山梨県の林道トンネル(U)




「金波美(かなはみ)トンネル」

 秋山村から安寺沢に入り、 巌道峠に向かう途中の集落のはずれあたりに小さな橋を渡る形の林道金波美線があります。 すぐにダート路になり約2.2kmで金波美トンネルに着きます。1998年完成、174m、新しい。
 金波美峠をトンネルで越え、出口からは同じ秋山のゴルフ場側に下りられます。 秋山側は林道栗谷線へと合流します。
 (2001.2.18)



「大地峠トンネル」

 秋山村の上尾崎バス停から北側の富士東部(北)線に入ると終点の峠にこのトンネルがあります。
 1999年1月完成、192m、新しい。
 トンネルの出口側、つまり四方津側は砂利道で工事中ですが、 大地峠を越えて梁川町塩瀬から梁川駅前の信号までの富士東部(北)線につながる予定のようです。
 (2001.5.26)

「桜井トンネル」

 秋山村から上野原町に抜けるトンネルです。
 上の画像は旧道のトンネルで県道の金山入口からお寺さんに向かって急坂を登って行ったところにあります。 小さくて暗いです。約200m。
 下の画像は旧道をバイパスするようにして新しくできたトンネルであり、 「秋山トンネル」と命名されていました。約600m、高低差もなく道幅も広い。ですが、この先上野原へは 狭い道が続きます。
 (2001.2.18)




「雛鶴トンネル」(東側)

 都留市と秋山村を結ぶ県道のひな鶴峠にあります。
 といっても通常は「新雛鶴トンネル」で通過してしまいますが、 リニアモーター実験線の東の終点である車庫のようなところの裏手を上に登っていくと旧道になり、 峠のところにこのトンネルがあります(この画像は東側出口)。この峠道はクネクネしていますが 新トンネルによってあっさり抜けられるようになりました。
 (1997.9.7) 



「雛鶴トンネル」(西側)

 再度訪れたのですが、すでにゲートで閉鎖され通過することはできませんでした。
 (2001.4.1)



「鍛冶屋坂トンネル」

 都留市の谷村町から道志村に抜ける県道の都留市に近いところにあります。比較的新しい。
 この画像は道志に向かってトンネルを抜けたところから振返って見たものです。 右が旧道ですが歩行者と自転車専用となっています。そして左側が一回り大きい新トンネルです。
 (2004.12.11)  

「道坂トンネル」

 都留市から道志村に抜ける県道の峠にあります。 記憶によればこの峠はさらに小さい旧道のトンネルで越えたはずです。 しかもそのときは新トンネルの工事中だったと思います。
 (1997.3.29) 

「旧道坂トンネル」

 上の記憶を確かめるため、都留市側から上の画像の向って左手にある今倉山に登る道を トンネルの上に向って登り、記憶をたどって歩いてみました。 しばらくするとコンクリートで塗りこめられた旧トンネルの坑口に行き当たりますが、 トンネル入口までの通路は完全に消えて自然に帰っていました。

 反対の道志側からは新トンネル手前左側にゲートがあるので、 ここをくぐって約100mほど歩くことになります。やはり旧トンネルは完全に塗りこめられていて 「先入車優先」の標識がむなしくたっていました。
 (2001.4.1) 



「山伏トンネル」(旧)

 国道413号線、道志みちの山伏峠には山伏トンネルがありますが、 ここにも旧トンネルがあります。山中湖側からは現在の山伏トンネルに入る手前で右手にヘアピンでカーブして 旧道が続いていて、そこには廃墟になったドライブインとこの塞がれた旧トンネルがあります。 シャレた造りになってはいるものの今では荒れるに任せた状態です。中を覗いてみると物置になっていました。

 反対側、つまり道志側ですがガードレールの外側に旧道をたどることができます。 黄色いセンターラインがかすかに残っている道路の突き当たりには盛土で埋められた旧トンネルが見られます。 ともにすでに自然に帰りつつある状態でした。(中央付近が坑口です)
 (2003.12.7)






「・・・トンネル」

 葛野川ダム発電所のトンネルです。このトンネル手前、 つまり国道139号線から分岐したところを起点に県営林道土室日川線になっていますが 残念ながらこの先に柵があって抜けられません。代わって発電所側に分岐すると見学コース入口になります。 なお、ダムは揚水発電専用で上部ダムは上日川ダムになるとのこと。 つまり土室日川線で結ばれていることになります。
 (2006.6.10)
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