竜ヶ岳からのダイヤモンド富士U

 
【山梨県西八代郡上九一色村 竜ヶ岳】

 昨年の竜ヶ岳からのダイヤモンド富士は気象状態が良くなくて失敗でした。 今年も同じ時期に再挑戦するつもりでいたところ、12月としては珍しく大型低気圧が通り過ぎ快晴になったので、 この機会を逃すことはないと思い出かけました。
 前夜発で本栖湖キャンプ場の駐車場で仮眠しました。 満天の星でずいぶんと冷え込んだのですが車内で支度をして4:15に歩き始めました。 去年引いてあったキャンプ場の中の白い線は雨上がりのためか、それともまだ少し早いのか引かれておらず、 記憶と案内板をたどって進みます。
 一旦、ピークに出て少し下るとさらに30分ほどで展望台のある石仏に着きます。 林の中を抜けたので闇夜にもはっきりと富士山の姿が確認できました。 雪はないのですが先日の雨の残りが凍りついていて地面の感触が固いです。再びジグザグの急な登りになり、 登るほどに裾野のほうが赤みを増していきます。丁度富士山の真上に「明けの明星」が出たので三脚を立て、 30秒露光で撮影しました。(画像をクリックしてください)

 キャンプ場からの標高差550m、標高1485mのピークに到着すると、風はあるもののそれほど強くはなく、 寒さも去年ほどではありません。しかし逆方の南アルプス側はまるでダメでした。
 待つこと一時間ちょっと(午前7時40分)で、ダイヤモンド富士のその一瞬をとうとう捉えることができました。 (少し右によっていますがあと1週間もすれば丁度センターになるはずです)

 (2006.12.28)
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