくつあり、どの路線のなんと言う駅だったでしょうか?」



それでは正解です。


これは、大阪環状線の福島駅




これは、東北本線の福島駅




これは、大阪環状線の大正駅




これは、広尾線の大正駅


というわけで、正解は福島と大正の2駅でした。