川乗山の獅子口

 
【東京都西多摩郡奥多摩町 大丹波林道〜獅子口小屋跡〜踊平〜川乗山】

 10年前に登ったときからずっと気になっていたことがあり、思い立って出かけました。 そのときは川乗林道から続く日向沢林道の踊平を通過するトンネルが工事中でした。 その後、開通したようですが確かめてみる機会がなかったのです。
 川井駅から百軒茶屋へと上り、その先の大丹波林道から登山道に入ります。 この道はあまり利用されないためなのか倒木などで荒れていました。 この先夏になるとあまり歩きたくない道になると思います。ちなみに大丹波林道には特に通行制限はなく、 さらに奥に入ることもでき、林道終点にもちょっとしたスペースとそこから続く登山道があります。
 峠の踊平では一旦下の林道におり、踊平トンネルとその先の日向沢林道を歩いて見ました。 林道は崩落がひどくて進めませんが一応の目的は果たせました。

 踊平に戻って川乗山に向かいます。ここからは防火帯として切り開かれた尾根道のため明るく快適です。 上の画像は川乗山手前の曲ヶ谷北峰からです。川乗山(1,340m:本来は川苔山)まで来ると登山者は多くなります。
 下りは途中から道を変えて獅子口小屋跡へと下ったのですが、 階段状のすごく急な下りで登りには使いたくない道でした。 そして小屋跡に到着する少し手前に妙なものがあり、沢の水が岩の下から出ていました。 獅子口というのはこのことでした。 隣り合った沢には一滴の水も流れていないのに不思議な光景です。
 獅子口小屋跡からは来た道を下り、途中から林道へと登るとその場所は大丹波林道の終点です。

 (2010年5月)
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