患者さんの訴え(症状)に対して、腰痛・膝痛・肩が上がらない・・・等々
その患部を視察(観察)、触診、問診するのは当然ですが
何故?そこが痛むのか?原因は何か?が 一番大切だと考えます。
症状を発している根源を治療できれば、必ず楽になるはずだからからです。
とはいいつつも
これは 口で言うほど簡単ではありません。
何故なら
患者さんの訴える症状は、大抵 眼に見えない症状がほとんどだからです。
骨折なら 短時間の腫脹、内出血、形態異常。
脱臼も 腫脹や形態異常など
画像診断において眼
で異常が判ります。
血液検査においても 同様に数値の異常が眼で判ります。
ところが 骨に異常がなくても痛みは出現します。
肩が痛むのに・・・胃が悪かった、とか ギックリ腰だと思ったら・・・腎結石だったとか。
大抵 誰もが聞いたことがある話だと思います。
眼に見えない原因を探し 正しい診断治療をするために
オーリングテスト・フィンガーテストなどを使っているのです。
眼に見えない症状は、周囲に理解されなくて 心が病んでしまう場合も多いのです。
身体が楽になれば心も楽になってきます。
患者さんの表情が明るくなっていくのを見るのは、心地いいものです。
私は西洋医学否定論者ではありません。
解剖学や病理、衛生、生理学など身体の基礎医学や病気の知識はとても大切だと思っています。
心臓のバイパス手術や腹腔鏡による胆嚢の手術などは、患者さんの苦痛を軽減し 入院期間を短縮できる すばらしい技術だと思います。
例えば 腎臓結石の疑いのある患者さんであれば、鍼で痛みを軽減するよりも点滴で鎮痛剤や利尿剤を投与してもらい、早く石を排出した方が患者さんのためになる、と考えます。
逆に 骨折においてギブスでぐるぐる巻きで固定されますと(骨折の部位や状態によりますが)病院側の管理リスクはかなり軽減されますが、患者さんにとってはかゆくてたまらない。夏場などは臭い・・・。
固定期間によっての筋肉の萎縮や関節の拘縮が起こるため、固定期間の2〜3倍のリハビリ期間を要することとなる負担などが増加することになります。
ここで 間中理論のアルミとイオンパイピングを使用して、骨折の初期炎症を初期の段階でなるべく小さくなるように消炎措置を行うとどうでしょう?
腫脹や内出血が小さくなり、組織の再生が早くなり骨癒合も同様です。
包丁で10センチ.深さ5ミリ切った傷が3〜4センチ.深さ2ミリに軽減されたとしたら,
傷の治癒期間はどちらが早いのか?
言うには及ばないでしょう。
何事も一工夫ですよね。
一つの事だけにとらわれないで パスタに昆布茶、マカロニサラダにみりん、みたいなものです。
患者さんが よければ頑張りますって 考え方が結論ですかね。