4)雑話

Eオスグッドシュラッテル氏病(成長痛)スポーツ好きな子供たちへ

以前からあった成長痛と呼ばれている、成長期の子供の膝の痛みです。
膝関節のやや下の脛骨粗面と言われる部分が隆起し炎症を起こします。
屈伸やサッカーでボールが蹴れないなどの運動痛が特徴です。これがまた なかなかよくならなくて、その間 スポーツが禁止になり、子供はやりたいけど出来ない状態で悩んでしまいます。
病院では 低周波や薬物や固定などで消炎鎮痛を行いますが、効果が現れない事が多いのです。
年配の方にも見られる 膝の痛みにも在ることなのですが、体重の掛かり具合が 外側の腓骨(外くるぶしの骨)へ集中していることが診断できます。
よって なんらかの方法で 刺激をバランスよく内側へ 逃がしてあげれば、痛みは消失します。
痛めている期間にもよりますが、短い期間だと2週間程度でスポーツに復帰出来ます。
1年くらい痛めている子供では、1〜2ヶ月はかかるかもしれません。
痛いところを治療する、またはしたいのは 理解できますが 効果があがらない。
難治性の疾患です テニス肘や腱鞘炎も同様な考え方でいいように思います。

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