甲州街道の大月IC近くの真木の信号から山側に入って真木小金沢林道を大峠まで登ることができます。 その先の小金沢側（葛野川発電所側）は通行止めです。峠に少しの駐車スペースがあり、 そこから歩いて１時間ほどで雁ヶ腹摺山の頂上になります。
ここからの富士山は５００円札の裏にあるものと同じです。 撮影者は「名取久作」という人で昭和１７年１１月３日午前７時１５分に撮影したという標識がありました。
渡り鳥の雁でさえ腹をこすりながら越えていくということからつけられた名前なのでしょう。 標高は１８７４ｍですが近くには笹子雁ヶ腹摺山と牛奥雁ヶ腹摺山もあります。 なお富士山手前右手のピークは三ツ峠山です。
（1997年4月）
