7月の。2005。
オリンパス社製のハードディスク型ポータブルオーディオ(短い呼び方があると良いのだけど思いつかないなぁ)を買ってから1ヶ月ほどが経ちます。友人はプレイリストを作ってみたりしているそうですが、僕はもっぱら全曲の中からのランダム再生で聴いています。 このランダム再生という機能、何千曲も入るハードディスク型ポータブルオーディオで使うとスリリング。今現在、記録しているのは200曲ほどなのですが、それでも次にどの曲が来るのか全く予想できず(当然だけど)、次の曲が始まる度に少し驚愕してしまいます。 坂本さんの綺麗なピアノに薄汚れた心が洗われたところにすかさずノイジーなお囃子が滑り込んできて立川さんががさついた声で「あたしゃねぇ」と始めたりするととても嫌な気分になるし、こちらの期待通りの曲がかかれば「やればできるじゃないか」と心中で賞賛することもあります。また、こちらの予想外の選曲が意外に心を打ったりもします。 そんなスウィートデイズを過ごしています。 |
少し前の雷の影響だと思うのだけど、約6年間お世話になったコンポが息をひきとった。 CDチェンジを試みると、ガションガションとロボットの足音を思わせる雑音を発してずっとチェンジを繰り返すようになってしまった。もちろんその努力は素晴らしいとは思う。でも、いつになるか分からないCDチェンジ成功を待っていられるほど気も長くない。 それに、CDからMDへの録音機能もとっくに死んでいる。CD-Rの再生だっておぼつかない。 電器屋のおじさんに聞いてみると、CDチェンジャーはどのメーカーも故障しがちなので撤退してしまっており、いまだにCDチェンジャーを採用しているのはパナソニックだけなのだそうで。確かに、6年間の間に3回も壊れている。また壊れるのは嫌。 これらの理由で数週間自問自答。うまいこと自分自身をそそのかすことに成功し、棄てました。要するに新しいのが欲しいだけなんでしょ、と言われたらぐうの音も出ません。 おしまい |