鉄道入場券・おまけの鑑定書

 常識問題でも示したように、古いものよりもはるかに高額な切符が存在するのが鉄道入場券の世界。その価値を大きく左右するのは駅の来歴と発行枚数ですが、しかし、意外と知られていない各駅毎の入場券発行枚数。たぶん、全駅の発行枚数を把握している収集家は、いないのではないかと思われます。でも、駅の来歴と発行枚数を記録した駅の統計情報があれば、切符の素人でもダイジョウブ! 鉄道入場券の価値を鑑定できるようになるかもしれません。
 おまけの鑑定では、駅の統計情報をもとに、幻の駅の入場券発売状況に迫りたいと思います。まずは、発行枚数と券番の関係からどうぞ。

 鑑定内容 概要 作成日
1.発行枚数と券番 切符裏面の券番は 発行枚数を示すバロメータ 3/30
2.相模線の鑑定 無人化1年前には、入場券が1枚も売れなかった幻の駅 4/1
3.中央線と支線の鑑定 赤帯入場券が売られることのなかった「日本で一番長い名前の駅」 4/7
4.舞鶴線の鑑定 人気駅とチョー不人気駅が同居していた昔々の舞鶴線 4/11
5.小本線の鑑定 秘境駅の押角よりも発行枚数が多かった幻の宇津野駅の赤線10円1期券の発行枚数 4/15
6.久留里線の鑑定 入場券は戦前しか売ってくれなかった(?)久留里線の不人気駅 4/20
7.宮原線の鑑定 延伸開業当時の宮原線各駅における入場券発行状況 4/22
8.深名線の鑑定 入場券コレクターが辿り着けなかった西名寄 4/25
9.その他北海道の駅 深名線以外の幻の駅の入場券発行状況 4/30
10.入手するなら戦前券 幻の駅の入場券は、戦後よりも戦前の方が見つかるかも 5/16