池の平湿原とコマクサ

【長野県小県郡 東部町】

 長野県と群馬県の県境にある地蔵峠と車坂峠の間を湯の丸高峰林道が結んでいて、 その中間に池の平湿原があります。
 標高約2,000mのこの湿原は低高山植物の宝庫でもあり人気の場所です。 そんなこともあり(つまり盗掘防止のため)この林道は夜間通行禁止となっていて、 17時から翌7時までゲートが閉じてしまいます。 また夏のシーズン中はマイカー規制となってシャトルバスしか入れません。

 湿原は林道脇から遊歩道がついていてコース以外には入れませんが、約1時間もあればひととおり散策できます。 レンゲツツジ、アヤメ、イワカガミほかいろいろな植物が咲き乱れていますが、 ある一箇所には金網で仕切ったエリアがあってその中に一面のコマクサが見られました。 しかし、この状態の中ではなぜか感動的とはいえません。7月上旬でしたが丁度見ごろです。

 (2003年7月)
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