10円仙台2期券・赤1条


・旧漢字の使用がなくなり、当用漢字になった
・その他は、仙台1期初期券と同じ

鉄道入場券図鑑では、これと同じ様式の瀬峰駅の10円券が掲載されていますが、説明は以下のようなもので、図と違っています。 ・当用漢字になった
・その他は、1期券と同じ

左の2枚は、鉄道入場券図鑑の仙台2期券の定義に従った様式の切符。仙台2期の後期券と申しましょうか???

ところで、仙台1期券と仙台2期券には発行時期の点で疑問が残ります。会津線糸沢駅の開業は昭和28年11月。その時までに仙台印刷10円券は2期券に切り替わっていたことになります。左の切符は、昭和30年10月に発行された野辺地駅の仙台印刷1期券。入場券の売れ行きが良かったはずの野辺地駅が2期券に切り替わっていないのはとても不自然です。もしかすると糸沢駅の切符の方が古いのかも。