白馬大雪渓とシナノキンバイ

 
【長野県北安曇郡 白馬村】

 猿倉の駐車場に止めてそこから白馬尻まで1時間ほどの林道歩きです。 そしてここからは延々と2kmの大雪渓が始まります。

 大雪渓の終点(葱平:ねぶかっぴら付近)から稜線までの間は高山植物の宝庫のようで、 数え上げたらきりがないらしい。たしかに名前は知らないにしてもたくさんの花を見かけることができます。 いずれも雪渓と岩をバックにその存在を主張しているさまはなかなかでした。
 これはシナノキンバイでこのあたりを代表しているようです。 この夏はあいにくの天候で今ひとつコントラストがぱっとしませんでした。

 あまり沢山は見られませんがクロユリです。ほかに、クルマユリ、ミヤマウスユキソウ、 ミヤマオダマキ、ハクサンフウロなどが見られました。

 ところで白馬岳の山頂には人力で担ぎ上げられた風景指示盤があるそうです。 (新田次郎:「強力伝」より)
 それを見たかったのですが翌日もあいにくの雨のため頂上に行くことができず、撤収。 そのまま雪渓を引き返しました。 

 (2003年8月)
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