プーケット島
1993年9月1日〜9月5日


最初、グアムへ行く予定だったのですが、あっちゃんたちの行く半月程前に、グアムに地震が来て、さてどーしよう?
旅行会社に問い合わせたところ・・・「まだ安全確認はとれていないから、出発まで1ヶ月切ってるけど今ならキャンセル料はかからない。もし、GOサインがでたら、それ以降は通常通りキャンセル料をいただきます。」とのこと。
大丈夫のような気はするけど、せっかく行って遊べなかったらつまんないし・・・ということで、変更することにしました。
慌てて似たような条件で見つけたのがプーケット。とにかく時間もないので、よく調べもせず、決めてしまったのでした。

そして・・・これが、今回の旅のケチの付き始めだったのです。

この時期、タイは雨期。でも、南国の雨期って降ってもスコールでしょ?、と思ったのが甘かった・・・。
毎日、日本の梅雨かと思うようなどんよりくもり空。ホテルの前の海は波が荒いとかで遊泳禁止。
ホテルのプールへ行ったは良いけど、ゴーゴー風が吹いていて、それでも、せっかくのリゾート!と思ってがんばったけど耐え切れずに退散。友人は体調崩したりetc.
OPツアーで、ちょっと離れた島へ行き、そこで唯一、リゾートっぽいジェットスキー、パラセーリングはやってきましたが、この日も天気はくもり空でした。海やプールで遊べないので、一応、ぶらぶら散歩やショッピングらしきことをしたのですが、はっきり言ってなんの印象も残ってません。

帰りはバンコクに1泊です。着いた時はもう夜。ホントに寝るだけに立ち寄った感じです。
そして、また・・・バンコクの空港で、あっちゃんの荷物が誰かに間違って持って行かれてしまいました。
いつもなら、機内に持ち込んじゃうのに、この時に限って、最後にプーケットでお世話してくれたガイドが、勝手に預けちゃったんです。とりあえず、見つかったらホテル、最悪は日本へ送ってもらえるよう手続きをしてホテルへ。幸いなことに、間違った方がバンコク在住の日本人ご夫婦。すぐに、あっちゃんの泊まってるホテルまで、お詫びの品と一緒に直接届けてくれました。

荷物の件はあっちゃんの方にも非はあったのですが(友人に任せて、トイレに行っていた^^;)・・・この時、お詫びに、といただいたバックは、随分と長い事、擦り切れてぼろぼろになるまで愛用させていただきました。

そして最終日。この時利用したのはタイ航空なのですが、あっちゃんたちの乗る飛行機が台風だかなんだかで、来ないらしい・・・
他の便に振り替えるため、ガイドさんについて、荷物しょってバンコクの空港の中、走った、走った。
これまた幸いなことに、ほぼ同時刻にフライト予定のオリンピック航空に席が確保でき、同じく振り替えたと思われる日本人の方と譲り合って友人達とも並んで座ることもできましたが。(結局、予定より早く成田に着きました)

とまぁ、こんな風に、最初から最後までケチの付きっぱなしの旅でした。
きっと、グアムに地震が来た時点で、今回の海外旅行はあきらめろ、っていう天からのお告げだったんでしょう・・・
それでも、いろいろ事件が起きた割には、何一つ大事に至っていないのは運が良いというべきなのかな?
「わざわざ海外に来て、何もせずにホテルでボケーとしてるってのも、ある意味すごい贅沢な旅ができたってことだよね」と、帰国後自分達を慰めたのでした。

(一応、載せられそうな写真探したんですけど・・・あまりピンとくるのがなかったので、やめておきますf(^^;))
ベストシーズンに行けば、きっと奇麗なところなんだろうな・・・っていうのは分かるけど・・・もう行くことはない気がします。
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最後に・・・
ちょうど同じ時期に、大丈夫でしょー!とグアムに行った知り合いは・・・グアムを十分に満喫し楽しんできたそうです。
約一週間後にプーケットに行った知り合いは・・・「天気? 確かに、良かったとは言えないけど、別に悪くもなかったよ」
やっぱりあっちゃんたちって・・・

一つくらいは、ほのぼの!?エピソード(笑)
この時は友人と3人で行ったのですが、行きの飛行機で、なぜかあっちゃんにだけ”タイ航空のトランプ”をくれました。
物欲しそうに見えたのか・・・ホンとに子供と間違えられたのか・・・理由は不明ですが、わざわざ真ん中に座っていたあっちゃんに、「ほれ。」って感じで、当たり前のように渡されたので、あっちゃんもつい、素直にそのまま受け取ってしまいました``r(^^;)


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