埼玉県の林道トンネル(U)



「持桶トンネル(旧)」

 県道210号線、つまり中津川三峰口停車場線の中津峡を行く道の仏石山トンネルと 持桶トンネルにはそれぞれトンネル脇に旧道があり、かろうじて通行できる状態になっています。
 持桶トンネル側にはこの画像のようなトンネルがあります。長さはせいぜい20数m。 石舟、または入舟トンネルとも名前はついているらしいのですが現場では確かめられませんでした。
 (2005.6.18)


「出合のトンネル」

 中津川林道(中津川)と志賀坂林道(神流川)の出合のトンネルです。 
 壁を破ったような短いトンネルで、この場所から左側直進方向に行けば中津川林道に、 そして右は雁掛トンネルを経て金山志賀坂林道になります。トンネル自体は厚いコンクリート壁で保護されています。 なお、中津川方面にはここからすぐのところにもう一つ出合のトンネル(長さ100m弱)があります。 
 (2000.11.11) 


「中津川の素掘りトンネル」

 中津川林道の平坦部分には出合から数えて4つほどのトンネルがあります。 そしてこれは一番奥の素掘りトンネルでなんともかわいらしい、短いトンネルです。 
 (2000.9.15) 



「中津川、大山沢林道入口のトンネル」

 中津川にかかる橋をはさんで向こう側にトンネルが見えます。
 通常は橋のこちら側にゲートというか立て看板のようなものがあって通行禁止状態になっています。 トンネル自体は短いものでその先は舗装された林道になっています。 「原生の森遊歩道」となっているので徒歩で入るのは良いのだろうと思います。 ちなみに林道終点にはアズマ屋付き広場がありました。
 (2000.9.15)  
「雁掛トンネル」

 中津川出合のトンネルから志賀坂林道側の八丁トンネルに向かって、短いトンネルを4本通過 した後、上野大滝林道の左下に分岐したところにあります。直角に曲がっているので進行方向から写真に収めるのは 困難です(この画像の反対側)。長さは約300mほど。明かりは蛍光灯が何本か設置されており 中間にはすれちがいのできるスペースもあります。
 このトンネルを出るとなんとなく寂れたニッチツ鉱山になります。(この画像は鉱山側からのもの)

 そして上の画像の向かって左手に下の写真のおまけがあります。 軽トラがやっと通れるぐらいの小さいサイズのトンネルです。 実はこの出口の向こう側にももう一つトンネルがあるのですが鉱山の敷地内のようで普通は入れません。 徒歩で失礼しました。
 見たい? 見たい人はこちら→です。
 (2000.11.11)






「六助隧道」

 中津峡側から雁掛トンネルに向っていくとトンネルに入る少し手前に左にやや下りていく ダート路があります。ここからが林道上野大滝線で短い素掘りのトンネルがいくつかあり、 「六助隧道」はそのうちのひとつです。姿かたちがとても気に入っています。 続いて「百合岩隧道」がありますが、どちらも20〜30mと短いものです。
 (2000.11.11)



「万右衛門一号、二号隧道」

 林道上野大滝線の百合岩隧道のさらに奥には二連の素掘りトンネルがあります。 扁額などは何もないのですが「万右衛門一号、二号隧道」というらしく、この画像の手前が一号です。
 (2002.7.13)



「天丸トンネル」

 林道上野大滝線をさらに登ると、ま新しい鉄の橋と山吹トンネル、 そして群馬県との境のこの「天丸トンネル」があります。 いずれも最近できたばかり(2001年)の立派なトンネルです。 環境にやさしいということか木材を使用した歩道がついていました。
 なお、上野大滝線の群馬県側にはもう一つ、太尾トンネルがあります。
 (2002.7.13)



「八丁トンネル」

 中津川渓谷から「雁掛トンネル」を抜け、小鹿野町に抜ける金山志賀坂林道の八丁峠にあります。 トンネルの小鹿野町側出口は直角に折れ曲がるので要注意!です。 その位置にはやや広い駐車スペースがあって、両神山への登山口となっています。
 (2000.5.4)



「二子山トンネル」

 小鹿野町の国道299号線から西秩父林道に入ったところにあります。
 以前、このトンネルを通過したときは特にこれといった特徴もないことから写真にも収めず 素通りしました。その後何かのテレビ番組で「歌うトンネル」であることが紹介されていました。
 なぜかというと、♪ある〜ひ、ある〜ひ、 もりのなか、もりのなか、くまさんに、 くまさんに、と歌うと、黄色い小文字の部分が、 トンネルから返ってくるのです。
 全長310mの中ほどに退避場所があり、その部分の壁が平らなため音はここで反射するのです。 こだまはちょうど1秒遅れぐらいになっています。つまり「こだまの返るトンネル」でした。
 (2005.6.18)


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