■松本・木曽路(2003年5月3日、4日)
GW全くイベントがないのも寂しいし、遠出したくても今更予定がたたず・・・
で、何を思ったか(笑)、松本城を見に行こう!と決めました。
................................................................................................................................................................................................................................................一日目は松本市内観光です。ぶらーりぶらーりと松本城を中心に、市内を散策しました。
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旧司祭館(県内最古の西洋建築で、布教のために松本を訪れたクレマン神父の住居)を見学した後、旧開智学校へ。明治6年に開校した日本で最も古い小学校の一つで、昭和38年まで使われていました。明治初期には和風と洋風が入り混じった文明開化を象徴する擬洋風建築が多数建てられ、その代表的な建造物です。
内部は見学でき、明治〜現在の教科書、教材、古い机などが展示されています。
あっちゃんが小学校1年生の時に使ったのと同じ教科書も展示されていたり、通った小学校が古い木造校舎だったことともオーバーラップして、懐かしい気持ちになりました。
(写真は、旧開智学校)
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松本城は、5層6階の木造天守閣が残る、国宝に指定されたお城です。
連休ということもあり、すごい人だろうなぁ、と覚悟はしていたのですが・・・
天守閣へ登るまで約4,50分。城内の展示物を見ながら、ぞろぞろとすごい行列でした(^。^;)
城内の階段は狭く急で、敵からお城を守るためとはいえ、住んでる人は大変じゃなかったのかな?(足元に集中していたら、思いっきり頭をぶつけたあっちゃんです(爆)) |
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城下町の面影を残す中町通り。民芸品や工芸品のお店が並んでいます。
なまこ壁の蔵造りの建物や、昔ながらの看板や、ポストなどを眺めながらのんびりと散策を楽しみました。
写真は、カレー屋さんです。入ったわけじゃないけど、なんか建物とカレーがミスマッチだったので、思わず一枚(笑) |
二日目はどこへ行こうかいろいろ迷ったのですが、どこへ足を延ばすにしても遠い・・・。
7年に一度の御開帳の年らしい善光寺? 上高地でトレッキング?
木曽路を散策? 結局選んだのは木曽路の散策です。
江戸時代の五街道の一つ中仙道。馬籠から贄川までの木曽路には11の宿場があります。その中の、馬籠と妻籠へ行くことにしました。
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馬籠は、木曽路11宿の一番南端に位置する宿場町です。
山の斜面に沿って建物が軒を並べる、坂の宿場町として特徴があります。
また、島崎藤村が生まれた町でもあり、小説のモデルとなった場所も残っています。
馬籠から妻籠をつなぐ馬籠峠は、自然遊歩道となっていて、約8qのコースを当時の旅人の気分になって!?歩いてみることができます。
最初は上り坂が続き、歩き始めたことにちょっと後悔もしつつf(^^;)、意外と頂上はすぐで後は下るだけ。あっちゃん以外にも歩いている人は結構いて、山の空気を吸いながら、とてもよい運動になりました。
そして到着した妻籠。全国ではじめて、古い町並を保存した場所です。ここにも、島崎藤村の母方の生家跡や、『初恋』のモデルとなったおふゆさんの嫁いだ脇本陣奥谷などがあります。
妻籠から最寄り駅の南木曽までも散策コースとなっていて、ちょうどよい時間のバスがなかったこともあり、またまた駅まで歩いてしまいました。
(写真は、馬籠で撮った水車。歩くのに一生懸命で、あまり写真を撮れなかったf(^^;))
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あまり時間もなく、ホンと、ただ歩いてきただけで終わってしまったので、今度は時間をかけて宿場一つ一つをゆっくりと見学してみたいな、と思いながら、今回のミニ旅行を終わりました。
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