鉄道切符のサイズ

左上:A型の切符。サイズは縦3cm×横5.75cm。鉄道切符の考案者にちなんでエドモンソン型と呼ばれ、世界中で広く使用されている硬券乗車券。戦前のA型赤帯入場券は捨てない方がよいです。
左下:B型の切符。サイズは縦2.5cm×横5.75cm。紙資源節約のため、1928年に日本で考案された硬券乗車券。戦前は省電区間用に、戦後は短距離区間用として多く使用されたが、磁気式切符の普及によって絶滅の危機に瀕している。B型赤帯入場券の評価は発売された駅の由来によってピンからキリまで。


C型の切符はA型を2枚重ねた様式。戦前の企画乗車券(左)や連続乗車券などに使用されたが、今はもう発売されていない。

D型の切符。サイズは縦3cm×横8.5cm。戦後、往復乗車券、特急券・急行券・準急券と乗車券の一様式券(左)、特急券、座席指定券などに使用された。見栄えの良い人気の硬券なので、今でもお別れ記念イベントでの乗車証明書用などに発行されている。