日豊本線、日田彦山線

日豊本線は、鹿児島本線・小倉と鹿児島を結ぶ462.7qの路線です。昭和7年に都城〜隼人間が開通して、小倉〜鹿児島間が全線開通しました。今年のツアーでは、印刷時期が異なる赤帯入場券を並べてみました。ご笑覧あれ。

杵築:10円3期券「通用発売日当日1回限り 客車内に立入ることはできません。」



豊後豊岡:10円5期券「料金10円 通用発売当日1回限り 客車内に立入ることはできません。 発行駅名入り」



日向長井:10円1期券「通用発売当日1回限り 客車内に立ち入ることはできません」



南宮崎:20円券「料金20円 通用発売当日1回限り 客車内に立入ることはできません。 発行駅名入り」



三股:10円4期券「通用発売当日1回限り 客車内に立入ることはできません。」




霧島神宮:10円2期券「通用発売日当日1回限り 客車内に立ち入ることはできません」



龍ヶ水:10円A型3期券「通用発売当日1回限り 客車内に立入ることはできません」


鉄道入場券図鑑で門司印刷3期券として紹介している「通用発売当日1回限り 客車内に立ち入ることはできません」は、1期券の間違いと思われるので、そのように鑑定しました。が しかし、これが本当に10円1期券かどうか、非常に疑問です。なぜならば、切符の素人 chabin は、昭和20年代後半に九州の小駅で発行された入場券を一度も見たことがないからです。

日田彦山線は、日豊本線・城野と久大本線・夜明を結ぶ68.7qの路線です。前身の小倉鉄道が大正4年に開業したのが始まりとされています。全線開通は昭和32年。日田彦山線という名称が付けられたのは昭和35年と比較的最近です。