よく言われているように富士山には一度は登ってみる価値があります。
標高3,776m、日本一の山ですから四方から登山道があり山小屋もたくさんあります。
さて、これはふもとの河口湖町大石のあたりで見つけた「ツキミソウ」です。
天気がよければ正面に富士山が見えるはずですが、この時期どちらかといえばボーっとした富士山になりますが
鮮やかな黄色の月見草とは取り合わせが良いと思います。
文学者太宰治の『富嶽百景』には「富士には月見草がよく似合ふ」の一節があり、
富士山と立派に相対峙した月見草を表現しています。御坂峠の天下茶屋に滞在した時の作品で、
そこには太宰治の文学碑があります。
なお、月見草と云っているのは俗称で本来は大待宵草(オオマツヨイグサ)のことです。
(この位置からの富士山が見える様子を別の機会に撮影しましたので画像をクリックしてみて下さい!)
(2002年6月)
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