好み いろいろ 硬券入場券

鉄道切符マニアの中で最も人数が多く、熱狂的なのが硬券入場券収集家といわれています。ひとくちに入場券収集といっても、好みは千差万別。明治・大正期の古い券を集める人、廃止・改称・無人化最終日の券にこだわる人、赤線20円券だけを集める人、ある地方や路線の切符に執着する人、そして全線・全駅を探し求める人などなど... 人によって思い入れがまるで違うから、どんな入場券が最も貴重なのかはとても難しい問題のようです。

ある権威によれば、鉄の古老に受け継がれている幻の入場券があるという。それは、広島局工字紋と呼ばれる紋様を持つ硬券入場券で、九州のとある駅で発行されたとか。広島局工字紋の硬券切符は、高額で取り引きされる大変貴重なものですが、入場券となればチョーレアなんだそうです。そこで、切符の素人 chabin が独断と偏見と見た目でチョーレア券を捏造しちゃいました。もちろん、まったく信頼できないことをここに宣言します。

ひと休みは、今日で本休みにして、続きは暖かくなってから、また。それまで、手持ちの硬券入場券を少しご紹介します。珍しいものはありませんが、乞う期待。本休みの初日は 昭和のA型入場券 から。