トンネル・その他の県編

「宮沢トンネル」

 長野県小諸市の懐古園から県道を約3kmほど南に下ったところにあります。 南側ポータルには小諸城大手門(瓦門)が飾られています。 地図によれば旧道と旧トンネルがあるようですが未確認です。

 さらに数百mほど南に下った佐久市との境にはちょっと無骨な2連のトンネルがあります。

 (2009.8.2)



「美和ダムのY字トンネル」

 長野県上伊那郡にある美和ダムの高遠町側、 ダムの堰堤を歩いて行くと歩行者用のトンネルがあります。 展望広場にいけるのですが中がY字に分岐していて美和湖の対岸の道に出ることもできます。 しかしその対岸の道というのは落石が多く、廃道寸前のようでした。

 上の画像のトンネル奥側から手前を見たものが下の画像。左側が堰堤。 そして右に進むと廃道寸前の遊歩道方向です。その遊歩道の先をさらに進むと 長さ200mほどの「こわくび隧道」があるとの情報をいただきました。
 (2004.5.2)




 そしてこれがその「こわくび隧道」です。

 美和湖の中央にある赤い神田橋(狭いが普通車ならなんとか通過できます)を渡って右に行き、 ポールに遮られたところから遊歩道を少し歩くと細くて真っ暗なトンネルに出会えます。 高さ制限は2.2mとなっていますが照明などはありません。
 (2005.5.1)
「新月居(つきおれ)トンネル」

 茨城県久慈群大子町、袋田の滝近くの国道461号線にあります。 旧道と月居隧道(下の画像)は新月居トンネル(上の画像)の上を交差するように存在し、現役です。 その証拠に、交通量が少ないにもかかわらず、信号機がちゃんと働いています。 直線トンネルなので普通であれば対向車が来るのがわかると思いますが、 延長270mと長いうえに途中退避場所もないためと思います。月居隧道は明治19年完成のようです。 内部は凸凹のままモルタルを吹き付けただけ、まるでミクロの決死圏で腸内を進んでいるようでした。
 (2003.9.7)






「折橋トンネル」

 長野県、R361木曽福島にある新地蔵トンネルの上の旧トンネルです。 しかしすっかりふさがれてしまっていて小野原からの道も廃道と化していました。 ここを右手に下りていくと林道折橋線になります。
 (2001.8.7)



「蛭窪隧道」

 長野県の有料林道である上高地乗鞍スーパー林道の白骨温泉と乗鞍高原の中間にあります。 約700mで、この有料林道では唯一のものです。
 2003年1月、このトンネル付近で雪崩が発生し、 白骨温泉の客が孤立するという事故がありました。
 (2001.8.7)



「妙義隧道」

 群馬県妙義荒船林道の碓氷郡松井田町と甘楽郡下仁田町の境目にあります。 短いトンネルです。林道そのものは未舗装でした。
 (2001.7.20)



「土合駅のトンネル」

 上越線土合駅の下り線ホームは地下深くにあり、 地上の改札口までは長いトンネルになっています。462段で標高差にして70mあります。
 かつて谷川方面の登山には上野発の夜行列車でこの駅におり、 重いキスリングを担いで登ったという懐かしいところです。上り線のホームは地上にありますが、 完全に無人駅になっています。
 (2000.12.2)



「屋敷山隧道」

 群馬県御荷鉾スーパー林道の塩ノ沢、下仁田ダム間(林道羽沢桧沢線)にあります。 長さは100m程度、岩盤をくりぬいたような形で、岩肌一面につつじの花が咲いているのが印象的でした。
 (2003.5.1)
「天神山トンネル(旧)」

 群馬県松井田町の国道18号から地蔵峠に向かっている県道渋川松井田線の国道近くにあります。 旧道は新トンネルを迂回するように曲がりくねっていますが、 トンネル部分はどちら側も板ッ切れでふさがれていて完全に廃道になっていました。
 (2003.6.7)






「三国トンネル」

 国道17号線の上越国境、猿ヶ京温泉と苗場スキー場間にあります。 標高1,084mに位置して長さが1,218m、 関越トンネルができるまでは群馬―新潟間で車が通れるのはここだけでした。 三国峠はこのトンネルの上にあり登山道にもなっていて、三国山も近くにあるのですが、 しかしホントの意味での三国(上、信、越)の境ではありません。
 (2004.7.25)
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