もう初夏になってしまいました。可燃ゴミで訪ねる新春ネットツアー2006、お楽しみいただけましたか? それにしても、訪れた「その時、終着駅」154駅のうち、JRの駅として今も健在なのは半分以下の70駅。鉄道網から取り残されがちな終着駅の厳しい現実を表していますが、いつまでも元気でいて欲しいものですね。頑張れ、終着駅!
偽造、捏造の罪滅ぼしに、おまけの終着駅可燃ゴミを3つご紹介して、4ヶ月間の長旅を終えることにします。今回も、chabin の独断と偏見と見た目に辛抱強くお付き合いいただきまして、誠に有難うございました。


宮島航路終着駅 宮島駅(宮島営業所):明治35.4.1開業。れっきとした国鉄の終着駅で今もなお健在です。左の可燃ゴミは、宮島駅発行の片道切符と入場券。


中央本線支線終着駅 飯田町:明治28.4.3開業、昭和8.9.15旅客営業休止。甲武鉄道の終着駅として開業した飯田町駅は明治39年に国有化され、中央本線の終着駅となりました。昭和3年11月15日、飯田橋駅開業に伴い、長距離列車専用駅になり、昭和8年9月15日に旅客扱いは休止されたとされる。左の可燃ゴミは、飯田町駅発行の片道切符と休止間近に発行された硬券入場券。


宇佐参宮鉄道の終着駅として大正5年3月1日に開業した豊後高田駅。その後大分交通宇佐参宮線になり、私鉄のまま昭和40年8月21日に廃止されました。左の可燃ゴミは、豊後高田駅発行の片道切符と入場券。宇佐参宮線時代の豊後高田駅舎は、地方私鉄としてはとても立派だったそうです。