成田線、総武本線、久留里線


成田線は、成田駅を4月29日に、酒々井駅を8月1日に、下総松崎駅から湖北駅までの区間と、久住駅から椎柴駅までの区間を11月24日〜26日に買い占めたことが判明しています。駅毎に印刷時期が違っていて面白いですね。久住駅から椎柴駅間は、すべてパンチ入りで、買い占め隊の入場券としてはとても珍しいものです。


総武本線の買い占めは4回に分けて行われました。四街道〜日向間(佐倉を除く)が昭和40年7月30日から8月1日に、成東〜飯岡間と佐倉が11月18日に、猿田と松岸が11月29日に買い占めらました。なぜか、銚子駅だけは昭和40年4月30日。実は、4月30日は中央本線の小淵沢〜茅野間が買い占められた日に当たり、複数のグループに分かれて行動していたのかもしれません。


久留里線の駅は、昭和40年7月31日から8月2日にかけて買い占められています。この時、昭和43年無人化の小櫃駅と上総松丘駅も買い占められたはずです。が しかし、収集家に抜き取られたのか、残念ながら手元にありません。横田駅でも東京1期券(券番0083)ですから、もっと不人気だったに違いありません。

手元にありませんが、房総東線(内房線)は、11月19日と20日の日付の入場券が多く観測されているので、房総西線(外房線)や木原線などの房総半島の駅は、この時に買い占められたと想像されます。