第2問:記念切符 VS 実券
写真や模型は、今も昔も鉄道趣味の王道なのに対して、今でもマイナーな趣味の切符収集は、昔々のその昔には殆んど認知されていませんでした。それでも、昭和20年代後半に到来した記念切手ブームの影響もあって、三丁目の夕日の時代には記念切符を集める鉄人が現れるようになりました。が しかし、硬券切符のような実券は、切手と違って 通用期限を過ぎれば商品価値が消滅するうえに、使用後は改札口の駅員さんに返却しなければならないため、収集には適しません。乗った列車の思い出に 忘れ形見として保存しておき、鉄人同士で見せびらかす「おまけ」のような存在だったようです。めったに乗ることのできない特急列車の切符ならば、自慢話の肴として利用価値があるかもと。
それでは、ここで問題です。あれから50年、当時発行された5組の記念切符・試乗券と実券とで、どちらがコレクションとしての価値が高いでしょうか?
(1)特急「こだま」の試乗券と実券
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(2)パーラーカーの記念券と実券
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(3)東海道新幹線の試乗券と実券
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(4)特急「しらさぎ」の記念券と実券
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(5)特急「あすか」の記念券と実券
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「可燃ゴミばかりのチョー易しい問題ばかりで、見なくても分かってしまった。こんな愚かな切符問題は、回答するに値しない。私は”切符鉄ちゃんへの道”の問題にふさわしい記念券や実券を段ボール箱にてんこ盛りで持っている。こんな愚かな切符鉄ちゃんの常識問題はやめてもらいたい」と思ったあなたは、実に立派な切符鉄ちゃんです。