7日目(2月6日・中編)

9:30頃、イカの空港へ到着。地上絵の遊覧観光はいくつかの航空会社が行っているようですが、あっちゃんたちが利用したのはアエロ・コンドルでした。
最初に用紙が周ってきて、体重の記入がありました。まぁ、極端にごまかさないかぎり、適当でも大丈夫かと(笑)

セスナは3人乗りくらいの小さいものから12人乗りくらいのものまでさまざまで、どれに乗るかはその時にならないと分かりません。また、全員一斉に出発するわけでもなく、そのときの混み具合、機体の用意によって変わります・・・ということで、やはり、先発隊、後発隊に分かれました。
12人乗り、5,6人乗りで先発隊。あっちゃんは最初先発隊の予定で、3人乗りくらいのに乗せられるようだったのですが、後発隊に回されました。小さなセスナ、乗って見たかったような、ちょっと怖かったような(笑)

先発隊が戻ってくるまでの間、1時間半くらいの待ち時間がありました。この時間を利用して、日本語の話せるおじさんが、地上絵について説明してくれました。
話の内容はよく覚えていないのですが(^^ゞ、地上絵は星座を意味しているという説もあり、おひつじ座のあっちゃんは犬だそうです。その後ビデオ鑑賞。T○Sの世界遺産でした。

ビデオ鑑賞の後は、空港で保護してるコンドルのペペちゃんと記念撮影です。
他に、リャマなどもいました。
コンドルは平地からは飛び立てないそうで、外に出しても、ちょっとジャンプする程度で飛んでいってしまう気配はありませんでした。もっと獰猛なイメージがあったのですが、生きたものは襲わず死骸を食べるそうです。
ちょっと触ってみたら、首の周りの白い毛はふわふわしているし、以外と柔らかく滑らかな感じがしました。

ソフトドリンクが1杯だけフリーだったので、インカコーラをもらいました。
ご当地ものなので旅行中何度か飲みましたが、あまり美味しいとは思えませんでしたf(^^;)
色は、写真で見て分かるとおり、黄色です。
味は、コーラというよりは、クリームソーダのソーダ水に近い感じでした。



1時間半の待ち時間も意外とあっという間に過ぎ、戻ってくるセスナの音が聞こえてきました。ここでガイドさん、「みんな青い顔、赤い顔どっちで降りてくるでしょうね〜(^ー^)」
今回、旅行の前に高山病以外でみんなが心配したであろうことのもう一つが飛行機酔い。出発前に成田でも、高山病のことよりも、酔い止めの薬を用意してきたか聞かれました。
セスナは、右に左に大きく旋回してかなり揺れが激しいので、今までに乗り物酔いの経験がある人、自信のない人は酔い止めの薬を飲んでおいた方が安全とのことです。
青い顔だったらどうしようかと思ったのですが、みなさん、元気に楽しそうに降りてきたので、ちょっとホッとしました(^。^;)

そして、11:45頃ナスカの地上絵観光へ出発です。イカからナスカまでは片道20分くらいですが、この間はとても穏やかな気持ちよい飛行でした。

ナスカの地上絵については、前日バスで移動中に説明してもらいました。
地上絵は、紀元100年〜800年頃に刻まれたようです。鳥や動物の他にも、三角の図形などもあり、小さなものもあわせると、そ
の数200にも及ぶそうです。さらに数多くの線もあり、それもあわせるとほんとものすごい数になるのではないでしょうか。
絵は、黒い地表の石や砂をどけて白っぽい地面を出すことによって描かれていますが、溝の深さはわずか数10センチだそうです。このように、ただ砂漠に溝を掘っただけのものが、長い年月消えることなく残っているのは、年間を通してほとんど雨の降らない、この地方の気候によるようです。また、この地方に吹く風の特徴から、溝に砂が蓄積するのも防いでくれたそうです。
こうして自然の力で守られてきた地上絵ですが、ここ100年〜数10年の間に、人の手によって破壊が進んでしまい、毎年少しづつ消えていっているそうです。
パンアメリカン・ハイウェイによって分断されてるのは有名ですが、それ以外にも、心無い人が車で乗り入れてできた轍などもたくさんあるそうです。あっちゃんは、絵を確認するだけで精一杯でしたが、実際、傷ついた様子もはっきりと確認できるようです。

一体何のためにこのようなものを造ったのか? 宇宙船の滑走路、カレンダー・・・諸説ありますが、事実は謎に包まれたままです。
残念ながら!?宇宙人ではなく人が造ったものであることは間違いないようで、測量に使われたと思われる杭なども見つかっているそうです。また、上空から眺めるために熱気球を利用したのではないか、とも言われているそうです。実際、当時の技術で再現してみたところ、熱気球を飛ばすことは可能だったようで、気球に使われたと思われる布も発見されているそうです。(この布はどこかへ失くなってしまったそうですが・・・)

ただ、上空300kmからみると、地上絵全体がメビウスの形をしているそうで、これは一体何を意味しているのでしょうか?


ハチドリ
一番、有名なのではないでしょうか?
とりあえず、ハチドリが綺麗に撮れたので良かったです♪
木と手
指が4本しかありません。(サルもそうです)
当時、近親婚によって奇形児も多く産まれていましたが、
神の子として大切にされたそうです。
そういった考えが、4本指の地上絵に現れて
いるのかもしれません。
写真撮影は、難しいです。特にシャッタースピードが遅いデジカメは辛いかもしれません。
あまり撮影に夢中になると、酔うし(笑)、絵をゆっくり眺められないので、自分の目にしっかりと焼き付けるのがよいでしょう。


遊覧観光であっちゃんたちが確認できた主なものは、宇宙人、イヌ、サル、コンドル、オウム、蜘蛛、ペリカン、ハチドリ、木と手。この他、三角や四角、直線なども見えました。なぜか、宇宙人だけは岩に刻まれています。

絵の上空に来るとセスナは大きく旋回し、パイロットが「ミギ、ウチュウジン。ハネノシタ、ワカッタ? OK?」
右側に座っていた人たち全員が確認し、「OK!」と返すと、今度は左へ。そしてまた次の絵の上空で・・・と繰り返しながら観光していきました。一度確認してしまえば、はっきりと分かるのですが、最初は結構見つけにくかったです。あっちゃん側に旋回してるときに、確認できずにキョロキョロしてたら、反対側から覗き込んでいたおばさんに、「ホラ、あそこよ!」と教えられたりしましたf(^^;)

あっという間に約30分の地上絵の観光を終え、13:00頃イカの空港へと戻ってきました。

実際、短い時間の遊覧飛行では、地上絵を堪能できたとは言えないかもしれません。意外と、感動する間もなくあっさりと終わってしまったかな、という気もします。
でも、もういつの頃からか覚えていないけれど、ナスカの地上絵がペルーにあるということも知らないまま、漠然と行ってみたいとずっと思っていました。そのうちペルーにあることを知り、ペルーにはマチュピチュ遺跡をはじめたくさん見どころがあることを知り、地上絵だけが目的ではなくなりましたが、ナスカの地上絵があっちゃんがペルー行きを決める一番のきっかけになったことは間違いありません。
「自分の目で見る」ことができて本当に良かったと思います。


ナスカの地上絵 観光証明書


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