篠ノ井線、大糸線

篠ノ井線は、中央本線・塩尻と信越本線・篠ノ井を結ぶ66.7qの路線です。明治33年11月にまず篠ノ井〜西条間が開通し、ついで明治35年6月に篠ノ井〜松本間が開業、12月に塩尻まで延伸して全線開通したそうです。当初は、村井、松本、田沢、明科、西条、麻績(現、聖高原)、姨捨、稲荷山の8駅しかありませんでした。駅間距離がかなり長かったのです。明治の御世における終着駅をご覧あれ。

大糸線は、中央本線・松本と北陸本線・糸魚川を結ぶ105.4qの路線です。篠ノ井線と違って、ローカル線にしては駅間距離が短いのが特徴で、実は松本〜信濃大町間は、もともと私鉄だったのです。路線名が、松本−糸魚川の松糸線ではなくて、大町−糸魚川の大糸線と言われているのは、そのせいかも知れません。昔々のその昔は終着駅だった駅の赤帯10円券をご覧下さい。


次週は、山陽線と山陰線を訪問する予定です。