1月の。2005。


1月27日 21:14 「メロウなフロウをブロウに」
 セブンイレブンに行ったら、復刻版と称して「メローイエロー」が売られていた。迷わず手を伸ばしてしまった。

 このメローイエロー。僕が幼少の頃に売っていた炭酸飲料です。ぼかぁ当時の一時期、この飲み物に数百円の小遣い全てを注ぎ込むくらい、はまっていた。そして周囲にもメローファンは多く、当時、ある友人に「あれって一杯じゃ終わらないよね」と大真面目に言わせたくらいの代物だった。だからこそ復刻版も出たのだろう。

 でも今回飲んでみて感じたのは「パンチ力不足」だった。こんなに微炭酸だったっけかなぁ。味も極上とはお世辞にも言えたもんじゃないし。あそこまで僕を狂わせたものは一体なんだったのだろう。メロウなイエローだけに、幼少期のイノセントな部分に呼応する飲み物なんだろうか。(さっぱり意味が分からない)

1月25日 23:15 「アナグラム」
 6日間続いた悪夢は7日目にして途切れました。いざ終わってしまうとなると、やや寂しい気すらしてくるから人間って不思議。

 今日は、朝飯を頂いてから、そのまま散髪へ移行。襟足は1.5cm、もみあげは1.2cm、他は1.8cm。長年のバリカン生活により培った経験に基づくベストスタイルです。もはや鏡もろくに見ずにフンフンフフンと刈る刈る、刈る。でも、少しも油断はしない。してはならない。

 1.8cmのアタッチメントで刈っている時はまだ良いのです。1.5、あるいは1.2cmのアタッチメントを装着している時、油断は即、死を意味します。1.2cm用アタッチメントでもみあげを刈り、それを迂闊にも忘れ、アタッチメントを交換せぬまま頭頂部や前頭部を御気楽にバリバリやってしまったらどうなるでしょう。地獄絵図です。泣き顔でそのまま全ての頭髪を1.2cmで刈り続けなければなりません。そして、バランスを取るためにもみあげを再び、今度は9mmで刈ります。そして、またアタッチメント交換を忘れたら・・・。この「負」の連鎖の行く末は、スキンヘッズぎりぎりの坊主頭、むしろ和尚頭と言った方がしっくりくる程の短髪になってしまう可能性もあるのであります。

 僕はこのミスを何度かやらかし、その度に砂を噛むような思いで這い上がり、ここまでサヴァイブしてきました。バリカンを決して甘く見てはいけません。

 和尚さんからの大事なお話でした。

1月24日 23:50 「ジャングルで出会った若者」
 脳裏に、無駄に、何の脈絡もなしに浮かんできてしまう言葉というものが、誰しもあると信じて、以下に自分がわりかしすぐ思い浮かんでしまう言葉を列挙し、また、そうする事であれがあれしたらいいなぁなんて考えたりします。

 アリーヴェデルチ、ノーチラス号、時任三郎、自決、ネックハンギングツリー、時計台、灯台、デルガド、ポポンデッタ・レインボー、フラビオ・コンセイソン、タクラマカン砂漠、おばんでやんす、デロリアン、環状線、既婚者、バイシクル野田、こそばゆい、ステューシー、おまんじゅう、トロンボーン、ハンプティ・ダンプティ、根こそぎ、肥後もっこす、モーニング・スーサイド、オポッサム、オ・・・・

 まだ続きそうですが、ふらふらしてきたので一旦止めなくちゃ。あれがあれしたらというか、日記らしい長さに到達したので、良しとします。

1月23日 20:00 「コマンド・サンボ」
 本日の日記は箇条書きでお送りします。 

・5日間連続で悪夢を鑑賞、汗だくで目覚めています。ストックされているTシャツが残り少なくなってきました。このまま続けばナイトメアダイエットになりそうです。
・少し前に2万アクセス突破しました。もっさ有難うございました。
・サンボマスターのアルバム(2500YEN)を購入しました。イントロの部分で毎回、その曲の題名を言ってしまう辺りの鬱陶しさが微笑ましいです。
・井上陽水の「氷の世界」はけっこう好きです。
・持病の猫背が末期らしく、胸を反らせて伸びをすると、胸骨付近がポキポキと鳴ります。
・目薬をさすのが下手すぎて、目の周りがビシャビンシャになりました。夕方でした。

1月11日 23:30 「肉眼では確認できないけど天然パーマ」
 将棋で劣勢に立たされ、やけになった男が将棋板をひっくり返すようにして、年末に話を戻します。

 国立競技場にサッカーの天皇杯「ジュビロ磐田VS浦和レッズ(レッドダイヤモンズ)」を見に行ってきました。

 主にトルコ人選手、アルパイに注目して観戦していました。試合中、彼のロングフィードは計4回。その全てが敵にカットされていました。遠目からでも適当に蹴っている様に見えたくらいなので、まぁ当然と言えば当然かもしれないけど、それでもなお、僕は彼に好感を持っています。こんな風にして、ボールに関係の無い選手をずっと見ていられるのもスタジアムで観戦する醍醐味である、と思いました。(何となくまとめてみた)

 選手の動きは断然ジュビロの方が良かったです。ひとりがボウルを持つと、他の選手がそれに連動して色々な方向にギュンギュン走り出していく。酔っ払った快速ランナーのように、軽やかに千鳥足で走ったりしていて、それを見ているだけでも十分楽しいのでした。これで、ボウルがフィールドに無かったら、ただの発狂集団にしか見えなかったと思いますが、幸いにもボウルがあったので良かった。そしてジュビロが勝ちました。

1月07日 21:00 「プライベートラプソディー」
 こんにちは。

 「正月は祖父母宅で過ごす」という暗黙のルールがあり、3日間の間、軟禁とは言わないまでも、ずっと祖父母宅におりました。ひとつの家で3〜4家族が3日間も寝食を共にするということで、家中どこへ行っても誰かが待ち受けておるわけで、プライバシーもへったくれもなく、専ら家の周りを散策しておりました。
 祖父母宅の近くに久伊豆神社という、わりと格好良い神社があるのですが、初詣の人々でごった返していて近寄れず、しょうがないので、飲みたくもないジュース(ホットのはちみつレモン)を買ってみたり、凍結した道路の氷を踵で割ったりと、異端児のような徘徊ぶり。

 他にトピックスとして挙げられるのは、買ったばかりだという祖母の携帯電話を新聞の下やポケットに隠したりといった陰湿ないじめをやった事、そして、祖父の掃除の邪魔になるということで、AM5:00に部屋を移動させられた事くらいです。

 祖父母宅から帰ってきたら、すっかり脳みそがふやけきって廃人のようになっている事にゆっくり気付きました。