■伊勢神宮(2004年5月3日)

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朝起きたら、生憎の雨(-_-;) ちょっと傘が邪魔だけど観光できないほどではないでしょう。
まずは駅からバスで伊勢神宮の内宮へと向かいました。
ガイドブックには、観光シーズンには内宮方面の道路が混雑するので、二つ手前のバス停、猿田彦神社前で降りて歩いた方がいい、と書かれていましたが、ホンと、ここを過ぎた途端、それまで普通に走っていたバスが全く動かなくなりました。
晴れていたら歩いたのですが、雨も降ってるし、ゆっくりとそのままバスで行くことにしました。

そしてたどり着いた伊勢神宮。伊勢神宮というのは通称で、内宮と外宮の二つの正宮を中心に、これに所属する別宮などの総称して、神宮というのが正式な名称です。内宮の御祭神は八百万の神々の中での最高神、天照大神です。

五十鈴川にかかる宇治橋を渡り宮域へと入っていきます。
雨が降ったこともあり、濡れた深い緑の清々しい匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、一番奥にある内宮正宮へ。
写真撮影は禁止、参拝も御門の前で行います。

(写真:正宮へ向かう途中で写した五十鈴川。周りはこんな感じで川と緑に囲まれています)


お参りが終わったら、伊勢神宮を訪れた際のお楽しみ!? 門前町おはらい町と江戸〜明治時代の町並みを再現したおかげ横丁の散策です。
伊勢名物、赤福を店先でいただいたり(本店は現在改装中。道を挟んだ向い側で営業していました)、なんか買い食いの魅力いっぱいだなぁ〜(笑)と思いながら、ぶらぶらと。一人だといろいろ食べられないのが残念!
お土産屋さんをのぞいて歩くのも楽しそうなのですが、なんか、今回はほとんど素通りで終わってしまいました(-_-;)
また今度、じっくりと余裕を持って散策してみたいな。

お昼に伊勢うどんを食べ、その後、おかげ横丁から徒歩5分ほどのところにある、お伊勢参り資料館へ行ってみました。小さな資料館ですが、江戸時代、全盛を極めたおかげまいりの情景や当時の風俗の様子を約5000体の和紙人形で再現しています。
資料館の見学を終えた後は、このまま外宮へ向かおうかな?とも思ったのですが、もう少し時間はあるし、お天気もどんどんよくなってきたので、もう少しおはらい町を歩いてみることにしました。
おかげ横丁に、芝居小屋のようなおかげ座があります。中に入ってみると、ここも歴史館とテーマ館からなる施設で、ちょうど歴史館では映像シアターが始まったところ。そのまま、ふらりと入館料を払って入ってしまいました(笑)
マルチスクリーン映像で、おかげまいりについて学んだ後は、ガイドさんについてテーマ館の見学です。
江戸時代の、参拝客で賑わう伊勢参宮街道の様子、遊郭があり伊勢の文化発祥の地となった古市の様子などを、人形を使って再現しています。なぜかこういうときは、いつの間にかガイドさんのすぐ後ろをくっついて歩いているあっちゃん。(某友人に言わせると、気がつくと、いつもベストポジションをキープしてるらしい(笑)) 今回も、最初は人の後ろで、人形が見えなーい(-_-;) と思っていたのですが、その後は・・・はい、一番前でじっくりと説明聞きながら眺めていました(笑)


伊勢うどん
ちょっと麺がべちゃべちゃしていて
あっちゃん的にはイマイチ
おかげ座
テーマ館では、こんな感じで
おかげまいり の様子を再現


さっきまで余っていたはずの時間も、おかげ座の見学をしているうちに残り少なくなってしまいました。急いでバスに乗って外宮へ向かいます。
外宮は、衣食住や産業を司る神、豊受大御神を祭っています。内宮に比べると参道も短く、人も少ないのですが、やはりここも深い緑の森におおわれ、厳かな空気が流れています。外宮正宮も、内宮正宮と同じく門の前で参拝します。

これで今回の観光はおしまい。
近鉄の急行でトコトコとのんびり名古屋まで戻り、新幹線で帰途につきました。

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