■■赤い帯の入った懐かしい入場券2■■
手持ちの「通用発売当日1回限り」入場券
いろいろ。少しずつ違いがありますね。

@ 「立入ることはできません。」
  一番数が多そうなパターン?




A「できません」の句読点(。)がありません。





B「できません」の句読点(。)がありません。
 「驛」「圓」「發賣當」も旧漢字。駅名も難しい
 「へなし」駅。デートの時、お守りに入れると
  いいかもね。


C「發賣當」が旧漢字。






D「立ち入ることはできません。」






E「立ち入ることはできません」






F「驛」が旧漢字。

「訪れた駅で入場券を買い、鋏(パンチ)を入れてもらって、持ち帰るべし。それが訪れた駅と入場券に対する礼儀である」といった感じで、先輩や同僚から言われるままに、駅員さんに「鋏を入れてもらえますか?」とわざわざ頼んで、パンチ入りの入場券が駅の記憶とともに残ります。ここに展示している入場券のほとんどは、chabinとその家族が実際にその駅を訪れ、礼儀を尽くして持ち帰ったものです。それから四十年近い歳月が流れて.....先日切符屋さんを訪ねて、赤帯入場券が高値で売られているのに驚かされ、次に入場券にパンチは禁物と聞かされて二度ビックリ。切手と同様、商売の道具にされていると知り、複雑な気持ちになりました。でも、筑前芦屋のように幻と消え去り、その記憶を留めるものも少ない駅の入場券には、パンチもまた貴重ではないでしょうか。